ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

Your Song Is Good @ LIQUIDROOM Ebisu と 高校サッカー決勝

今日はライヴの前には高校サッカー決勝を見に行く予定だったのですが。というより、国立まで行ったには行ったのですが。当日券が売り切れてたよー。いや、売り切れていたのには最寄のファミマで買おうとした12時半の時点で気付いてはいたのだけれど(表示が売り切れだった為買えず)、なんかせっかく午前中に起きて外出してるのに、諦め切れるはずがなく。まず新宿で降りて金券ショップ回ったけど駄目、千駄ヶ谷行けばダフ屋居るかな…と思ったものの、ダフ屋どころか同じ境遇で当日券頼りで買えなかった人たちが多数。しかもチケットプリーズの札を持っている人がすっげー多い。これは何のワールドカップですか(笑)自分が千駄ヶ谷に着いた時のホームに、逆に乗車する人が意外と多かったのは、きっとチケット買えずにとんぼ返りする人たちだったのだろう…。

まあ僕は定期で来れる区間だから全然痛みは無いし、明治公園のフリマに来たと思えばいいか〜と思ってそっちをその後物色してたんだけどさ(ワンセグで試合見ながら)。そうじゃない人は大変だよねえ…まあでも、当日券を頼りにしていた大人はまだ「前売りで買わなかったのが甘かった」で済ませられる。けど、小学生無料5,000人招待(先着)ってあれだけ謳っておいて、来たら招待も終了、せっかく来たのにチケットももう買えません。では、子供達や親は浮かばれんよね〜。

そもそもこの無料招待自体、5,000人なんてとっくに埋まるのは分かり切っている(2003年大会の効果を見る限り。この年は人数上限が無かったので物凄かった)。それでもテレビでそう言っておけば、行きたいって言い出す親が子供が居るわけで。で、子供が行く以上は親がついていく、親はチケット買わなきゃいけない。子供ももう招待が終わっていればチケットを買わざるを得ない(無料じゃなくてもせっかく来たのだから当然見たい)。そうやって親子供を釣るある種の一つの作戦なのに、今年に関しては…来たらもう「チケットも買えません」だったわけでね…。

これは来た場所によってはより大きな負のイメージとなるわけだから、はっきり言って失態だと思う。この怒りをどこにぶつけりゃいいんだ、ってなるでしょ。来年から、例年は何分ぐらいでこの枠が埋まるのかを言った方が良いんじゃないか。もしくはWEBやモバイルで事前に受け付けるとか(←でもこれだと来ない人が出てくるから難しいんだけれど…)。中継中に「今日は当日券も売り切れていて、それを知った方は“早く帰ってテレビで見なきゃ!”なんて足早に帰ってらっしゃってですね〜」なんてポジティヴな言い方してたけど、全然プラスの話じゃない(笑)

そもそも新宿着いて南口改札に向かってた時に、「あ、多分国立行くんだろうな」って思った小学生数人と連添いの親がいらっしゃって…もし無料招待期待してるんだったらもう無理だよ〜…なんて内心思っていてねえ。1番線方面から来てたから、もしこれが川越とかだったりしたら大変なことだよ。なんかほんとねえ、今年に関してはそういう親子の姿がいたたまれなかったというか。まあ、親や子だけじゃなく、僕とかみたいな若者としても、国立の近くに逃げ道があれば!とすごく思ったけれど。僕はまだワンセグがあったけれど、本当は明治公園にビジョンが付いてるトラックを停めて、そこでパブリックビューイングすりゃいいのに。とかね。

僕も一瞬、新宿や渋谷のスポーツバーやらサッカーカフェへ…という選択肢も考えたんだけれど――まあワンセグがあるし、フリマも普通に見ていたかったので留まったんだけれどさ。でも近く(外苑前辺り)にそういうお店…別に今日なんか地上波だから、定食屋とかでも良いんだよ(笑)そういうお店を知っていたら良かったのにな。とは思った。逆にその方が、下手にスポーツバーみたいなとこ行くより良いなぁと思って…それは、“県”っていう言わばアイデンティティを背負った戦いなのに、それを仲間とじゃなく一人で居るのって、ちょっと切ないなと(笑)

