ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

2007年を振り返る

2008年ももう一ヶ月が経過しますが、昨年は振り返る的な話を書かなかった気がするので、今年は書いておく。最初書き始めが多分年始なので、ちょこちょこ「もうちょっと違うんじゃないか?」ってなとこもあるけど、まあいいや。さて、本厄だった'07年は元旦の出社から始まり、仕事していたなぁーって印象。年始の始業後にもサーバートラブルが確か続いて。それで厄払いをしに行ったんだったと思う。何か起きた時に、厄年だからな〜って言い訳の要素にしたくなくて厄払いをしたんだけれど、生活に支障をきたす程の大きなマイナスのことは無かった――と思うので、無事過ごし切れたのかなとは思う。良いことも沢山あったし、悪いこともあったけれどそれがあまり思い浮かばないのは…それを引きずらずに暮らせたからかも。一番したかったはずの恋愛は出来ず終いだったけれど、トータルとしてみればきっと良い1年だったと思う。それは多分人生できっと今が一番楽しんでいると思える程と言っても過言ではない。

とは言え、1年間ずっといつ辞めようか、みたいなことは考えていたのかなと言う気もするし…それは1月にもそうだし、3月にも言っていたし、移転後の4月、5月もそうで。7月にそういう話を人に相談していたのもよく覚えているし、フジロックRIJFと大きなフェスが終わった後は実際動き出したりもした。それが11月頃まで続いて、ずっと右往左往で色々牽制球も投げたりしたけれど…結局のところようやく落ち着くところに落ち着いたというか、社員として新年を迎えられて良かったかなぁ、何よりかなぁと。1月で辞めるんだなぁ、って状態であったよりはね。

年末に人に会った時もそうだったし、年始で地元に帰っても友人にも「仕事どうなったよ?」と結構心配をされて。何か、そんな話をしていた印象が強かったのかな〜…(笑)まぁ、過ぎてみると、どれがどれ程良いことでどれがどれ程悪いことだったのか、と言うとよくわからない。祖父が死んだと言うのは初めて親族が死んだ経験であったけど、猫は今年も生き延びてくれたわけで(元気無くなってきているけど)。結局のところ、全て時間は進んでいて、止まってくれるわけじゃなくて。時間が解決しているって言うと変だけれど…なるようになっていたのかなぁと。

会社の移転というのも生活が変わった一つ。青山の街は大好きでした。渋谷や千駄ヶ谷を自転車で往復していた頃が懐かしい。昨年の始め頃は久しぶりに自分の手をガリガリ動かすことに気が向いていて、PHPを沢山書いていたなあと。1月に元上司に「アイデアを先にプレスリリースしちゃったら、仕事が入っちゃって。そんなことから始まった事業なんだよね〜」ってのが軽い衝撃で。自分で手を動かせるんだからそういうことをやっていかなきゃいけないんだ!って。そうじゃなきゃベンチャーじゃない(しかもその事業、年末に数億で譲渡されてました。すごい…)。

移転の後は人も減って、しがらみも増えて、自分で手を動かすことが全然出来なくなっちゃったけど…うーん、会社は本当に人が一杯減った。それに対して何度もネガティヴになったりしたけど、今となってみればそういうことがあったおかげで、自分で動かせるものが多くなって(大変だけど…昨年はどれだけの回数会社でその日を越したことか。)、(移転もあって)新しい人との出会いも沢山あって。それはすごく自分にとってプラスで、楽しいことだった。新橋・汐留も居るからには好きな場所も増えたけれど、…まあでもやっぱ青山の方が…とは時々思う。

7月(実質6月)からは部署も移動して仕事も変わっていって。ここで大きく気持ちが持ち直した。フェスシーズンに風邪を引き続けたのは非常に辛く、今年はそういった体調管理が一つの大きな課題にもなってくる。そんな中、昨年に初めてお酒で記憶を失くすという体験をし(笑)駅の外で目覚めるという体験は…ある種昨年のワースト出来事であり、何かあの後は以前程飲めなくなったな〜って気がする。何年か前と比べて弱くなった感じもあって…まぁそれは夏フェスで全然飲まなかったのもあるか(仕事というのもあり、体調を崩していたのもあり。あと記憶なくしてからまだ近い時期だったから(笑))。今年は気をつけたいな…。もう二度と!

