ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

bonobos @ LIQUIDROOM Ebisu

22日の「2006年を振り返る」で、「12月の9本は見過ぎた」みたいなことを書いているんですが、それを上回る今月10本目のライヴ。ライヴ見過ぎのせいでこの日徹夜をするハメになっているんだから(笑)、自業自得。勿論、来月からは減らすよ…なんでこんなに今月はライヴの予定を入れたかと言うと…殆どは11月に決めてたんだよね。自分自身どうするかってのがまだどっちに転ぶか決めていないところだったから、「最後、後悔しないようにしよう」って思って決めてた(笑)ま、そっちに転ばなくてよかった…のかな?どうなんだろ。わかんないな。わかんないけど、でも意欲と運動量で負けたらかなうものなんて何一つ無いよね、僕には。センスが無いから。無いけど、12月のライヴの並びを見ると、やっぱすごい僕らしい音楽の聴き幅だな〜って気がします。

てなわけで、本日はbonobosのライヴに行って来ました。いつもながら取材と称して。1年前のこの日bonobosのライヴでした(改めて日記見て、元々買ってたチケットを無駄にしたこと思い出した(笑)そういや、そうだったっけー)。1年ぶりのボノボワンマン。その間bonobosを見たのはRIJFだけなので、それ以来。今年2度目だけと、2005年に一番ライヴを見たアーティストとしては寂しい数字なんだけれど…やっぱリリースが無かったから意識が離れちゃってたところはある。

"Standing There"は決して悪いセールス状況ではなかったのに、なんでこんなに空いちゃって、しかも次はベストって…なんで?続きなんだけれど。でもリキッドぐらいじゃ普通に売り切れますわな。そんでライヴも、やっぱ何だかんだでこの3年間、そして人生史上で最も見ているバンドだから、すごく音がしっくり来たし、好きだなぁって思った。ライヴ前後に挨拶したレーベルの方が、会社の子と友達(同級生?)とは聞いていたけれど、あまりに雰囲気がそっくりでビックリしたというか笑った。類は友を呼ぶってこういうのなんだなと(笑)以下、セットリスト。

01. 午前の光
02. 月よ来い (新曲)
03. Massive Flood
04. 運命の人
05. 夕景スケープ (新曲)
06. Night Apes Alking
07. on and on
08. あの言葉、あの光
09. Someway (新曲)
10. よあけまえ
11. Beautiful
12. LOVERS ROCK
13. Standing There〜いま、そこに行くよ〜
14. あまい夕暮れ
15. あ、
16. ファンタスキッス (新曲)
17. THANK YOU FOR THE MUSIC

比較的新しい"あ、うん"からの曲が多いなあ、って印象だったのだけれど、久々に"Night Apes Walking"が聴けたのが嬉しかった。あとは"Massive Flood"がやっぱり大好き。新曲は"Someway"、"ファンタスキッス"がベスト・アルバムにも収録されるようですが、その通りキラー・チューン的楽曲。従来のボノボファンは"ファンタスキッス"の方が好きなんじゃないかな(例えるならば、Fishmansをカヴァーした"感謝(驚)")。でも、"Someway"もシングルっぽい曲だなって印象。

今回からHAKASE-SUNではないサポートキーボードが。かちむつみさん。知らないけど、女性コーラスはボノボに合うと思った。最後、"THANK YOU〜"の後も手拍子が全く鳴り止まない、それぐらい素晴らしくもあり、でもまだ物足りないとも思わせる、何か絶妙なライヴだったのかなと。それがボノボらしいライヴだと言うか…これでまた次も見たくなるんだよね。蔡くんがまた出てきて「愛してるぜ!」なんつって帰ったけど、"愛してるぜ"をやってくれ、っていう(笑)まぁ、次だね!

さて、ここからはライヴとは関係無い徹夜の話やらそれ以後の日の話やら。この日?は結局36時間働いた。途中は休憩もしたし、30分ぐらいは眠ったけど…明るくなった午前9時ぐらいが一番眠かったな(笑)でも結局好きでやっていることだから、後ろ向きな気持ちは一切なかったよね。過ぎてみるとあっと言う間だし。でもほんと、帰って寝たら起きれないから(笑)起きっぱなしや徹夜が得意なわけではないけど、短い睡眠でどうにかなることは絶対無い人間なので…往復もろもろの時間考えると、ほんとに会社に居続けると時間があって楽だなあって思った。

ま、でも終わらなかったんで年末年始出勤も覚悟はちょっとあるけど(笑)まあ、仕方がないと言うか…でも、昨年も休みのうちで29日、30日、1日とサーバートラブルがあったことを考えると、下手に予定は入れない方がいいなぁという気はしていて。そういう時に何かあったらガッカリするからね。昨年と違って、自分が社員というのもあるけど、人が減ったからなー。とりあえず予定のある31日、1日に何も起きなければ…ってところかな。備えと覚悟だけしておく。

