ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

横河武蔵野FC-Honda FC @ 西が丘サッカー場 とか

土曜日は帰ってきて23時ぐらいには眠ってしまい、気付いたら日曜の午後だったので、日本代表の試合(バーレーン戦)は見れませんでした。負けて岡田監督解任騒動になる夢を見たけど、勝ってよかった、かな(笑)終了間際の2失点はいただけないけど…内容はどうだったんだろね?なんか長い夢だったけど…エゾにまた行く夢、そこで怒髪天を見ていた夢、インタビューをしたことのあるアーティストに掴まえられて囲まれて飲んでいるという夢のような夢、を見ていた。あと他にもなんか色々あった気がするけど、多分また一人で行ってた夢。

フェスやライヴも一段落、さてサッカー観戦!と思ったものの今週は日本代表の試合の為J1は開催されていないので、JFL後期第8節、横河武蔵野FC-Honda FC西が丘サッカー場を見に行ってきました。フジロック繋がりの横河サポの知り合いの方が「(近場の)武蔵野陸じゃないけど来てくれるんですね」と言っていたのだけれど、2年前もHonda FC見るべく西が丘まで来たっけ。西が丘はそれ以来なのでかなり久々!西が丘は都内で貴重なサッカー専用のスタジアムだから行きたい行きたいとは思っているんだけどでも全然見に来てなかったな。ユースの試合とかは開始時間が早くて僕の生活リズムに合わないのもあるんだけれどね…。

しかし久しぶりなのは西が丘サッカー場や十条だけではなく、電車で新宿より北へ行ったのがいつ以来かわからないぐらい久しぶり。時々中野から東西線乗る機会はあったから(中央線が止まったり武道館行きたい時)、高田馬場を地下鉄で通過した時こそあれ、JRで新宿から北へ行ったのって…ほんといつ以来だろ…ほんと覚えてないぐらい。前回の西が丘以来か?ってぐらい(笑)昔は友人が浦和の方に住んでいたから埼京線乗ったりする機会もあったけど、今はそっち行く機会すら全く無いからなあ。浦和美園行く時も南北線直通で行っちゃうから。池袋は降りすらしないけど(元々行かない)、通過したこともたぶんその時以来なんだよなー。

十条も懐かしい感じ。西が丘の“時々来ている”感は、色々その時々の記憶や聴いていた曲を思い起こさせてくれる。到着したのはハーフタイムの時ぐらい。起きたのが遅かったから「武蔵野陸なら間に合ったなあ…」とか思ったけど(笑)、…でも今年横河の試合見に来た中では最速の到着な気がする。横河の試合ではグッズ売場へ行くと出場メンバーのコピーが置いてあったりするのでそれがあるか見に行ったら、もう無くて…で、ちょうどそこに横河サポのお二方が居て「あ!」ってなる(笑)フジロックでは会えなかったけど、お互い見かけていたとか。今後暫く横河のホームゲームは無いから、次お会いするのは朝霧かな。頑張って取らなきゃ…。

後半から試合観戦。横河を見るのはニューウェーブ北九州戦以来Honda FCを見るのは昨年の天皇杯の柏戦以来かな。今年見るのは初めて。久々になるから改めて書くと、Honda FCは僕の実家から最寄のサッカークラブだから、トップのリーグに居るジュビロほどじゃないけど、応援しています。昨年の天皇杯ではJ1勢を2クラブ撃破し、ベスト8まで駒を進めたHonda FC。昨年のHonda FCは正直見ていて良い感じがしなかったからあの快進撃は意外だったんだけれど、今年も現在JFLで2位と…昨年よりはマシだけど天皇杯での実績に見合っているかというとわからないところ。横河も現在3位なので、天王山!といったところなのだけれど、「全然そんなことないよ〜。すっごいゆるい」というのが横河サポの方の前半の感想(笑)

でも正直9月とは言え、14時からの試合開始では暑い!本当に“暑い!”って日と比べればまだ暑さもマシなのかもしれないけど、まだせめて18時試合開始とかにしてほしいよな〜と思った。そりゃ、運動量少なくても仕方が無い。この日のHondaのメンバーは、中村元、桶田、村松、河住、小栗、糸数、安部、柴田潤、早坂、鈴木弘大、新田…だっけな。見る限り3トップ。だけど早坂に代えて吉村を二列目の左に入れて、新田、弘大の2トップになってからの方が攻撃はスムーズになった。特に吉村自身がキレキレで、もうここからは殆ど左中心の攻撃(右が柴田潤だったのもあるけど)。そういえば桶田は今年はポジション右に戻ったのかな、と思った。

