ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

2005年を振り返る―生活編

2005年は生活が色々変わったので、その分色々なことがあったなぁと思います。1月一杯で仕事を退職。この頃はまだ…とにかく辞めたかった、それ以外の理由は無い。ぐらいのものだったので(笑)先のことなんて何も考えていなかったし、辞めれば時間が出来るからそれから考えようぐらいのもので。

いざ辞めてから考えると、タイミングを間違えただとか、こんな気分で、この程度の実力で辞めて、次まともに変われるのか?って色々考えたりして、まだ春頃まではネガティブな感じだったと思う。そう、"916"を見て"Please Mr.Lostman"で涙を流してしまうようなさ(笑)高1の頃に毎日聴いていた大好きな曲ですが…今になって色んなものがシンクロしたと言うか。昔の自分、今の自分。あぁ、変われてないなと(笑)

このブログを始めたのが2月、退職した次の日。元々2004年の末頃からやろうと思ってて(検索に引っ掛かり易くなるから(笑)個別の記事のページとか)、決して辞めたから始めた、んではないけれど、そういう縄が切れて多少なりともクリアな気分になってから始めようと思っていたからそういうタイミング。「好きなことをもっと書こう」と思って始めた部分もあるから、(改めて読んでも)あまり後ろ向きさは無い気がする。

春以降はお金と時間に任せてサッカー見てライブ見て。でも失業保険は待機の期間だったから減る一方で(笑)でもずっと何もせずに居て得るものなんて無いって分かっている(し、お金の減るペースが思った以上だった)から働こうとは思ってたんだけど、今年の最大の目標である「フジロックへ行く」がある上で、今から社員になっても有給出ないしそれまでどう繋ぐか。がこの頃のテーマ。

そして昔バイトしてたところで短期のバイトをした後、6月半ばから職業訓練校に通うことに。2月に辞めてから初めて職安行った時にもう募集が出ていて、カリキュラムを見て候補には挙がってたんだけれど…(LinuxとかJavaとかJSPとか)、まぁ最初はフジも3日続けて行くつもりだったからさ。土日休みでも月・金は授業となるとサボれないよなぁ、なんて思って。だから候補としては下の方。

まぁ7月後半か半ばぐらいまでのバイトをして、完全に他に何も無い状態でフジへ行こう…と思ってたんだけれど、「このバイトで7月後半まで繋ぐなら、フジへ3日間行けなくとも学校行って勉強した方が有益だなあ。元々(プログラムも独学だったから)基本を学び直したい、とは言ってたんだから。」と思い、受講することになったと。

で、入ってみると学校に通っている間は失業保険も交通費も支給されると。別に普通に学校通いながらバイトする気で居たので、「バイトするより1日もらえるじゃん」と思ったので…まぁ約半年間そんなぬるま湯な生活に陥ることに(笑)勉強はちゃんとしてたつもりですが、家では全くしなかったし後半ぐだぐだで…結果が結果なので僕は何も言えない(笑)

朝7時台に起きる生活も本当に新鮮だったし、電車で通学。みたいなものも新鮮だったし、明るい間に帰ってくる感覚も不思議だったし。集まっている人も…年はそれなりに近いけれどバラバラで。(前も書いた気がするけど)元々上下関係の無い年上と関わることが自然なものとしてあって、だからすごい居心地が良かったし楽しかった。この半年間で完全に体温を取り戻せたと言えると思います。

また東京に行こうと思ったのは6月後半頃。職業訓練が始まって次の週ぐらい。なので意外と早かった。元々またいつか東京行きたいなとは思っていたのですが…でも前の会社の頃は…東京行きたければそっちでもいいよ、的なことは言われていたのですが…でもクライアントが東京に集中しているから…絶対嫌だなあ、と思っていたのです(笑。その頃を知っている人ならその重さが何となく分かると思うけど)

そんでその6月頃ですね。自分は使っていないのですが、とある音楽系のWebアプリを知って…「ああ!こういうものに関わりたい!音楽に関わるWeb系に進みたい!」と思って。それはボランティアで作成されているものだったので、具体的に仕事となるとあまり考えが浮かばないものでもあった…と言うより、もっと厳しいもの、別物だとは思っていたのですが…探せばそれなりにあるぞ、と。

