ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

FUJI ROCK FESTIVAL'08 1日目 @ 新潟県苗場スキー場

春から散々、今年は行かない、今年は無理だ、今年は仕方ない。と言っていたのに、このザマである。というわけで結局行っちゃったフジロック。しかも絶対無理と言い張っていた初日に。前日の段階でも絶対無理と思っていたんだけれど…前日の22時過ぎ、「最近忙しくしてたし、ゆっくりしたら」という一言に、たまには甘えるか、と(笑)そこから思い立って、準備始めたのは24時過ぎに帰宅してから。ただ、時間は描いたものがすでにあったのと、帰ってくるのは決まっていたから(あとは結局見たいのは要はマイブラなので)。「日帰りで夕方からならこんなもんか」と、今更新たに準備するものもなく。レインコートと折り畳み椅子ぐらい?ああ、あとユニのレプリカね(笑)あとは携帯用充電池ぐらい。

ただ前日までの疲労で金曜は思い描いていた通りに早くは起きれなかったのは誤算だったものの、15時過ぎには会社を飛び出し、15時52分のMaxたにがわでいざ越後湯沢へ。ただ、新幹線乗るまでにバタついて…JRのATMでお金がおろせずに財布に53円しかなかったりだとか(笑)会社出る段階で、小さなトラブルがあったから遅れたりとか。←これ、前日もそうだったけど、そういう星の下なんかなあ(笑)当初は15時12分のMaxときに乗りたかったので、時間はかなりロスしてしまった。まあ、少しでも心配なことがあったら諦めようと思っていたから…。

で、今回は、社内に居た人には早く帰る理由を聞かれてウソは答えなかったけど、他は(会場に居る人にも)誰にも伝えずに苗場へ。なんか、誰にも言わずに、行ってみたらどうかなって(笑)なんかちょっと、昨年の段階で、人に会うのも一つの目的だよなあってのは思ったんだけど…勿論それってすごく楽しいんだけど、自分の中でそこが大きくなり過ぎるのもな、ってのもあった。…そもそもそう自分をそう思わせているのは、この1年自分勝手に走った中で…思いがけずかなったこと、必要だったのにかなえられなかったこと、色々後ろめたいような気持ちがあった。

そういうところで、今年は、ワイワイ楽しむような気持ちか?というと、そうではなかったから…フラットな気持ちでフジロックを楽しむためには、誰にも言わずに行くのもいいなと思った。だって初日に関してはマイブラが居なければ行かなかっただろうし、完全にそこが目的なら、いいかあって…どうせまた3日目来るつもりなんだしね。なーんて、後付けだけど。本当はもうちょっとユニが見える明るい時間に着くつもりだったんだけれど…(笑)言わずにも(そもそも僕は居ないと思っているのに)会える人が居たらそれは縁があるのだろうし、誰にも会えなければそれは(知人が増えたと思い込んでいた)自分への戒めになるかなぁ、みたく。別に会いたくないわけじゃなく、自分にとってのテストみたいな…僕そういうの好きだから(笑)

でもね、ようやくちょっとひと段落して、前向きになれるはずなのに。なんか思うようにそうなり切れていない、それよりももう今年もこんなに時間が経ったんだ…って時、きっと人の時計はそれなりに回っていても、自分の時計が思う程回っていないことに、切なくなってしまうというか(笑)そういうものの発散の要素として、やっぱフジロックが一番いいなって思った。行かなきゃ行けないで結局ストレスになっちゃうのだ。「フジロック行かないと1年経った気がしない」とかさ。行ったら行ったで1年の経過を感じて辛いんだけど。複雑なんだよ(笑)頭はいつでも散らかっているから。何も考えていないような顔は出来るだけ出来ればと思ってるけど。

新幹線に揺られること1時間半、越後湯沢に到着。東京駅ではあんなに晴れていたのに、高崎の前の駅あたりから新幹線の外は結構な大雨。会社出る前、東北で大雨ってニュースを見ていたから覚悟はしていたんだけれど、でもいざ越後湯沢へ着くと、雨はやんでいた。到着して超ダッシュで例年のバス乗場まで行くと、雨だからといって階段のとこに並ばされる。というか、バス来ない。新幹線に合わせてバス来るようにしとけよー。結局20分ぐらい待った。並んでないのに20分…。次の(東京方面からの)新幹線のお客さんも同じバスに乗れたようで。ap bank fesのスムーズさの後だと、相変わらずフジのシャトルバスの運行はイライラしてしまう。

