ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

Copa Salvo @ 浜松天神蔵

表題の件の前にサッカーの話。朝起きて静岡新聞を読んでいたら、昨日の試合の評の一部。『連勝を3に伸ばしてムードは上向く。だが、選手の表情は今ひとつさえない。「内容的にはいいゲームではない。点を取っても攻められるのはいつものパターン。スコアは楽勝でも内容はいつも接戦」。こう表現した川口の言葉が、リード後の稚拙な試合運びに成長の後が見えないもどかしさを表していた。』ですって。地元紙にこう書かれるとは、結構手厳しいな(笑)まぁ、川崎戦、横浜戦、浦和戦辺りと比べると集中力に欠けてたのは確かで、FC東京がアウェーでへぼくて助かっただけではある。

だから来週京都が付入る隙は十分あると思いますよ。昨日とほぼ同じメンツで柏の1.5軍とPK戦までもつれていたようなチームだからねえ。昨日は向こうに今野だけしかちゃんと守備出来る選手が居なかったから楽だっただけで…かと言って京都も失点多いチームだけれど。優勝争いと降格争いを面白くする為に、清水(川崎と対戦)もうちも負けて、勝ち点2差でダービー。と言う展開になるといいなとか思っておく。でもやっぱ…お互い勝って直接対決した方が盛り上がるよなぁ。

日曜も浜松帰省中。今日はコパ・サルーヴォのライヴへ行って来ました。ずっと見たい、見たい。と思いながら、春のレコ発は…ユアソンの(招待券をもらってタダだった)ライヴとかぶっていたり、その後もタイミングが合わなかったりで昨年のフジ以来ようやく。丁度急遽帰省中の昨日CD屋さんで知って、東京ではなく地元浜松で。アースガーデンの情報をコパサのサイトから引っ張ってきていたように、コパサのライブ予定はチェックしてたつもりだったんだけど…今回は全然抜けてた。

Copa Salvoの情報だけではなく…浜松のライブ情報は帰る前に必ずチェックしていて「今週末は何もないなぁ」とか思ってたんだけれど、まさかこんな酒蔵でやってるなんて思いもよらなかった(笑)昨日の日記にも書いたように、「天神」って見てなんで福岡?と思ったぐらい。行ったことなかったから全くノーマークだったよ。ふと思い返すとバンバンバザールがここでやっていたんだっけ、と。今日見ていたら、今後なぎら健壱もここでやるそうですよ。って、今会場となった天神蔵のサイトのイベントスケジュール見たら、OOIOOが来る!すげえ!浜松にOOIOOが来るだけでも、有り得ないのに(笑)後日浜松のライブハウスのリストに加えよう。

Copa Salvo1年半前の浜松公演を見て好きになったのだけれど、また来てくれているとは。しかもこんな帰省中とは、本当に驚いた。しかも会場が酒蔵ってね。先週、クラムボンの博多百年蔵でのライブアルバムを一足先にがっつり聴かせて頂いたりしていたのですが、その中でメンバーが「蔵は良いね!」とやたら言っていたので、急ながら今日のライヴは期待せずには居られなかった。Copa Salvoのライヴ自体が良いのはもう分かったことだし。会場に入ってDJの流している音を聴いていると、確かに音の跳ね方がライブハウスと全然違った気がする。

会場の天神蔵は駅(浜松駅)からは多少離れていて、MapFanで最短距離調べたら2km。徒歩25分か(一応、最寄は第一通り駅。まーそれでも5分も変わらないけど)。調べてみると場所自体は自転車で幾度と通った道(昨日も通ってる)だから分かるんだけれど、だからこそ駅からの遠さが分かるから…微妙だと(笑)25分なら歩けるかな…と思いながら、雨だからそんな歩きたくないなあと思って。

21時CLOSEとフライヤーにあって、東京までの最終のひかりが22時だから(、今日のうちに帰ろうと決めて、)徒歩でも間に合うには間に合うんだけれどライブが長引くかもわからないし…。かと言ってバスも…行きは本数多いんだけど、帰りは本数が少ないし合わない可能性が高かった。どうしようかなーと思ってた中、僕の急なお誘いに応じて車を出してくれた友人にはマジ感謝(駐車場はありました)。連絡先を再度知ったのが土壇場だったからなあ。