まあ夏はそんな風に体調を崩してばかりいたんだけれど、モードとしては夏フェス&仕事モードで。そこからは(辞める辞めないで右往左往していた以外は)もうずっと仕事に対して入れ込んでいられたと思う。だから今年は仕事したなーってイメージもあるし、それが自分にちゃんと返って来ている感じもある。それは評価だとかお金というのではないけど(それはまた違うタイミングで大きく変わる時が来るから)、関わった人であったり、何よりアーティストにインタビューするだなんて…その体験こそが、今年一番ビックリした体験の一つだよね。それも、おそらく日本に何千、何万人?ぐらいは羨む人が居るんじゃないか、って人や人たちに!

細々としたことでは良いことも悪いことも色々あって、でも今無事であるのが何よりでそれってきっと幸せなことで。そんな中、仕事面では色々楽しめたことがあって、未来への線引きが多分自分の中では一年前より出来るようになって。先々に向けて、“やりたいことが沢山ある”って、意外とこれ良い状態のバロメータである気がする。まあなんだかんだでねえ、仕事と恋愛、これが大きな2つの軸であって、恋愛に関しては昨年も出来なかったな〜っていう(笑)その辺で…淋しさが抜けきらない、幸せと言い切れない部分はどうしたってあるんだけれど。

でも1年前と比べて、自分への後ろめたさって言うのは格段に減っている。それはこの1年仕事を沢山やって、頑張って、その結果色んな機会や経験を得られたからで…1年前と比べれば僕も人としての魅力が増したんじゃないかなあ?と…。僕が誰かを好きになるのは容易なことだけれど(ほんとかよ。僕なんかじゃ相応しくない魅力的な人しか居ないと思うので、僕なんかじゃね、って思っていつまでも入り込めないんだけど)、相手にとって僕って人間がメリットがある人間か?ってところで、やっぱ僕はパーソナルな部分として足りない…ってのが有り続けたから。

人としてのステイタス的な部分では、例えば会社の中でも僕が一番低いって自信と言うと変だけど、それはあるから(笑)だからせめて人に負けないぐらいは走りたいと思って、あれこれなんでもやろうとしては、体調崩すことを繰り返して(笑)思い悩んだりもしたし、でも壁を越えようと思うのなら走るしかないし。やっぱ、僕は“届かない誰か”に少しでも近付けるようにストイックで有り続けるしかない、という気がする。だから今年もまずは仕事で結果出せるようにもっと頑張るしかないし、そんな中で人間性も高められれば、良い風も吹くかなあ、と期待して。

そんなこんなで、後厄となる'08年。年末年始にも割と出社して、したい仕事も片付けられず決して雲行きはよくはないのですが…まあ、前向きに頑張るしかないので…'08年の目標は前から書いている通り「フジロックでボードウォークを恋人と手を繋いで歩く」なのですが、地元の友人と話していたら「それ毎年言ってない?」って。そうだっけ?(笑)ま、今年は成し遂げられるように、ちょっと勇気出せってことだ。そしてエゾへ行くのも一つの目標。…なんて、フェスばっかですが。まあ、僕の私生活(1年)の軸がフェスだから仕方が無い(笑)サッカーの方は目標にしようにも肝心のジュビロがあんな呑気にやってるので、期待してもね…。

仕事では成し遂げたいことややりたいこと、すべきことが沢山あり過ぎて、年始の休みの時点から頭を悩ませているところがあり…自分で上手くコントロールしていかないといけない…。年始の日記にも書いたけれど、初めてプレッシャーのようなものがあると言うか、なるようにしていかなきゃいけない…。だからまだ今年も気を緩められないし、年末に「今年は昨年の2倍頑張ったけど、来年は今年の3倍頑張らなきゃいけない」なんてこと言ってるので…上手くいかなくても(上手くいかないのなら)、走るしかない。でもなるようにしかならんので、まず前向きにね。

the chef cooks meの"ハローアンセム"って曲に素敵なフレーズがあって。「スローなライフは送れないさ 無理が出来るのは今ぐらいだ」。そうだよな、今無理をしないで今後いつするって言うんだ。年を取ってから無理をするより、今の方が無理はきくと思うし効果もあると思うのだ。来年の年始を迎えた時に同じ状況で居るだなんてことは無いと思うし、むしろなってはいけない。もしそうなりそうならば、きっと来年の年始の頃こそ環境を変える決断をしてるでしょう。せっかくこの歳で東京に居るのだからスピードと変化を感じられなきゃ意味が無い。