ほんと色々と相も変わらず「かなわないなあ」ってことは多いのだけれど。なんて書いたのは、この日多分初めて新しく入った人と飯を食いに出たからかな。思ったとおり、音楽の知識以外のあらゆる面で僕よりも全然出来る人だから、そんなことを思ったんだと思う。まあ沈むわけじゃなくて刺激になるんだけれど、頑張らなきゃってのと同時に多少なりとも「自分は駄目だなあ」って気持ちはなくはない。でもそれはそれで、この日はこの日また嬉しいことなんかがあったりして。

先日書いたとあるライヴレポが、そのアーティストのオフィシャルサイトに載っていて…。それが、当時も今もリーディングカンパニーであり、僕が高校時代に文を読んでいた人の上に載っていたの。なんか、意図なんてきっとない些細なことなのだけれど…それがたまらなく嬉しくって(笑)そりゃ嬉しいよなあ。空白期間がこんなにある僕がそんなところに!だとか、すっげー思うもの。何かほんと、人に生かされてもらっている…って気がします。もっとまともにならなければね。

生かされているなぁ、っていうのは…今週は2人、レーベルさんの新たな担当の方と話して、なんか上手くいきそうかなーっていうのもそう。昔「音楽の話に疲れたから誰とも共有出来ない音楽を聴こうと思った」なんて感じで聴いていたつもりの海外のインディーなんだけれど。仕事の話から脱線しまくって海外インディーの話をお互いして「同年代でこんなにインディーの話が出来る人は初めてです!」なんて喜ばれてちょっと嬉しかったし。最近今更メジャー・デビューしたスカパンクバンドの話を真っ先に聞いたら「やっぱりういう世代ですよね!」なんて反応してくれたり。少しでも、僕でよかった、やり易いと思われるような人になりたいな。

ってな具合で、20日には会社の忘年会もあって。今年一年は疲れたなあ…でも、これは全く忘れられないぐらい今年は頑張ったと思うよ。いや、もっと出来たとは思うけど、これが精一杯だった。来年はもっと頑張りたいしもっと良くなりたい(やっぱもっともっともっと良くなれるはず)けど、でも今年もこれ以上ないぐらいにやったというか…むー、ただ自分は良くなろうと思ったらば、その為にはきついことでも言ってしまう方だから、それによって何か壊れたりしないかだけが心配で…でも、逆に壊そうと意識しているのかもしれない。それはどちらとも言えない…でも気を遣って変わらないなら、言うべきだよってのが僕の考え方なのだろう。

忘年会の話じゃなく、翌日とあることで思ったことなんだけれど、僕がガキ(15とかその辺)の頃は、20代の人ってなんて大人なんだろう!と思ったもので。心が広くて。僕が15や16だったからかもしれないけどさ。だから僕も年相応に育ちたいと思ったし、なかなかそうなれず苦しんでた時期もあった(現在もそう)だけど、でも少なくとも年下に対して悪影響を与えたくない、頼りにされるような人間でありたいなーと思うしさ(なれてないと思うけど)。いや、そういう話じゃないな…うーんと、年を取ったら、皆もっと他人を思いやれる人間になると思ってた。

でも、なんかそうじゃないなっていう…。「自分がそれを欲しい」だけが先行しているのが、なんでだろう?って…。物事は1対1、早い者勝ちじゃないと思うんだよ(1対1でもあるし、早い者勝ちでもあるけれど、それって一本調子でしか物事を考えられない、ガキの考え方じゃないのか?って)。「他にも欲しい人が居るかもしれない」って、ある程度公平性を持とうと思うのが大人の考え方だと思うんだけれど…なんでそういう考え方が出来ないのか、すごい不思議だしガッカリする。多分、大人の考え方は「そんなのどうでもいいじゃん」なのかもしれないけど(笑)うーん、それじゃやったもん勝ちというか、無秩序になると思うし…。

下の方で書く、「觜宿」の特徴で「ワンマン性がある」なんてのがあったのだけれど、物事をきつく考えることや、「なんでわかってくれないんだ?」みたく思ってしまうことは、そういう面なのかもしれないなぁ(当たってる)。そういうところでイラついちゃうとやはり敵を作ってしまうのだろうし――謙虚であれ、って正にそういうことなのだろうな。せめて「それは分かってもらえない自分のやり方が悪い」と思えていれば、敵も作らずに済むし、自分への成長も促せるだろう。

