ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

Rock On The Rock'06 @ 三河湾リゾートリンクス駐車場

愛知県は三河湾沿いの吉良町にて行われた野外フェス、Rock On The Rock'06へ行って来ました。昨年に続き2度目の参戦。昨年「最高!次も絶対行く!」とか書いておいて、更に昨年楽しかった野外フェスでもフジロックサマソニより上位に上げておきながら…まさか1年前は1年後に東京で暮らしていると思っていなかったので、金銭的な部分含めて行くことに決定したのはようやく開催2週間前。金曜の夜に最終の新幹線(ひかり)で地元浜松に戻り、実家を基点にして今年も参戦。近い近いと思いながら、家から2時間半掛かるのだから思ったより近くはないんだな、と思ったり(笑)

朝は7時頃起床したのかな。せっかく久々の実家なのに、最寄駅まではダッシュで自転車漕いだ。いつも通りと言えばそうだ。ギリギリでいつも生きていたいから、さぁ。8時56分に浜松駅に到着。帰ってきた後や翌日早朝では東京戻りの新幹線のきっぷを買えないなと思っていたので、この日金券屋で新幹線のきっぷと、蒲郡までの片道(通常950円のところ910円。どうしてもこういう節約したがる)を購入。9時10分の豊橋行きで西へ。豊橋で新快速に乗換え。

次の蒲郡で3分間で乗換るとスムーズに行けるのだが、それを逃すと次は30分後。万全を期す…と言う程でも無いが、車掌さんに「どのドアから出ると名鉄蒲郡線にスムーズに乗り換えられますか」と確認し、そこで降りたら正にスムーズに乗り換えられた。良かった(5号車だったかな)。最初は「あれ?蒲郡駅ってこんな新しかったっけ?」って思って焦ったんだけれど、すぐにわかってよかった。そういや、蒲郡付近の路線と駅を前から改修していたっけね。

電車に20分程揺られ、会場の最寄駅の三河鳥羽駅。10時半到着。来る途中にとある音楽フリーペーパーを読んでいると昔の知り合いで、今フリーライター/レビュワーの方の名前があって驚いた。頑張ってるんだなーとか。その流れで上にも書いた「まさか1年前は〜」なんて話を思ったりしていた。駅から会場まで徒歩20分。昨年も歩いているので迷うことも無く歩いていたら、15分ぐらいで着いた。でもこの雲一つ無い天気のおかげでもうこの時間帯から暑くて、到着したら疲れが…。

それにしても僕が開演前に会場に到着するなんて本当に珍しい!!!(笑)今回一緒に行こうと話していた友人は(と言うか何人か誘ってたんですけれど結局来てくれたのは一人なんすよ。本当に人望無いよ僕は(笑))、浜松よりも幾つか西側の駅なので…そして僕よりも早めの行動をする人なので、多分先に行ってるかもな〜なんて思ってたんですが、「寝坊で遅れます」と連絡があり最初は一人で過ごしてました。まあ昨年もそうだしいつものことなので戸惑いはせず(笑)

f:id:airgyan:20060525011744j:image駅から会場へ進んで、だいぶ会場に近付いたところで右へカーブを曲がると、それまで山の中の何も無い細い道…と言う感じだったのが急にこんな景色が広がるんですよ。昨年は遅れて行って「マイスティース聴けないかも!」なんて思って走ってたんだけれど、これで更にテンション上がって走ったっけ。なんて思い出す。昨年はこの景色が広がったと同時に、いきなり大きな音も聴こえ出したんだよね。"Brwon"だったかなあ。今年は開演に間に合ってるから別に急ぐこともなかったけれど…それでもいきなりこの景色が目の前に飛び込んでくると、テンション上がる。

f:id:airgyan:20060525012010j:image昨年の時点では荷物をその場に置いてどっか行く、とかそういうことをする勇気が無かったのだけれど、今年はこの後友人が来るしーってのもあり、メインエリアであるRock Fieldの前方左手側の柵沿いへ。昨年この辺で座って飯食ってて、あの辺だったら今日も空いているだろうし邪魔にならないんじゃないかなと思い。あまりに良い天気なので早速アルコール入れて、あとは今年から出来たBeach Fieldを見に行ったりしながら。この画像はBeach Fieldの画像。昨年はここ草むらだったはず。ステージ自体は本当にアコースティックセット用って感じ。