立場が変わったからって安定や安心は無い。逆に別に今だって明日や来月が最後になる覚悟は常々あるし――年末年始に色々話して、友人の居た会社(ITベンチャー)は社長以外全員辞めるなんてことになってて(笑)事業的な問題じゃないんだけれど、でもそういうリアルな感じが無きゃ駄目だなって思って。ああ、違うな、なんでうちの会社は人を引き止め切れないんだろう?と考えて。でも、確かに人の入れ替わりの激しい会社で、個人の感覚に頼る状況になるのは好ましくないんだろうなあ、と。だから情に流されるような判断は長い目で見たら、うちにとってはきっとマイナスなんだと。だから僕も、勇気を持って羽ばたける体勢はとらなきゃ。

何にせよ、これから迎える25歳も最初で最後。後悔しない25歳にしないといかんと思います。少なくとも…3月になっちゃうと週末はスタジアムへ行きたくなっちゃうし、夏になってしまえばフェス!フェス!でバテバテになるだろうし(笑)駅まで、会社までで体力消耗しない冬の間にどれだけ貯金じゃないけど助走もちょっと違うけど、頑張っておけるか、だと思う。色々な失敗や思い違いは起こるのだろうけど、やっぱ最終的には後悔がより少ない状態で過ごし切れるか。わかんないけどさ、石橋を叩いて壊した時には仕方無いで納得してしまうから…後悔しないようにその時々で切替えられるようにはなっているからね。やっぱ頑張りたいと思う。

2007年のサッカー生活を振り返る

昨年はLiveカテゴリでブログを書く回数が多かったので、音楽メインのブログと言う印象が強まっていやしないかと思うけれど、(それに反したい意味合いもあるけど)僕の中ではサッカー観戦記メインのつもりだと言うことで(笑)、サッカーの方を上に持ってきたいと思う(意味無いけど…)。なんだろな、自分の中の生活のプライオリティとして 仕事>>>サッカー(ジュビロ)>音楽 みたいな構図があって、今は仕事と音楽が一緒で合併してるから…三井住友銀行みたいなもん?

でもサッカー絡みを仕事にしたいかって言うと、そうではない。仕事として入れ込むには音楽は僕にとって最も適したカテゴリであって、サッカーは好きだから仕事にしたくないもの、かなって。音楽だったら得意でない、嫌いなものもポジティヴに捉えられる様にしようとするだろうけど、サッカーは嫌いなチームに肩入れ出来ないからさ(笑)まあでもあれだね…先日CDJで、ポリのツナギを来た集団が居て、どうかと思ったんだけれど。…よくよく考えれば僕も同類だよなあ、と(笑)やっぱジュビロ見てる僕が一番素だと思うからねー。フジでのあれは良い思い出。

今年の観戦試合数は41試合。昨年が50試合なのでそこそこ減った。前半戦は毎週見に行っていたけれど、中盤から全然見に行かなくなったな(8月半ばとか、11月後半とか、集中して見に行った時期もあったけれど)。一つはライヴへ行く機会が多くなったこと。一つはジュビロの低迷と言うところでしょうか。まぁ何と言っても菊地事件だよな。時間が過ぎるにつれてどんどん過去の話になってしまったけれど、裏ではジュビロのスポンサー状況にどれだけ影響があったのだろうなぁ。

■2007年のベスト・ゲーム5選。

2007/06/23 J1 第17節 川崎 - 磐田 @ 等々力競技場
2007/08/15 J1 第20節 磐田 - F東京 @ ヤマハスタジアム
2007/03/18 J1 第03節 F東京 - 磐田 @ 味の素スタジアム
2007/12/29 天皇杯 準決勝 川崎 - 鹿島 @ 国立霞ヶ丘競技場
2007/05/03 J2 第13節 東京V - 水戸 @ 国立霞ヶ丘競技場