で、それって探してると全て東京の会社になるなんだよ(笑)だから、あくまで東京が先ではなく「やりたいこと(仕事)」が先だったんだけれど、でも結果的に東京だったと。でも「行くのは仕事が決まってから」と言うルールだけは決めて。音楽への情熱は確実にこの一年で再び高まったものだったのでどうにかなる気はしていたし、本当に決まってこっち来れてよかったと思う(あとは若さかな(笑)実際若い方が有利だしね…)。

実際に本格的に探し始めたのは試験後でしたが、元々スケジュール見て…ジュビロのアウェーゲームが11月23、26日に関東であるから、ここで家の準備が始められたらな、ってのは夏前から思ってたことだった。これだけ書くとすごい計画的なんだけれど、でも結局面接も1度しか受けに来なかったし、部屋も1つ見に行ってそこで決めているので…まぁギリギリだったなあ、とは思うけど(笑)でも今良いリズムになりつつあるから、良かったな。

そういう意味では、スタートこそネガティブなところから始まっている(し、結局なんかずっと寂しい寂しい言い続けている(笑))けれど、例年になくやはり充実した年、良い年だったのかなと思う。年を取るごとに1年が早くなっていくのは僕自身感じているけども、昨年と比べて書けることが多いもの。来年どうなるかはわからないけれど、1年前と比べて生活の中に良い刺激がありふれているので…あとは自分自身だよね。

なんか頭で考えるとどうしても斜めに考えてしまう性格はあまり変わっていないので(最近で言うと、「なんでこんなにFishmansが盛り上がっているのか。絶対そんな受け入れられやすい世界観じゃないと思う。本当に解釈してんの?」とか言ったりしてたのだが(笑)、結局僕は行ってないからなあ)、なるべく動きが先に来るようにしたいと思う。

個人的には浜松と比べればこっちの方が動くことがリアルなんだよね。勿論、浜松の方が動くことに対してリアルな趣味ってあると思うんだけど(車とかサーフィンとか?)僕はやはりこっちの方が過ごし易い。と、面倒なことが増える一人暮らしながら感じている。別に東京の雰囲気が嫌で離れたわけではなかったしねえ。ただまだこれからだね、まだスタート。本当に、1年1年年と共に積み重ねていかないと…。

7月頃からは毎週週末はライブの為にどこかへ行き、同時にサッカーへも足を運び、秋の朝霧の後には試験勉強、就活、引越しと続き…久々に何も予定の無い週末を過ごせたなあ、と感じたのがクリスマス(笑)本当にでも一段落したなあと思う。本当にこんなに「プレステ2やりてぇなぁ」と思ってもやろうと思えない時期は買ってから初めてだったな。時間のあった年の初め頃は結構やってたけども。

しかしこの一年の中で一番自分の人間性の中で転機になったのは、7月半ばにボランティアとして参加したap bank fes'05だったと思う。2005年に行った他のフェスとは立場が違うけれど、それだからこそ刺激が大きかった。終わった頃言っていた「絶対来年も(ボランティアとして)参加したい」と言う部分は…今はもうちょっと薄れて来ているけど(笑)、でも本当に大きな刺激だったのは変わりない!

正直、自分がここまでオープンになれる人間だとは思わなかった…まぁ…AB型だから、ってわけじゃないけど、自分には二面性はあると思っているし、もっと変われる、もっと自分では分かってない自分がある、僕はまだ自分のことが分かっていない。って気は常にあるんだけれども、でもなんか本当にボーダーラインを越えた瞬間を感じた。ま、僕はお金の話が好きじゃないから、お金が掛かってないボランティアって立場も大きいと思うけど。

当時の日記だとゴミの話を中心に熱く語ってた気はするけど、でも今思えばやっぱ一番大きかったのは自分の内面に対してだと思う。年下が多かったのもあり、ちょっとほんともっと大人らしい性格になっていかなきゃと。なれていないですけれど(笑)、でもそれ以前と比べてまたコミュニケーションの大切さのまた違う側面を見たし、人への距離感や臆病さはかなり変わったと思う。本当にいい経験でした。