11時からトップバッターのBagdad Cafe The Trench Town。昨年"Everything"を借りたのが初聴で…その時はあんまり好きじゃないなあと思っていたんですが、今日のメンツの中では…こういう編成って他に居なかった、と言うかホーン隊がこのバンドだけだったですよね。なんかやっぱ最近はライブではホーンがあるバンドが好きなんだな、って思って…今考えてみると、今回一番良かったのはBagdad Cafe〜だったかなぁって気がする。"Night Session" "One Love" "Everything"など。7、8曲ぐらいかな。朝一にこういう音は良い。

休憩時間中、物販でオフィシャルTシャツ買いました。昨年は買わなかったけれど、今回ははるばる来たので…せっかくだから。今回、昨年通っていた学校でクラスメイトだった子も行くと言うようなことを言っていたので、来てんのかな〜とか思ってメールをしたら、なんかかなり近い場所に陣取っていた。物販から元の位置に戻ろうとしたら向こうが手振ってたので「あー!」と思って。半年ぶり。乾杯。友人が来るまで昔?話などしておりました。あと、僕はビニールシート持ってなかったので貸してもらった。ありがとうござしましたでした。

12時過ぎ、友人が到着。って、そう言えばこっちも半年ぶりか(フジファブリック@浜松の週末以来?)。よくメールをしていたからすっかり忘れていたよ。本人にも言ったが、一年前と比べて男前になった気がする。そして相変わらずのハードワークで?目が悪くなったらしくメガネを掛けていたのだが…何度も「僕はメガネ掛けないぜ」なんて話を書いていますが、うーんこの人はメガネ似合うと思う。身体も顔も細いし。メガネ男子好きな女子が近くに居たら黙っていないと思う(笑)まあ…あの職場にはまず間違いなく居ないと思うけれど…(笑)

2アーティスト目、つじあやの。名前を知ってかれこれ7、8年は経つんでしょうが、別に大してつじあやのには興味が無かった。でもなんか勢いで2列目ぐらいまで行ったような。"お天気娘" "愛の真夏" "ブルー" "パレード" "?(曲名聴いてなかった)" "忘れないで"。20分と出演時間は短かったものの、なんかしあわせーな空間でしたね。ライブ後、元の場所(柵沿い)で友人と話していたら…後ろを楽屋へ戻るつじあやのが通りかかって。友人が気付いたので、滅茶苦茶手を振ってみたら気付いてくれて。お辞儀してもらってしまった。よかった。

3アーティスト目、音速ライン。2曲目"街風"、4曲目"ナツメ"、最後の曲が"逢いたい"、んでNirvanaの"Breed"みたいな演奏をして終わり。40分やったのかもしれないけれど、今回のメンツの中では割とロックな方だったからあっさりはしていたかな。途中ドラムの調節などもしていて微妙にMCが長かったりもしたし、会場の雰囲気も普段とは違ったのだろうから本人達にとってベストには遠かったかもしれないが、いやいやでも良かったですよ。

今回のRORで聴きたかった曲と言うのが、bonobosの"東京暮らし"であったり、おおはた雄一の"Rambling"だったり、この音速ラインの"逢いたい"だったりしたので、とりあえず"逢いたい"は聴けて嬉しかったですよ。結局他の2曲は聴けなかったしね。あと以前、ネット配信が主流になっていったら…(説明は省略して)フェスビジネスがもっと大きく、中心になるんじゃないかと書いた気がするんだが、だからK-MIXも…県は越えるけどこのフェスに関わったらいいんではないか、勝手なことを思った。音速ラインとか流しているのかな?

その後はBeach Fieldでちらっと湯川潮音を見て(遠くてよくわからなかった。あとあんまり音も大きくなかったね、Beach Fieldは。)、らぞくを見て。らぞくは…名前のイメージやEarth Dayや渚にエントリーしていたことから、裸族っぽいのかとか思っていたけれど(←?)、なーんか普通のロック寄りのジャムって感じだったかな。というか、Great Adventureの別名ユニットなんじゃないかって思うような感じだったと思う。ボーカルが(メガネもそうなんだけれど、他の動き含めて雰囲気とかもなんか近くなかったですか?)。

