ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

トルネード竜巻 / ベベチオ / sembello @ 青山月見ル君想フ とか福西とか納豆とか

行ってから2週間後の週末に書いておりますが、1月19日の金曜日に表題のライヴに行って来ました。今年のライヴ初めになります。遅いように感じる気もするし、もしそうだとしたらそれはきっと12月にライヴに行き過ぎたということと(笑)、でも別に遅いように感じない気もするし、そうだとしたらそれはやはり年が変わって気持ちや感覚もリセットされているのかもしれない。今これ書いてるのは2月ですが、1月は11、12月と比べると働いていた時間も長くなっていた気がするし、ライヴだけじゃなく(当然だけど)サッカーも見ていない。

以前「イギリス人の8割はサッカーのオフシーズンにはシーズン中と比べると鬱度が高くなる」みたいな記事を取り上げたことがある気がするんだけれど、Jリーグのクラブのファンにとっては今がそういう期間なのだろう(笑)ストーブリーグももう落ち着いたし、あとはシーズン開始を待つだけなんだけど…手持ち無沙汰な期間はね…ああ自分はどこへ向かっているのかなみたいな気分になるんだろう(笑)別に試合見に行けないだけなのにそうなる(笑)

じゃあ今の期間はライヴ中心で動けるじゃん。というとそうでもない。やはり僕の生活軸?時間軸?はサッカーを見に行くことにあるので、サッカー見に行かない→週末に電車に乗って程の遠出する気にならない→ライヴも行かない…というリズムになるんだよねー。だからシーズン始まれば多分またライヴにも行こうと思うようになるのだろうし、あとはやっぱ僕はライヴ好きってより野外フェス好きだからかな。年越せばさすがにフェスの余韻も完全に消え去って…でも今は日々上がってくる今年の野外フェス開催のニュースにうきうきしたりしている感じだ。

とりあえずサカつくの最新作が発売されたので。それやってシーズン開始までのこの空虚感を埋めたいと思っている(笑)評判がイマイチっぽいのでまだすぐには買わないけど…なんかでもそれよりも、他になんかないかな(笑)まあでもサッカーを見るのがこれだけ好きになって、Jリーグのシーズンでの時間経過を中心に僕の生活リズムが出来ているから…なんかあんまり「1年経つなぁ」とか「年を取ってるな」っていうことが…自分主点として実感するようになっていないというか…少なくともネガティブな感じではないなぁと思う。良いのか悪いのかは不明。

…というわけでタイトルのライヴの話に戻ります。今年のライヴ初めってことで。会場の青山月見ル君想フは会社から割と近いので、ずっと行きたいとは思っていた(何度か書いてたけど)。でも良いライヴがあっても大体休日が多くて、「休日にあそこまで行くのは…それはそれで、休日に会社の近くまで行くなんて感覚がして嫌だ」と思ってて、ずっと平日に会社終わりで足を運びたいと思っていた。で、ようやく平日に僕が好きそうなメンツのライヴがあったので行って来ました。

今回の僕の中のメインは勿論昨年一番聴いていたアーティストであるトルネード竜巻。05年の半ばからずっと一番手ぐらいの勢いで聴いていますが、新譜がなかなか出ないので(SPEEDSTARとは2枚までの契約とかだったんでしょうか…)、秋頃からはちょっと惰性で聴いている気もしつつ、でも他にそれを押し退けて上位に上がってくるアーティストが居ないのが現状だったり(DCPRGもそうなんだけど)。スペアザが元々大好きだったところから更に上がってきてるぐらいかな…。

でもそれだけトルネード竜巻聴いてる割に昨年は結局3月に2度見ただけ。今回見るのはその3月にクアトロでairdropとのライヴを見て以来。なんであまり行かなかったのだろう?と考えると、理由は幾つもあるんだけど(笑)、タイミングが合わなかった。というのは当然としてあるんだけど、【1】QUEがそこまで好きではない(フロアで喫煙可だから)【2】トルネード竜巻自体別にライヴですっごい踊ってあー楽しかった!的なバンドではない【3】ライヴよりCDの方が好きなのかも。というところかな。勿論好きな曲をライヴで聴けると嬉しいので、タイミングが合って会場が僕が苦手としないところならば、足を運びたいんだけれど。

今回のライヴのチケットやフライヤーの並びが、タイトルと同じくトルネード竜巻ベベチオsembelloの順。なんかこういう並びだと、大体前の方のアーティストが「後にやるのかな?」って思うじゃないですか。だからちょっと(←?。20分ぐらい)遅れて行ったら(会場が近いからってちょっと余裕が過ぎました)、最初がトルネード竜巻で。まあそりゃsembelloが最初ってことはないだろうけどさあ。読みが外れたというか…んー、今年最初ぐらいちゃんと来ればよかった。残念。