正直、ジュビロが低迷していたからそこまで良いゲームは少ないんだけれど…中でもジュビロが勝利した上から3つが良かったかな。川崎は今年勝った相手の中で一番強かったんじゃないかと思うし、成岡のゴールも良かった。前田が戻って来て、成岡、太田の2シャドーもハマって、船谷や犬塚、大井がスタメンで出るようなメンツでもサッカーで勝って、今季ジュビロの希望を見たが…。2つのFC東京戦も、やはり福西を取られたクラブ相手だから気持ち入ったね(笑)方や前半で1人退場になり終了間際のゴールで勝利、方や5得点で圧勝した試合。

川崎-鹿島は多分内容だけなら今季見た一番ハイ・レベルなゲームだったかな。逆にヴェルディ-水戸ちゃんはネタとして一番面白かったゲームだ。いやしかしまさか、あそこからヴェルディが持ち直すとは思わなかったな…。まあなんだかんだ言って、ヴェルディが上がってきてくれたおかげで今季は味スタでJ1を見られるわけだから、いいかなあ。隠れベスト・ゲームは2007/11/04の天皇杯4回戦、柏-Honda FC日立台柏サッカー場。延長戦も見られれば…。ワーストはJ1第1節、柏-磐田と、J1第23節、横浜M-磐田。両方ジュビロが4失点で負けた試合。

ベスト・ゴールは…FC東京-磐田の鈴木秀人のヘディングかな。普通のセットプレーからのヘディングですが、シチュエーションを相まって叫んだゴール。あとは柏-Honda FCの鈴木弘大のゴール(これもゴール・シーン自体は特別すごいわけではないけど、これもシチュエーションが相まって。叫んだ。)、あとは浦和-磐田のカレンのゴール、川崎-磐田の成岡のゴール、磐田-FC東京のパラナのゴールってところかなあ、何となく良いゴールだったなって記憶があるのは。

'07年のジュビロを個人的な視点で振り返ると、福西の電撃移籍から始まり、前田の出遅れ、前田のバックアップ不在と全て対応が後手後手に回っていた感が否めない。菊地事件、機能しない3ボランチ、監督交代、過去最低順位…。'06年の後半戦で若手に期待させられただけに、期待外れの結果だったのは間違い無い。しかし、中でも前田のバックアップが居なかったのは元々分かり切っていたはず。何故そこを補強出来なかったのか?ただその中、あの戦力で前田復帰までほぼ五分五分でいけたのは、アジウソンの戦術と手腕だったのではないかと思う。

相手に合わせる戦術は批判も多かったし、僕も解任前の太田外しと3ボランチへの拘りには批判的なことも書いていたけれど、でもJリーグの中で中位〜下位レベルでしかない現在の戦力で、上位クラブに通用する為に非常に現実的な策だったと思うし。スピードのある太田やスペースへの嗅覚の優れた成岡を活かすことは出来ていたと思うので…うーん、自分達のサッカーとかいって、機能していたものを捨てて、また組み直したのにそれが全く機能しない&何がしたいかわからないでは…。'08年も期待出来ないかと。まして中盤の軸となっていたファブリシオ、パラナが抜けて代わりが河村、名波では…それどこのセレッソですか(笑)

とは言え、もしかしたら新外国人がすごい当たりかもしれない。そんな期待、少しでも良いサッカーを見せてくれるという期待を持ってしまうから、今年もつい足を運んでしまうだろう。ホーム開幕のエコパにはそんなに行きたいと思わないけど、ヤマスタの開幕戦(3/23みたい)には行けたらなぁと。まぁ、まずはアウェー開幕の柏戦から俄然足を運ぶけれども!あとは――忘れがちだけど、菊地に大きく振り回された1年だった。これのおかげでスポンサーだってやはり去ったよ。