時間も早いもので折り返し地点。メインステージの5アーティスト目がCaravan。昨年はちゃんと見てたんだけれど、今年は眠くなって眠ってた。昨年が睡眠時間が3時間…だったような気がするのだが、今年も4時間半なので思った程眠れてはいなかったのです。こういう時誰かが居るとが助かるね(笑)って、別に一人で行った時も眠ったりしてるけれど…。それにしてもこの辺の時間帯は本当に暑かった。日焼け止めしてたけど…一日で結構焼けたんではないかなあ。

Caravanもbonobos共々、この1年で(ロッキンオン的基準で)だいぶ人気が出た気がしますが、昨年のRORの後に誰かが「福山雅治meetsつじあやの」みたいなこと書いてた気がするんですよ。うとうとしながら聴いてて…「本当にこれ福山雅治って言われたら信じるよなあ」なんて思ってた。声も歌い方も似ているよね。福山って割とこういう音楽性ですし。でもCaravan最近好きなのーと言ってた昨年のクラスメイトは「そういうこと言わないで」だそうだ。女心は複雑ですな。

f:id:airgyan:20060525012032j:imageCaravanの途中に起きてBeach Fieldのおおはた雄一へ。最初は下で見てたけど、途中から上の道沿いの柵に座りながら聴いていた。パーカスの人と二人編成。今回は一緒に来なかった友人(曽我部とかくるりとかへ一緒に行った友人)が昨年から大好き大好きと言っていたおおはた雄一ですが、僕が最初耳にしたのは先月借りた"ふたりの朝"。思っていたよりも良かったので今回は楽しみにしていました。でも結果途中からだったのと、知らない曲だったりで「楽しめた」わけではなかったけれど、でも超良かったです。ギター上手いし歌上手いし。

分かった曲は"ふたりの朝"と"ハリケーン・ドロジー"ぐらいかな。僕は基本斜めから入ることの多い人間で…最近は徐々にそうでもなくなってきていると思うのだけれど、それでも「一昔前の僕なら“あれでしょ?どうせクラムボンとかハナレグミとか好きそうな人の内輪ミュージックなんでしょ?”とか言ってただろうなあ」とか思ったりするんだけれどね(笑)実際中にはそういう音楽あったりするんだけれど、おおはた雄一に関してはそういうの無いなって思う。こんなフレーズ弾きながらよくこんな声出せるもんだな…と。

最後?の多分"おだやかな暮らし"と言う曲は超素晴らしくて感動しました。僕が好きそうな色々考えてしまうような曲(笑)昨年のレポで「(曽我部で)"浜辺"をしっとり歌われたら物凄く感動したと思うんだけれど、楽しそうに歌うもんだからそうでもなかった(笑)」なんて書いてるんですが、もしこの曲が昨年だったら本気で泣けたかもしれないってぐらいしびれましたよ。今年は昨年程入り込んでいなかった(し、寝起きだったから)そんなことはなかったけれどね。ライブ後、そこら中で普通におおはた雄一が歩いておりました。景色になじんでた。

メインステージの6アーティスト目、bonobos。昨年一番見たアーティストのbonobosですが、東京ではライブは毎回SOLD OUTしてますよね。そんなこんなで見るのは年末のCOUNTDOWN JAPAN以来。Caravanから多少時間が押し始めて、bonobosもちょっと遅れた時間から始まったんだった気がする。11日のUNITではHAKASE-SUNが全曲参加していなかったようなのだけれど、今回は昨年と同じく全曲参加。"衛星" "運命の人" "あたらしいひ" "Beautiful" "Thank You For The Music" "あの言葉、あの光"の6曲。"あたらしいひ"はアレンジが全然違いました。個人的には元の方が好きかな?"運命の人"はギターがFishmansの"Weather Report"っぽいなーって思った。好きだったけど(笑)なんだかんだ言ってbonobosのライブは好きだなって思ったのはこの"運命の人"で、今日のハイライトの1曲だったんではないかなと思う。