スタジアムは幾らでも一人で居られるんだけれど、お店っていうのは、店によっては一人で行くのを躊躇うんだよね…。恵比寿のお店や下北のお店は…わりかし一人でも行き易いんだけれど(カードによるけど。)、渋谷のお店や吉祥寺のお店は結構一人では行き難いというか…。だから、その辺逆に全然スポーツっぽくないお店の方が気が楽だと思ってね。今シーズンは早いうちに友人にジュビロ仲間を紹介して頂こう…(あと、もしお店に同じ試合見てる人が居たら、勇気出して話し掛けてみるとか…)。もしくはそういう場所を連れ回せる人を早く作るか、だねぇ…。

昨年は岩手代表-岡山代表っていう(サッカー的には)マイナー県同士の対決だったので、チケットも売り切れずにその辺は安心していられたんだけれど(だから僕も今年つい前売り買っていなかったんだけれど…)。さすがに千葉対静岡っていうサッカー先進県対決だとね。ていうか、千駄ヶ谷〜国立に居た若者のチケット難民の大多数は静岡県出身東京(関東)在住者だと思うがどうか(笑)それぐらい、静岡県民の体内にはサッカーの知識が植えつけられているような気がする。ってのは静岡はテレビ局が全部独立なので、テレビでのサッカー洗脳がまずすごいからね(笑)別にサッカーやってなくても、好きじゃなくても、割と知っていると思う。

…それでも僕にサッカー仲間が居ないのは、単純に僕に友達が少ないからだ(笑)ていうか僕も別に高校まではサッカー見るのが特別好きだったわけではないから、そういうサッカー絡みの友達は普通に全然居なくって(普通にサッカー部のやつらとは絡んでたけど、サッカーの話なんて全然したことないと思う。僕が良い音楽教えてCD貸すみたいな関係性。)。んで、東京に来てからサッカー観戦にハマったので…その後、特別にサッカー仲間が出来たわけじゃなく、地元戻ったところで別にサッカー見に行くのが好きな友人と繋がりがあるわけじゃなかったから(笑)

あとは、静岡は結構テレビでサッカーをやる回数が多いので…だから今更スタジアムへ誘えるわけでもなく(なんとかその後、スタジアムへ行く派の友人が出来たり、先輩がスタジアムで働いてたり、そういう繋がりが出来たけれど。)、そして東京へまた来たところでそういう仲間が居ないと(笑)まあなんだっけ、昨年何かの時に「僕を好きになってくれる人が居たらば、きっとジュビロも好きになると思う。そうさせる。」みたいなこと書いてた気がするので、それしか道は無いか…。

…ってそういう話じゃなかったな。静岡県民ね。一昔前の静岡県民の女子高生は、多分静岡学園、清水商業、藤枝東清水東東海大一ぐらいは言えるんじゃないか(笑)近年は静学、藤枝東の2強って感じで、清水勢以外にも強豪が出てきてるからまた違ってきているだろうけど(でもSBS杯で、女子高生がすごいマイナーなはずの選手の名前を挙げている場面に居合わせた時には、「静岡の女子高生はすげーな」と思ってしまったが…)。中部勢以外でも浜名、磐田東、常葉橘が全国大会に駒を進めるようになって、今年の4強は加藤学園と藤枝明誠だっけ?この2校もベスト4まで行くような名前じゃなかった印象があるなー。あと浜松開成館とかかな。