19時開演。18時45分頃到着し、電話で予約しておいたので前売りの2,500円プラス1ドリンク500円。ドリンクのアルコール類は地ビールと地酒の中から選択。黒ビール飲みましたが、美味かったなあ…。他のやつもものすごい飲みたかったんだけれど、先週から体調が普通よりちょっと下ぐらいだったので、雨で夜は寒いことや帰りを考えるとちょっと踏み出せず。いやーでも地元だったらこの会場のライブはこれだけでも病み付きになるんじゃないかと思うわ。

酒蔵の中でのライブ、という事前の雰囲気も独特のものがあって面白かった。ステージは…無く(笑)、演奏側と段差が無い中でのライブでした。背が低い人が後ろ居たら見えないだろうねえ。まぁそんなに距離が無いから全く見えないことは無いと思うんだけど。今日の僕は隅の前の方だったのでそこそこ見えました。今日は出演アーティストのジャンル上、皆立って見ていたけれど…なぎら健壱(とかその類のアーティスト)の場合は席や座布団的なものがあったりするのかも。

19時ちょい過ぎから前座のNaturalpavosというバンド。Key、Gt、Dr、Bs、Per、Sax、Tb、時々Vo。の8人編成。浜松のバンドなのかな。地元のバンドというのは高校生の頃から何度か見ているけれど、なんかまだちゃんと見れないと言うか…「浜松はこういう音やれば他に競合居ないんだろうなぁ」とかそれぐらいしか思えない。でも変な意味じゃなく実際そうなんじゃないかなと思うし、そういうところ狙うのは悪いことじゃないと思うので、良かったんじゃないかなと思いますよ。僕がもっと東京に居て、その後地元に帰ったりしたら「浜松でもこんなバンドが居るなんて!」的なことをね、言うようになるのかもしれない(笑)まだそうなれてない。

40分ぐらいやって20分ぐらいでセット入替。20時頃から本日のメインアクト、Copa Salvo!今回もまだ最新作"Mango-ology"のリリースツアー、と言うことらしい。なのでMango-ologyの曲中心。2曲目が"Bonita"。3曲目ぐらいに"hasta man(~)ana"だったかな。中盤に"Eastern folktale" "Mira que tocoyo" "Walk like an egyptian" "Get the money"。"Tong king rock"、"Tugurucutu"もやったかな。アンコール1が"I Want A Chance For Romance" "Que sera"。アンコール2で1曲最後にやって、大体1時間のライブが終了。

今日は前浜松見た時より早い時間でしかも会場が割と明るいってことで、あの時より客もまだ…入り込んでなかったのかな(笑)という感じだったけれど、でもCopa Salvoも勿論素晴らしく、お客さんも浜松にしては盛り上がっていた方ではないかと。ただなんだろう、これぐらいの知名度のバンドだと…好きな人より、こういう界隈の地元の人の方が盛り上がっていてその人たちが主役だったりするんで、アーティストは複雑だったりすんのかな、とか少し思った。最前列の人が後ろ向いてピースして写真撮られてる、ってなかなか見ない光景だと思ったから(笑)

"I Want A Chance For Romance"はやるか不安だったけれどやってくれてよかった。踊り狂いました。最っ高。友人(朝霧などへ一緒に行った友人)も…あんまりこういうジャンルはまだ好きじゃないんじゃないかなと思ってたけれど楽しかったようなので(まぁでも会場の雰囲気が独特でダークな感じじゃなかったから、比較的取っ付き易くて楽しみ易かったと思う)、良かったなぁと。

「フジに出てたバンドだよ、今年フェスで見た中ではDachamboが近いかな?」(←全然近くないけど)っつって誘ったのでちょっと強引だったかなと(笑)まぁ試聴してきてくれたみたいで、「この間(窓枠でスクービーと一緒に出てたから)見たThe Coronaに近いと思った」と言っていて、あれもラテン系音楽のバンドだったと思うから確かにそうかも。The CoronaにはSaxが居なかったと言うことを教えてもらった。菊地成孔の生徒さんってのが絶対サックス奏者だと思い込んでた。

うーんそういう感じかな。あ、今日は武嶋さんは居なくてSaxは別の人だった。あと、友人の会社(僕も以前居た会社)で同じ部署の人が音楽好きで「フジとか行ってて、この間もスクービーの日は同じ日にFORCEであったバグダッドのライブへ行ったらしい」とか聴いていたんだけれど、その人に友人が発見されていた。ので挨拶してちょっと音楽話や「というか僕以前○○さんの部下で(笑)」なんて会社の話をしたり。勢い余った。ま、もう時効でしょう(笑)氷を溶かす一環だと。

