ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

クラムボン @ 日比谷野外大音楽堂 とかアジアカップとか

そういえば先日帰省した時に「浜松に来るメジャーアーティストが多くなったよね」なんて書いていたんですが、昨日のAXでVINTAGE ROCKのスケジュール見てたらELLEGARDENストレイテナーがそれぞれワンマンで10月に浜松窓枠でやるみたい(窓枠のサイトにはまだ載ってません)。マジかよ、すごいな。若いバンドっていうイメージ的にはFORCEっぽいんだけれど…窓枠なんだね(窓枠の方が層が上っぽいイメージ)。くるり木村カエラhydeをやった実績からなのかな?ピロウズ(やスクービー)と違って「帰って見たい!」とは思わないけれど(曲は好きだけど、まぁ思い入れレベルで。)、とにかくここまで人気のあるバンドが浜松にツアーで来るってのが、すっごいよね。もうほんと嬉しい。

ビークル辺りだったらピロウズみたく「帰って見たい!」と思うのかも。ビークルも、むしろ今より僕の青春時代に好きだったバンドだし。この間のN.G.THREEよりも少ない客の前で、浜松で見たわけだからさ(笑)そうか、僕が浜松のハコで(思い入れと言うより、流れで…)最前列で見たアーティストと言うのが、(僕の記憶が正しければ)Beat CrusadersGoing Steady(現・銀杏BOYZ)、くるり、そして今日のクラムボン。なのだけれど、この中ではクラムボンが一番最初だったんだな。本当に今となってはそうそうたる面子だよなぁ。全部一人で行ったライヴと言うのが切ない(笑)ほんと、高校生で一人でよく行ったもんだって気もするよ今となっては。

さてそんな感じで本日はクラムボンを見に野音へ行って来ました。いつもながら取材と称して。この週末は…今後の週末はフェス続きであんまり時間が取れなさそうなんで色々なこと(書くものにしても、部屋の掃除にしても)をやっておきたいのだけれど(あとフジロックの準備も!)、土曜はいきなり午後どころか夕方近くまで眠りまくって、「やべ、開始に間に合うか?」なんて相当焦った。結局今日もライヴと、その終わりでサッカー見て帰りが遅くって…こんなので25日本当に帰省出来るんだろうか。とりあえず明日頑張って色々やろう。

クラムボンを見たのは今年のRock On The Rock以来か。メンバー見ただけでライヴは見れてないんだけれどね(笑)ライヴを見たのは昨年の朝霧JAM以来…かと思いきやクラムボンの時はそういや眠ってしまっていたし、その前になると一昨年のフジ…?と思いきや、一昨年のフジでもクラムボンの時は眠っているっぽい。となるとまともに見たのは2005年のROR以来になるのか?やはりフェスへ行くようになって遭遇率が高いはずのクラムボンなのだけれど、何度目ぐらいなんだろ。99年、最初に見た時の次は初めて行ったRIJFだったんだっけ。ワンマンは初です。

一応ツアーはまだファイナルがあるので(振替の鹿児島)、セットリストなどは省略。でも曲名はちょっと出します。入場する時にシャボン玉を渡される。結局吹かなかったので、とりあえずフジにでも持っていくことにしよう。5月のSOILの時と同じく立見だったのですが、昨年の勝手にしやがれの時に座って大丈夫だったところに座ったら、今日は駄目だって注意されました。残念。なので隅の方の比較的空いているところで見ていました。むしろこっちの方がよく見えたけど。

しっかし立見エリアは関係者が多かったなー。ちょっと見ると殆どの人がシールを貼っていた気がします。…ので僕も貼ってみた(笑)せっかくだし…なんかしてない方が後ろめたさを感じたのかも。誰も知合い居ないけど、一応僕だってそうなんだ。という強がりだろうか。でもほんとさ、名刺交換している人とか居ると…なんか、もっと(僕も、媒体としても)力つけなきゃ駄目だよなぁ、って思う。今年の引越しの時に色々処分してて、その中で出てきた郁子ちゃんのサイン入り生ポラロイドをもらって喜んでいる場合じゃなかった(←そもそもこれ、なんでプレゼントに使わなかったのだろうとか、そっちを考えるべきだったかな)。

まぁそんな仕事仕事考えていても仕方ありません。ていうか、クラムボンのライヴ見ていたらそういう堅苦しいことは吹っ飛んだかな。勿論、僕がそもそも普通にクラムボンが好きなので、そういう視点で見て居られないのもあると思うんだけれど(笑)特にメドレーのね、"パンと蜜を召し上がれ"→"ドギー&マギー"の流れはぶっ飛んだ。昨日100s見た後に、こうやって"パンと蜜〜"を聴くのもね…なんかまた思い出してしまうことがあったし、あとは"君は僕のもの"もね…本当に大好き。"まちわびまちさび"はリアルタイムじゃなくタイムラグがあって好きになったんだけれど、あの中の曲はクラムボンの中でも好き度合いが高い。どうしたらそう言えるの、ってどれだけ思ったことかと(笑)冬を越えても春は来ないですけど。

