ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

TWO DOOR CINEMA CLUB “JAPAN TOUR 2017” @ 新木場STUDIO COAST

TWO DOOR CINEMA CLUB@新木場スタジオコーストへ行きました。カウントダウン除けば今年のライブ初め。トゥードアを観るのは約4年前の同じコーストでの単独以来――昨年のサマソニでは見れなかった(2日目行ってない)ので今回の単独公演を楽しみにしていた――のですが見事に出遅れ。自分が到着してからは“Cigarettes in the Theatre”“Undercover Martyn”“Do You Want It All?”はやらず…当然のように1〜3曲目の流れがこれでした。うがー。そこ見逃しただけで半分以上見逃した気分…。

着いた時の曲は知らなかったので多分“Bad Decisions”“Lavender”辺りだったんじゃなかな…友達が言っててたしかにと思ったけど、最近のTDCCはパッション・ピットっぽい曲をやってるんだなあと。序盤の大好きな曲が聴けなかったのは残念だったけどやっぱ超楽しかった!本編最後の“Sleep Alone”〜“I Can't Talk”も。アンコールの“Someday”も、そしてお待ちかね“What You Know”で大合唱、ベッタベタな流れでも最高!あー序盤見れなかったの本当に悔やまれるだけにまた見たいなあ…。

ライブ後に飲みに行った友人の後輩が元取引先の偉い人(何度か現場でやりとり)の息子で、それだけでも面白い繋がりなのに、10歳上の我々を唸らせる90〜00年代のJ-ROCK(と一部洋楽)の話が出来るやつですごく新鮮で面白かった。そのバンドを伝説的に言うとかこしょばゆい!ナンバガをそう言うのはわかる、けどCymbalsの評価の高さな…!

バスケやりたい。

高知旅行おまけ。旧赤穂城庭園と「忠臣蔵の町」赤穂の町並み〜徳島・阿波池田の「うだつの町並み」など

高知旅行おまけ。3連休のうち初日はひたすら西へ向かう日、3日目はひたすら東へ向かう日。その中でのちょっとした寄り道。本当は片道だけでも新幹線や飛行機にしたかったんだけど(その分旅先での時間を増やしたかった)ちょうど良いフライトがなかったんだよね…。

徳島・阿波池田の「うだつの町並み」




香川県高知県の狭間にある徳島県三好市の中心地・阿波池田。高知方面への乗換で降りるのも何度か目。割と待ち時間が長いことが多いのだけれど…、そこで「うだつの町並み」を歩く楽しさを覚えると、楽しい(国の文化財も多い)。三好市の中心地であり「やまびこ打線」で有名な池田高校が近くにあります。ところで阿波池田は住所が面白い。阿波池田駅は「池田町サラダ」にある。サラダ!?ちなみに今回行った高知県佐川町の住所も「甲」「乙」「酉」みたいな感じだった。

今回2日目の夜は阿波池田からバスで10分程の温泉宿に宿泊(泉質がツルッツルで良かった!)。3日目の朝は宿の前から路線バスがあってラクだったけど、行きは阿波池田の隣駅・三縄駅から徒歩20分程。山に囲まれた無人駅からそこそこ真っ暗で人が居ない道を歩く…なかなかこんなシチュエーションはない(昨年の戸倉上山田はまだもっと明るかった)…のだけれど、道中意外と建物自体は多く。旧街道感はあるなーと思ったのでまた歩きたい。

秘境駅土讃線坪尻


四国を代表する秘境駅スイッチバックあり。しかしやれ静岡が長いだの山口が長いだの言われるけど、個人的には土讃線、特に阿波池田土佐山田は本線の中では最凶クラスだと思います。乗換の接続の悪さに加えて電波状況が悪い区間も結構ある(琴平〜阿波池田間も本数が少ない)。土讃線は高知以西も割とゆっくりなので本当に来づらい…だがそこがそそられる。

忠臣蔵の町・赤穂の町並みと庭園巡り。

今回途中下車して寄り道したのは「忠臣蔵」で有名な赤穂浪士の町、赤穂。今まで何度か赤穂線で通り過ぎるたびいつかは降りたいと思っていた。18きっぷ期間じゃないと来づらい町なので、今回初めて降りて赤穂城まで行ってみた。国の史跡。大石内蔵助旧宅の長屋門などが残ります。

赤穂城庭園

本丸庭園




国指定名勝。赤穂城へ来たかったのはこの庭園が目的です。江戸時代初期、赤穂城と同時に造られた庭園。色んな大名庭園があるけど本丸にこうした池泉庭園があるのは実はあまり見ない。芝が枯れている季節に来てしまったのだけ残念だけど、山をのぞむ借景も良い。

二の丸庭園


本丸庭園と合わせ国指定名勝。この12月に復元整備がひと段落し公開が始まりました(奥の方はまだ整備中)。芝が青くなる春以降に来ればもう少しきれいだろうなー。また来たい。

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忠臣蔵の町・赤穂の町並み





赤穂城の城下町として古い町並みが残っています。海が近い地域でもあるので隣の坂越駅には港町の古い町並みがあるらしい。あと海の方に普段非公開の名勝庭園「田淵氏庭園」があるのでそっち方面はいずれ!