で、久々のトルネード竜巻。聴けた曲は"ヴィンセント" "あなたのこと" "同じ穴のムジアナ" "言葉のすきま" "ブレイド"。聴けなかった曲は何曲あったのかな。でも5曲聴けたから、まぁよかったかな…これが3曲とかだと、「うわー」って思うんだけれど(笑)今日は5人編成。5曲とも最近あまり聴いていない曲だったので、逆にそれぞれの曲の良さを再確認したというか。でもまさかライヴで"同じ穴のムジアナ"が聴けるとは思っていなかったな(笑)

いやー、やっぱ良かった。後のベベチオの前へのファンの集まり方と比べるとあまりファンが多かったようでもなかったけれど…早くまた新譜出してワンマンとかやってほしいな。もっと色んな曲が聴きたい。昨年末のCDJでスペアザを「不思議なカルテットだよなぁ」みたいなことを書いていて、これはあの編成であれだけ乾いた音で、でもポップで聴き易くて楽しい音楽をやっているから思ったんだと思うんだけど、トルネード竜巻の後ろの4人の演奏と音もそうだと思うんだよね。ジャズ→ジャムセッションから派生してこういうポップをやってるっていう。

今回改めて面白い音をやっているってすごい思ったし(表向きの面白さじゃなく、遊べるのに、直球でシリアスなことをやってて…でもそれがちょっと判り難くてひねくれてる感じ?)、且つ歌詞が僕は大好きだからこのバンドが好きなんだけれど…。んー、ベベチオはやっぱ女性ファンが多かった。それはやはり男性二人のバンドだからか。やはり基本ポップロックライヴハウスに足を運ぶのは女性が圧倒的多数で、トルネード竜巻は女性ボーカルなのに、女性視点より男性視点の世界観の曲である時点で、受け難い/分かり難いのかなぁ。って思ったりした。またタイミングが合って会場が僕にとって行き易ければ見に行きたいと思っています。

月見ル君想フはステージのバックに確かに月(の背景)があった。会場自体は、地下1階から入場して、地下2階にフロアがあって、B1、B2が突き抜けてて…Star Pine's Cafeを少し小さくしたような感じ?トルネード竜巻と、この後のベベチオはフロアで見ていました。こういう構造で屋根が高いと圧迫感がないというか、ステージがさほど高くなくてもさほど見難さは感じない気がする。

ベベチオの前にドリンクで並んでたら、隣から会話が聞こえてきて…「この子、シンガーやってる○○ちゃん」と紹介されてた人の○○部分が、メジャーデビューしていて結構大きなイベントにも出てる今注目の若手女性シンガーでした。うわ、ほんとだ。すげえ。さっきまで貴方の楽曲データがおかしいとか言って仕事していたんですが(笑)仕事っぽくないしプライベートだったんだろうか。

アー写で見てた印象と比べると…こう近くで見ると…あまり肌がきれいではなかった(笑。目悪くて少し離れると何も見えないけど、近くに居る時に物凄い見てしまった(笑))。煙草も吸っていて、そういうキャラなのかなーとか。帰った後公式サイト見たら僕より年上だと初めて知る。なんか化粧っ気なさそうなことも書いているけど。っていうかよく考えれば僕この人の曲聴いたことないや。それでも途中隣でライヴ見ている時間帯とかは、少しドキドキした(笑)

立地柄か、なんか他にもアーティストが居そうな感じがした。あとはライヴを終えたトルネード竜巻の面々も普通にフロアでふらふらしていたんですが、思ったのは…僕はこれだけアーティストと距離が近い(ステージとの距離じゃなく、人との距離感)会場は、駄目だなあと…。なんていうんだろ?ライヴ後になんかすっごい冷静になってるアーティスト本人の顔とかを見つけたくはないなと(笑)普通にバンドのファン。という感じなのだろうね。それだけ見れればいい、それしか見たくない。という感じなんだと思う。そういうのが見れないぐらい距離があった方がいいな。だから僕は比較的大きな会場が好きなんだと思う。

で、2番手はベベチオTeenage Symphonyのコンピか何かで聴いて元々好きだなあとは思っていたんだけれど、曲が良いのは勿論としてキャラが関西人らしさがモロに出た感じというか、なんか面白おかしくしてしまうもんだから(曲の終わりになんか変なポーズを決めたりだとか)、見てて面白くて面白くて。あんまり知っている曲はやらなかったけど、でもどの曲も凄い良かったし…期待以上に良かった。

