ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

天皇杯決勝 サンフレッチェ広島-横浜F・マリノス @ 国立霞ヶ丘競技場 大好きだった“元旦国立”/ 藤森照信「はま松ハウス」 / 見浜園 など

あけましておめでとうございます。旧年は大変お世話になりました。今年も何卒宜しくお願い致します。このエントリは最後の方に簡単に2013年の振り返りなども書いてみた。

天皇杯決勝 サンフレッチェ広島-横浜F・マリノス国立霞ヶ丘競技場

当面は最後の“元旦国立”。大好きだった“元旦国立”

元日は天皇杯決勝、サンフレッチェ広島-横浜F・マリノス@国立競技場へ。今回で当面は最後になる“元旦国立”。18の時から13年間?元旦国立に通い続けたので、これでひとまず最後かと思うと本当に寂しい。なぜ元旦国立が好きになったのか。18の時(東京へ来て1年目)、カードはエスパルスセレッソだったかな。試合のことより、試合後に新宿まで歩いた帰りの景色、おそらく一年で唯一、人の少ない東京の風景と込みで元旦国立が好きになった。

そこから一人でも、浜松に帰っていた時期も(その時ちょうどジュビロが2年連続で決勝進出したのもあったけど)、毎年欠かさず天皇杯決勝へ足を運んだ。だって正直大晦日やお正月実家に居たところで、退屈だもの。サッカー好きなら正月から国立でサッカー見るって、これ以上面白いものはない…と思っていた。冬フェスと元旦決勝は僕の年末にとって欠かせないものだ。

まあ、仕事のトラブルで会社の窓から国立を眺めていたこともあったし(10分ぐらいは見れたっけな)、やっぱり徹夜明けで寝過ごたこともあったし(5分ぐらいは見れたっけな)、試合開始に間に合ってないことは何度もあったけど。そんなこと含めて色々思い入れがあります。数年前にもそんなことダラダラ書いた気がする。この時かな。今読むとなんじゃこりゃって感じだけど、まあそんな特別な元日という日に行われる天皇杯決勝が大好きでした。今年は12月に横国だから、来年元日は絶対こういう日にはならないと思うと――想像がつかないし、不思議。まあ、「変わっていくし、変わっていかなければいけない」ってことだと思います(これは今年の僕のテーマです)。なお昨年の元旦決勝はこれ

珍しくリーグ戦1、2位の対戦となった好カードは、マリノスに軍配

さて試合の話。マリノスを見るのは11月のジュビロ戦以来サンフレッチェを見るのはゼロックス以来。例年通り今年もほぼ完徹で、天皇杯決勝。今年は久々に元旦のうちに実家帰ることにしてたので、少し仮眠したり荷物とりに帰ったりポチ袋買ってたりして、着いたのが2点目直後でそれ以後は両チーム得点無し。「ついてない」年にならないといいな…。以下試合の感想。

・2点とも見てないけど、それ以降は「守るマリノスと攻めるサンフレ」の構図。マリノスも面白いサッカーではなかったけど、サンフレッチェもちょっと中央で崩すことを意識し過ぎじゃなかったか。ミキッチは常に怖さがあったし、後半から出てきた清水も小林祐三相手になかなか切れたドリブルで仕掛けられていたし、もっとサイドをアクセントに使っても良かったように感じた。まああれだけガチガチなマリノスに対して、時々「中央から崩せそうになる」だけでも「さすが」だとは思ったけど。(サンフレッチェは4度の決勝で全て無得点?だそうなので、何その決勝の弱さ…としか言いようがない感じもする)

・その追いかける試合展開で、寿人、高萩を下げて浅野君、野津田の10代2人を投入って、森保監督の決断力すごいと思った(2人のコンディションの問題があったのかもしれないけど。90分は難しいという)。野津田の判断の速さと正確なキックは大物感あるなあ…と思った。(まあジュビロも点とられてるしな)

・その2人が入った終盤決定的なシーンがあったけど、マリノスは絶対1試合1点分は誰かが防ぐ。すごい。あれは「たまたまゴール前に誰か居た。アンラッキー」なのではなく、マリノスは必ず誰かがカバーする意識があるのだ。素晴らしい。そんな今年強かったマリノスてことで文句無しの優勝。だけど、ベテランの多い中、元旦まで戦った影響が来季どう出るか。一方のサンフレもピークは過ぎた感を覚えた。そういう意味で来季のJは優勝争い読めないなーと思った。優勝直後のマリノス側スタンドはパラソルがすごかった。なんだかんだ2004年の年間優勝以来のタイトルだったんだね。

てことで最後の元旦国立は終了。国立の改修前のJリーグの試合、ゼロックスも当然見に行くよ。試合後、他で見てた方々に年始の挨拶をした後、渋谷へ移動。渋谷、原宿はなんだかんだ正月でも人多いし、浜松行きのバスもまさかの満席。18きっぷも買えず、渋谷駅構内を右往左往したけど(一度家帰ろうかと思ったけど)、どうにかこうにか帰省。

年末年始帰省:藤森照信「はま松ハウス」/ 岩合光昭写真展“ねこ” @ えんてつホール / 浜松二葉遊廓跡

帰省中の行動(1)。藤森照信さんの新しい建築「はま松ハウス」というものが浜松にあると先日知って(旅行中にどこかで見れないかと思ってWikipediaを見ていたら)、この年始に見たいと思って探しに。施工した会社のブログで紹介されたりしていたので(これ)、そこからの情報で大体当たりはついていたけど、急にこの建物が現れてテンション上がった!ちなみに母校の近くだった。