あと昔に音楽絡みで辿ったブログがどうやら藤枝出身の女性の方で、(元札幌、水戸の)河村について「高校の頃は…」みたいなことを色々書いていて、すげーなーって思ったりしたことがあって。それぐらいやっぱ静岡県民の傍にはサッカーの情報が転がっている…気がする。ただ清水に在住していたはずの椎名林檎からは全くそんな匂いは感じられない。やっぱちょっと居ただけじゃ駄目か(笑)何だかんだで僕も自分の卒業後に、母校の予選結果や出身選手が気になるようにはなったな。Jリーグも勿論だけど、JFL天皇杯)、昨日の大学選手権の方にも居たからね。

試合の方は…内容はフリマ見ながらなので殆ど見てなかった(ラジオ的な感じで聴いてた)んだけれど、前半早々と先制点を許し、最終的には0-4で完敗。ジュビロユースに次いで、藤枝東も流経の前に潰えてしまった…。うーん、正直流経の方が上手だとは思っていたんだけれど、ここまでやられるとはね。残念。でも久々に静岡県勢が上まで行ったのには嬉しかったし、楽しめたよ。来年の出場校も楽しませてくれるといいな。今はユースに有望な子を取られちゃうから難しいとしても。

しかしまー、トップ含めて本当に静岡県勢が近年ふるわない。Honda FCが話題を提供してくれたぐらいか?(そんなHondaもJFLではふるわず)。正直今年もジュビロは期待出来ないので…駒野?彼の加入より、一体今年うちはどういうサッカーがしたいのか、ボランチは誰なのかの方がキーだよ…。清水はどうなのだろ?チョ・ジェジンの去就ってまだ決まらんのか。新加入のブラジル人ってFWだっけ。…正直、浩太は柏じゃなくうちに来てくれたら絶対出場機会あったのに!って帰省した時に友人と考えが一致して言い合ってた(笑)全然関係無いけど、フジロックのサイトのドキュメンタリーにエスパのユニの人が映っていた。一昨年話した人かな…?

サッカーの話はそんなところかな…フリマが片付けの時間に差し掛かったあたりで自転車のところまで行って、ここからは自転車で行動開始。…でも今日は確実に自転車なんて乗る日ではなかった(笑)クソ寒過ぎ。なのにライヴまでずっと乗って、色んなところを回ってた。白金の辺りは初めて走ったな。でもさすがにもう限界に寒くなったので、珍しくライヴの会場に10分以上の余裕を残して到着。駅のロッカーに荷物入れてリキッドまで走る人も今日のこんな日は大変だったと思う…。

さて、いつもながら取材と称して本日はYOUR SONG IS GOODのライヴ。今年一発目の予定だったけど二発目となってしまったユアソンは年越しのその時以来。なんつーか、それもこれもユアソンで良かったです、やっぱし。ワンマンだと昨年7月以来。文章では“(笑)”を多用する僕ですが、そんなに笑顔になる人間ではないのかなあ、という気がするので…(どうなんだろ?)、でもそんな僕をライヴ中ずっと笑顔にさせてくれるユアソンはやっぱ最高なのだと思う。フジのベストアクトだとか、年越しだとか、そんなのも大袈裟じゃなく。選んでしまうぐらい、ユアソンは素敵な音と空気を作ってくれるグループだと改めて思った。セットリスト。

01. Super Soul Meetin'
02. Up! Up!
03. 6人は南を目指す
04. Jump Up! Shimbashi Jump Up!
05. Summer vs Winter
06. 無礼講な演奏
07. A Short Vacation
08. I Wanna 再発 (新曲)
09. Good Lookin'
10. ROCKALYPSO
11. (新曲)
12. CALYPeeeeeeSO!
13. 10 Inch Stomp
14. Walkin' Walkin'
15. Good Bye
16. あいつによろしく
17. ブガルー超特急
18. The Outro