まぁ夏以降、勉強に全く集中力を欠いていたり、それなりに揺らいでいたり、ずーっと上、上で居られたわけではないけれど、まだその辺はガキなんだろうなあ(笑)まだ自信や余裕の無い部分があったのだと思うのですけれど、その辺は…日々過ごしていく中で少しずつ成長していきたいなという、今後もずっと続く課題かな。トータルで見てみればやはり変化のあった年だと思います。

…なんか大したことじゃないことを何度も同じことを書いちゃ生んだけれどね。だからいつもまとまらないんだけど(笑)とりあえず目標だった「フジロックへ行く」は達成されましたし、現時点で無事給料もらえる生活が出来ている且つ自分の通りたいと思った道を通ることが出来ていると思いますし、今後どうなるかわからないけれど…本当に、こんな時期は絶対来ない、そんな一年だったと思います。

でも、素晴らしい1年だったと言えるかどうかは、これからの自分次第。そう言えるようになるよう、過ごしていきたいなあと思う。

    • -

さて。2006年へ向けての話。昨年の生活上の目標であった「フジロックへ行く」ですが、多少音楽の話をかぶってくるんだけど…行った直後は「3日間通して行きたかった」なんて書いておりました。しかし実際のところ…2006年に関しては昨年程行くぞって気持ちは全く無いです。昨年は本当に時間的に恵まれていたし、その為に過ごした年だったけれど、今後はそうもいかないだろうと。

再就職するにあたって考えたことの一つとして…勿論衝動として、思いとして「音楽に関わる仕事がしたい!」と言うのはあったにしても、こういう職種へまだ進もうと思っている以上(こういう職種だけの話ではないけど)、「仕事でフェス行けない」「フェス中にトラブルの連絡」その他諸々の状況は十二分に考えられるぞと(笑)実際2004年の朝霧や…その他全てのサッカー観戦、ライブの時はそれに怯えながら過ごしましたし。

そういう意味では、「例え仕事が理由でそういう場へ行けなくても、自分にとって重荷にならない、嫌気が差さない、好きなことを仕事をしたい」と言うのがあったので、今の仕事を選んだような感じ。本当に野外音楽フェスと言うのは素晴らしく最高な空間ですが、それの為に1年を過ごしていくような人間にはならないつもりです(笑)勿論行きたいと思うものへ行けるにこしたことはないですけれどね。

2005年(その前の年末から)は、元々執着心が弱い僕なりには比較的「縁ってあるもんだな」と感じた一年だったと思います。縁と言うものを信じられるのならば、遠い未来であってもまたいつか言葉を交し合えることがあるんじゃないかと思うし、その時まで充実した生活を送ってより良い人間になってゆくことだなって思います。まーそんな強がって遠い未来とか言うよりは全然近い未来の方がいいけどね(笑)

そんな感じで2006年の目標としては…まず最大の目標は生活の安定。そして健康維持、精神的な自立、仕事の充実(スキルアップ)。そんな風に全体的に人として成長。と言う感じなのかなー。すごい大雑把なんだけれど、仕事〜生活の流れが最重要だと現時点で思っているので、こんな書き方になってしまう。

でも、そこからどれだけ「自分の好きなこと、自分のしたいこと」に昇華していくかが結局更にその上の最重要課題(課題でもないけど)なんだろうから、上の方にも書いたけど頭で考えて動かなくなる前に(笑)どんどん動いていきたいなとは思う。でも(好きなことであっても)そんな忙しなく動ける人間でもないので…本当にゆっくりゆっくり。楽に楽に。健やかで安定した毎日を(笑)

あとは年末のCDJの日記に書いていた「来年のフェスは彼女と行くのが目標」ってやつですね。これがまた、フェスに行かないと思わない話なので…(ライブやサッカーや普段の景色の中では殆ど思わない)。なんか、ちょっと前まではずっと早く断ち切りたいな、忘れたいな、って思ってたけど、なんかもう最近は自分の生活とどうなりたいかがちゃんとしていれば…なあなあでいいかなと思えてきてしまっていて(笑)

