ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

The Go! Team @ 代官山UNIT

The Go! TeamのJAPAN TOURの一環、GAN-BAN NIGHT SPECIALへ行って来ました。いつもながら取材と称して。今月も6日を終え既に2日に1回のペースでライヴを見ているのに、今日7日から10日までは4日連続でライヴです。好きなこととは言え、しなきゃいけない仕事、書かなきゃいけないもの、覚えておかなきゃいけないこととか考え出すとちょっと気が遠くなる。ライヴ行く分もっと頑張るけど、来月以降は勿論ガツンと本数減らします…。今月は多過ぎだし、でも世間的にも良いのが多いと思うんだよね…。ライヴ行く回数が多いことへの諸々は翌日の日記に書いているのですが、当然僕のしていることへの反発ってのはあって…。

でも別に「他の人が行ってくれるのなら任せる」って姿勢ではあるつもりで。ただ残念ながら、僕の音楽の趣味と競合する人が同じグループ内に今居ない状況になりつつあるのかと…。グループ内じゃなくても誰か行ってくれるなら任せたいけど、そういうリソース使えるわけじゃないし、あとは自分が担当の人は僕が足を運びたい気持ちが当然あってね。とは言え、この状況は来月はどうにかする。ただ今回のThe Go! Teamは誰かに任せる気なんて1mmも無かったろう。

The Go! Team'05年のフジロックで見ていて、でもこの時はあんましちゃんと見ていないように、まだ好きだったわけじゃなくて。1stアルバムを聴いたのがこれより全然後、多分東京来てから…吉祥寺のツタヤで借りて(笑)今更借りた理由ってのもKevin Sheildsのリミックスが入っていたからとかそういうんだった気もするんだけれど、んで聴いたら結構ハマったんだよね。そこそこ長く聴いていて、今年9月の新譜"Proof Of Youth"も素晴らしくって、一発目からガツン!と来て。これは今年のNo.1だって…その後他のアルバムを一番だっつって撤回してるんだけれども(笑)でも改めて聴くとこれが一番かなぁ、って気もする。

この日のライヴもおそらく今年ライヴハウスで見たライヴではNo.1かも。今年初めて最前列なんぞでライヴを見たってのもあるかもしれないけど、でもそれ以上に単純にThe Go! Teamの鳴らす音が好きで、演奏っていうかライヴ展開?パフォーマンスがすっごい楽しくって…良くて!ちなみに今回前へ行ったのは、ガッツリ踊りたかったからではなく、撮影の為に前の方に行く必要性があったから。今回はオフィシャルの撮影がないとのことで、「必要なら撮って下さい」って話で(笑)

でもそんな風に許可は得ていながらも許可を証明するようなものはない状態で普通にフロアで撮っていたので、周りからすりゃ「あいつ一体何?」みたいなところがあったかも…。全然良いのが撮れなくって、それを気にしちゃって…正直撮影に気に取られるところもあったしね。まあそうであっても…やっぱり最前列ってステージのパフォーマンスがよりダイレクトに伝わってくる場所だから迫力があったし、それでより良くライヴを感じられた部分ってあると思うよ。でも、なんだか何と比べてというより、そもそもThe Go! Teamのサウンドが好きなんだと思う。

それにしてもメンバーの立ち位置が頻繁に入れ替わって面白かったな。ボーカルの子(NINJA)すら時にはドラムを叩いて、ギターもムスタングも2人や3人でジャズマスターも交換し合ったりして、ドラムもたまにツイン。カオリさんは右行ったり左行ったり。マルチプレイヤー。ニンジャはノーブラだったのだろうけれど逆にあれは付け乳首だと思いたい。日本代表ユニのどこがいいか今までよくわからなかったが(←それもどうかと思うけど)、なんか今日良さがわかった。ドラムの子かわいい。前面のナンバーが「Go」になってるのも良かったけれど後ろのネームの部分の「CHI」って何なんだろう…。左側のギターの人の前への飛び跳ね方が好き。