序盤はメンバー二人でバックにリズムマシーンで作った音とかを使って演奏して、途中からゲストでドラムに榊原大祐氏を迎えて演奏してました。最後に、上野樹理主演の映画の主題歌?になったという、"幸福のスイッチ"という曲を演奏していた。ツタヤとかにレンタルでないかなー。また機会があれば見たい。一番ファンが多そうなのはベベチオだったと思います。

最後は田中邦和さんと東京スカパラダイスオーケストラのKeyの沖さんの、sembello。ライヴの後に結局会社に戻ったので、sembelloの途中で帰ってしまいましたが、でもこれまたすごい良かった。つい何日か前、さいたまスーパーアリーナであれだけの人の前で演奏した沖さんが今日はこんなすぐ近くの距離(僕は上から見ていましたが)。いやなんかすごいなーと思った。沖さんはFishmansの時にも見ているから、スカパラの中でもこの人だけ多くの回数見ているかもしれない。

沖さんはスカパラの時以上に?楽しそうに弾いているように見えたのが印象的(いやスカパラでも楽しそうに弾いているけれど)。このライヴの前か後か忘れたけど、アニメ版のだれカンタービレで、金髪のバイオリンの人がエリートの人(千秋だっけ?)と演奏して、「あぁ、こいつはピアノの伴奏で俺を指揮しているんだ」とかバイオリンの人が心の中で思っているシーンがあったんだけれど、sembelloでの沖さんは正にそういう感じだった(鍵盤で指揮)のではないかと。

基本ずっと弾きっ放しなのは、やっている本人、プレイヤーにとってはこの上ないというか、そんな具合に楽しいものなのかもしれないなって。沖さんは鍵盤を奏でながら、その音のフレーズを声でも「たったらたったらったたー」とか「ぱっぱらっぱぱぱぱらっぱぱぱぱらら」とか言ってて。マイクとか通してないのに、まあ距離が近いからそういう越えも聞こえてね。本当に楽しそうだなって思った。

Fantastic Plastic Machineの"City Lights"と同じSaxのフレーズの曲をやっていた。昔前職の頃に職場でFMが流れていて、FPMのラジオか何かでこの曲が流れていて「あれ?Saxの音が全く同じなのに、FPMのじゃないんだ」って思ったことがあって…今思えばあれはSembelloだったんだろう。"City Lights"、最近ではテレ東の金曜深夜にやっているDesign Channelでよく使われている気がする。最近はフジの八嶋さんの出てる番組、虎の門完売劇場、Design Channel、音流…と続けて見てしまって金曜夜更かししてしまうことが多い。

sembelloの途中で会場を出たのですが、距離感云々はともかく(笑)、フロアの屋根が高いだけ煙草の煙がこもることがないからそんなに気にならなかったし、ハコも良かった。ライヴやメンツも「このライヴが今年最初で良かったな」と思えるものだったと思います。また月見ル君想フへは仕事終わらせて平日に来られたらいいなと思います。ライヴの話はここまで。以下は1月20日以降の福西とか納豆とか。

年俸大幅減…福西 FC東京移籍へ
福西に東京オファー、千葉、名古屋も
なんかこれのことばっか考えて集中し切れていないのでちょっと書く(笑)まだ更改が済んでいないとは聞いていたけれど、なんやかんや言いつつも残留するものだと思い込んでいたから、ここまで話が具体的に来るなんて全く予想していなかったし、ビックリした。試合に出られていないわけでもないし、活躍していないわけでもないし。阿部、久保の影に隠れて、殆ど報道がなかったのもあるが…。

どこから書けばいいかってのも迷うところではあるんだけれど、まず年俸面。正直ここ3年のうちのチーム状況から考えれば、7,000万は普通に高いとは思うんだよね。福西自身、ベストイレブンに選ばれたりはしていたけれど、でもジュビロでは常々試合では「もっと動いてくれ!」って感じるパフォーマンスだったし、大事な時に怪我や出場停止で離脱するし。それでも年俸が増え続けていたのは、代表での定着・活躍分(国内組の筆頭格)と、あとはうちの他のベテラン(中山、藤田、名波、服部)が7,000万〜8,500万ぐらいの額をもらっていたから。その基準を考えれば福西がそこまで上がっていったのも当然と言えば当然。

ただこのオフでその4人のうち3人が居なくなり、中山も大幅年俸減で更改した。チーム平均や川口、鈴木秀人田中誠の年俸との比較になると、やはりちょっと7,000万は高いのかなぁって感じるところにはなる。チーム自体もノンタイトルで5位だし、W杯で再び大きく名前を売れたわけではないし、年俸減は仕方無いとは思う。

