ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

Soil&"Pimp"Sessions @ 日比谷野外大音楽堂

さて今日は大雨の予報にかなり怖気づいていたけれど、ソイル@野音へ行って来ました(最近そればっかだけど、取材と称して)。でもやっぱ雨が弱くなったのを確認して…少し遅れて行ったんだけれど。最後の方は殆ど止んでてよかったかな。今思えば最初ソイルを見たのは大雨の中。あの時は本当小さな小さなSOIL!コールだったけれど、本当に大きくなったなと(昨年の朝霧の時にも思ったけど)。すごい良かったです。あの大雨の朝霧が今思えば僕の音楽の変遷の一つの大きなターニングポイントだったんだろうなー(SOILもそうだけど、DCPRGがそうだし。JAM方面への意識はあそこからだった)。ワンマンで見るのは浜松窓枠の時以来になるのかな。まずセットリスト。

01. Suffocation
02. 閃く刃
03. ZAMBEZI
04. WE WANT MORE!!!
05. Harbar
06. HYPE OF GOLD
07. Quiet Passion (JAM Session)
08. PLUTO
09. SAHARA
10. FUNKY GOLDMAN
11. マクロケ
12. マシロケ
13. SUMMER GODNESS
14. 殺戮組曲
15. The Party

[Encole]
16. No Taboo
17. 殺戮ニューウェーブ
18. SCALES

席は立見なので奥の隅の方で見ていた。雨で滑るから段差とかに立っちゃ駄目だった。"FUNKY GOLDMAN"では椎名純平が登場。"マクロケ"〜"マシロケ"で盛り上がりは最高潮に達したものの、拡声器が壊れてしまって…"マシロケ"の最初のところの声が出なくてね。すかしっ屁みたいになってしまっていた(笑)"Crush"はやるかなって思っていたけれど、やらず。18曲か…思ったよりも少なかった気がするけれど、今回は野音スペシャルセットだったそう。ライヴが当然かっこよかったのは言うまでもないし、あとフジロックに出るって社長が言っていたよ。

終わって適当に歩いていたら西に向かっているつもりだったけれど新橋に到着。なんでだ…。毎日来て見慣れた新橋ですが(やだなー)、平日と違って週末・休日は全然人が居ないんだなって思った。さて、この日のライヴに遅れたのは、雨で怖気づいてた以外にもテレビで川崎-FC東京見てたのもあるんですが…いやー。他人の不幸を蜜の味するのは、いつか自分に降掛かりそうなんだけれどさ。でも選手が移籍して行った両東京の不調には多少なりとも蜜になっている部分はあるよ(笑)

でもなんだかんだ言ってさ、生え抜きの選手って色んなものに守られてると思うんだよね。「転職も一回しちゃうと辞めることに慣れちゃっていけない」なんて話を前に人としたりしてたんだけれど、名波もあれだし、奥もこのままいけばJ2でしょ。福西もあれだけ動かないと単純に使えねーって感じだし、服部もあれだけサイド突破されると使えねーって思ったし。外様はやっぱ厳しいもんだと思うし、勿論厳しい環境を求めて出てくんだろうけど。もっと良い選択肢があったろうに。

ジュビロは地味に首位と勝ち点差3の5位?これで前田、西、マコが戻ってこれば内容も結果も伴うサッカーに近付けるんじゃないでしょうか。なんかFW取れって言わなくなったね。本当にここまで勝てると思ってなかった。あと両東京組はあれなのだけれど、河村が川崎で結構試合に出ているなあ…(今日もだし、浦和戦も出てたよね)。2年居ないから忘れてるけど今年も一応レンタルなんだよね。

磐田から出る前のイメージが圧倒的に強いから、川崎で割と出ている状況はどうもピンとは来ないんだけれど…今はもううちもボランチの層が厚いわけではないし、今年一皮剥ければきっと来年は戻したいんだろうなー。その時には磐田サポも、川崎サポも、どんな反応をするか。あんまし予測出来ん。しかし大橋は昨年ラモちゃんに干された選手の一人だったので今日の2得点は見ていて痛快。ジャッジに負けた5-4の試合を見た身としてもちょっと気が晴れたかな。

Rock On The Rockのチケ、ヤフオクに少し出たけどかなり高騰してる(笑)無理だ。まぁチケット無くてもBEACHの方は見れないことないし、ROCKの方も聞こえるよな。場所は海の方に陣取れば過ごるし。とか考え中。あとGW前後の出来事としては、僕の一番好きだったバンドの新譜のレビューを本名で(仕事で)どこかに書いてあります。Yahoo!のライターズレビューの中にも僕のレビューが本名付きであったりして、「名を残せたかな」って思ったことがあるのだけれど…このレビューもまたそこ(Yahoo!Music内)に掲載されないかなーとか思ったりしている。出来は正直イマイチなのだけれどね…(書きたいことがありすぎてまとまらなかった)。