うーーーん、相変わらずの安定した演奏で良かったと思いますよ、bonobos。でも今日はあんまりいいことが書けません。僕個人の気分として。"東京暮らし" "春の嵐" "今夜はGroove Me" "Mighty Shine, Mighty Rhythm"と聴きたかった曲が聴けなかったのもありますが…1曲がある程度長いアーティストとは言え、6曲は短かったような気がします。昨年も40分の持ち時間で、昨年も別に短い曲をやったりしていたわけじゃなく7曲やってるんですよね。今年もこのシチュエーションで聴けるbonobosってのはきっとすごい良かったはずなんですが、同じ場面で聴いた昨年は「最高」どころじゃなかったんではないかと(笑)なんかそれと比べちゃって。昨年は100を突き抜けてたからなー。

bonobosが楽しめなかったのは幾つか思うことが重なったのはある。昨年の時点で人気のあるアーティストの際には、ステージからそれなりに離れたビニールシートが敷かれてるゾーンまで人が一杯で、コップとかが倒れて中がこぼれていて「危ないなー」と思ったりした記憶があったので…今年人が増えたらどうなるかな、と思っていたんだけれど、やっぱだいぶステージの近くまでシートがあったよね。踊るスペースどころではなかったのだが、結果後に来て前の方にシート敷いた人たちはその場で踊れると言う、何だか複雑な光景が一つ。喫煙所があるのに、結果人ごみの中にあるそのシートの部分で喫煙されていたのが一つ、結局今日もゴミが思ったより落ちていたのが一つ。

今年は人が多かったのもあって昨年程スペースが無くて、僕自身は昨年程ゴミをさほど気に掛けることはなかったんだけれど、人の話を聞く限りは昨年同様ある程度ゴミがあったようだし、最初のバグダットから前方エリアにペットボトルが転がっていたのは本当に残念の一言だった。と言うか1アーティスト目からポイ捨てする程酔うもんですかね(笑)その他、燃えないゴミの容器を灰皿代わりに使うのは…一体何だかなと思うし、煙草のポイ捨てなんてもってのほか(いやでもこれは多かったのは見ていたなあ)。幾ら最高で酔いが回るたって…一般的に良しとしないことをして良くなるわけじゃないと思うんですよ。こういう話何度も書いているけれどさ。

新規客を否定するわけでは全く無いんだけれど、それでも人が増えればマナーやモラルが低下するのは自然なことなんだろうと思うし、今回もそうだったんじゃないかって思う。話が飛ぶんですが、週末帰った時友人がLimeWireで僕の好きな日本のバンドのとある曲を落としたと言う話をしていて。その時は普通に「ああ、最高だよねー」なんて話したんですが、後々それっておかしいなと。僕はもうそういうの許すのもどうかと思うし、何より「なんで“PCわかんない”なんて話をするのに、LimeWireなんて使うの。」って。案の定ワームに引っ掛かったなんて言うし。

判断出来ないのにする人が増えるから、質が低下するのはあることだなって。一概には言えないけど(あと僕はここ最近は一切P2Pソフト使っていません。Napsterが最後かな(笑))。以前取り上げた、A Seed Japanの昨年のフジロックを振り返るインタビューのこの部分を今回も思ったんですよね。今はお客さんにゴミに対する危機感ってあんまり無いでしょ。僕も別に危機感じゃなく自己満足だけれど、これだけ野外フェスシーンが盛り上がれば、別にそんなこと意識しないでも主催者側が勝手に与えてくれるものね。お客さんが「作り上げる」フェスって感じじゃなく、もう与えられる、それにお金を払うだけ、って感じなんじゃないかって。

僕は自由なのが大好きだけれど、自由には必ず責任が背中合わせにあるものだって…それは高校生の頃、Potshotのライブに行ったりして、身に染みた部分だと思うんですが、それってのはゴミに対するマナーやモラルもそうだと思うんだよねえ。でも結局自由って定義も人それぞれだから、僕はある程度ルールは必要だと思うし、ルールの範囲内の自由が好きなんだと思う。最後のDachamboでこの日唯一甘い匂いが香っていたけれど、そういうの興味示さないし、この辺のルールは僕は破ったことないと思うなあ(それ以外では無いことは無いだろうが)。

まぁ結局僕がルールだのマナーだのモラルだのそういう言葉が好きなのは、文字通りの弱肉強食の世界だったらば真っ先にぷちっと食われるのは僕だろうと思うからだろう(笑)軟弱だから、そういう決まりや言葉が無いと生き残れない。超平和主義…のはずなんだけれどトゲのある言葉は一杯書いてしまうんだよね〜。人に合わせるよりは、天邪鬼で人の逆逆の方が楽しいんだよねえ。これもこれで本質的なものとして仕方ない。強くもないのに爪を出してしまうところが、自分は猫っぽいんではないかと思うところかな。