丁度外に居た家主さんに許可とって写真も撮らせていただいたんだけど(この田舎で何も言わずに撮り始めたらさすがに変人だと思って(笑))、ガレージにも入れてくださって。中に子供用の遊び場にした「茶室 徹」みたいなものがあってニヤリとしてしまった(「茶室 徹」を見たのはこの時)。うーん、素敵だった!こんな家が浜北にあるってすごすぎ。

今回の帰省中の行動(2)。秋頃から巡り始めた遊郭跡、浜松にもあるというので行ってみた。浜松駅の元イトーヨーカドー(今は場外馬券場)から自転車で10分も掛からないぐらい。「鴨江旅館街」、こんな場所あるなんて知らなかったけどこれが「二葉遊廓跡」だそう。街道から斜めに入っていくわかりづらい感じが、なんかもうそれっぽくて!そして何気にここから、小さな古い商店街(もう殆ど閉まっている)みたいなものが駅のほうへ伸びている。昔はこの通りが賑わっていたのかもなあ…。

今回の帰省中の行動(3)。岩合光昭写真展「ねこ」@えんてつホール。夏に東京でも見たけど丁度浜松でもやっていたので。ヒカリエと違って人が少な目だったから(展示は同じ)ゆっくり見られた!「ねこ歩き」展も巡回してるみたいだし、どこかで見たい。


左上:4人の姪と1匹の犬と沢山遊んだ帰省だった。
右上:セブンイレブンにこんなおにぎりがあったんだけど静岡県西部限定とかだろうか?
左下:(僕と会う人はわかると思いますが、)冬にアウターとしてよく着ている水色のカーディガン。あれはもう買ってから10年が経つ。さすがにボロボロなので(一度リフォームに出してサイズも小さくなっている)、ここ数年はずっと新しいアウター(水色の)を探してきた。けどなかなか「これ」というものに出会えず(ま、その間も厚手の別の水色アウターを買っているんですが、メインで着たいと思うには至らず)。左が「ああ、こういうの!」と思って元旦に渋谷のPOU DOU DOUのセールで買ったもの。右が「こっちの方がいいじゃん!」と思って翌日に浜松のnico and...で買ったもの。後者を先に見つけていたら前者は買わなかったのになー。丈が短いのやちょっとギリだったので、姉貴にプレゼント。ちょうどPOU DOU DOU好きでよかった。ま、30にもなっていい加減女子向けのお店で服を見るのはやめた方が良い気もしつつ…。
右下:スタジオ。すぐ指にマメができた。そんな年始の帰省でした。次回はホーム開幕…のつもりだったけど、それまでの間に一度帰ろうかと考え中。

見浜園

年末に見た見浜園という庭園の写真を貼っておきます。幕張メッセ近く。名勝とかではなく「国際展示場」向けに造られた歴史は新しい庭園。なので「合理的だな〜」と思うところもあったけど、家や職場近くにこんな庭園があったらいいよね。



oniwa.garden

2013年を簡単に振り返ってみる

サッカー観戦:36試合
⇒前年よりは結構増えた、けど2011年や2010年はこれと同じぐらい見ていたので2013年増えたというわけではない。ジュビロに関しては、20試合観戦(練習試合や俊哉の試合は除く)。うちアウェーが15試合。2012年が15試合でアウェー9試合、2011年が11試合でアウェー8試合、2010年が15試合でアウェー11試合。やはりはっきりとジュビロの試合観戦が増えて、そして関東以外のアウェーにも足を運ぶようになった。味スタにあまり行かなかったと言い換えることも出来る。

ライヴ鑑賞:25本。
⇒前年も24本なのでそんなに変わらない。というか11月以降に色々足を運んだ分増えた。けど野外フェスがフジと朝霧の2本だけだったのは2004年にフェスにハマって以降、最小(2004年もRIJF、Quiet Hill、朝霧と3本は行ったもんな)。だし、2011年まではフェス含め年40〜50ぐらいはライヴへ行ってたんだから、やはりはっきりと減っていて、軸足がフェスからサッカーに向いたなあ、って感じる。

↑別に例年こんなことカウントしていないんだけど、2013年ははっきりと「音楽」から「サッカー」へ軸足が向いた年になり、「東京」から「東京以外(旅行)」に向いた年だった。別に2013年から急にそうなったわけではなく、2012年からその傾向はあったんだと思うけど。とにかくそうした変化があった。

この2つの趣味――は10代、20代の僕を支えてきた大きな2つ。こうした変化は、少なからず「生活」や「仕事」に対しても変化・影響を与えたと思うし、ジュビロの降格というのが精神的にマイナスに作用しているのは間違いない。し、それによって「来季はもっと一杯アウェー行きたい!」っていう欲がはっきりとある。冒頭にも書いたけど、「変わっていくし、変わっていかなければいけない」。個人のことについてはまたいつかどこかで振り返る時が来るでしょう。引越ししたりとか――何かのエントリで書いたけど、「何のためにお金貯めてるんだろ」と思ったこともあって、少しお金の使い方が変わったかな。ま、そんな年もあるよ。僕にとっては2014年からが本格的に「30代」が始まる年。色々と浮かぶこと・沈むこと、相変わらずなところ、色々ありますが、周りにとっても誰かにとっても自分にとっても2014年が良い年になりますように。