でもあんまりそれじゃ成長も無いなーと思うので、やっぱ今年はそろそろ恋愛…ってよりは…心揺さぶられる日々を過ごしたいね。良い刺激を受けながら進みたい。あ、でもそれは今の生活がもっとちゃんとしてから(笑)そんなことを考えたりする、今日この頃。結局のところあんまりそこの部分のウエイトは(始まらない間は)高くないので、うーん数ヶ月後の自分が恋愛しているイメージは全く沸かないなー。

…きっと恥ずかしくて書いてらんないけど、それでもこんな状態ならば一度恋愛観を文字として残すべきなのか。とすら思う(笑)うーん、書くとしたらせめて一つ年を取る前にだなー。ちょっとそれまでに過去にそういうことを書いたことがあったか、今まで書いてきたものを遡ってみようかと思う…。

そんな感じで…2005年は良い年だった、2006年はもっと良い年に!ってことで。否が応でも年は取り続けるんだ(笑)、一つでも若いうちに、老け込む前に、後悔の無いように。出来るだけ向上心を持って動いていきたいと思う。寂しくても誰も迎えに来ないし、迷子の知らせのアナウンスは掛からないわけだから、でも行こう、生まれ変わる朝が来た!と言うわけです(笑)

2005年を振り返る―音楽編

↑ここまでが思った以上に長くなりました…。

さて、2004年後半のライブ熱が冷めやらぬまま。そして2005年1年の生活上の最大目標でもあった「フジロックへ行く」へのモチベーションが保たれたまま。そしてそして失業中(で学生)と言う時間とお金のおかげで。2005年は人生史上最もライブへ多く行った年となりました。必然的に「ライブのあるアーティスト」の音を多く聴いた1年となりました。

CDに関してですが…「ライブのあるアーティスト」の音は大抵(頑張れば)レンタルにあるので、ここ2年間と比べて多分買ったCDの数も落ち着いたと思うし、注ぎ込んだ金額も少なかったと思います。ただまぁライブが圧倒的に増えたので音楽トータルの出費に関しては確実に増えていますが…。

そんな2005年の個人的ベストアルバムは以下の2枚。ついでと言うかなんと言うか、bounceの「2005年、私のベストはこの一枚!!」にもトラバ。

  
[左] Date Course Pentagon Royal Garden "Musical From Chaos"
[右] トルネード竜巻 "ふれるときこえ"

甲乙付け難いので2枚。今年は前半はDCPRG、後半はトルネード竜巻と言う年だったなーと思います。でも2枚に収まるんだから少ないんだけれど、アルバムそのものを聴いている量が例年通り少ないので…。今年もiTunesの中の曲をシャッフルで聴いて、外には好きな曲だけ選んで持ち出して、と言う音楽生活。ただ秋以降iTunesを聴けなくなった(Macが壊れた)影響があり、例年と比べて多少…充実感は足りなかったかもしれない。

"ふれるときこえ"はそんな秋に買ったアルバムだったからずーっと繰り返し聴いてたって部分はあると思います。それが無くても今年の後半はトルネード竜巻って感じではありましたが。この二組に共通するのは…「わかりにくくてわかりやすくて、ちょっとディープでちょっとポップで、かっこいい」感じでしょうかねー。

今年良く聴いた印象のある、または大好きだった10曲。

Date Course Pentagon Royal Garden - 構造I
Date Course Pentagon Royal Garden - Circle/Line〜Hard Core Peace
トルネード竜巻 - パークサイドは夢の中
トルネード竜巻 - 恋にことば
The Miceteeth - 夏の記憶
The Miceteeth - Please, Please Take Me Down
Special Others - BEN
Special Others - random
菊地成孔 - Samba de Coulors, avec Kahimi Karie
bonobos - Mighty Shine, Mighty Rhythm