…でもねえ、やっぱわかってもらえないなーってのは自信失くすし、まあ元々自信なんて無いんだけれど…「誰もわかってくれなくてもいい」というのは自分の中の気持ちの割り切りであって、「いやでもほんとはやっぱりわかってほしい。」と思う。なんだろ、でも突き詰めると、誰もわかってくれなくても、敵ばっかり作っても、一人だけ理解を示してくれて僕に寄ってくれていれば、僕自身はどれだけ敵になったっていいなぁ、って気持ちはある――言いたいことは言いたい、言うべきことは言うべき。ってのが、あんまり上手く生きられないんじゃないか、ってところなんだけれど。そりゃもう、"ストレンジカメレオン"ってそういうことだから。

そんなこと考えながら金曜深夜歩いてたら、ものすっごい人なつっこい黒猫が居て…ちょっと撫でたら、ずっとついてきてね。ああ、わかってくれるのはお前だけだよー。なんてことを思ったりして(笑)あまりについてくるものだから、迷わせたらいけないから元の場所へ戻ったりして…まくのに逆に大変だった…。うーむ。でもね、人生諦めてるなんて言うのなら、せめて人の迷惑にならないように生きよう、と思うじゃない?「思うじゃない?」って、わかんないか(笑)

うん、そう思うと思うんですよ。人に嫌な気持ちさせないように、人の迷惑にならないようにって。多分、僕が今の会社で一番「生きている価値が無い」って状況を体験している人間だと思うから――その辺は切実で(笑)“誰の記憶にも残らない程鮮やかに消えてしまう”ことが出来たのなら、とっくに消えてると思うけれど、でも死ぬのは怖いから生きるしかなかったし――まーそんな状況から良くここまで来れたと思う…ってそんな話にまた戻ってしまうんだけれど(笑)うーん…何ヶ月も人と会わなくても、それ自体が人に迷惑(心配)掛けてるってことで(笑)

だから、せめて周りにとって、誰かにとって、自分がマイナスの存在でないように…って思うんだよ。…とは言いつつ、前述通り言いたいことはきついことでも言ってしまう人間だから――今抱えているものもそうだし、過去上手くいかなかった事例も幾つもあって。僕がもっとまともな人間なら、ちゃんとその人たちを前を向かえて、成長を促すことが出来た、意識が変えられたんじゃないか――って思うんだよ。ほんと、申し訳無くて。今の時点で、毎日毎日申し訳ない、申し訳ない…なんて言ってて…子供が出来たら(言葉の通じない子供の気持ちをわかろうとしても、わかってあげられなくての連続で)どれだけ申し訳ない、って思うのだろう?

その場の気遣いだけが優しさだけじゃないと思うじゃないですか。時には人を傷付けることも〜♪じゃないけど、それも必要だと思うんだよ。突き放すことも必要だと言うか――それがその人の為だと言う確信さえあれば。いや、当然自分の為でもOKで。結局は自分が嫌な思いをするのが一番勿体無いから、そうやって距離感を作るのは自分の為でも相手の為でもあるんだと思う――けれども、話は戻って、やっぱり相手あってこその自分だと思うので、相手や第三者を思いやることだと。

忘年会の話に戻ろう。でも「社員になると思っていなかった、そう見えなかった」みたいなことを言われて。そうかなーと思いつつ、読まれないように動いたのは僕だろ、って(笑)この間、ジョン・レノン スーパーライヴの話の中で…「宗教的なのが嫌」みたいなこと書いてて――でもこの意識も、本当は僕はすごい「信じ易い」から。素直だから(笑)だから、「信じまい!」みたいな意識をね、持っているから。逆に、不信なぐらいまで振り切ったりしているんだけれど…そういうことは多い。影響されやすいから、影響されまいとしているし、もっと人を好きになりやすいから、人を好きになるまいとしているとか。きっともっとある。

今年1年で考えると、元々あれだけ恋愛したいつーことをずっと言ってて、本当に好きになってしまうなあ。と思ったところで、それを何ヶ月か自分の中で否定し続けて、ようやく最近自分の中でフラットになって――適当な距離感が掴めるようになったなぁ、って気がする。なんで否定することが必要なのか、意味がわからないと思う人も居るかもしれないけど、でも自分には必要だったと思うし――今はすごく楽になったけど、そこへ辿り着くまでの否定が一番疲れた気もする(笑)仕事に入れ込もうとしてたのも、多分その一環だったと言えばそういう気もするし。