あと自分の前に居た女性がすっごい見たことがある気がして…同級生だった気もするし、同じクラスだったような気すらするし、記憶違いで友人の大学の同じ展示会に居た子な気もするし。聞きたかったけど聞けず。あとその更に前に居た女性が…どうやら一人で来ていてCopa Salvoで物凄い踊って一人で帰っていたようなのだけれど、すっごいかわいかった(全体の雰囲気が)。浜松のCopa Salvoに一人で来る、ってところもポイント高いよねー。ライブ会場でこんなに話してみたくなったのは初めてだけれど、そんな勇気は無かった也。

ともあれ、浜松から帰る前にこんなライヴを見られて、すっごいすっきりと帰ることが出来たと思います。車をなかなか出せずに21時半ぐらいに出て、でも車では駅まであっと言う間。友人にありがとうを言って、ロッカーから重い重い荷物を出して、22時の新幹線に乗って。23時12分に品川。渋谷で井の頭線に乗換えて、0時過ぎに帰宅。予報では大雨だったけれど、実際到着したらさほど強くなくてよかった。

いやぁ、2泊3日はあっと言う間の帰省だなぁやっぱ。猫がどんどん年を取っているようなのだけれど、やはりかわいい。東京に出てからは帰省すると必ず部屋に寝に来るのでやはり去るのが残念になる。今回は寒くなる前だったから問題無く過ごせたし、良いタイミングだったかも。次は年始になる予定ですが寒いので殆ど動けないでしょう。街中しか行けないと思う。だから今回はそこそこ郊外でも動けて良かったと思う。今日は友人に車で佐鳴台、富塚方面を走ってもらった。

そう言えば丁度1年前のこの週末は新幹線で東京に面接を受けに行って、帰ってきた週末。1年前は新幹線で東京に行ったのに、今年は新幹線で東京から帰ってきた。1年前は面接受けた後高円寺行って古着とか見てたのに(笑)、今年は浜松で見ていたな。それとか今回は今回で、先日「自転車で代官山行ってライヴ取材するなんて、思いもよらなかったよねぇ。」なんて書いておいて週末帰省したら家から磐田までチャリで長い距離走って行って、辿り着くまでにド田舎を走って軽い山越えたりしてるんだから…すごいな自分の行動のギャップは。

今回東京出た後は、浜松に帰ると必ず色んな地元のフリーペーパーもらって読んでいる。何が出来たのか、何が変わったのかってすごい見てしまう。なんか以前と比べて全然地元好きになったよなぁ。その中で見つけた、Donna Wilson展@LOVER'S ROOM。こんな店あったんだなって(ビルの1階にも構えたのは、今年の7月とのこと。知らないはずだー)。浜松でこういう類のデザインの展示があるのは珍しいよな、と思って待ち合わせの前に(←?。遅れたから(笑))見に行った。

FREITAGもずらーっと置かれていて、何か考えてみると浜松でFREITAGって初めて見たような気がするなぁ。東京では幾らでも見るから、あー浜松でも見たことあるっけーと記憶が曖昧なところはあるんだけれど、でも他に全然無いとは思う。店員さんと話したりして、100%Design TokyoやDesignTideもその日は店を休業して行ったんですよ、とかそんな話をしたりして。話せたのも店内も面白かったです。

浜松はどうですか?なんて話をしたりして。文芸大が出来て以降浜松の街中も動き出している気もしながら、やはりそれ以上に空洞化が進行しているのも現状なのかな…。良いお店は沢山あると思うんだけれど、ほんと色々散らばり過ぎなんだよね(アクトタワーの中の店舗がその代表)。且つ駐車場も高いわ、人も減ってるわで悪循環。駅東側で更なる開発が進行していたが…どうだろう?本当に街中に人を戻すには「どうしたらいいか」を、市がもっともっともっともっともっと、市民から汲み取らないといけないのだと思う。じゃないと駐車場が増えるだけだ。

そんな感じかな。ジュビロも勝ったし(結局これが一番大きいんだけど(笑))、ライブも、お店も、景色も色々良いものが見れたし、今回は本当に楽しくって満足。ただ予定よりお金を使い過ぎたかも。でも、給料日は目の前…!今週の予定は、21日は国立。23日は何のチケットも取ってないので…テレビで浦和-甲府見ようかなって気もするし、西が丘がいいなぁって気もするし。髪もそろそろ切らないとな。また16日や1日の日記も早く書きたいなーと思います。