2003年みたく(ほぼ)1アーティスト2曲ずつになっちゃった。なんだろう、誰かにCD作るとしたら入れるなーって曲達。前半は本当にDCPRGが5曲って感じだったけど…まぁもうちょっとバランス良く(笑)曲聴いてるトータルタイムではやっぱ今年一番はDCPRG。"ホー・チミン市のミラーボール"も前半はこの2曲に匹敵するかまたはそれ以上の勢いで聴いていたしね。

その他誰かに作るとしたら入れたいのはCopa Salvo "I Want A Chance For Romance"、Sigur Ros "Glosoli"とかかな。ただ前半に沢山聴いてたStars "Set Yourself On Fire"とかMiceteethでも"ネモ"とか、聴いてたこと結構忘れているんだよね。Your Song Is Goodの"Good-bye"もそう。これが2005年の後半1/4iTunesが動かせなかった弊害じゃないかと。

あと、Mr.Children "ランニングハイ"、Bump Of Chicken "プラネタリウム"、フジファブリック "虹"等、この辺のバンドでも結構ハマった曲があったのが戻ってきたなーって感じ(ちなみに1月の段階で一番聴いてたのは、Going Under Groundの"センチメント・エキスプレス"とバンプの"Guild"という、なんだか暗い感じ(笑)あとピロウズの"その未来は今"とか)。

そうか、一月の段階では曽我部恵一がもうかなり最上位に近い位置だったわけだから、本当に1年経つと色々聴いていると思います。曽我部は春以降結局見る機会がなかったからなあ…。全体としては今年は「ジャム系音楽にハマったな」って意識がすごく強かったから、10曲挙げるとしたら、または1枚アルバム選曲するとしたら、こんな感じになるんだろうなぁと思います。

…でもね、やっぱここまでこっちに戻って来るとは思わなかった。ってぐらい、今年は…ロッキンオンジャパンな音楽を聴いたなあって思う。元々そういう人間だから久しぶりの人と話すと、やっぱ僕ってそういうイメージだと思うんだけれど。でも2005年は本当に戻って来た特別な年だっただけで…2006年はまたちょっと背伸びした大人らしい音楽に戻りたいなと!(笑)

ああ、でも多分2005年も最初は…ちょっとジャズに行くのかな、ってずっと思ってたけれど(エゴ聴いて、Soil&"Pimp"Sessions聴いて、菊地さんのソロアルバム聴いて、マイルス借りてーって頃)、あんまりそっち行かなかったな。春以降、ライブへ行く予定のあるアーティスト中心に聴くようになったので…遠ざかってしまったなぁ。プレイリストででもジャズっぽいの沢山入れ込んでた気はするんだけど、覚えてないんだよなー。

基本的に僕は音楽も背伸びをして聴くので、例えば高校の頃のギターロックの話でも…バンプが"The Living Dead"出した頃に…ブッチャーズとかディーパーズにハマる。みたいな(笑)そもそもスカパンクとかのライブへ行って楽しいと思ったのも周りが年上だったからかもしれないし、年上の人が音響・テクノ行ったら自分もそっち、みたいな感じだったもんなあ。

その後渋谷系ネオアコへズレたのも、同じ世代の聴き方はしないって言う背伸びだったんだろうし、そこからボッサやソフトロックへ流れたのもちょっと背伸びした感じ。そっか、2005年初め頃はバカラックも結構聞いてた気がするんだけど…今となってみると全然そんな感じがしないんだよね、忘れてる。そうなるとやっぱ1年って長いな、色々聴いているなって思う。

なんかさ。ジャム。とか、フリージャズ。とか言いたいお年頃だったんだよね、2005年は。でも高校生の頃ならともかくこの年齢になると詳しい人ゴロゴロ居るから、そうでもなくなってくるなーと(笑)うーん、僕はそこまで語れないからとりあえずやっぱギタポ〜ネオアコ〜Siesta系かなぁみたいなところはある(笑)とりあえず2006年はまたRO系とは距離を置くんじゃないでしょうか(2005年と比べると)。