そっからバスで40分。18時20分、よーうやく苗場到着。会社出てから3時間…もう1時間ぐらいは早く着くつもりだったんだけれど。で、今回はチケットがまだ無いので当日券を購入。18,000円。あわよくばダフ屋さんの余ったチケットを安く買えれば、と思っていたけれど、やっぱさすがに今回の金曜の1日券は売れないと思われていないようで、無かった。当日券買ったところで、残金6,500円弱。…あれ?帰りのバス代(8,000円)に満たない…。そもそものところ、suicaで新幹線に乗れるつもりでいて(なんかそういうCMやってるからさ)。で、suicaへの入金額が5,000円以上あったんだけど、改札入ろうとしたら乗れなくて。結局乗車券買って。

結局どうしたらsuicaで乗れるかよくわかんなかったけど、view suica(クレジットカードで引き落としのやつ?)だったら乗れたのかな?いずれにせよ、そこで新幹線に乗れていれば何ら問題なかったのに…そうでない以上、金額の想定ミス。そもそもフジで当日券買うなんて初めてだったからなー。やっぱ高いよね(笑)1時半発の新宿行きのバスも当日で買えたのになあ。あーもう、会社行く前にちゃんと計算してお金おろしていれば、Bloc Partyには間に合うつもりだったのに。あとは、越後湯沢のバスとは逆の口にセブンイレブンがあることを知っていたら、そこでおろしたのにな…(結局帰りも新幹線代は足りてなかったので、そこでおろした)。

駄目もとで、「カード使えないですか?」って聞いたら無理だったんで、朝の電車で帰るしかなくなった。あと、誰かにお金にお金借りりゃ済む話かもしんなかったけど、この時点では今日は誰にも連絡しない!と思っていたからさ(笑)意地をはってしまった。というかどちらにしてもATMがあるわけじゃないんで、その人に迷惑かけることになっちゃうしね。なので飲食もすごくシビアに「…ビール1杯飲むと新幹線代にも満たなくなるな…」とか考えざるを得なかった(笑)駅までいければカードこそ使えるものの。…でもグッズ売場はカード使えたんだよね。行った時間が超ガラガラだったので速攻欲しいの買っておいた。初めて3日目以外に買ったな。

…でも誰も知らせずに来てジュビロユニで歩くというのも微妙に恥ずかしいと言えば恥ずかしい。だって僕しか居ないからさ、絶対(笑)でもこれだけ人が居ると、知っている人が居てもあんまり会える気がしないなあ。到着した時間的に目指すはまず18時40分からのSPECIAL OTHERS。真っ先にFIELD OF HEAVENへ。徳島のユニを着ている人が居た(まだその判別はつく明るさだった)。近付いていくと徐々に女性の声が聴こえる…ううん?スペアザが土岐麻子さんとかを連れてやっているのか…?あれ?スペアザじゃないぞ?そう思ってタイムテーブル見たらmice paradeが0時からじゃなくこの時間からになっている。何故!?いつのまに!?

マイス・パレードも0時から見るつもりだったから、まあいいっちゃいいんだけれども…スペアザがマイブラとだだかぶりだったのが残念。マイス・パレードはCDは持ってないけど、レンタルして取り込んだ音源が自宅PCの中にあり、それでシャッフルでよく聴いていた。洋インディー好き(P-vine好き)としてはやっぱたまらん。1時間ぐらい非常に気持ち良い音楽で揺られた。気持ちよすぎて皆椅子で眠りまくってた。そりゃ、こんな時間に元気なのはこんな時間に来た僕ぐらいか…。なんかやっぱ、KASABIANとかじゃなく僕はこういうのを選ぶ人なんだよね。だからなんか、人と会えると思えない(笑)でもマイブラ好きとしてはこっちを選ぶでしょー。

ライヴの最後には昼間に出演してた原田郁子ちゃんが出てきたり。その後はGypsy Avalonの20時からのsleepy.abへ。朝霧ランドで買ったシチューを片手に。4月にSHELTERで見た時、野外で見たら気持ちよさそう、と思った感覚を確かめるべく。本当はどちらかと言えばトクマルシューゴへ行きたかったけど、遠いしなあ。と思って。というか、今年の苗場食堂の時間が早まったのはいいけど…GREENとREDの音にかき消されるんじゃないか(笑)他のKASABIANやGALACTIC、SHERBETSよりは、ここかな…という感覚。あとは先週ap bankで芝生の斜面でで寝転がって聞いたSUIKAが気持ちよかったから、それにつられて。