ただ、こんな大幅減をするのなら最初からそんなに上げんなよってぐらい、後半ゲームキャプテンを勤めて、相変わらず独特の身体使いでチームの攻撃に迫力を与えていた福西が不信感を抱くのは仕方ないこと。他の高給取りも居なくなってるし、他の選手が特別増えているわけでもないだろうに、幾らなんでも下がり過ぎ。本当にそれだけチームの運営予算が厳しくなったのだろうか。

戦力としては。福西は今年もジュビロとしてはボランチではなく攻撃的な選手でしょう。FWないしトップ下。「中央で動かずドゥンガみたく…」的なことをインタビューで昨年よく言ってたけど、何がドゥンガだ。動かな過ぎだよ(笑)上がったら戻らな過ぎだよ!って感じだったので、そういう意味ではアジウソンはよく攻撃的な選手として定着させたなと思っていたからね。

福西が日本トップクラスのポテンシャルを持つ選手だってわかっているからスタメンから外せるわけがないのはわかっていながら、でも以前のようにチーム全体が動くチームになるには、「脱・(動かない)福西」は一つの大きなテーマだとはずっと思ってた。でもそれは他のベテラン(というか名波)が居なくなった今となってはもうちょっと先の話で、中堅が少なく若手が多過ぎるうちにとっては、経験もあってまだバリバリの福西は紛れもなくチームの軸であり核だ。どう考えたって、痛過ぎる。

ただちょっと選手の福西について考えるならば、「動かない」というのも…結局ずっとジュビロでやってて、取れるチームタイトル全て取って(天皇杯は福西出てなかったけど)、代表にも定着してW杯にもスタメンで出て…動かなくても別に外されないって言う、マンネリから来るものだったと思うんだよね。

「キャプテンとしてジュビロをもう一度優勝へ」と言うモチベーションを上げる方法もあったんだろうが、一番強かった頃は福西は割と年下の方だったから…その辺、自分がキャプテンとしてっていう自覚を持って育たなかったのかもしれない。一選手としてもう一度、と考えると、「ジュビロで」と言うより「環境を変えて」という手段を選ぶのも、当然としてある流れと言えばそうだろう。

ただ結局何が悔しいかって、これが浦和とかガンバならまた別なんだよ。なんで打診が来てるのが全部うちより下位のチームで、しかも一番手なのが昨季第33節まで15位で11月に圧勝したFC東京なんだよって(笑)しかも「環境面で」って言われたらもうどうしようもないよね。年俸とか、「モチベーション」とか、そういう次元の話でもない。地殻変動で磐田が急に東京に近付くとか、どこでもドアが人間の実用化が出来る程度のものが開発されるだとか、リニアが急に完成して次のダイヤ改正から東海道新幹線で運転開始とか、急に首都機能が移転して一夜城並みの速さでこちらに何でも出来るとか、そういうことにならない限り…。

まぁあれだよね。夫がこれだけ金もらってりゃ、奥さんも、「死ぬまでにたった一度だけでいい〜千駄ヶ谷○丁目とか神宮前○丁目とか北青山○丁目に住みたい」(あ、これは僕が以前書いたことだけど(笑))とか思うし言うと思うもんなぁ。つーか僕自身一度地元に戻った後に「また吉祥寺に住みたいなー」って要素もありつつ東京にまた出た人間だし、上のライヴの話の中で「うん、やっぱ東京来てよかった」的なことも書くからさ、なんかこれについては何にも言えない…。どうしようもない!

FC東京が今年また一番多く見るチームだろうから嫌だ、ってのもあるよなー。いつもアウェー側で見るような人間だし。って、名波も服部もそうだ(ヴェルディ戦も今年はアウェー側で見ることが多くなると思います)。今年は元ジュビロの選手を見る機会が多そうだ(笑)僕はやはり好き・好きじゃないの対象は「チーム」だから、別に名波や服部や福西が加入したところでそれらのチームを応援することは無いし、活躍して欲しいと思うことはないでしょう(中には応援する試合もあるけど、それは別にそれらの選手が居なくても応援するような組み合わせだろうから)。

まぁジュビロでは昨今動かない戻らない詰めない寄せないボランチだった福西だけど、チームを変えればさすがにそういかないだろうってことで動くようになるのだろうし(それが一番むかつく(笑))、仮にさほど運動量増えなくても相方が今野ならば考えれば十分カバーしてもらえて攻撃力を存分に活かすんだろうから…嫌だねえ(笑)ジュビロとしては…1戦だけならともかく、シーズンとして考えれば「優勝争い出来ればなー」ってところから「残留争いに巻き込まれなければいいな、上位争い出来れば御の字だな」ってところだろうね。