でも思い返すと、なんだかんだで彼のサッカーセンスは天才的だったと思って。守備も攻撃もそうだし、何より良く走るからやはり好きな選手だった。そして…“サッカーのプレイヤーとして”、リスクを冒して前へ出る勇気、嗅覚、スピードの優れた選手だった。自分から膠着したバランスを崩せる選手。それは自信と勇気とセンスが無ければ出来ないこと。波はあったけれど、でもそれもまた魅力的な選手だったな。冒すリスクを間違え過ぎだよ…菊地が居るだけで、来年のうちのボランチの層もまた全く違うものになったのに…。許されないけど、返す返すも残念だ。

'08年は観戦数は同じぐらいか、落ち着くか…現状まだ何とも言えないけど、また日程が出たら1年のスケジュールを立てるし(笑)、ヴェルディがJ1に戻ってきたことで味スタに行く機会もこの2年より増えるかな?14日の日記に書いている通り、今年は一緒に見てくれる相手を見つけたいところ…。別に一人が寂しいわけではないけど、誰かが居てくれた方が幸せだと思うからと、そういうところだ。あと'07年から始めたフットサル。そうだ、結局会社に残るわけなのでまた次の大会の芽もあるな(笑)これまた頑張ります!そしてフェスの季節に昇華出来るよう。

2007年の音楽生活を振り返る

まず今年は沢山行ったライヴの本数は、フェス(フジとか)は3日で1本と考えて、合計73本。無論、過去最高。'05年以降、「来年は減るだろう」みたいなこと書いている気がするんだけどなあ(笑)特に部署移動前の上半期が22本なのだから、いかに上半期はライヴの本数が増えたかと言うことで…特に12月の13本って何を考えているのだろう。'06年の目標値だったか'07年の目標値だったか忘れたんだけれど、大体2週間に1本、月2本。で、年間24〜30本が目標だったんだけれど…(笑)

'08年も、本心としてはそれぐらいの数値で居たいものの、まぁ今の部署、立場で仕事している以上は無理だね〜。一月13本はもう絶対しないと誓うとしても(笑)、仕事的な目標と合わせても、週一程度のペースではライヴを見たい(後半は週2ぐらいのペースだったからな…)。月4本としても、年48〜50本程にはなるんじゃないかな。勿論、どこかのタイミングでまた部署や立場が変わるかもわからないけれど…でも東京に居る以上はそれぐらいの本数ライヴに行ってしまう気がする。

まあでもね。この73本のうち(←あ、無料ライヴも含まれているけど。)、自分でチケット代を払った本数は8本だけだったりするわけで。…あのー、申し訳無いですとしか言いようが無いのですが…。ただ引き続き、自分でチケット買ってライヴ行く率に関してはこんなもんじゃないかと。その代わり、自分で行きたいライヴってよりは、仕事として行く必要のありげなライヴを優先するスタイルではあるので…ライヴの為に見たいサッカーの試合を断念したケースも何度かあったしね。

■昨年行ったフェス一覧。

2007/12/31 COUNTDOWN JAPAN 07/08 @ 幕張メッセ
2007/10/07 Camp in 朝霧JAM 2007 @ 静岡県朝霧アリーナ
2007/10/06 Camp in 朝霧JAM 2007 @ 静岡県朝霧アリーナ
2007/09/15 Hit&Runちゃん祭り2007〜ワカすバンド天国!〜 @ 若洲公園
2007/09/02 SWEET LOVE SHOWER 2007 @ 山中湖交流プラザきらら
2007/08/26 a-nation'07 @ 味の素スタジアム
2007/08/12 Summer Sonic'07 @ 千葉マリンスタジアム/幕張メッセ
2007/08/11 Summer Sonic'07 @ 千葉マリンスタジアム/幕張メッセ
2007/08/05 ROCK IN JAPAN FES.2007 @ 国営ひたちなか海浜公園
2007/08/04 ROCK IN JAPAN FES.2007 @ 国営ひたちなか海浜公園
2007/08/03 ROCK IN JAPAN FES.2007 @ 国営ひたちなか海浜公園
2007/07/29 Fuji Rock Festival'07 @ 新潟県苗場スキー場
2007/07/28 Fuji Rock Festival'07 @ 新潟県苗場スキー場
2007/07/27 Fuji Rock Festival'07 @ 新潟県苗場スキー場
2007/07/16 ap bank fes'07 @ 静岡県ヤマハリゾートつま恋
2007/07/07 湘南音祭 Vol.1 @ 横浜新港埠頭
2007/06/30 湘南音祭 Vol.1 @ 江の島湘南港
2007/05/12 Rock on the Rock'07 @ 三河湾リゾートリンクス海岸駐車場