で、期待通りsleepy.ab良かったです。30分ぐらいと短かったけど、MCの静かな声とかも含めて。ゆらゆら揺られるベースさんの姿も。"メロディ"からスタート。この曲は前に見た時にもすごい良いなってちゃんと覚えていた曲。その後も、その時知った曲だったりそうでない曲だったり。先週より下の芝生こそ悪いけど、やはり芝生に寝転がってこういう音を聴くのは気持ちいい。思い描いていた通り。ナイスブッキングだと思う。寝ている人もいっぱい居た。こういう時のシチューもなんだかいい。最後の"ねむろ"って曲の歌詞が、すごく良かった。正に、今日の僕にピッタリの(笑)一人で居るのに、隠れている。一人で居るのに、探している。みたいな歌詞。

たとえば未だに引きずっていたであろう2年前や、そんな思い出話をアヴァロンでしていた1年前と比べれば、何かが心の隙間に入り込んでは、出ていってしまって、今はそこに誰かが描けていないのが“切ない”にもなれなくて、すっごい虚しいなあ。この後マイブラ見ていても、結局昔のこと思い出してはそんな感傷的な気持ちにいちいちなってんだけど、曲がりなりにも目標として言っていたものがあった以上、こうして今年もフジへ来て“駄目だったなあ”と思った時に、もうあと半年生きるの無駄じゃん、って言うと極端なんだけど(でも僕は基本的にすごい極端な考え方する人間なので。今日フジ来たこと自体、極端な切替があったわけだから(笑))。

まだ7月かもしれないけど、処理の途中で exit; や break; があるようなもんじゃん、っていう(笑)そう言いながら、今後も毎週フェスがあって、チケットがあって、楽しみにしてるんだけど。でも、結構強い思い願っていたものがかなわなかったのは、痛むね。この何ヶ月か仕事を考えて、そもそも今年は行けないなあ、仕方無いなあって思ってたけど。いざ来ちゃうと、たとえ仕事があったろうが、関係ないぞ。何やってたんだろ?ってすっごい思う。虚しい。そんなこと思いながらボードウォークでGREEN方面へ戻る。マイブラの後、THE NEW MASTERSOUNDSへ行こうかなぁ。と思っていたけれど、結局来なかったので、今日はこれが唯一のホワイト方面。

で、GREEN STAGEでMy bloody valentine。その前にちょっと外に出ていたので(だから3年前は見たFEEDERも見なかった)、GREEN方面からの歓声で走り向かう。そして大きな音で鳴ったのが"I Only Said"。一発目から!?もうその瞬間、このためだけに来た。と言うのは、過言ではなくなった。そして、客は呼べなくとも、GREEN STAGEのトリで間違いない、このバンドは。と思った。ギャーすごい。あのマイブラが動いている(笑)ケヴィンだけじゃなく4人揃ってる。ケヴィンはやっぱりプライマルで見た5年前よりかなり痩せてる。2曲目の"When You Sleep"で、もう無理してでも来たことを後悔しないって思った。この曲の時も大きな歓声。

その後も"You Never Should"、"To Here Knows When"、"Thorn"、"Only Shallow"、"Feed Me With Your Kiss"、"Soon"あたりが続く。やっぱり"Soon"の時とかはあのイントロが鳴った瞬間、きた!って思ったよ。十何年ずっと待っていたファンはきっと皆前の方に行ったのだろうけど、僕は比較的後ろの方に居たので、その間割と人は出たり入ったり。まあそりゃそうか。知っているセレッソサポの方が前を通り過ぎていった。べレンダ嬢はギターを弾く時、アームとピックを右手に持ってカッティングの度に引いていた。なーるほど、こうしてこういう音作っていたんだ。後ろの二人も、思ったよりロックでパンキッシュ。本当にかっこいい!

My bloody valentine。僕が16歳の時初めて洋楽のCDを買ったのが"Loveless"だった。周りの同世代がGreen Dayや、椎名林檎ミュージックステーションで紹介したのに触発されて買ったRadioheadだった頃に、何故か僕はマイブラを買った。…よくわからないけど、The Stone Rosesの"石と薔薇"(邦題で書くのもあれだけど)が大好きだったことを考えても、僕はその頃のUKロックにピンと来ていたところがきっとあって、そしてそれは周りの年上の大人の影響でもあったかもしれない。…でもマイブラとの出会いはそもそも、15歳の頃に出会ったPC上のMP3サイトで…今はもうPCサイトではそんなサイトはなかなか存在しえないんだけれど。