ただ何となく思うのは。ここ最近、自分の中には衝動的な「これは!」と言うものが、薄れてきている気がする。そう思ったのは、やはりライヴなんだけど。年も取って、今は色々見る機会が多いから、慣れが来るのは当然。なんだけれど、若い頃はほんと一つライヴ見るとさ、その衝動で一気に思いを書き切れた。でも今はもうそれが出来なくなったな、と。それは仕方無いんだけれど。

ただライヴだけじゃなく、サッカーやフェスなら近年そうだったところはあったと思うんだけれど、それも薄れて来ている。今の東京での暮らしも衝動的に面白いものというものも近頃は無いし、仕事も…まぁライヴ取材とか、レビューだとか、いやそういう音楽絡みじゃない僕の得意とする分野(本業)でも、最初はもっと緊張感があったはずなんだよ。それが薄れるのは仕方無いことなのかもしれないけど、でもやっぱ…せっかくこっちに居るんだから刺激を受けないでどうする。

もしかしたら、終電とかも最初はもうちょっと少し「おお、終電まで仕事しちゃった」的な刺激があったのかもしれない(笑)まぁ何か…衝動的にのめり込めるものが欲しい、見つけなければ、と思う。今もう自分が知っているものかもしれないし、知らないものかもしれない。いつどこでそれを発見出来るかはわからないけれど。「現状、時間もお金も限られるからなぁ」という意識を軽くでも飛ばしてくれるものがどこかにあればな。会社のことで気持ちに余裕が無い部分はあるけれど(仕事的にはそうでもないんだけれど)。何か人の気持ち的なものが大変で、僕も不安になっている。そういう時だからこそなんか笑える要素があればなぁ、と。

何か20の頃までは自分を守る為に、メンタルな話を読んだりしてたんだけれど(「ネガを肯定して欲しい」的な方向性)、今はその辺の読む部分も変わったなあ。自分が何をしたら、多少なりとも良い影響を与えられるか。何か正直読んで「ああ、なるほど」と思う程は出来ていなくて自信は無いんだけれど、でも痛みは知っているつもりだ。だから目を逸らせないし、僕に出来ることはしたい。

今も決して僕自身ポジティブな意識で動いているわけじゃないと思う。どちらかと言えば危機感に動かされてるのには違いなく、きっと他の誰かがやってくれるんなら僕はきっと動かないことってほんっと色々あると思うもん(ネガで引っ込み思案で優柔不断で気の弱い無気力な駄目なやつだよ(笑))。

「でも楽しい方がいいもんなあ」っていう、多少なりともポジティブな思考は以前と比べればあるにしても、やはり過去の痛みから来る危機感なのかな、という気はします。多分流れに任せて動かないで居るともっと自分が苦しむことになると思う、という危機感もあるから。そう、結局は自分にどう返ってくるかってところではあるんだけれど、やっぱそれは悪いより良い方が良いもんね。

今日終電で隣のおばさんが「荻窪の時寝てたら起こして下さい」って言うものだから実際に起こしたんだけれど、「気を付けて帰ってくださいね。ありがとう」って言われてなんかちょっと嬉しくなった。ので僕もすげー笑顔で手を振り返してみた←ここまでしないでもいいのに(笑)でもいちいちそこまでしてみた、というのが自分の中で少し新しかったり。当たり前のコミュニケーションなのですが、「誉めることが苦手な人が最近は多い」とか言うじゃないですか。言わないか。

まぁそう感じる中で、そんな「当たり前の、求めること・礼を言うこと」って、少しずつ(自分の中で)当たり前にしていければきっと大きなものになっていく…かもしれない。僕からこんな言葉が出てくるとは思わなかったが、ほんと笑顔で居られるように(笑)昔、ネガを肯定して欲しかった頃。は、笑顔でなんて居られるか。みたいな部分ってあったんだけど。でもぶっきらぼうに返すより、笑顔で返した方がきっと良いだろうなって今となると思う。あとこういうのとか。出来るようになりたい。3日の日記の中で少し書いているけれど、別に上と下ではなく、同じ立場の1対1からでも「肯定的受容」(だったかな?)を出来るようになれば、お互い分かろうとする・同じ目線に立とうとする姿勢に近付けるんだろうと思うから。

とか言ってる何週間か後に「やっぱだめー」とか言ってたりして、自分(笑)でも今は僕の人生史上で一番大きな視点で見よう、何かをしよう、としていることは多分間違いない。自分を動かしているのって結局常にどこか何かに対するアンチテーゼ的な要素が確実にあって、それは決してプラスではないかもしれないが。でも動かされる部分がある以上、出来ることはしたい。でも多分、上手くいってもいかなくてもそれはきっと成長だと思う(そうなれている時点で)。

最近は心理マネジメントへの興味がすごい沸いてきている自分が居る気がします。僕ってロジカルな人間ではないから感情・感覚で動いたり、書いている部分も多いんだけれど…だからこそもうちょっとロジカルにその辺が分かれれば、自分でも使い分けられれば、と思うところはあるんだよなー。しかし小泉孝太郎の番組に武豊が出ているなあ、と思っていたら、これ二人の番組なのか。不思議な組合せ(というか武がレギュラーの地上波番組ってすごいね。フジならでは)。