相変わらずフェス・ブームが続く中、大規模フェスは昨年とあまり変わらずなのですが、中規模フェスがちょっと増えたかな。でもやっぱ、中規模フェスはなかなかね…Rock On The Rockを知ってしまっているだけに、首都圏であれを越える中規模フェスを開催するのは難しいかな、って気がする。チケット買えずに足を運んだRORから始まり、今年はチケット買わずに会場に足を運んだフェスも幾つかあったね(笑)でも、それはやっぱり僕はフェスの会場の雰囲気が好きだからという…改めて、僕は音楽とかライヴとかってよりフェスが好きであるってこと。

まだ一部感想(日記)を書いていないフェスがありますが、やっぱり最高だったのは朝霧とフジかな。ただ、'07年はフェス行って体調崩して。が、多かった。だから何か苦しみながらフェスに居たり、フェスから帰ってきてから苦しんでたりしてた記憶が強いので…あとはレポートが書き切れなかったり…楽しんでた〜!って印象より、疲れた、頭痛かった、使命を果たせなかった…みたいな印象が強くて、あまり良いものではないかも。課題が多い。その中、今年フェスで見た中で印象が強いのは、…今年もだけど、Your Song Is GoodSpecial Othersかなあ。フェス・ベスト・アクトはRIJFでのyanokami。疲れていただけにあの空間には癒された。

'08年に行くフェスを考えると。多分RORは行かない。人気フェスになるまでを見届けられたのは面白かったし、2日間開催もきっと良いと思う。と言うのも、地元の旅館とか泊まったらきっと楽しそうだし。でも今年はちょっと開催時期が微妙と言うのがあり…18きっぷが使える前の週ならな(笑)でもきっと最高だと思うので、地元の友人には是非そんな話を期待したい。今年もap bankフジロック、朝霧は絶対行くとして、立場的に?、RIJFサマソニ、SLSも行くんじゃないかなあ。

その他中規模フェスは…その時の流れで、として。今年行きたいのはエゾだねえ。気持ち的には、フジの後はRIJFサマソニは見向きもせずにエゾに照準合わせたいぐらいなのですが…。元旦の日記にも書いているけど、フェス通いが最終・5週目になるから体力的にも準備的にもきっとハードになるはず。だから今のうちからどれだけの計画が出来るかだ。お金にしても体力(体調)にしても。あ、あとa-nationも行けるのならまた是非行きたい(笑)あとはメタモか…うーん、あんましレイヴっぽいものに興味が無いからわかんないけど、でも行っておきたい気もする。

海外フェスは夏フェススケジュールのことを考えていると、「金銭的に無理だろう」と。だから…今のうちから来年を目標として(夏フェス貯金と別として)考えて行けば、現実的でリスクも少ないのかな…と思っている。そうそう、すっかり忘れてたんだけれど、今年からボーナスってもんがあるので(笑)幾らぐらいもらえるもんか知らないので、現状は頼りにしないで考えているけれど、それを海外フェス資金として考えられれば。今年に関しては夏フェスの為のボーナスになるかな。さて、話は変わって以下は今年良かった(ハコでの)ライヴを10選。タダで見ているライヴが多かった分、思い入れ的にも選ぶのがなかなか難しかったり…。

■ベスト・ライヴ10選。

2007/12/10 銀杏BOYZ @ 新木場STUDIO COAST
2007/12/07 The Go! Team @ 代官山UNIT
2007/10/20 赤犬 / □□□ @ 渋谷クラブクアトロ
2007/10/08 Dragon Ash / Kemuri / etc... @ 横浜アリーナ
2007/07/25 the pillows @ 浜松FORCE
2007/07/01 Your Song Is Good @ 渋谷AX
2007/04/13 A Hundred Birds Orchestra @ LIQUIDROOM Ebisu
2007/03/16 Dragon Ash @ 渋谷AX
2007/02/25 Phoenix @ 渋谷クラブクアトロ
2007/02/16 Date Course Pentagon Royal Garden @ 渋谷O-EAST