この間のレッズ戦、福西居なくなった後に浦和相手に度々ビッグチャンスを作っていたのを見ればやはりうちの若手のポテンシャルはたいしたもんだとは結構思ってる。でも、やはり若手は波がある。カレンは勿論、船谷も成岡も犬塚も上田も(太田、菊地の2人にはもうそんなこと言えないぐらい(笑)、外せない主力となってもらうしかない状況だが)。だから躓いた時、どこまで崩れるかが怖いんだよねー。まだうちは世代交代の真っ只中だからもう1人若手にチャンスが出来るのはいいことだと思うけど、でもやはり若手しか居なくなるのは怖い。

川口、秀人、マコと後ろの選手しか居なくなるからなぁ(今季のゲームキャプテンは秀人かな。福西居る時は菊地でもいいかと思ってたけど、さすがに当初から任せるには早い)。西、茶野、怪我から復帰するはずの村井はちょっと違うし(3人とも、スタメン定着するぐらいまで上がってこないと!)…中山が相当復調して前田と毎試合2トップ組むようになれれば…(笑)、精神的な問題や波の問題は多少解決される部分はあるんだけどね(ただ中山も怪我が多いけど…)。

1.5列目で福西に限りなく近い高度なパフォーマンスが出来るとしたら、前田だけだと思ってるからそういう風に使えればというのもあるんだけれど…FWも前田しか居ないもんでねー(林はタイプが違うからなー)。はー、正直相当戦力的には辛い状況でしょう。新外国人のパラナがかなりの当たりではない限り。あとはやはりカレンくんと成岡くんと林でしょうな…。戦力的には同じく若手の多い広島ぐらい?でも広島にはウェズレイ居るからなー。そうだ、うちは福西に西野に金珍圭と、背が高いのが一気に居なくなった(笑)セットプレイでの不安がより一層…。

…まぁでもなんだろう…ポジティブに考えるとすればそれはやはり「いずれ通らなければいけなかった世代交代が今予想以上のスピードで進んでいる」ってことなのだろうし、チャンスが増えるということ、若手には実際試合に出る経験が増えるということで。そもそも僕は、ビッグネームがさほど居ない若手中心のチームが、育ちながら経験の多い選手の居るチームを破っていく的な話の方が好きなのだから、今のジュビロ磐田は割と僕好みにはなってきていて(笑)

しかも田舎のチームが都会のチームに対してそうなっていくって、僕にとっちゃ最高なんだけれど(笑)いやでもちょっと今回は…あまりに連鎖して中堅〜ベテランのキャプテン級の自覚のあるはずの選手が新たな環境を求めて抜けていったなと…。ミドルマネジメントに不安というか…「大丈夫なの?」って感覚、これは割と身近なところでも起こっていることなのかもしれないとか思いつつ(身近なことよりジュビロの中でのことの方が気持ちが揺れてる僕ってなんなんだ(笑))。

まぁ「田舎が嫌だから」移籍は今後も避けて通れない、解決策の無いことだからなぁ…。そういう選手流出は諦めて、それでも良い選手が育って勝てていく土壌、チームとして「あいつはジュビロから出たから駄目になった」ぐらいの選手の輩出/育成環境・スタッフにしていくしかないんだと思うね。さらっと言える程簡単な話ではないのだけれど(ましてや静岡県では若い世代でも良い選手が分散するし)。観客が多く入るわけでもなければ、年俸面の条件をよくしていられないだろうし…。

でも最後言えることは、僕は誰が移籍したってJ2落ちたって磐田の選手と鹿島の選手が丸ごと入れ替わったって(笑)、ジュビロ磐田しか愛すべきクラブは無いからなー。ある限りは面白いサッカーをしたり、試合に勝てたり、まともなクラブであってほしいから色々言うけれど(笑)他のチームへ靡こうとは1mmたりとも思わないし、どんどん新しくなるジュビロ磐田、これはこれで楽しみ以外の何者でもない!