僕自身は僕はすごい素直で真っ直ぐな人間だと思っているので、ひねくれているだなんて言いたくはないのだが(笑)、でも多分天邪鬼なんだろうな、と思うので…。bonobosに話を戻すと、"Thank You For The Music"では思わず後ろに下がってしまった。あのフリはいつから始まったんだったか。基本的に僕は昔からフリとか大嫌いな人間で(高校生の頃の僕を知っている方はお分かりではないかと)。人と同じ動きはしたくないし、その光景が嫌いで(笑)だから昨年のap bank fesもね…ミスチル自体は最高だったんだけれどさ、「あー。ああいう“捧げ”って懐かしいな。嫌いだったな」って思って…やっぱこういうのは好きじゃないと思ったんです(悪いとは言ってないよ。好きではないだけ。)。

きっと野音では"Thank You For The Music"であのリズムに合わせ、会場が一体となってあのフリをするのだろう。人によっては(と言うか大多数の人は)それを感動的な光景と言うんだと思う。しかし僕はきっと逆の意味で鳥肌が立つんだろうって思った。こんなこと考えるぐらいだから野音は行かない方がいいなと思ったし今のところ行くつもりないです。それよりap bank fesの3日目の方が(会場へ)行きたい。なんでああいうの駄目なんだろうな。悦に入っている感じと言うか、信教的と言うか、宗教的と言うか、色々あると思うんですが。駄目なんだな。

前も「僕は音楽を純粋には聞いていない」なんてことは書いた気がするんですが、今回の例もそれなんじゃないかなって思った。決して「ファンが増えたから冷めた」ってことは無いつもりなんですが、結果的にはそうなんだよねえ。でも別に僕はファンと言う程アーティスト自体に思い入れすることも無いし(曲単位、作品単位ですよ、最近はもう完全に)、僕にとって「音楽は消費するものだ」ってのは社会人になって以降顕著な気もするしね。だからこんなもんなんじゃないかなあ。あとは、聴き方は自由だとか言って自分を正当化するぐらいしか出来ないかな(笑)

bonobosRORに話戻しましょうか。いや別に演奏自体は今回も普通に良かったですよ。エンジニアがZAKさんだったそうな。なんかますますFishmansフォロワーへ(笑)何だろう、ただ音楽性的も…僕はbonobosは今のポップっぽさよりも、Groove Meまでの…ラテン寄り?な面が好きだったからなあってのもある。あとは"Good Morning Groove" "Hover Hover"のライブでの轟音っぷりとか。ライブ後、コジローが自分達が居たところの後ろを通り掛って手を振って反応があったんだけれど、そう言えばなっちゃんはいつ通ったか気付かなかったなー。

メインの7アーティスト目がUA。分かる曲は3曲ぐらいあったかな。昼間はあんなに暑かったのに、今日は風がある程度あって海の側だから結構冷えて。上着持ってない人は相当寒かったんじゃないかな。UAは…初めて見るのかな?この間のEarth Dayで見なかったし。意外とMCが少なく?曲も独特な感じで…少し長く感じたりもしたんだけれど、"雲がちぎれるとき"は超良かったよ。あと"裸の王様"とか。夕暮れに合うなあ。バックメンバーが豪華だったなー。Little Creatures鈴木正人Buffalo Daughter大野由美子など。

ある程度片付けを済ませた後、最後はDachambo。昨年のフジ、先月の渚と見れる機会は2度あったけれど見ず、今回が初のDachambo。やっぱ最後はこういう盛り上がれるジャムがいいよね。かっこよかったよ。でも昨年のMeltoneと比べて掴み所の無いバンドだったなーと(笑)終わりが19時半だったから、さすがに昨年より日没が遅くなっていてももう暗かった。でもやはり人の掃け具合は昨年と比べると遅かったと言うか、Dachamboでも思った程スペース無かったかな。一応一番踊ったのはDachamboだけれどね。またどこかで見る機会があればいいな。

時間が押していた関係上、アンコールは無し。終演後、来年は二日間やりたいねなんてステージ上での会話。それを聞きながら、友人と会場を出る。クラスメイトは車で来ていたとのことで「ごめんねー、乗せられない」ってことで。一応ライトは無くても駅まで辿り着けました。言う程暗くはなかったか。来年は2日開催になるのかわからないが、正直2日も来ようとは思わない(笑)まあ浜松の実家を基点だと考えると、浜松から2日来ようとは個人的には思わないなってことだけど。今の自分は東京が基点だと考えれば、宿泊すりゃいいのかって気もするし。でも一人で旅館泊まりたいとは思わないので、今回みたく実家に泊まって1日過ごすか。音楽の趣味の合う恋人でも居りゃ泊まりたいねえなんていうのだろうが。