思えば今日も(酔っているからだけど)同年代男子の髪を引っ張ったり、なんか抱擁しにいこうとしたり、あのー、ゲイっ気がある行動をしていたのかもしれないなと思って…これは単純に僕がそういうのが好きだからでもありつつ、本当は彼女居たら一杯ぎゅうってするだろうし頭や髪をなでたくてなでたくて仕方がないんですけど。これはね、なんつーか女性が大好きなので、そういう人が安心してくれるならば、同性愛者だと思われてもいいなっていうテンションであったりして。ってこれなんか前に書こうと思ってたことでもあるんだけど…安心されたいんだよね。

だからここ何年か女性に対して彼氏居るの的なことも聞いたことがない、と思う(いや、聞いてたよ?的な話があったらすいません)。それは、そういうこと気になってるんだ、と思われたくないから=そういう気がないって安心されたい。みたいな風に繋がってる。だから自分で居るアピールしている人以外は、誰に居て、居ないか、近い周辺に関しても全く把握していないんだけれど。なんかこんなのだから幾ら女性が好きでも恋愛出来ないんだよねー…。読まれまいとし過ぎなのだ(笑)そこまで裏の裏を読んでくれる素敵な人はおらんもんでしょうかね。

だから、逆に恋愛する時はそれこそ、恋しちゃったんだ気付いてないでしょう?的なあれだと思う。ていうか、ここまで「読まれまい」とするので、それをさらけ出す時は本当に相当な勇気を持って、もう引っ込みつかない程の動き方をするんだろうな…。だから無意味にリスキーで(笑)そういう意味では、大恋愛にしかならないのだと…。でも何にせよ期限は来年のフジだってことで…今年は厄年だってのもあって、少しでも自分の気持ちの上下に影響を及ぼしそうな行動は取りたくなかったから――来年には何らかの動きがあればなあとは思っている。でも、読まれまいとして行動するのは変わらないし、その要素があったら否定に走るのだろうな。

とりあえず、フジはフジで当然会える人が増えているのは単純に嬉しいもので!(レーベルの人もそうだし、人と人との繋がりもそうだし)。そうやって新しい人と関わっていく中で――早く結婚したいとか、早く子供欲しいとか言っちゃうのも、そうなってしまえば安心してフラットに関われる人が増えると思うのでそういう意識から来ているものかな。でもきっと安心してもらったら「信じないでよ」なんて言うんだろう。…と言いつつも、やっぱなるべく牙やナイフや、鋭利なものは見せずにいられたらなーって。って、最初に「きついこと言いたい」みたいなこと書いてるっけ。でも気遣ってお互い嫌な思いをし続けるのが一番見てらんないもの。

ここまで「人に読まれまい」としている割に、占い本にはそこまで含めて心を読まれている気がして(当たっていて)本当に驚く…。徹夜中に、会社にあったnonnoの占い本みたいなの見てたら当たってると思って(笑)信じまいとか言っておいて、占いは信じる(笑)今觜宿で改めて検索して…当たってるなあ。「お酒には注意」なんてことが結構書かれていて、それがなくとも今年一番の自分の中のバッド出来事No.1はお酒で記憶を失くしたことなので(笑)あれはほんとトラウマで…。

意図的に人を嫌な気持ちにさせることだって言おうとする人間だからこそ?、自分の意図出来ない範囲で話していたことっていうのがまずすごい怖くて…(自分が何をさらけ出しているかがわからないというのが)。それを覚えていないのも尚怖い。周りの人も今となっちゃもう覚えていないかもしれないけど、でも僕の中でのワースト1出来事はそれで…。ほんと、一体何を言ってたんだろうなあ…時間が経って思い出せるもんでもないしさ。あれ以降、あまり量お酒飲むことも少なくなったかなと。いや、そうでもないか?でも来年はもっと減らそうと思う。

3連休のうち1日は出社したい。予定を考えると、24日が一番丁度いい気がしてやまない。どうせ東の方へ行くかとは思うけれど、それもどうかと思ってしまうからなあ。チリ戦とボスニア戦は1月の国立のナイターなのですか。凍えるに決まっている!多少なりとも気温の高い鹿児島とかでやればいいのに…。来年のナビスコ杯の組み合わせ、磐田は両東京と同じグループ!また平日に会社を抜け出してスタジアムへ行くことになりそうです(笑)ラッキーだなー。清水も同じだっけ?

22日にはスクービーのライヴがある浜松ですが、今月4日に8ottocutman-boocheなんていう素敵な組み合わせのライヴもあったのですね。あとはフジファブリックもまた浜松でやるみたいね(4月だったかな?)。あとeastern youthも2月にやるっぽい。あとピロウズのこないだのツアーのセットリストが神過ぎる。「これは2回泣けますよね」とか会社のピロウズファンの子と話していた。"Skeleton Liar"〜"Beautiful Picture"〜"Ninny"とかずるいよな。羨ましい限り…。