いやでももしかしたらこれでうちが低迷し残留争い→初秋、今季名古屋、ヴェルディでそれぞれ出場機会を失っていた藤田、名波が電撃復帰「ジュビロはJ2に落ちてはいけないチーム。命をかけてでも残留させる(by名波)」→争いは最終節までもつれ、その試合も後半42分ぐらい、途中出場の名波の左足から放たれたフィードを相変わらず質の良いフリーランニングで裏へ抜け出した藤田が受け、フリーで狙いすましたシュート→惜しくも相手GKに弾かれたが、そこに同じく途中出場の中山が身体ごと突っ込み押し込む!→このゴールを守り切り試合終了、勝ち点を加算しめでたく残留。とかそういうストーリーの序章かもしれない?(笑)

んー。でも浦和戦が若手だけでも内容良かったっつっても、所詮40分程度だからな。90分戦うにはやはりゲームコントローラーが居ない。とりあえず前田にボール預けて…ってぐらいか。うちには「ロングボールに裏へ抜け出して一人でゴールまで」ってFWも居ないからね(太田は出来るかもしれないけど)。成岡、船谷、上田、菊地がどれだけセンスを発揮出来るかになると…重いよな。まだ見ぬパラナがどんな選手かだが…。「どこまでみんなでがんばれるか」だよね、ほんと(笑)

でも思うのはね。この件でそんなチームの人気にガタが来るかっつーと、僕はそうでもないんじゃないかと(そもそもそんな客多くないし)。いやむしろ極論を話せば、選手目当てのサポは全員そっちに流れりゃいいだろうし、強ければ来るとか選手目当ての遠方サポとかも居なくなっちゃえばいいんじゃない?それで一時的に客は減るかもしれないけれど、そこからがスタートだと思う。結局のところ何かが上手くいかない原因って、一つだけではないと思うのだ。

昨年色んなクラブの試合を見たから思ったことなんだけれど、ジュビロってあんな近いスタなのに、選手とサポの距離が…感覚なんだけれど、遠いんだよね。大分戦で西川と梅崎が一つ勝ったぐらいでって言ったらあれだけど、ゴール裏の真ん前まで来てサポとハイタッチしててすごいなって思ったんだけれど、ジュビロじゃ何があろうがああいうことする選手は居ないよな。出来ない。多分それは信頼関係によるものなので…これに限っては、別に選手やクラブだけが悪いんじゃなく、サポの層やマナーにも原因がないとは言えないかもしれない。

ホームでは「感覚的に遠い」として、アウェーでも陸上スタだったら看板までしか来ないからね。見た目にしても遠い。他のクラブは殆ど看板越えて前まで来るってのを昨年見ていたから…なんかもう全然距離感が違うよな、って。…でも多分それはある程度仕方無いよなぁって思うのは…やっぱうちは女性ファン、サポが多いからさ(笑)うちの選手は少なからずアイドル的な要素があるよなぁって思うと、それは距離をとって然るべきなのかなって思うんだよね。

なんにせよ、今のこの距離感の文化は絶対良くないと思うんだよね。そういう意味では、常勝時の人気のある選手が居なくなってきた、というのはそれを変えていくタイミングに近付いて来ているんじゃないかと。その方がサポの為でもあるだろうし、選手にとっても距離が近付くことによって更に後押しされてる感が増すと思うしさ。クラブにもサポにも選手にも強かった頃を引きずって胡坐かいている部分がまだある程度はあるんじゃないかなぁと思うんだけど、選手に関しては全盛期を知る選手が少なくなることでだいぶ大きく変わるとは思う。

サポに関しては…今回ジェフから阿部が移籍したことで「サポにあんな説教されたくないもんな」とか書いてた人が居て笑ったんだけど、うちはうちで奥が「応援されなくたっていい」的なことを言ってたクラブだから…過去の話でもまだ今のうちはその延長線上だろうから。あとは…サポまで「田舎」って言葉を使って貶めていたらどうしようもないよね。仕方無いじゃん、磐田は磐田なんだから。

新・磐田市でも旧・清水市と比べても人口1/2でしょ?どうせ地殻変動も起きないしどこでもドアもリニアも出来ないし首都機能移転だってしないからさ(笑)アクセス悪いし人口少ないのもスタがボロいのも仕方無いんだよ。鹿嶋市と違って浜松市が隣にあるだけマシってぐらいで、でも浜松もあくまで「隣の市」だからねぇ。市やスタの規模考えれば、今までの予算規模が大きかったと言えばそうなんだよね。

勿論クラブの強さを保てなかった・人気選手を続けて放出して、予算を縮小せざるを得なかったフロントも悪いし、こんなクラブがあるのにスタが埋められない地元民も悪いだろうし。FC東京戦でも結構学校の招待がフリーゾーンにはあったからさ。ここまでのチームでもそれしなきゃある程度埋まらない状況なんではなー。観客動員を考えればやっぱ今までがバブリーだったんだと思うよ。チケット・グッズ売上げがたかが知れていれば、スポンサー料に頼るしかないんだし、その中で飯田産業が一番条件良くて、何人も居た高給取りの選手の年俸捻出の為にそうなってんのなら仕方ない面もあったんでしょう。そういう選手をサポが求めてるって言うんだから。