[ Encole ]
19. (新曲)
20. 熱帯ボーイ

…かな?ユアソンのワンマンは(曲が短いのに意外と)毎回長ったらしいことが多いので(笑)、今回はものすごくすっきりと短いライヴだったな("Good Bye"が来るのが早いなって思っちゃった)。でも大体いつもが“濃密なのに長い”だけで、これぐらいが本来普通ぐらいなはずで(笑)今日もものすごい濃密な素晴らしいライヴだったと思います。丁度2時間ぐらい。のっけから飛ばす曲が多くて、外の寒さを忘れる程本当に盛り上がりまくってた…逆に皆きっと帰りが大変だったと思う(笑)

新曲を幾つか聴いてて思ったけれど、そう言えば一昨年見たライヴの中で"Winter Sessions(仮)"という新曲があった気がするのだけれど、昨年出たアルバムが夏意識だっただけに出しどころが無かったのか、収録されてなかった気がする。そうそう、あと"Up! Up!"がカウントダウンの時は意外と盛り上がってなくて、ファンじゃない人はさすがにインディー盤までは手を伸ばしてなかったのかな?と思ってたんだけれど、さすがにワンマンに来る人々はきっちり盛り上がってました。

"Good Lookin'"とかも嬉しかったなあ。前回書いた「安くていいものを探したい」的な感覚の中に、ユアソンもあって。何回か書いているけど、ユアソンは「袋井のツタヤで500円で新品を買った」が始まりだからさ(笑)そんなのを見つけてしまうとか、それだからこそ好き・面白いというか。あと、"あいつによろしく"はいつもJxJxがエピソードを語るけども…出た当初は「こういう歌モノで来たか」なんて思ったけど、今となっては僕も大好きな曲だ。ここ何回か「昔の自分を思えば、ねえ?」ってな日記を書いたけれど、それこそ“あの頃のあいつによろしく”で。

JxJxがオルガンを跳び箱のようにしてその上をでんぐり返ししたりだとか、それでカウントミスったりだとか、足つったりだとかで笑う要素が無駄にあり、シライシがYシャツ、下も多分スーツのパンツで…ハットもかぶってなくって。なんか、うちの会社は祝日は休みじゃないとでも言いたげな、もしくは休日出勤をしてからリキッド入りしたのか…そんな格好で気になって仕方が無く(それについて触れるMCは無かったけど、今日はやたら次長次長言われていたので、本当に仕事上がった後だったんだよね?きっと。)、ハットかぶってない上、髪型もいつもと違って格好も普通の白いシャツだから、見た目がすごい小宮山雄飛みたいだと思った(笑)今日はメンバーがダイヴする回数もいつに増して多かった。最高だったんだねー。

そんな最高なライヴだったんだけれど、ライヴ中…近くにちょっとラリった人が居て…。あれ一体何だったんだろう?誰か付き添いの人が居たわけでもなく一人で来ていたようだし、逆に何でどうやってチケットを買って、ここまで辿り着いたのか?と思う程、ライヴ中は音が鳴っている最中でも意味不明なことをずっとがなっていて(音が鳴っている時は聞こえないんだけれど、音が途切れるとそれが耳に入ってくるわけ)。それだけでも怖いんだけれど、急に座って眠り込んだり、また起きたら始まったり。ライヴ始まるまではそんな人居なかったから、一体どのタイミングで…?近くに居たと思われる女性が時間がたつにつれ皆徐々に避難していた。

背中の方だったからその人の姿を僕は見えてなかったんだけれど…だから「スタッフに言った方がいいのかなあ…?」と迷いつつ、でも出口に抜け易い場所ではなかったから、いつか治まるか、誰かが対応するか…なんて、極力気にせずにいた。その人、最終的には「ユアソングイズグッド最高!」とか叫んでたからきっと普通にユアソンは好きで来てたんだろうけど、それも明らかに空気読めてないタイミングで明らかにおかしなテンションの叫び方で…自分の世界に入り込んじゃってて。