22番の小栗(Hondaでは貴重なユースからの生え抜きですが、出れるようになったんだな)も度々オーバーラップしてチャンスに絡んでいた。あとCBの村松は年始に藤枝東で国立の決勝まで行った選手の一人。もう試合出られてるんだな。でもちょっと見ててひやひやしたけど(笑)試合(後半)は殆どHonda FCペース。3位相手にこれだけずっと攻められるんだからやっぱりHondaは強いのかもしれない。でもどうも詰め切れずに点が入らない。もっとシンプルにクロス上げたり、シュートまでいってもいいんだろうけどなー。新田は見ていてやはり安心出来るんだけど、でも暑い今日は前線をリフレッシュさせる意味で代えられてしまったのは仕方無いか。

最後の交代が小栗→牧野。牧野って今は左サイドやってるんだ…?昨年都田で見た時、右SBやっていてそれでも結構驚いたんだけど。左SBでのプレーはともかく、牧野が入ってから度々CKがあって、それは殆ど牧野が蹴っていたからキッカーとしては信頼されてるんだろう。このまま0-0で終了かなーと思った後半44分(ロスタイム掲示前)。繋いで浮いたボールを鈴木弘大が左足でボレーか何かでズドン!これは良いゴールでした。試合終了間際にも、吉村がきれいなマルセイユ・ルーレットを決めて場内が沸く。うますぎる。ロスタイムを守り切って、試合終了。貫禄の勝利、かな?昨年の桶田のへぼいオウンゴールで負けた借りは返しました(笑)

…横河は試合前の時点で3位だったけど、今季僕が見た試合は全敗かな…?横河サポには申し訳ない(笑)そういえばこの日の観客数が777人。またJ1とかぶらない時には見に来たいと思っています。Hondaですが、今年の天皇杯の組み合わせは勝っても勝っても全部会場が西なんだよね〜。鈴鹿、名古屋、佐賀…最初に当たるJクラブが鳥栖、もしそれに勝てても最初に当たるJ1の相手が大分なので、実質アウェーを見に行くのは不可能…。まして好調大分なのでその次も期待し難いのだけれど、万が一それに勝っても次がホムスタ。JFLでももう関東の試合は終わっちゃったので、今年最初で最後のHonda FCの観戦試合になりそうです。

日曜は夕方の大雨が降り出した時間帯ぐらいから外出。井の頭公園駅まで軽く走っていたら、右足がつった。先週は(気力がなくて)駅まで殆ど歩いていたんだけれど、まさかこの距離でつるとは…。金曜、フットサルまたやるんだけど…大丈夫かな(笑)夜は渋谷のESTADIOにてナビスコ杯準決勝を見る。きれいな店なので一人で行くのを敬遠していたのだけれど、もう一回行ったからには今後ジュビロの試合を見たい時にはここへ来よう(笑)まず大分-名古屋。代表で正GK不在の両者。ウェズレイはあの間合いであれだけ鋭いシュートを打てるんだからすごい。大分が鬼の子の一点を守り切ってクラブ初のファイナリスト。いやーシャムスカすごいなあ。

大分サポって僕の知る限り一人しか知らないんだけど(もう連絡も取れない)、ほんと“おめでとうございます!”だなあ。移籍組の各選手は、殆ど元クラブで出場機会を減らした選手たち。その選手たちと森重、深谷、金崎、高橋と言った生え抜きの若手が融合してのこの結果は本当にお見事。キャプテンが一度JFLまで落ちてそこから這い上がってきた鈴木慎吾と言うのも、このチームに合っているというか、(昨季途中の移籍からまだ1年ぐらいなのに)シャムスカのバイタリティなのかなあ。この日途中から出てきた小林宏之も、浦和に鳴り物入りで入団した後、地域リーグまでいった選手。でも今年は欠かせないバックアッパーの一人のように見えます。

森島も前俊も才能はあるとされながら出場機会に恵まれずにいた選手(2人とも体脂肪に問題があったのか?)。試合終了後、デカモリシが拡声器持ってサポーターに向けて喋っていて、お前一番期間短いのになんでそんな馴染んでるんだ!と思ってしまった(笑)でもJ2で出場機会が無かった選手をJ1で通用させているんだから、そういう人間性を含め、チームに合う良い選手を取ったってことで。金崎も今となっては日本代表候補だけど、(昨季の開幕戦から)高卒新人をいきなり開幕戦からトップ下で使うなんて、日本人監督にはそんな冒険は出来ないんじゃなかろうか。