なんか、他のもっとシビアなクラブを思うと…よくこれでやっていられるよなって思うよね(笑)今はまだ三方、四方ともに「本気で、何よりジュビロの為に」になれていないのだと思うよ。そういう点では…なんていうか…強かった人の弱い姿を見て、愛着って沸くことってあるじゃない?(笑)だから今回もしこれで弱くなって客が離れても、それでより身近で深い愛情を抱くファンも居るだろうし、残りたい人が残って、そこからがスタートなんじゃないでしょうか。

今までは勝手に強くなって、勝手にサポが増えて、勝手に強くて――お互い与えられた部分とかあったんじゃないかと思うんだよ。今までが恵まれ過ぎていたのかも。でも今は他のチームのフロントもまともになってきて、今までのようにはいかなくなった。まぁこの3年なんてお隣の清水や、同じく後発組の湘南、柏、セレッソと比べれば低迷のうちに入らない。そしてうちはヴェルディとは状況も環境も違うはず。どうにでも変われるだろうし、どれだけでも距離を近づけられるはず。勿論、三方、四方と歩み寄らなければならない部分もあるだろうけど。

(んー、長かったけど、まあ)そんなことを思ったよ。福西が居なくなった程度でターニングポイントになるのなら、居なくなってもいいんじゃないかなって逆に思った。だってさ、引き合いに出てくるFC東京にしても浦和にしたって、一人の選手が移籍するぐらいでここまで「サポ辞める」「スタ行かない」的な話にはならないと思うんだよ。出ていく選手は多分に恨まれるだろうし(笑)、フロントの責任も責任として追及はされるだろうけど、クラブへの愛情に矛先を向けるファンの割合はうちと比べれば圧倒的に少ないと思う(そりゃナオギャルやハセギャルも居るには居るだろうが)。だから…まずそこからなんだと思うよ、ジュビロも。

…いや、でも正式決定してこの記事見て、後ろの旗が違うって言うのがなんか…やっぱ寂しいよな。因みに奥さんが東京出身だそうで(ずっと愛媛で同郷の人とかだと勝手に思い込んでた)。名波のことがあったばかりだから、尚更家庭の事情って言われたら仕方無いんだろうなぁとは思う。けど悔しいのはやっぱ悔しいよな。公式サイトトップのこの画像が、ジュビロのリリースが出た後にも福西のままで(笑)

俊哉の時は最初の報道から結構長引いたから覚悟もあったし、名波は実際もう戦力・立場が微妙だったけど…今回は本当にあっと言う間だった。20日朝に最初の報道があって、22日に正式決定だよ?これだけの格の選手でこれだけの電撃移籍って、今までにあまり無い例だったんでは(勿論水面下ではずっと動きがあったんだろうが…)。ずっと阿部阿部阿部だったけど、クラブも代表も実績としては福西の方が数段も上だもんね。五輪代表でずっと主役格だった分(あとは代表監督オシムの申し子って部分で)現時点では阿部の方がインパクトあるだけで。

うーん。でも結局、福西の移籍がもっと早くから表立っていれば、(戻ってこないって元々発言していた名波はともかく)服部に対してはもっと強く残留を要請したんだろうなぁ。まず福西の抜けた穴に対して守備を考えて服部を中盤に使うこともあるだろうし、上田を中盤で使って服部をサイドで使うこともあっただろうし。久保、福西と移籍金0になる30歳になった途端移籍したわけだけど、この30歳ってタイミングは今後プロ野球のFAみたいなものになっていくのかも。複数年契約結ぶか、その前に売るかみたいな。…補償選手くれ(笑)金沢とか栗澤とか。

土曜の話。福西のニュースにぐるぐるした後、出社して22時半頃まで仕事。でも本当はもっと早く起きて早く終わらせて、1つ余った18きっぷで無駄に乗ったり降りたりして「贅沢だなー」とかそんなことをしようかと思っていたんだけれど。街すら全然歩けず。HMVの100点溜まったカードが20日までだったので、閉店直前のHMV渋谷店に駆け込んでボロボロのSONYのイヤフォンの後継とクリアランスのCD何枚か(これは先日のやつとまとめて書くはず…)を購入し2,500円の値引き。でも正直新しいイヤフォンイマイチ。素直にATHのやつ買えばよかった!