でも、勿論絶対自分の手でチケットを買って、自分の足でリキッドまで来たわけじゃない?本当に、なんであんな状態だったんだろ。酔っ払いなんて状態じゃないよ。本当にラリっていたって状態だったってことなのかな…。怖いなあ…というのは、僕もお酒で記憶をなくしたりしないようにしようという意味合いを含めて(笑)自分がどうなっていたかって、多分その人もきっと覚えていないんだろうから。“覚えていない”、これ以上怖いことはない。悪いことと思えないのや、気付けないというのは、また同じ繰り返す危険性があるということだから…気を付けよう。

ライヴが終わった後はまた自転車で走る。一度暖かい環境に身を置いたのはプラスだったのか(もしくは外の風が楽になったか)、ライヴ前よりは走りやすかった気がします。今は(有料駐輪場の時間調節も込めて)カフェでこれを打ち中。そんなこんなで3連休も終了。また明日からスイッチをオンにして頑張ろう。いいことばっかりあるわけじゃないし、良いライヴを見たところで「でもライヴのチケットをいかに買わないかが、節約の大きな鍵となる!」ってのは持っておかなきゃいかんのだけれど。今年もこんな風な素敵ライヴを沢山見られたら、と思う!ところで、今日になっても歯の傷口の状態が良くなっている実感はあんまり無くて…案内を頂いた25日の飲み会の時点でまだアルコールが飲めなかったら嫌だなあ…と思う。

珍しく“Your Song Is Good”でブログ検索なんかしたりしてたんだけれど、シライシのあれは衣装だったのね。仕事帰りじゃなかったのか。今年は南国な感じじゃなくて「次長」ってキャラで売っていくということなのかな(笑)ところで、僕の好きそうな髪型の女性。みたいな言い方をすると、僕とそんな話をする人は大体どういうものかイメージがつくと思うのですが、なんか近頃そういう髪型の女性が増えている気がします。流行がきているのか、何なのか、気のせいなのか、中央線だからなのか。だからどうって話ではなく、まあ見る分には嬉しいってことで…個人的には何故この3連休に髪を切りに行かなかったのか後悔中。目が重い…。

別に書いたユアソンのレポ、そして以前書いたユアソンのレポを読むと、うーん僕ってユアソン大好きなんだなあ、と見えて透ける(笑)何パターンかあると面白いものだなって気がちょっとした。とりあえずこれはこれとして、やはり上から「ライヴ行きすぎじゃない?」と言われているので、今年はライヴ減らさないとなとはね…思っていて。ライヴ云々ではなく、音楽メディアに仕事として関われる、というのがモチベーションなはずなので…。今の僕のモチベーションはおそらくそれが一番で。

もし、お金や技術、成長とか…それ以外のところにプライオリティを持たせたのなら、ここに居る理由には足りていないと思う。そう、モチベーションは人それぞれだと思うのだけれど、人のモチベーションは分かれない。分かれないのはそういう突っ込んだ話をしないからなのだけれど(笑)僕も結局のところ自分で精一杯なのか、ふれていいものなのかと、気を遣ってしまっているのか。でも、モチベーションを高められない状態でずっと続けられるというのも、逆にスゴイなぁと言うか…。

そういう人って実は強いよな、と思うし、その反面もしそれが僕自身だったら、せっかく東京来て高い家賃払って一人暮らししているわけなんだから、そんな状態で仕事してても時間と金の無駄だと思う…し、まあ弱いからね(笑)で、結局組織なので、モチベーションが明らかに低いって人が居れば周りだってテンション下がるじゃん。僕も全くもって出来た人間じゃないからさ、そういうことですぐ気分左右されるし(笑)なんで僕ここに居るんだろ?きっと後悔しないとか全然嘘じゃん、って(笑)