…でも春先に期待して買ったゴメス及びタヒチ、リアルタイムで動く数少ない大好きなギターポップバンド2組のアルバムが…正直そこまでグッと来なかったと言う。同じタイミングで買った、これも待ち焦がれていたNew Orderも…それなりには聴いたけどでもそこまでグッとは来なかった。ので、やはりどうしても…新しいもの、新鮮味に刺激を感じるのかな、と思う。とすると、2006年もどうなるのかわかんないや。

10曲の中の1番は"Circle/Line〜Hard Core Peace"と"パークサイドは夢の中"の2曲。Circle/Lineはトータルタイムでも回数でも(その曲の素晴らしさも)一番でしょう。最高過ぎる。でもやはり日本語の歌詞って特別な気持ちが入るもので、そういう意味で"パークサイド"は並んだ。並べたくなるぐらい、大好きな素晴らしい曲だと僕は思っている。何度も書きましたが、2005年のベストJ-POPシングル。

あと上に挙げる中には入らなかったんですが…音楽(曲)と自分の生活の中で刻まれた景色が一番シンクロしている曲と言うのが1つあって。それが、かせきさいだぁの"冬へと走り出そう (Another Version)"。今この曲を聴くと本当に学校に通ってた頃の記憶が蘇る。2005年の夏〜秋、自転車に乗って沢山聴いていたからなー。他にも当時聴いてた音楽は沢山あるんだけれど、でも何故かこの曲なんだよね。一番ぶわぁってなるのが。

そういう意味では「もうあの道を自転車で通うことも無いし、あのサークルK杏林堂や浜信へ行くことも無いんだな」と言う、寂しさを思い起こさせる曲。22にもなってまさかこんな学生の立場で夏を過ごせるなんて、思いもしなかったな。まぁ学生らしい甘い話は僕には無かったけどさ(笑)「冬へと走り出そう いつか来た道を通って」って言う何気無い…普通の生活にありふれたフレーズなのも良いのだ。

他にはグループ魂とかtobaccojuiceの"ガーベラ"とか、本当に2005年も大好きだった曲は沢山あります。2006年はどんな音楽を好きになり聴くのだろう?1年は長い。と、聴いた音楽を思い出そうとすると、思います。長く感じられるような1年を過ごせることが出来たらよいなーと思います。

2005年を振り返る―ライブ編

音楽編に一緒に書いてしまうつもりだったんですが上の量が思ったより多くなったので別に書くことにします。今年は46回ライブへ足を運びました(ライブリストの件数。なので朝霧フジサマソニは2回ずつカウントしてる)。2004年までに運んだ合計回数近い回数、1年で足を運びました。1月の段階から有給消化で行き始めて、学生と言う立場と失業保険をもらいながら…お金と時間に任せて。

都会の人に比べたら大したことない回数かもしれないけれど、浜松人なりには多い数字だと思います。…遠征してしまうようなツワモノを昔から知っているから(笑)お金の話は出来ないんだけれど、でも本当に2005年は注ぎ込んだなーと思います。2006年はもう絶対こんなに行かないし、お金掛けない。後にも先にも人生史上最高回数ライブへ行った年になると思います。

今年良かったライブ。

■ワンマン編
01. Date Course Pentagon Royal Garden @ 渋谷クラブクアトロ
02. Potshot @ 名古屋ダイヤモンドホール
03. フジファブリック @ 浜松FORCE

■イベント編
01. 朝霧JAM'05 @ 静岡県朝霧アリーナ
02. Rock On The Rock'05 @ 三河湾リゾートリンクス駐車場
03. FUJI ROCK FESTIVAL'05 @ 新潟県苗場スキー場

何だろうな、イベントはまた絶対来たいと強く思った度合い順かな。念願のフジよりRORの方が上ってのも微妙だけど…(笑)ワンマンは―ちょっと沢山行き過ぎたと感じていて難しかったんだけど、そんな中パッと出て来たのがこの3つ。DCPRGは文句無し、Potshotは思い入れ的に。フジファブリックは記憶が新しい分、かな。1月の曽我部@静岡なんかも上位でおかしくないんだけれど、もうあの時の新鮮な感覚を覚えてないので。