納豆ダイエットで誇張 関西テレビ「発掘!あるある大事典II」
すほうれいこ、危うく“納豆ダイエット”の被害者に!
んで、0時過ぎに吉祥寺に戻って来て99イチバに寄ったら、納豆が買えて。「うわー、ようやく買えた」と思って帰ってきたら、こんな(上側の)記事が。笑ったというかなんというか。この時はとりあえず「これで普通に冷めて、また普通に納豆買えるようになりそうだなぁ」ぐらいにしか思ってなかったんだけれど、今日(月曜)になって、下側の記事のような記事がちらほら。被害だとか危うくだとかもう買わないだとか。

嘘、捏造、騙しというのは大問題には違いないので、もうとりあえずそれは置いておくとしてさ(でも今回も、嘘のデータの放送をしたのが問題なんであって、「実際にそういう説もないこともない」って記事があったよな)。別にダイエット効果が無くても納豆が栄養バランスが良かったりだとか健康に良いのは元々知れ渡っている通りじゃないのかなぁと。別にそれが薄れるわけじゃないし、カロリーが高いわけでもないと思うので太り易い食べ物でもないと思うのに、なんで危うくだとかもう食べないとか、一気にそんな突き放した対応になるのかな(笑)

今後も毎日食べるにこしたことはないと思うんだけどなー。元々そんな好きじゃない人が無理して食べたのかな?僕なんかは元々好きだし元々体重も少ないので(でも本格的にハマり始めた高校卒業以後こそ体重が下がってそれをキープ出来ているのもまた事実だったりするんだけれど)、嘘でも本当でも後付にしかならんのだけどさ。でも結局、大体そもそも食べるだけでダイエット出来るはずがないってことでしょ(笑)「毎日食べなかったけど痩せなかった」って、納豆なんてたったあれだけの量だよ?重要なのはむしろ他の献立だろ(笑)食事も一つの要素(手助け)であって、やはり身体動かさなきゃ(血液を流れさせなきゃ)駄目なんじゃないかなあ。

人々の飽くなきダイエットへの欲は分かったけれど…なんかこの標的のずれた手の平返しからも来る短絡さが日本人の思考や報道性の問題であって、滅茶苦茶ぶっ飛んだ極論を言うと、この短絡さが終わりを迎えることのないいじめ問題や自殺の連鎖にも通じているんじゃないかって…思うのは僕だけだろうか。何かもっとちゃんとまともに多角的に考えられないのかな…って思わないかな。「危うく不二家のお菓子を買って被害者になるところ」だったとかそういうんならまだしっくり来るけど。因みに個人的にはおかしのまちおかの安売りで買ったばかりだった(笑)

そんな感じかな。別に納豆が良いものなのは変わらないと思います。こういう無駄な感情操作が嫌いだ。最後に音楽の話。CDTVフジファブリックが9位だった。すごいな(笑)てことはオリコンでも9位だよね。1年以上リリース無しだったのが当たったかな(しかしフジファブリックみたいな音がオリコン10位以内って、すごい!(笑))。ゲストライヴの椎名林檎を見て、以前と比べて老けてきていたのでなんかちょっと安心した。僕だけが歳をとっているんではないはず(笑)

Husking Beeトリビュートが出るみたい。メンツ超豪華。レーベルはTOYSか。ハスキン解散したのって2年前ぐらいだっけ。アジカンが"The Sun And The Moon"になる気がする(もしくは曲名忘れたんだけど2002年に出てた「鮮やかな君とは繋がっていたいから〜♪」って曲。ハスキン、日本語詞になってからは僕がパンク/ロックから離れ始めた時期なのもあって聴かなくなったからなぁ…)。あとはGrapevineがアルバム発売決定とか鈴木亜美のアルバムに既報のキリンジBuffalo Daughterに加え、何とScoobie Doカジヒデキノーザンブライト(まだ活動してたのか。ロンロンクルーは昨年か一昨年に出してたの覚えてるけど…)やつじあやの参加するとか(カジくんはあんま違和感無いかも(笑))。

あとはthe pillowsの新曲のC/Wにライヴでやってたミスチルのカヴァーの"つよがり"が入るだとか(まさかこんなあっさり入るとは思わなんだ。すごく良かったので、楽しみ。"スケアクロウ"と"つよがり"と、ピロウズにしては久しくなかった歌モノ色の強いシングルになるよね。avex、いきなり仕掛けて来たね(笑)と会社のピロウズファンの人=昨年ライヴへ一緒に行った方と話していた)。

フジファブリックオリコン10位以内に入るご時世なのだから(映画主題歌ですが)、ピロウズもそこそこいいとこ行くかもねーって言いたいけどDVD付き初回盤はチャートアクション的には逆効果だろうね。ま、ピロウズファンはチャートアクションなんて起こしてほしくないんだろうけど(笑)僕は見れるものならピロウズのMステでPVの流れるのとか見てみたいけどね(笑)それが痛快だって思うだろうから。