駅まで歩きながら、浜松戻った後一緒に飯でも食いましょうと話していた先輩に電話したのだが「体調崩したー」ってことで無し。それと同時に「やっぱ乗せていけるよ!」と連絡があり、クラスメイト…の友人の運転する車に同上させてもらい浜松方面へ帰る。途中友人を降ろし(またScoobie Doの時に!新居町に立ち寄ったのは話のネタになった(笑))、僕は自転車の置いてある駅まで送ってもらった。そこから家に帰って22時45分。送ってくれて本当にありがとうございました。1200円浮いたよ(笑)またap bankの時にでも乾杯出来たら良いね。

んー、本当に暑くて疲れたよ…。色々いいながら、楽しいものは楽しい。シチュエーション的にも規模的にも本当に良いイベントだと思うんです。2日開催で「浜松から通うのは面倒だなあ」なんて言いながら、吉良町は観光リゾート?っぽいし…宿泊施設への貢献を考えれば十分ありなんでしょうね。月曜は6時起床、7時44分の新幹線で東京へ戻りそのまま出社。早い出社で皆に珍しがられた。品川で降りるの面倒だった…。って言うか早く眠るつもりだったのだが、結局なかなか眠れなくて…3時間ぐらいしか眠れなかったな。疲れているわ眠いわで月曜は大変だった…(笑)今回のRORはビールx2、緑茶割x2、ウーロンハイ、マリブミルク、スペアリブ、あさりラーメン。だったかな。あとお菓子を少々。

イベントは勿論のこと、今回は色々な人に会えたし、本当に楽しかった。週末って本当にあっと言う間だ。吉祥寺を歩かない週末も変な感じがしたけれど(つーか部屋戻っても食料が無かった。洗濯もしたい…。)、実家の猫とは…久々に会ってまたすぐ会えなくなるのだから、寂しいな。勝手に帰ってきて3日間一緒に眠って(別に実家に居た頃毎日一緒に寝ていたわけではないのだが、何故か今回3日とも僕の部屋へ来たんですよ)また居なくなってしまうのだから、なんか申し訳ない話だと。寂しいよね。もう歳だから…死に目には会えないのかなって考えたりするんだけれど、どっちでも嫌だなあって思うし。

いつまでも生きているもんじゃないのだから、そう考えるのも不自然なことではないと思うのだけれど…いちいち考えることでもないのだけれど。うーん、そういうことになるまでに彼女居たらいいなー(結局そういう話になるんだけれど(笑))。絶対相当(今までに無いぐらい)泣くだろうからさ、せめて慰めてくれる人が居たらいい(笑)月曜朝、僕が家出る前の猫のはしゃぎっぷりが…遊んでくれ遊んでくれって感じで。もう本当にね、こんな寂しいのは初めてだった(笑)きっと猫はもう飼えないだろうなあ(なんていいながらもっと大人になって環境も色々変わっていったら、きっと飼うんだろうなって気がする。そりゃあ僕も人生の半分猫と一緒ですから。)。

何度か書いているけれど、やっぱ今回は別に浜松に飽きて浜松を飛び出したわけではないので(「したい仕事をしたくて」東京へ来た。東京でしか出来ない仕事。これは別に間違ってたなんて1mmも思わないし、一週間の中で会社で過ごす時間はやはり長いものなので。忙しいながら充実していると思うし、判断は正しいものだったと思うよ。もう一度生活リズム整えて、もっと頑張らんとね。)、浜松の環境もそれなりに愛らしいものでしたよ。特に猫ね(笑)今「一箇所だけ指定出来る」どこでもドアがあったら実家の自分の部屋に指定するだろうあんって思った。次はいつだろうね。ap bank fesの時かな。また宜しくお願いします。浜松周辺の野外フェスは今後も応援したいと思うし、RORも最高のフェスには違いないよ。来年もどうなるか楽しみだし、だからもっと良いものになるよう、お互い良くなれればいいよねって思う。

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友人がデジカメで撮った画像。無断使用(笑)ごめんね(笑)やっぱ携帯とは違うわ。