それまで洋楽があまり聴けていなかった僕に、すっと入ってきたのが、そこで出会った"When You Sleep"、"Sometimes"、"I Only Said"だった。ちなみに、FEEDERも同じサイトで知ったんだった。テレホーダイなんてもう若い子は知らないだろうけど(笑)、いわゆるテレホタイムにその頃流行り出した旧Napsterマイブラのブートのライヴの音源落としたりしてさ。その間誰かと電話して、その後椎名林檎の"ギブス"のPV見て…それで寝不足で学校行って…そんな駄目ーな16歳、青春時代だったけど(笑)なんかもうそんなものもフラッシュバックして。まさか見れると思っていなかったバンドが今、目の前にあるなんて!色んな意味で泣けた。

最後の"You Made Me Realize"も勿論知っていて(僕の持っているブートにはやたら音の良い"You Made Me Realize"が入っている…)。だから、短い曲なのに、長い、というのは知っていたので、最後のノイズも幸せな時間の一つ。徐々に帰っていく人も居たけど、突き放す程の救いのないノイズアタックこそ魅力なんだよなあきっと好きな人にとっては。先週のap bankの日記で、ピロウズが「うるさいと言われていた」と書いていたけれど、…あれがうるさいのならこれはなんだ(笑)久々に耳が遠くなったけど…はー。もっと長くやってほしかったな。本当に来てよかった。間違いなく今年のライヴNo.1!越えられるものなんてないよ。

マイブラを一緒にやれる人なんて居ないから、ヘッドフォンの中だけで、"When You Sleep"のギターをコピーしたりしていたけど、生であのバンドのサウンドが聴けたのって、本当に感動的だった。マイブラの後、地元の友人から「○○くんがマイブラ見るっていって苗場行ったけど、○○は行けた?」とメールが来ていたり、僕ももう思わず誰かに話したくなって、結局友人に「結局マイブラ見たくて来ちゃった。」とメールして(笑)オアシスで語らったり。もう死んでもいい、っていうのは大袈裟だけど(笑)、でもたぶんそれぐらいなんだよね。あとはやっぱし、人と会えてほっとしました…朝まで長いので。ビールおごってもらっちゃった。申し訳ない…。

一人と会えたら、連鎖して何人かの方に会えた。その中には、マイブラを好きになりたての僕にマイブラシューゲイザーを吹き込んでくれた人も居た。17歳の頃に、「Tremoloって何ですか?」って、メールの中で書いたことも、よく覚えている。All Natural Lemon & Lime Flavorsのことを聞いたことも、何となく覚えている。エゾへ行く人を見つけられたのも嬉しい。会場に知っている人が少なくとも3人居るのは、心強いけどでもフジでこれだけ人と遭遇出来ないんだから偶然会えるとは思えない(笑)また連絡しちゃうんだろう。1時過ぎまでオアシスで語らった後、皆は他の仲間が待つ宿へ帰っていく。さて、これから4時間、どう過ごそうか…。

オールナイトフジ行くでもなく、とりあえずオアシスに居て。大道芸を2回見たんだけれど、なんかあんまり…「フジロック楽しめるかなあ、今年は。」みたいなことをずっと考えてたわけだけれど、大道芸を見ていて…ああこれがフジロックだなあ、みたいな(笑)ほっとした気持ちになれました。やっぱり楽しいね。そう、この雰囲気が楽しいんだよ。その後は、RED MARQUEEのdan le sac vs scroobius pipを見て、することないなーと思ってRED MARQUEEの後ろの林にシート敷いてレインコート着て横になって。SHINGO2が終わるくらいまで眠った。SHINGO2は普通に起きて見たかったな…(声は聴こえていたんだけど。うわーあの声だ!と思って。)

朝4時も過ぎ、夜霧で身体が冷えてしまって寒くなったので、CRYSTAL PALACEに移動。座って眠る。…僕もこんな過ごし方をする人間になってしまったか(笑)でもREDの後ろで寝ている人や、CRYSTAL PALACEで寝ている人って、当然僕だけじゃなくいっぱい先人が居るから(笑)丁度マニが回していた時間なはずだけど、眠りに行っただけなので記憶に無し。スタッフの方に起こされて、閉館。その後、簡易コンビニのトイレで顔洗って着替えてお土産買って、5時半過ぎからバスに並んで。で、朝のバスって意外と混むんだね。乗るまでに50分ぐらい掛かってすごく疲れた。ていうか、朝の始発って5時からなのね。6時からと勘違いしてた…。