2005年一番多い回数見たバンドはbonobosの7回。こんなこと全く予想していなかった…まぁそもそも全体でこんな回数見るとも思ってなかったけれど(笑)なんでbonobosをこんなに見たのかと言うのも不思議なもので。本当に、タイミングが合ったから。だと思う。最初行ったのも有給と切符消化の為と馬券換金の為だし(笑)、2度目もたまたま東京へ行った時に合った。浜松へ来たのも縁と言うかね。

それでも元々好きだったし、日本のリアルで動いている好きなバンドって僕にとっては少なかったし。で、最初見た時から…結構スペースがあって(笑)ライトな感じで、ゆったりしていて、踊れて。だから丁度良かったんだよね。それで自然と入っていった感じ。まさかこんなFishmansを引き合いに出されるだとか(そもそもFishmans再評価がここまでされるとも思ってなかった(笑))、"Thank You For The Music"がアンセムになるだとか、思ってなかった。

一番良かったのはやっぱRock On The Rock'05。今思うと"春の嵐"を春に聴いたのはこの時だけだったし(笑)雰囲気にしてもパフォーマンスにしても突き抜けていた気がする。最後の"Mighty Shine〜"は今思えば奇跡的な良さだったのではないかと。…と言う書き方だとそれ以降のパフォーマンスに不満があるかのようなニュアンスに見えなくもないかな、と思いつつ(笑)でも本当にこの時はボノボもイベントも良かったんだよ!

まぁ、夏以降全くボノボ見なかったからねえ(これは自分の予定とタイミングの問題もあるけど)。多少それで「なんでこんな見たんだろう」とか思ってしまったんですが、カウントダウンジャパンの年越しで8月以来のbonobosを体験したら、なんやかんや言って2005年一番回数見たバンドだな、と思いました。楽しいもんね。1月のワンマンは2日間とももう売り切れていて行けなさそうですが…。名古屋は余ってるんだけどなあ(笑)

2005年を振り返る―サッカー編

今季スタジアムへ足を運んだ試合は40試合。昨年が43試合なのでそんなに変わらない。昨年と比較してライブへ足を運んだ回数が非常に多くなったのでその分サッカーは減ったのかと思うと、実際はそうでもなかった。ま、結局は今年は時間があったと言うことですね。今年は初めて磐田のシーズンシートも購入し、春先は平日の試合も全部足を運びました。初めて練習グラウンドまでも行ったっけ。

ただ足を運んだ回数こそそう変わっていなくても、やはり気持ち的にはライブに偏っていたのもあるし、シーズン当初から…正確には前年度の天皇杯の時から結構指揮官に対して批判的な視点であったので、あまり気持ちは入っていなかったかなと思います。シーズン終わってみて結果も中途半端なものだったので…スタジアムに足を運び始めて5年目で、まぁそういう年だったんじゃないかな、と。

ベストゲームは…5/11のACL深セン戦かなー。次点が5/1の柏戦と11/12の千葉戦ですかね。ベストゴールは…5/11及び11/12の太田のゴール。両方とも専スタで、目の前寄りでのゴールだったり、あとは試合自体が良かったからその中のゴールで気持ちが入っていた、と言うのがあります。別に映像で見たらそんなすごいゴールじゃないかもしれない。

個人的今年度MVPは前田。元々ずっとポテンシャルは高い選手だと期待していましたが、ようやく2005年はグラウとのぎくしゃくコンビから解放されて(笑)素晴らしいパフォーマンスと運動量を見せてくれました。映像だけ見て良いゴール(良いプレー)ならば、多分前田が一番多いと思う。来季は更に軸として活躍してくれるのでは、と期待しております。まぁ不安なのはうちの指揮官が結構あっさり前田を見切ることが多いこと、かな…。

でも改めてリスト眺めてて、しょうもない試合が多かったなって思う(笑)元旦天皇杯の感想はこっちにはアップしていないんだっけね。正直今年も…結局監督がこのままでは成績が良くなる気がしていないし(笑)、こっち来てしまってシーズン通して見ることは出来なくなるので、2006年は2005年以上に気持ちは落ち着いた感じで見ることになるのだと思います。