…なのでやっぱり「自己のモチベーションを高められる仕事をする」ことが、自分にとって、周りにとって、会社全体のテンションになっていくのだろうけど…なあ。ということを、昨日考えていたんだった。ここと同じで僕は割とシリアスな話しか出来ないので、多分他の人にとっては面白くないんじゃないかなあ、なんて思っているところがあって。なのでなおさらあまり突っ込んだ話を僕はしたがらなくて(なんかリアルというかマジっぽくなっちゃうので)、…でもそれっていうのも僕自身そういうテンションのズレを怖がっているということなのかな、と言う気がした。

でも何の為の自分かというと、やはり他の人の為の自分なのである(これは別に今の環境に限らず、生きている以上ずっとそうだ)。なので、周りが大丈夫だって言うのなら大丈夫なのだろうし――それが基準なのだ。でももし僕がそこで納得出来ないのなら、それを解決しないことには周りの為の自分になるのも頓挫してしまう。今自分がそこで引っ掛かっているのなら、シリアスな話を自分で怖がっていても…していかなきゃ解決出来ないのだし。本当にこれでいいのか?どうしたらいいのか?ということを自分の中だけで何だかすごくぐるぐると回している。意味が無い。

こんなことを個人で考えていると、『一体何のせいだとか、何が問題だとか、そういうんでもないけど。』というのも、本当は“逃げ”の気遣いなのかなと思う。だって絶対根本や原因ってあるじゃん。…とは言え、やっぱそこは自分って人間に後ろめたさがあるから、上手く言える自信もないし、言えないよなあってなっちゃう。なんつーか、「誰に嫌われたっていい」とか言いながらも、でも本当は最終的には自分を理解されたいのだろうし、受け入れられたいのだろうしさ。空気読んで遠慮しちゃうよ。まして、少し前と比べれば閉塞感が薄まってきているように感じているだけに。

変えられる、納得させられる程のパワーや人間性、自信があるわけでもない。だからいつもその場から去るって選択ばかりしてきてるんで、繰り返したくはない……とはずっと…なるべく思うようにはしているんだけれど。だから、残る選択だって荒治療的意味合いもあったわけで…でも、自信がなくなってきたというか、不安としか思えなくなってしまったので(笑)うーん。物事には必ず多面性があって、幾つかの側面があって――、僕も物事に対してプラスもマイナスも常に背中合わせで同居していて、その時々の状況や要素によって、それが強まったり弱くなったり、表に出したり抑えたりしている。それを一言で括ると“気分次第”なのかもしれないけど。

元々11月までの段階で、僕は“自由で済ませられる”風土に合わない。キャリアがある人が個人の責任で仕事をするのはわかるけど、キャリアの無い子にはマイナスじゃないか?(それは今後変えてゆく可能性はあるの?)みたいなことは上とも、外の人とも話していた気がする。一応それに関しては「ある」と言われたはずで…、そこを抑えて決断をして…まぁ、抑えた部分が、ちょっとまた腫れてきちゃったよ、ってのが今の自分の状況か。もう一体何の学校なんだろ、ここ。とか思って…仕事の上下の関係としては成り立ってないよなあ、とがっかりしてたのが昨日。

ましてや、春になったらこの子らに更に下が入ってくるのか、この自由(をライトに扱う)な文化がもっと強まって更に許されるようになっていくのかと思うと正直ゾッとするし、そんな環境で働くのは正直無理だと思った。その時になって無理ですって言うのもあれなので、期末に向けてちょっと考え直そうと思って…でも考え直す前に、自分で解決させようとしないでどうするよ、ってのが今の気分か。何かほんと…改めて自分って人間は人として出来ていないや、と実感しつつ…でもだからこそ、会社の環境ってデカいので。自分の気持ちの落とし所も上手く見つけられてないな。