'06年のスクービーや'05年のDCPRGと比べると、これが一番ってのはあんまり思い当たらないのが正直なところ。なので順位付けは無しで10本選んだだけなのですが、DCPRGは…何故解散ライヴを見に行かなかったのか、ていうか「今日で最後です」だなんて決めるなよ(笑)2月も大好きな曲が聴けて最高だったな。"Circle/Line〜"や"構造I"でもう踊り狂えないのは寂しい…!Phoenixはそもそもが最高なのでライヴも最高。下手なUK寄りのロック・バンドよりもっと評価されるべき。

DAは'07年に今更ながら初見で、フェスと合わせて合計4回見たのですが、やはりあの頃の曲にはグッと来ずには居られず、このAXのライヴでもおそらく僕や僕の上の世代であろう人たちが泳ぎまくる姿に、あの頃の血が騒いで…感動したなぁって記憶。あとは中打ちでそうそうたる人々を目の当たりにしたのも良い思い出(笑)先日、年末の週刊女性かなんかの見出しで「ドラゴン降谷」と略されてて、それはどうかと思いつつ…何の芸名だ、って(笑)AHBはフェスでは何度か見ていたけれど、ワンマンでは初めてで。ワンマン・ライヴの緊張感の中での演奏は凄かった。

ユアソンはフェスでのパフォーマンスも期待を裏切らず素晴らしいものばっかりでしたが、ワンマンも良かった。ピロウズは今年唯一前へ行って汗をかいたライヴかな?地元・浜松で"CARNIVAL"や"パトリシア"を聴けたのは今思い出しても感無量。"GG07"は僕のラストKemuri。"Ato-Ichinen"は泣いた。赤犬/口ロロはサイコーだった。口ロロは曲が素晴らしく、赤犬はライヴ・パフォーマンスが素晴らしかったし笑ったし。邦楽で一番引き込まれたライヴ。ゴー!チームも洋楽で一番引き込まれたライヴかな。銀杏BOYZも血が騒いで世界に引き込まれたので。

■2007年良かったアルバム。

今年のベスト・アルバム。前半は殆どアルバムと言うものを聴かなかったので後半に偏っているところがあるのだけれど、特に良かったのは、The Go! Team "Proof of Youth"、Shocking Pinks "Shocking Pinks"、□□□ "GOLDEN LOVE"。次点で良く聴いただとか良かった印象があるのはSpecial Others "STAR"、Spitz "さざなみCD"、monobright "monobright one"とかその辺りだろうか…。ただ実のところの今年一番聴いたアルバムは、ライヴ会場限定販売だと言うthe chef cooks meの"tccm"。ライヴ会場へ行って買ったわけではなく頂き物なのですが、一番聴いたのは確実にこれ。

1stフルアルバムの"アワークッキングアワー"を聴いて更に僕の中の'08年最推しはシェフだと確信を持ったのですが…来るか来ないかだと…どうだろ、近年僕がハマった歌物バンドってあんまり来てないから(笑)近年だけじゃなく、従来の流れで言うと…the pillows(98年頃の。)、Gomes The Hitmanトルネード竜巻という流れがあって、シェフは多分その線上。誰にも衝撃を与えられるような…そういう音とはまた違うと思うので…何が良いの?と言われるとちょっと説明が難しい。

何だろ、ユアソンとかああいうパーティー・バンド的な雰囲気を醸し出しているところはフェス層?にも受けそうな気はするんだけれど…僕の中にはカスタネッツのような匂いがあって。結局のところ僕は自分の日常の気分に合ったことを歌っているバンドが好きなんだと思った。それは上記のバンドたちがそうであったように――そういうバンドは本当に幾ら同じ歌を聴いていても飽きなくて、僕の中で現状シェフはトルネード竜巻以来出会えたそういうバンド。そんなことはプレ・デビュー盤となった"Tapping Crazy, Cooking Mad"の感想と一緒に別項に書こうと思う。