クラムボンのライヴを見て改めて、音楽って良いもんだなあと。音楽と、それを繋ぎ止める人。そうそう、近くに車椅子席があって…でも途中から座ってた人が、立ち上がって見ていて。それ見てて、昨年のサマソニでのELLEGARDEN(の"Missing")を思い出したんだよね。丁度その時も車椅子席の横で見ていて、別に僕もELLEGARDENがそんな好きだったわけでも無いけれど…涙腺が緩んで、音楽やアーティストの持つパワーって素晴らしい!ってことを思ったんだった。

それをクラムボン見てて思い出してね。とあることをふと思い出して(というか僕の先日のORANGE RANGEファン評もそうかもしれません)、アーティストやアーティストのファンに優劣付けるのって、すっごいくだらないことなんだと思う。結局、ある意味「音楽ごとき」でそんな人間の優越みたくなるのが嫌で、僕は一度「その時の音楽」を切り離して、ひたすらサッカーを見るようになったところもあったわけなんだから。…当然、マナーが良い・悪い、改善点などは考えていかなきゃいけないんだけれど、ただ優劣付けるだけの気持ち悪いことはしちゃいけない(ましてやなんか自分が優越感に浸っているかのような目線になっては駄目だ、と。)。

…そんなことを思っていたら、木陰からガサゴソと…人が3人。…野音はリストバンドとか無いから見分け付かないけど、普通に入り口から入ってここから出てくるなんて無い。てことは…不正入場?幾らクラムボン好きだからって、幾ら音楽が気持ちいいからってそれは無いでしょう…。何へ乾杯しているかわかんないけど乾杯している場合ではないでしょう(笑)入る時、外で座って聴いている人多いなあ。とは思って、さすがクラムボン。とは思ったけれど。

うーん…結局こういうのはモラルの問題なので…。チケット代払うよ、とかそういう次元の話でもないし。別にこれで「クラムボンもファンの質が下がった!」とか言うわけではないけどさ(笑)、来年もきっとチケット売り切れるんだろうし…入れない人が出てくるんだろう(まぁ2日間開催にするしか無いとは思うけど)。難しいものだなあ。まぁ僕も外でもタダで見れる、聴ける場所で見れれば/聴ければいいや。なんてことする人間だから、あんましクリーンな人間ではないけれどもさ(笑)さすがに柵越えはまずいんじゃないかと…。リスク高くて絶対無理。犯罪になるよね?

とは言え、でもやっぱクラムボンもファンも素晴らしかったと思いますよ。なんだろうねこの雰囲気は。うちの会社にこれだけ音楽好きが居てこういう雰囲気好きそうな人が少なくなってしまったのが本当に悔やまれるところ…。野音もやっぱ良いなぁ。やっぱり、僕は外の空気が好き。平日もライヴがあってくれれば会社から近いのに…。そんなこんなで、ライヴの終盤からはアジアカップの経過も気にしつつ、というかクラムボンを見つつ聴きつつ、ワンセグで試合を見ておりました。日本代表-オーストラリア代表。ライヴが終わったのと前半終了が同じぐらい。

ライヴが終わったのが丁度ハーフタイムに入ったところ。野音を出てすぐさま新橋の(何度か行ったことのあった)アイリッシュパブへ移動し、立飲みでアジアカップの後半から。フィジカル負けした昨年のW杯。この暑いであろう時間帯、日本がパス回し疲れが蓄積し(日本代表のパス回しって、「パス回しの為のパス回し」って感じがするんだよなぁ)、徐々にペースもオーストラリアに行くんじゃないか…と思っていたところで相手に先制されてこれはやばいなと。そう思った直後に高原のゴールと相手の退場だったので、あれは本当に大きかった。お店大盛り上がり。

高原のゴールは…相手のミスだったとは言え、その前の巻の折り返しも誉めてあげたい。だって、昨年のオーストラリア戦は巻ではなく小野とか大黒を投入したのが一つの敗因だと思っていたから。ガタイの良い相手に、フィジカルで押されている中、フィジカルが取り得の巻を使わないんでどうするんだと…そんなことを書いていたんだった気がする。ほんとなんであそこで大黒だったんだろ。

オーストラリアは一発赤、キューウェルのシミュレーション、あともう一人のシミュレーションと、そしてPK負けと不運なところもあったかもしれない(シミュは二つとも、まあダイブっぽくも見えるんだけど、厳密に見たら掛かっているよね?)。W杯に近いパフォーマンスだったらやはり今回もかなわなかったんじゃないかとは思うんだけれど…まぁ日本はそれなりに危なげなく守備は出来ていたから良かったのかも。このレベルの相手の為の(初戦からの)この面子だった気はするよ。