自分のモチベーションがはっきりしてると書いておいて…なんだろ…会社がモチベーションが高い状態の中で、ニンジンとして音楽ってものがあるのなら、ライヴとかもどんどん振りたいとすごく思うんだけど(僕は減らしたいけど、でも誰かしらに足を運んで欲しいしさ)。正直今は端から見るとそれを振っていい状態ではないというか、邪魔になるだけだな…と。変な横槍入れるだけになっちゃう。仕事と違うところにあるモチベーションの片棒を担いじゃいかんなぁ、って。それでもやっぱ音楽の仕事がしたいのならとか、ライヴへ行きたいのなら、レコ屋や音楽ECとかで働いた方が色々と上手く回り出すと思うのだけれどね。そう思うだけだけれど…。

ほんとやっぱ自分って人間はマイナスの電波をすぐ発してしまいやすい、出来ていない人間だと…ポジティブなんて上塗り上塗りだよ。すぐ剥がれちゃうから何枚も何枚も塗って。でも、僕としては――塗れるようになったのが成長なので(笑)あれだよね、前々回にWeb日記書いてる経緯みたいなの書いたけど、(仕事を任せるって話も同じ類なんだけれど)人に寄り掛かるのが苦手だからあんまり誰かに不安を吐けなくって、そこで辿り着いたのがWeb日記だった、というのも高校時代にはあった気がした。今も同じだな、って(笑)許せる、のが大人なのかねえ…。

とか、ちょっと負な印象のことを書いたりしたわけなんだけれど、でもそれもやっぱ一つの側面であって…負のスパイラルになってほしいわけではない。けど、今は仲良しでなあなあであるのが会社としては負のスパイラルに僕は感じていると。というか、前述の通り僕には「本当は誰かライヴ行ってくれりゃなぁ」みたいな期待があって。僕なんかよりインタビューとか取材とかに向いている人や燃えられる人って絶対居るんだから…でも、それをお願いするにしたって、会社の中のより多くの人が納得出来る状況でないとさ。、現状そうではないし…本当はそうなる見込みを期待したいけれど、それで馬鹿見ることになってガッカリしたくもない…。

現時点ですでに僕自身は色々背負い切れていなくて、人の心配する前に自分の心配しろと。もう正にその通りで。“より頑張る”んじゃなく「逆に19時までに帰らなきゃいけないルールを作ろうか?」と言われる程だ。泥臭いことでもなんでもあればやろうとしてしまうから、逆に人に任せるようになることが課題で…。人を信じるとか、人を期待出来るようにならないと…。オーバーワークを課題とされただけに…自分から「今日は徹夜で仕事してた」だなんて、そんなことも言えない(笑)それはプラスの要素ではないわけなので…モチベーションの高さを非効率なところに活かしていても誰の為にもならないと言われ、そうだよなあとは思う…。

…まあなんだかんだで今週末も出るだろうから(笑)、今月はまだこんな感じだろうけど…(25日は早く帰れればと思うけど…)。肉を切られることは構いやしないが、肉を切らせておいて骨が断てない状況では確かに何も誰も報われないので。どうにかしないとなあ、と前向きには考えています。そりゃ、どうせいつか去るにしたって、嫌われて去るよりは人のモチベーションとなるものを残して去りたいしさ。僕自身は僕自身でもっと自分のことだけ心配して、期待されるようなことをやらないとなあ、と…。そんな徹夜の今日は缶コーヒーを飲みまくってたので気持ち悪い…。息とか歯も臭そう。目が重すぎでやっぱ髪切っとけばよかったと後悔。

こんな風に朝早く居ると、絶対自分が悪影響与えてたんだ、ってのはすごく思うし…それは前述の話だってそうだ。あの時、あのバンドのライヴに行かないべきだったのか――なんてところまで遡ったって、仕方が無いところなのだけれど(笑)だとしたら自分が変わらなきゃいけない。変わるっていうか…変わらないけれど、直すべきところは直していかないとな。朝より夜の方が得意だからって毎日終電、挙句徹夜なんかしていようが、周りはそんなところは見ちゃいないわけで、楽なところしか見られていないわけだから。流経柏の監督が「人と違うことを続けると自信になる」なんて言葉を言っていたのだけれど、それ良い言葉だなあ、と思った。