■今年のベスト・ソング15選。中途半端だけど昨年も15曲だったので。

□□□ / GOLDEN KING
□□□ / Starflight -Planetarium Version-
□□□ / 真夏のラストチューン
Good Music / Glider
Group / And [YouTube/MySpace]
OGRE YOU ASSHOLE / コインランドリー [YouTube/MySpace]
Shocking Pinks / This Aching Deal [MySpace]
Spangle call Lilli line / Irie
Special Others / AIMS
Special Others / STAR [MySpace]
the chef cooks me / アンブレラ (kosame rerec edition)
the chef cooks me / Sunrise (TMGW rising) [MySpace]
The Format / She Doesn't Get It [MySpace]
THE NOVEMBERS / she lab luck [MySpace]
小谷美紗子 / YOU [MySpace]

…スペアザにもMySpaceがあること、しかもフルで聴ける太っ腹ぶりにビックリ。すごい。で、洋邦比率で言うと邦が圧倒的に高いんだけれど、全体的には両方そこそこの比率で聴いているはず…でもその中でも近年はハマるのは邦であることの方が多いかな。一番聴いたのは口ロロの"GOLDEN KING"、"Starflight"。フリマで100円で買ったのが4月だったっけ…いやー、モロにハマりました。こういう“ネオ渋谷系”は今まで居なかった気がして、一番新しいオリジナルを示された感じ。

そんな口ロロもインディー時代はP-VINE系のレーベルだったはずなのですが(WEATHER)、Good Music、Group、SCLL辺りはP-VINE系。いやーやっぱP-VINEは大好きだよ。特にSCLLはアーティスト別の聴いた回数だったらトップ5には確実に入っているはず(数字はないけど)。GROUP、Good Musicはバンド名のせいで全然検索に引っ掛からないんだけれど(笑)GROUPは今風な分かり易い例えをするとモグワイ・ミーツ・スペアザみたいな感じかな?

Good Musicはそれと比べるとフォークトロニカっぽい感じ…なんだけれど、フェネスやコーネリアスっぽい感じよりは、むしろDEPAPEPE寄りなのかも。ただ、1曲が長い。元々個人的趣味ではこういったオーガニックなインストが好きな傾向は、DCPRGやスペアザにハマった以降は強くて。プッシュする機会が無いからあんまし書かないけど、やっぱライヴ・スケジュール見ててグッと来るのって、下北や渋谷のハコよりも月見ルだもんなぁ。戻って、スペアザはやっぱしかっこよいので。シェフは上の方で推している通り。Shocking Pinksはアルバムで挙げている通り。

オウガはこんな音楽趣向の中、あんまし普通のギター・ロックって感じじゃないので。漫画のBECKで"コインランドリー"って曲が出来てましたが、僕の中での"コインランドリー"がこっちなので、BECKはこんなバンドじゃないはず…と思いつつ(笑)「退屈は遊びさ」ってフレーズはとても良い言葉だと思う。The Formatのこの曲はUSインディーっぽい胸キュンソング。今年の中で一番ギタポっぽいか?NOVEMBERSはオウガに次いでUKP。やっぱUKPの音も好きなのかな〜と思い直した'07年。小谷美紗子さんは今更ながら今年初めて聴いて、すごく良くて…フェスでも見ましたが、"Who"とこの曲が好きだったな。「最後だけ許される為に生きる」。

そんな感じかな。'08年の音楽的展望としては、また別項で書きますがthe chef cooks meに大ハマり気味なので、多分今年一番聞くのはシェフかな。かと言って、一つのバンドを多くみたいわけではない人間なので…今年も色々なバンドを見て、色々なバンドを好きになれれば、と思う。ライヴ本数は前述通り、50本ぐらいかな…。あとはフジロックのボードウォークで、だね(笑)どうかなあ。ともあれ、また色んな運だって引き寄せられるように頑張ろうと思います。そんな具合だろうか。ほんと、来年になった時、駄目だった…なんてことがなければいいが…1月終わり目前にして、ちょっと不安になっていたりはする。その時は誰かに頼るか…。