その後の2戦目で見たわけだけど、合流してキャンプを経たぐらいだろうに「梅崎みたいだった」と書いていた気がするし。やっぱ若い選手には良い監督の下でやることってすごく大事なんだなあとつくづく思う。…まあ大分の財政的にはまたどっかが金崎に高額な移籍金を用意してちょっかい出してきたら守れないのかもしれないけど…。ウェズレイも試合終了後すごい喜んでいたけど、古巣相手に決勝進出を決められて快感だったろうなあ。しかもピクシーは一緒にコンビを組んだ仲間だ。名古屋もまだリーグでは首位なので“気を落とすな!”と言うところ(あの名古屋を今リーグ首位、ナビスコで4強まで導いているのだからピクシーもまたすごい)。

そして、G大阪-清水。代表が抜けていても正直分はガンバにあると思っていた。けれど、清水が良い時間帯にそれぞれ点を取って、終盤ガンバに詰め寄られたけど、3-2で勝利。静岡県民としては当然嬉しく、でもこれで今年はナビスコG大阪サポの親子の方と会えないのか〜と思うと残念であり。でも、ガンバは○戦勝ち無し、と書かれていた通り、勢いが無かったかな。清水も今年は(順位の通り)決してよくなかったんだけど、前線の若手が勢いに乗った感じ。矢島、岡崎、山本真希、枝村、皆よく頑張っていたと思う(3点目の市川もナイス判断!)。元々2年連続で4位だったメンバーたちなわけで。これぐらいやれておかしくはないのだ、と思った。

チョ・ジェジンという核が抜けて、藤本も怪我しちゃって(もう今季絶望なのかな?)苦しい状況ではあるけど、こう若手が作戦「みんながんばれ」って感じで走ると、チームとして非常に大きいと思う。山本もユース時代にデビューしながら久しくチャンスが無かった印象だけど、こうやって活躍してくれると大きいだろうなあ(最後足つった様で必死さを感じた)。ベンチに居る選手たちも良い選手ばかりだし(兵働が何故スタメンじゃないのかわからないぐらい)、リーグでもまた残留へ向けて頑張ってくれそう。…しっかし、ナビスコ杯決勝っぽくない組合せだねえ(笑)僕個人としてはたまらんのですが、近年の中で一番チケットが捌けるのが遅そう。

一昔前と違ってナビスコもどんなカードでもほぼ売り切れるようになってきている気がするから(それを実感したのが2005年のG大阪-千葉の、当時は不人気クラブ対決(笑))、不入りとかの心配はしていないけど…大分サポが来るの大変なことには間違いないねえ…。こういういざという時、清水サポ(及び静岡出身者)は大挙して押し寄せるはずなので(笑)、かなり清水ホームの雰囲気にはなると思います。どっち応援しようかなあ。当然県民としては清水応援したいけど、初の大舞台の大分に思い入れしてしまう気もして。いやあ、楽しみだなあ。こういう中途半端なカードな時こそ、良い天気のサッカー観戦日和になる気がするよ。楽しみです。

そう、なんだろう。日本代表は不入りだって言われるのに、ナビスコ決勝や天皇杯決勝ではどんなカードでも売り切れるようになったっていうのは。それは、やはり日常により近いから、じゃないかな?親近感が沸く。日本代表は、すごく欲や利権にまみれた感じがしてしまうんだよ。それは川淵時代がそうだったと言うべきなのかな、オイル臭じゃないけど中東をバカに出来ないだろ、っていう。それは同じ富士山の麓でもロック・オデッセイと朝霧JAMのような関係性というか…全然違う?(笑)なんか“げん玉リアルワールド”ってなんだろ、とか思わず検索してしまいたくなるこの感じ、きっとナビスコカップ決勝をテレビで見る人たちも思うことだと思う。

そういやこの間、テレビで北京五輪での日本の結果に対して“メダルを取れた競技は積極的に外国人のコーチを起用しているが、メダルを取れなかった/または惨敗した競技は、日本人のコーチだけですでにマンネリ化していた”みたいなことを言っていて。Jリーグや日本代表が直面している問題ってそこじゃないかなあ、ってことを、オリベイラやピクシーやシャムスカの成功(と言うにはまだ早いか)を見ていると思う。だって今年、千葉以外の外国人監督のクラブが抜けた1-4位に居るわけでしょ。川崎も監督こそずーっと日本人だけど、ジュニーニョを始め良い外国人選手を取ってきているということで、良い外国人の血を入れているのは同じ。アジア枠とかそんなことより、必要なことってあると思うのだが。寿命が延びた岡田ジャパンだけど、目標が“W杯出場”に成り下がった日本代表のままでいいのかなあ…?