そんな赤穂の古い町並みにあったのが「ビートルズサロン『GLASS ONION』」。なにそれ超気になる。残念ながらこの日はお休み。これ見て「そうだ、ポールの最速先行申し込まなきゃ!」と思い出した。お店の概要はこちら

赤穂市立民俗資料館

明治時代に出来た洋風建築で、旧大蔵省赤穂塩務局庁舎とのこと。赤穂城から徒歩10分程度の距離。赤穂の町には城下町だけでなくこうした近代的な建物もある。


そんな感じで、徳島の阿波池田駅を7:57に出発、途中寄り道もしながら24:58に吉祥寺駅に帰ってきました。乗車時間約15時間。飛行機ならマドリードまで行ける。今までの最高は1日12時間ぐらいだったと思うので多分過去最長…。座ってるだけだけど、つ、疲れた…(ちなみに高知を5:42の始発で出れば17時間強で帰ってこられる。但しそれを逃すともうワープが必要)。今までで一番高知を満喫したとはいえ、もう1日滞在したいなと思ったし(いつか宿毛まで行きたい)、徳島も池田に泊まるんだったら脇町やいつか祖谷〜大歩危あたりを満喫したいし、通過した香川もまた琴平、観音寺(琴弾公園)、丸亀、坂出あたりで途中下車したかった。四国アウェーがあったJ2は楽しかったよ…。

という感じで18きっぷ期間終了につき旅行の予定はひと段落。なんか昨年秋ぐらいから色々行き過ぎて感覚が麻痺してきた…(近年ずっとそうと言えばそうだけど)。次は長居での開幕戦…と思うとなんか遠く感じるので、やっぱ鹿児島行きたいなあ。飫肥志布志、知覧、そして市内で仙巌園と旧島津玉里邸庭園。PSMの予定はよ!
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高知旅行②。土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線を巡る。北川村「モネの庭」マルモッタン、奈半利の町並み、安芸市土居廓中の町並みなど

土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の旅。

高知旅行後半。土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線編。目的は後述の「モネの庭」なのですが、初めて乗ったごめん・なはり線が楽しかった〜。全ての駅に駅名にちなんだやなせ先生デザインのキャラクターが設定されていて楽しい。各駅のキャラクター見てるだけでも飽きない、ごめんなはり線でした。



しかも駅標に描かれているだけでなく、モニュメントも!



後免駅から1時間程で終点の奈半利駅。どローカル線の終点にしては高架の立派な駅舎なのは、津波の避難用施設も兼ねているから。デッキからは海が望める(ごめんなはり線はほぼ海沿いを通っているので松原の景色が良い。あと地元の人の乗降客数も思ったよりは多かった)。


北川村「モネの庭」マルモッタン





奈半利駅から町営バスで10分。昨年岐阜県のモネの庭が話題になったけど、ここはフランスの本家「モネの庭」監修で造られた公式の施設で、高知県の中でも上位の観光客数を誇るとのこと。日本庭園ではないけど、高知まで来てこの「モネの庭」に行ってないって、なんか悔しい…!と思って行きました。

行った日は冬季休園(1月初旬〜2月下旬)前の無料公開期間…無料なのは花が散ったり枯れたりしてしまったから。それを覚悟の上行ったけど……町営バスの方に「もう殆ど花も枯れちゃってるから期待しないで」と釘刺されたけど、本当に絵にならない…(笑)しかもこの日は雨だったので全く人が居らず。まあ今回はほんと「高知で庭を巡ったのに行ってない」というのは悔しい、という想いだけだったので――今回に関しては行ったことに意味がある…かな…。また良い季節に来たい。ところで北川村の名産はゆず。「ゆずの里 北川」ってフレーズ…(笑)デュオのゆず好きにも有名なのかしら?
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奈半利の古い町並み





奈半利の町には登録有形文化財の古い建物が多く残っていて古い町並みを形成。奈半利駅からモネの庭までのバスの接続が良いので(ありがたい)かなり駆け足であまり遠いエリアまでは行けなかったけど…少し遠くて歩けなかった場所もバスで通った限り良い感じの石塀が残っていた。川を挟んで向かいの田野、その一つ先の安田にも文化財建築や古い町並みが残っているみたい。モネの庭共々また来たいなあ。

安芸市土居廓中の町並み


ごめん・なはり線の中心駅が安芸市の中心となる安芸駅。阪神タイガースがキャンプを張っている街…?ってことで、駅にはグッズコーナーが。あと安芸のゆるキャラはやっぱりやなせたかし先生だった。安芸駅から徒歩30分程のところに重伝建地区「土居廓中の町並み」があるのでそこへ向かう(駅にレンタサイクルもあった。意外と遠いので自転車借りれればそれが○)。


駅から土居廓中まで向かう途中にあるのが、明治時代に作られた時計でこの町のシンボルでもある登録有形文化財「野良時計」。それ以外にもこの辺から長屋門などが見られるようになり、もう少し先へ行くと「土居廓中」。重要伝統的建造物群保存地区で「安芸の小京都」とも。江戸時代は安芸城の城下町で、それを中心に形成された武家屋敷の町割が今も残る。




公開武家屋敷 野村家

安芸にはそれ以外にも岩崎弥太郎生家などの見所も。次回また来た時にはレンタサイクルしてそこまで行きたい。

ごめん駅〜後免町駅




そしてごめん・なはり線の始発駅、後免駅へ戻ってきた。この日の夕方、高知でBase Ball Bearのライブがたまたまあったのでそれを見たい気持ちもあったけど、結局古い町並みを選んでしまった…。乗る予定の阿波池田方面の最終電車まで時間があったので後免の町を歩きました。高知市電の終着点でもある後免の町。長い商店街とかもあったし、モータリゼーションの前はきっと阿波池田方面や室戸方面からの色んな人が行き交う町だったんだろうなあ…と思う。

今回の旅一覧。
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