勿論、相手が10人になった以上は流れの中で勝って欲しかったし、特にPK戦の前の時間帯はせっかく矢野貴章入れてるのになかなか中に入れずに後ろでだらだら回しているだけ。サイド振っても誰も追い越しにいかない。寿人がスペース空けたのに誰もそこに走り込まない。基本的に、サイドバック中村憲剛の追い越し頼みって感じだったので…良かったかはわかんない。寿人もあれはふかしちゃいかんと思うし。まぁでも、川口がすごすぎ。前回はまだポーツマスだったんだっけ?だから違ったけれど、今回は磐田の守護神としてですからね。誇れます(笑)

オシムPK戦で引っ込んだのは2005年のナビスコでも見ていたけれど、今回PK戦の最中でオシムがロッカーで座っている映像がうつって、お店が笑いに包まれた。というかいちいちオシムの挙動に店内が反応しているのも、なんだかジーコとは違う「タレント」としてオシムが扱われてるなぁと(笑)ただ、今回はサッカーファンとして。面白がられている気がしたからいいんだけれど(ジェフの監督だったオシムを見ている人)、代表しか殆ど見ない人にとっては、本当にオシムとかジーコとか中村とか…、芸能情報みたいなもんなんだよね(笑)それがなあ。やっぱり僕としては…笑えないところとかがあったりするんだよ(笑)難しい。

明日やること。家事。フジ準備。期日前投票。明日から駅近くでの会場でも事前投票が出来るようなので。投票に関しては今日選挙公報を電車の中で読んでいた(投票する人や党なんて決まっていないので、ちゃんとこういうのは読みます。格差とか年金とかそんなところは僕にとっては争点ではない)。ただ思ったのは新聞サイズは電車の中で読むには大きいと思う。もっと読みやすいサイズに出来ないものなのだろうか。フジ行く人はちゃんと期日前投票行ってほしいよなぁ、ってすっごく思うよ。いざ人に言えるかと言うと言えないけどさ、押し付けがましいの好きじゃないから。でも逆に僕には選挙に行かない理由がわからないところはあるんだよなあ。苗場で投票出来たら皆しに行くかな(笑)

日曜。思った程外出が出来なかったけれど…部屋のこととフジ準備と投票はしてきた。しかしまあ何故1日はこれしか無いのかと。自転車でどっか行きたかったし(千駄ヶ谷に置いたまんまだ)、昨年のフジ日記もまだ終わっていない(笑)最近はノーパソ持ち歩くことにして、帰りの電車の中で打ったりしてるんだけどねー。来週からとりあえず3週はフェスが続くの確定なので、色々間に合うのかってところで…頑張らないとな。喉の調子がなんだかまた悪くて嫌な感じ。

フジ準備はあとは今日洗濯したものが乾くのを待って衣類準備するのと、フェス用の小さな財布と防水スプレー。本当は防水スプレーは今日用意したかった。ただ今日キャリーカート見たら、ゴムがちょっとやばかったので…これも新しいの用意しよう。切れた後じゃ遅い。テントは結局いつもの一人用のやつだ。

しかし今思えば1年前の週末は、フジを前にして…会社で大規模なサーバー・ネットワークトラブルで2日徹夜した時期。可能性の話をすると…フジ前日や当日になってそういうことが起こる可能性が無いとは全く言えない。そうなった時、僕はどうするのだろう?どうすればいいのだろう。自分の判断になるのかもしれないけど…こういう時の人的なリスク分散への不安は消えないよなぁ。

ちょっと前に「前の会社は――」ってな話を書いたけれど、前の会社の上司ってのが、元々総務の人間だったんだけれど、部下が辞める時は必ず自分でもその人間の仕事を一度把握してプログラム言語やコマンドやサーバー知識も覚えていったような人間だったので。そういうのを見ちゃっているから、上司が部下の仕事を見ることが出来る、カバー出来るのが普通だと僕は思っているところはあると思う。プラス、上司ってそうあるべきなんじゃないかと思っているところはある。

まあでも。前の会社の時は仕事のメールが全部携帯に飛んできていたから…それを思えばどう考えたって楽だよなぁ。昨年の朝霧でもトラブルのメールがあって切なかったけど、最初の朝霧には前の会社の時だったから普通にメールが飛んできてて電源切ったりしてた気がする(笑)まあなるようにしかならんね。今日はふとライジングサンにも行きたいと思って…今みたく休日にメールが飛んでこない環境も今だけかもしれないから。今年逃したら行けないんじゃないか。とかそんな事を思い始めて(笑)問題は体力だけど…今年は夏休みもあるし、他のフェスのチケ代が掛かっていない。当然一人で、だけれど、誰かに行かね?って言われたら行く勢い。マジで考えてみようかな。RIJFも本当はキャンプが良い気がしてきた。