ゴー・チームも良かったにせよ、オーディエンスが盛り上がり過ぎなぐらい盛り上がっていたのも今日のライヴが良かった要因の一つ。ていうか盛り上がり過ぎ。前に柵が今日は無かったのだけれど、まさかゴー・チームでこんなに前がギュウギュウになってるとは思わなかった(僕は隅だったのでそういうエリアではなかったけど)。オイコールとか起こりまくり、ダイヴも発生しまくり。まさかダイヴが起こるなんて思ってもいなかった…それにしても一度でもなかった、沢山泳いでる人居たよ。起こりすぎなぐらい(笑)ステージだけじゃなくフロアも多国籍入り乱れた感じで盛り上がってた。多分最初ダイヴの口火切ったのも外国のかた。

HALFBYの時に、JET "Are You Gonna Be My Girl"→Phoenix "Long Distance Call"→Your Song Is Good "あいつによろしく"辺りで大合唱になっちゃうような客層なので、もうそんな中でゴー・チームなんて正に待ってましたって感じのおかしなテンションだったかな。先月リキッドで見たライヴの時のDJが盛り上がってなくて(DJの重要度が低かったにせよ。)、JETの前述の曲も流れてたけど、まー反応が無かったわけ。その後に今日のこの合唱なんか見ちゃって、「あぁ、やっぱターゲットの問題だよな」っていう…(笑)鹿野さんも本当はこういう反応を見たいんだろうけど、支持されている層がやっぱ違うんだろうなあ。今日泳いでいた人も泳ぎ慣れているように見えたし、何気に今こういうライヴへ来るような人が、一昔前にミッシェルとかケムリが青春だった人なんじゃないかなってことも思った。

ライヴ開始は予定より遅かったけど終わった時間は大体予定通り(チャーベくんが22時半頃からやっていたから)。セットリストは大阪ワンマンとは違うようだけれど、曲数は多分同じぐらい。序盤に"The Wrath Of Marcie"、"Fake ID"。"Junior Kickstart"、"Lady Flash"辺りが中盤。後半に"Doing It Right"、アンコールが"Huddle Formation"、"Keys To The City"。最後の最後はメンバーもダイヴするわ、ギターを投げ入れるわ(弦切れまくり)、女子メンバーはフロアのオーディエンスに引っ張られてるわ、いやーほんと良いライヴでした。最高。カオリさんがリコーダーを使ったなんかの曲の後、最前列に居た子が「リコーダーかーわーいーい!リコーダーちょうだい!」と叫んでいたのにすごい笑った。

ドリンクを引換えてなかったのでライヴ後に引換えて(UNITではいつもレッドアイばっか飲んでるような)、5日にも見たばかりCubismo Graficoこと松田岳二を見つつ飲み干したところでフロアを出る。最初の曲は"Huddle Flash (Kevin Shields -v- The Go! Team)"でしたよと。さてはて、The Go! Teamの来日スケジュールのうち、何故ワンマンではなくこちらだったかと言うと、連絡が取れたから(笑)レーベルは盤は送ってくれたのだけれど、ライヴに関しての話が無くって…。

そうこうしている間にワンマンのチケットは売り切れていたのと、岩盤の人とやりとりし始めて。こっちの方がレスポンスも良かったし、自然とお会いする機会も多かったので。しかも途中からは元プリ・スクールの芹野さん(という書き方をしても良いのかな)と頻繁にメールのやりとりをさせて頂いていて熱もすごく入っていて…。いやもうプリの大ファンだしって話は何度か書いている通りとして。今回ライヴ前後にもご挨拶させて頂いて、「ずっと大好きでした」と告白(笑)

いやー、全社会議が遅れて今日は遅れてきたのでDJとかは全然見れていないんだけれどね。普通にグッズ売場に居たから別にレアでもないのかもしれないけど…でも思い返すとさ、高校生の頃からそれ以降、友達と何度かプリのライヴを見に行っては「どっちで見る?」「芹野くん側で」とかそんな会話をしていた、その対象だよ。最初のダイヤモンドホールで2列目からステージ見上げていた景色も覚えてるし。そんな相手と名刺交換なんてなかなか出来ないよ(笑)これは帰省時に持って帰って友人に自慢するってばさ(笑)握手とかもしちゃってなんか感動だよー。

芹野くんと握手したらば多分椎名林檎とか降谷健志とかとも間接握手なのだろう。すごいなぁ(←?)。見た目も若いなー。いやーかっこよかった。「また今後とも是非」って感じで、協力出来ればなって思っちゃうよ。この分だとJUSTICEとかもなんだかんだで行くのではないかと言う気がするし…。ライヴの後に見つけてくれた会社の子が「プリ・スクールとか、バンドでコピーしましたよ」なんて話してて、僕は高校の時はしなかったけれど、毎回一緒にプリのライヴ行ってた友人は大学でコピーしてたなあ、そういうMDを確か聴かされたよな(笑)あとは…私信掲示板とかいたずら心で見つけたりしてましたよね…(時効かと(笑))。