さて、2006年について。東京へ来たのでスタ、チームが多い分もう選び放題ですね。ガンガン見に行く予定です。味スタ、国立を中心に「良さそうな試合」に足を運びたいなぁ、と。首位攻防戦とか上位対決とかね。味スタ、国立と並んで等々力は安く行けるのでそれなりに足を運べそうな感じだし、あとはカード次第で埼スタフクアリ横国も行けるかなーと。

ジュビロは関東の試合は出来るだけ行きたいけれど、2つ落ちちゃったからなー。こう考えると、柏が落ちたのは予想外だったかも(笑)来る前は「多分結構試合見に帰ってくるから。」と言ってましたが、チーム状態を考えると…あんまり帰らなさそうだなあ。でも多分良いカード、特に鹿島戦は絶対見に帰る。あとは18きっぷ使える季節の試合とか。

あ、あとJ2は勿論として、JFLやユースの大会や年代別代表の試合もタイミングが合えば見に行く予定。普通にヴェルディの試合は結構足を運ぶと思いますし、J2の上位対決とかは下手にJ1の中下位の試合よりも面白いだろうしね。西が丘でやるらしいから、それはすごい楽しみだなあと…。西が丘や武蔵野陸にHonda FC来るでしょうし、それも楽しみ。

…でも、やっぱ出来るだけ思い入れの出来る試合を見たいよなー。中立な立場で良い試合見るよりも、そっちの方が楽しいもの。やっぱジュビロに頑張ってほしいな。逆に残留争いとかしてくれれば思い入れを強く持って試合を見られるのかな、なんて考えてしまった(笑)昔みたく「東スタ(味スタ)でとりあえずアウェーチームを応援する」みたくなれればそれなりに楽しめるんだろうけど。

せっかくなので僕の個人的W杯見解なんてのも書いてみようか(丁度「朝まで日本サッカー応援宣言」を見てたのです)。今のチームは02年のチームより(個人個人の技術面でも)上だと思っていますが、それでもGLでの相手は前回大会よりも確実にどれも強い。となると、幾ら強くなっていても、周りも強くなってるってことで…GL敗退が一番オッズ低いかなって思う(笑)別に今更ジーコ云々ではない。相手が楽じゃないってだけ。

コンフェデのブラジル戦、04年のアウェーでのチェコ戦とイングランド戦を考えればやっぱ日本って強くなってると思うんだけれど、ちょっとこの間のホンジュラス戦やウクライナ戦がだらしなかったので…今はどうなのかって言うと難しいのかなと思う。04年、05年と対戦しなかったアルゼンチンともう一度大会前にやってほしいなあ。あとどれだけ強国と出来るんだろう。

今個人的に23人挙げるとしたら、GK川口、楢崎、土肥、DF宮本、中澤、田中、坪井、アレ、加地、駒野、○○、MF中田英中田浩、稲本、小野、中村、福西、小笠原、松井、FW高原、久保、大黒、柳沢。坪井は今そんなにパフォーマンス良いとは思わないけれど…あとは松井と遠藤とどちらか。まぁ人数バランス的にはこんなものかなと。○○は4バックならSBの選手、3バックならストッパー。SBよりはもう一人対人に強いDFが欲しい感じ。

あんまりこの選手を新しく入れてほしい!みたいなのが無いから(競争は良い事ですが、とっかえひっかえは良くないので(笑)でも、十分だよね。これで玉田も大久保も阿部も今野もアツも入れられないんだから)、今の代表ではお馴染みの顔ぶれって感じ。皆無事に行ってくれればいいけどね。個人的に一つ足りないとすれば…カウンターでとにかく突っ走るドリブラーみたいな選手かなあ(松井はちょっと違うイメージ)。

あー、あとサッカーやりたい。昨年学校でやってて本当に楽しかったからなあ。草サッカーとか、フットサルとか、何かそういう縁が無いものか…。2月に始めたリフティングは最高150回ぐらいかな。最近はあんまり回数続けてやっていませんが、休日の午前中に近くの公園でリフティング出来たらいいな、と思ってます。そんな感じで、W杯と共にサッカーを深める年にしたいですね。