最初目覚めた段階で、そのままもうバス乗場行っていれば8時までには吉祥寺帰ってこれたんだろうけどなー。並んでいる最中に、横河武蔵野のユニの方が遠くで歩くのが見えた。けど、すでに着替えちゃったからアピールしてもなぁ、と思い。ま、こんなところで見掛けられたら縁があんだな、日曜会えるだろ。と踏んでいたのだけれど…甘かった(笑。←これは日曜書いてる)結局駅でも券売機が混み(いつもは帰りのきっぷなんて当然買ってあるんだけど、今日は無かったんだよね…バスのつもりだったから。)結局ここでも乗る電車が一本遅れ。乗ったのは8時丁度発のたにがわ。電車の中でも眠り。中央線の中でも眠り。吉祥寺着が9時半。

東京はこの時間すでにうだるような暑さ。疲労困憊の身体には辛い…。家までタクシー使っちゃった。フジロックはバスで苗場の山を下っていると段々現実に戻っているなって感じがして…時間が長いからまた昇りたいなとは思わないんだけれど(笑)、いやあなんか本当に今回はすぐ、日常から非日常、非日常から日常。って感じ。一旦苗場とお別れ…っていうのも、帰りの電車は結局寝ちゃってるから、着いたら東京みたいな感じで…あんまり実感が無いと言うか。でも「土曜に帰ってまた行くなんて、もう二度としようとは思わないな」とは東京駅のホームで思った(笑)お金が勿体無いのは勿論、体力的にも、二度もバス乗るのも面倒臭すぎる。

あとはいつもはバスで山を下るのが寂しいんだよ。苗場離れる時も寂しい。だけど、今回はそうじゃなかったね。そりゃそうだ。また来るんだから(笑)ネガティヴなニュアンスではなく、まあ普通に、こんなことは二度とないだろうなあ。歯抜けのスケジュールで来ることは。…でもバスや新幹線で感じたのは、25日の1日券で帰る人、結構一杯居たんだよね。勿論仕事の都合もあるだろうし…仕事も大事で且つ「それでも来たい」んだよね。僕も、今後また3日来れる保証はどこにも無いわけで。でもやっぱりきっと、「1日でも来たいなあ」と思うんだろう、ってこの1日を過ごして思った。3日じゃないと物足りない、ではなく、1日を目一杯楽めるように!

そう感じるのはやっぱりライヴだけじゃなく、大道芸や、友人と語らう時間があったから、だろうけれど。そうそう余談、朝にバスへ向かって歩いていたら、Bloc Partyの人(オケレケではない)が外人美女を両手に歩いていた。そらあモテるよね。やっぱりイギリスの人は背が高くてすらっとしてるなあ…と思った。で、土曜。計算するとここまでに既に4時間ぐらいは眠っているはずなので、このままいけるか!?と思いつつ、1時間ぐらい部屋で眠ろうと。そしたら結局ちょっと長く眠ってしまい、焦る。出社時間が遅くなったけど、でも用事の時間も遅くずれたんで安心。

土曜はめちゃくちゃ暑くて、一度出社した後に中目黒へ行って、用事が済んだ後に中目黒を歩いたりした後、そのまま恵比寿まで歩いて。地元の友達からメールが来ていたジュビロヴェルディ。気になり出してFootnik寄ってみたら丁度やっていたんで見る。うーん、(相手であるヴェルディへのカード乱発のジャッジの基準が軽過ぎると思ったから)扇谷は相変わらずウンコだなあ…と思っていたら、うちの新外国人のロドリゴが2枚食らって退場(笑)まあ、あれは今日の基準じゃ仕方ないわ。でも、ジウも開幕戦で2枚もらって退場してるからね。これから慣れるでしょ。期待してます。少なくともファブリシオやパラナより下だとは思いたくはない!

さて、また明日は苗場です。往復きっぷも買ってしまったし、お金もちゃんとおろしたし、明日は足りなくなることはない、はず(笑)当初は3日目にしようと思っていたオールナイトを思いのほかもうしてしまったので(そしてそれが思ったよりもしんどかったので…)、3日目は菊地さん終わりぐらいで、その日のうちに帰れるようにしようかなあと決める。2006年みたく、最終前のたにがわで帰りたいなあと考え中。Travisには全然間に合わなかったから、僕は初日は一切雨の被害は受けていないんだけれど、3日目も雨降らなければいいな。たぶん僕が一人で行った野外フェスでは、一度も雨が降ったことない気がする。一人で行って、人と会った後に降るとかはあるけど(笑)あとは誰かと行った時だね、降られたのは。だから僕は雨男ではないのだと思う(けど一人だと降らないなんてそれも悲しい)。明日は誰と会えるかな?