ライヴも良ければこんなこともあって、今日ばかりは本当に「生き延びてきてよかったなぁ」って思った。そうだよなー、一番沈んでいた頃にもプリのライヴには行ったから。その日のことは両方とも今でも思い出せる。でもライヴ行った日はそんなダウナーな気持ちでもなかったんだろうな、嫌な気持ちにならないから(笑)でもそういうこと考え出すと、ほんと毎日が夢のようだって言っても過言ではないよ。まさかこんな風に繋がるなんて思いもしなかった。渋谷まで歩こうかと思ったけど人と一緒になったので近めの恵比寿まで(それでも代官山からは乗らない)。

そんな浮かれた気持ちになっていたのであまり物事を深く考えていなかったのだけれど、冒頭にあるライヴ行き過ぎを指摘されちゃう自分の隙の話もそうだし、反省すべき点は色々あったと思うよ。もっと発言に気を付けなければいけない、特に僕はあえて聞こえるような声量で言ってしまうところがあるから。色々腑に落ちない部分はあるにせよ、自分は自分で色々なことを反省して直さなければいけない。まだ自分もすごく個人で立っている感じというか(元々だけどさ。自分のケツは自分で拭けばいいじゃないか、みたいな考え)、自分守りに入ってしまう。

ねじれが得意ではなくとも、形として立場的に上になった以上は僕はそういう風に振舞えるよう、頼りになるようにならなければいけない。もっとプラスになるようコミュニケーションを取らなければいけない、引き出せるようにならなければいけない。前の会社で年上の部下に対して邪険にしてしまった失敗があって、僕も当時はハタチやそこらだったとは言え、同じ失敗はしてはいけない。逆に年下の子にとっては何だかんだ言って僕の方が居る期間も長いわけだから、僕だから引き出せるものもあるのかな?って言うのも何日か前も思って…。

今回は別の子だったけれど、そうだったからこそというか、そういう立場や別グループである僕だからこそ紡げるものもあったはず…と思ったんだけれど、それが出来なかったなーってのはすぐに思った。少なくとも、責任感の強いこの子にはもっと別の適切な言葉を掛けてあげた方がよかったろう…とか、本当に色々自分の発言も見直していかないとなって思う。いきなりそれが出来るかっていうと無理なので(僕のコミュニケーション・スキルの低さはここにもずっと書いてきている通り。課題。)、やっぱ僕にとってもこれが経験なのだろうけど。もっと相手の立場、状況、気持ちを分かろうとしてあげなきゃいけないと思う。それが基本なのだろうし。そういうことでもっと僕個人として成長出来ると思うからね、それがすべて。

つーことで話は変わり。昨日、Big Day Outとか書きつつ「でもそもそもどんなフェスなのよ」と思ってレポ探して、これとか、ついでに見つけたこれとか読んでたら、行きたくなって仕方がありません。しかし海外旅行なんてものをしたことがない僕にとっちゃ費用面も準備にいかほど時間が掛かるものなのかも、想像がつかない…。あ、英語もわかんないね。でも多分それは二の次かなと(笑)1月はさすがにちょい無理かなー。でもコーチェラはやっぱ案の定行きたくなった。

改めて昨年のメンツを見ると(さすが日本のフェスと違って本国で呼べるだけあって?)豪華過ぎて、良いとかもうそういう次元じゃない。中でもTeddy Bearsの下りが最高というか、そういう馬鹿っぽいの好き過ぎる。世の中は広い。ましてや次回はマイブラの噂があるのだから、マジで計画立てられないかなー…。2008年4月25日(金)〜27日(日)。日程書きながらも、でも時差とかわかんない。僕にマイブラを少しでも吹き込んだ、年に3度ほど会う人とか行きたがってないかな。誰か英語出来る人、行く気ないすか?ほんとねー、フェスになると僕は弱い(笑)この資金の為の節約だ、まずは。最近お弁当持ってくる人増えて何か逆に持っていく気が失せているのだけれど、でもやっぱ持っていって節約したいところです…。