ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

the pillows @ 日本青年館 / ボブ・ディラン @ Zepp DiverCity Tokyo

4/1 ボブ・ディラン/BOB DYLAN and his Band @ Zepp DiverCity Tokyo

ボブ・ディラン@Zepp DiverCity9デイズの2日目を見ました。あまりディランは通っていないので前回の来日ツアーも見ていなくて見るのは初めて。なので、この日の出来が(他のファンからして)何%ぐらいのものかはわからないけど…、歌に酔いしれるとはこういうことなんでしょうなあ。途中インターバルを挟んで約2時間。ポールやストーンズのライヴが“動”としたらディランは“静”。前回もZeppツアーで、何でこんな狭いハコで!?と思ったけど、同じキャパサイズのハコでも、ホールではなくライヴハウスでやる意図、というのがなんだろう?と考えると面白いし、ステージ上のメンバーに合わせた数の照明が吊るされる、シンプルでダークなステージセットもまたかっこよかった。

ディランのこの日は当日券出てた。僕も例によって定価以下(半値ぐらい)で金券ショップで買えたから、という理由で足を運んだんだけど、さすがにこの値段で全国で15、6公演もあったら売り切れないのかなー(一応SOLD OUT扱いにはなってるみたいなんだけど…)。やっぱ平日だとコアなファン層は仕事の兼ね合いもあるんだろうし。グッズのマフラータオルが完全にジュビロカラー。素敵。

4/5 the pillows “25th Anniversary NEVER ENDING STORY 「Do You Remember 2nd Movement?」”@ 日本青年館

the pillowsの25周年企画の第2期楽曲ライヴ@日本青年館を見ました。ピロウズを見るのは12月以来。昨年のツアーでは久々にスタンディングで前の方に行くということをしていたけど、今回も座席指定で4列目。15年前に初めて行ったコンサートでゆずを5列目で見て以来の(笑)座席指定での1桁列。思ったよりステージが近くって、なんかスタンディングの時とは違う照れがあった。青年館のまわりを通った回数は何度あるかわからないけど、中に入るのは初めてだった。国立の改装に合わせて取り壊されるんだね。

基本的にロストマンリトバス厨の僕だけど、ピロウズで一番聴いてるかもしれないシングルは“Tiny Boat”で――“Smile”の後ぐらいに結構(ピロウズだけじゃなく)ギターロックに疲れて渋谷系にハマる時期があったんだけど、その時に“Tiny Boat”にハマって。他にも沢山聴いているシングル曲はあるけど、一番は“Tiny Boat”かもしれない。でも、数年前にこれをやったシングル集ツアーは行けなかったので、今回はそれを聴けるだけでも価値がある…と楽しみにしていました。

この日のセットリストはこちら。最初が“LIBERTY”には驚き。確かに“TURN BACK”の時に未発表曲として出ていた曲だけど。これも大好きだったし僕はライヴで初めて聴けたので嬉しかった。前述の通り“Tiny Boat”には感無量で(でもシングルアレンジじゃなくTURN BACKアレンジだったなあ)、“Daydream Wonder”との流れにはグッと来たし、それ以外にも“LIVING FIELD”もそれなりに聴いているアルバムなので楽しかった――けどラストの“Movement”の唐突感ね!すごい意表突かれた感じ。これ何の曲だっけ?と思ってしまった(笑)あとストレンジカメレオンはやらなかったな。

Peeちゃんのギターの凄みを筆頭にこの頃の楽曲のカッコよさを実感したライヴだったんだけど(この頃のPeeちゃんのリフの幅広さがすごい!)、リトバス以降のライヴでは方向性的にもう殆どこの頃の曲ってやらなくなってたんだったかなーと思うと、この頃好きになった人にとっては「第3期」への方向転換は、勿体無い・残念な気持ちだったりするんだろうか…いや、でもやっぱファンとして継続してる人が多いのかな。そういう印象はあります。

にしても“タイニーボート”や“Daydream Wonder”もだけど、“ガールフレンド”に“エンゼルフィッシュ”等々…行く相手によっちゃあ照れるラヴソング多すぎだわ、この頃の曲!というか、今回は昨年フラれた相手と一緒に見てたのでものすごく照れた。このシチュエーションで“エンゼルフィッシュ”や“ガールフレンド”はないわー。ライヴに入り込みづらいわー(笑)「売れなかった」闇歴史感のあるこの頃のピロウズ楽曲――と思っていた時もあるけど、でもこの頃の曲、この頃のラヴソングはそれではそれですごく山中さわおらしい世界観で成り立っているというか――孤独感が大前提としてあって、やはりそこに共感してしまうから、そんなラヴソングも大好きなのだと思った。またライヴで聴きたいけどなあ。

ゆるい報告。仕事を退職しました

TwitterFacebookで繋がっている人にはそちらでもご報告しましたが、3月末で5年間勤めた会社を退職いたしました。同じ文章をコピペしようかと思ったけどこのブログ向けにちょいとアレンジしながら…。転職が決まった5年前に決まったエントリはこれ。長いな(笑)まあ、中高生の頃に毎日聴いていたラジオ、毎月買っていた雑誌、初めて行ったフェス、そんな会社のウェブ事業の色々なサイトに携わることができて、毎日刺激的で充実した、幸せな体験をさせていただきました。思ったこと、想い出、自分が成し遂げたと思えること――山ほどあるけど、まあそれはある程度心の中にしまいながら。でも、仕事でもフットサルでも(笑)思い残すことはないと思う景色を見させてもらいました。あるアーティストのDVDに出られたし(死ぬまで保存版です。これ)、初めてCDを買った憧れの人ともフットサルできたし…。

今後のことは決めておらず、今年は1試合でも多くジュビロのアウェーの試合を見られるように(笑)ふらふら過ごす予定です。正式に自由な身になってから結構人と会う約束が続いていたり、行きたい場所も多いし、案外暇ではないというか、夏前までぐらいはふらふらしようかな――と。多分人生史上こんな時間とお金を自由に使えるタイミングはもうないし、こういう時間がある時に色々な方に会いにいけたらな~と思います!今後何をしたいかも、考えてるような考えてないようなそんなフワっとした感じですが、ウェブメディアというのは自分にとって天職だと思っていたので、次もそういうことできればなあと。何か面白い話あったら誘って下さい、と先輩方には言っていたり(笑)「全アウェー目標!」と思っていたら、アラバキに誘ってもらってそれはかなわなくなりそうだったりするんだけど、でも――なんか少しずつまた純粋にライヴやフェスを楽しめるようになる気がする。まあ、そんな感じです。