ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

MIFA CUP 2014 @ 日本武道館を見て、「讃岐は邪魔」旗について思う / FC東京-清水エスパルス @ 味の素スタジアム や、最近見たアート展。“文化誌が街の意識を変える”展 @ d47 MUSEUM、“ねこ・猫・ネコ”展 @ 松濤美術館 など

5/23 MIFA CUP 2014 @ 日本武道館

MIFA CUP 2014@日本武道館を見ました。MIFA…ミスチル桜井さんやGAKU-MCらが中心となってやっているフットサル×音楽の運営体、みたいなことは知ってたしこういうイベントがあるのは知っていたけど事前に買ってたわけではなくて、よく見ている金券ショップのサイトの出演者欄みたいなところに中山、名波、福西の名前があって、それに完全に釣られたジュビロサポはこちらです。

開演時間から少し遅れて入場するとほぼ満杯の武道館、普段のサッカー観戦と全く違う歓声や演出。なおチケット代定価は6,800円。僕個人ではサッカー見るのにこんなお金払ったの、バルサジュビロの時だけだよ(笑。あ、でも勿論僕は今日も金券ショップの定価割れで買ったから普段のゴール裏価格だけど…)。すごいなあ…そう、正に名波引退試合での桜井さんへの無数のフラッシュは、あの時のロナウジーニョへ向けられたそれを思い出した…なんてこと書いてましたよね。

Fリーグの町田、すみだ、仙台と、桜井さんたちのMIFAチームのリーグ戦。MIFAに中山、名波、福西が所属。彼らは解説もこなしていて、というか3人とも地上波でもよく出てくるサッカー解説者なわけだから豪華な顔ぶれ。あとはナオト・インディライミやペナルティのワッキーも出場…ってほんと名波や俊哉の引退試合の時のような顔ぶれ(笑)中山と名波と福西のプレー、最近では丁度1年前の俊哉の引退試合でも見てるけど、武道館2階の傾斜あるところから見てる感じがヤマスタのバクスタで見てる感じと似てて、なんか懐かしい気持ちに…。当たり前だけど身のこなしとかは同じだからね~。ライヴ中に気付いたんだけど、逆側の最前に飯田産業時代のジュビロユニ着た人が居た気がするんだよなあ。

フットサルで優勝したのはFリーグペスカドーラ町田。当たり前だけどFリーガー無茶苦茶巧すぎ。MIFAの中には…対戦したことある人も居るわけで、その時割と歯が立たず負けたけどやっぱそういう人たちに明らかに手を抜いている(気を遣っている)し、普段個サルでもすんごい巧い人が居ることもあるけど、それともなんかもう足技もダッシュもスピードが違う!あとセパタクロー選手もすごかった!感動!あーもっと巧くなりたい…って、見てても思うけど、やってる人たちも皆そう思ってるんだろうな。特に桜井さんは(笑)桜井さん、当たり負けしてなかったのがすごい。

フットサルの後にRIP SLYMEとウカスカジーのライヴ。これでゴール裏価格ならお得感。うーん、皆ミスチル桜井さんが好きだからウカスカジーも好きなんだろうけど、個人的にはウカスカジーはそんなに…と思った。ミスチルは本当に好きだけど…。なんかでも、意外とミスチルぽい曲もあるなあとも思いつつ。こういう曲をミスチルじゃなくてこっちでやるんだなーというか、まあでも少なからず「ミスチルではできない」ことがあって、「ミスチルという殻を外したい」みたいなのはあるんだろうね。“春の歌”って曲の歌詞は…サッカーがモチーフなのなら長谷部とか海外組の選手へ向けた歌のように感じた(笑)

MIFA CUPを見て、「讃岐は邪魔」旗について思う

このイベントについて冒頭に「普段と違う歓声」とは書いたけど、でもお客さんが純粋にプレーに興奮してるのは伝わってきた。別に桜井さんやナオトがゴールしたからとかではなく、Fリーガーのプレーにも。このイベント、JFAFリーグも全面協力していると思うんだけど(Fリーグのチラシとかも入っていればCMもあり、レプリカユニ?みたいなグッズにはJFAのロゴも入ってるし)、やっぱJFA的にはまだまだサッカーファンの裾野を広げたい目的はきっとあって。

ここから「讃岐は邪魔」旗の話に飛ぶんだけど、そうやって「サッカーファンをもっと広げたい」JFA的には、人種差別だとかセンスの有り無し以前に、「そういうの全般的にいらねー」んじゃないかなあと。きっと草の根のところ、少年サッカーでは敵や相手に対する礼儀やリスペクトを教育しているんだろうし、Jリーグ見に行ったら相手や他人へのリスペクトや礼儀が無い、ってのは好い状況ではない。まあ個人的にはあれは「センスないわーアホだわー」位にしか思ってないし、あんまり「敵も味方も最後は手を繋ごうぜ!」的なノリも好きじゃないけど。変に海外に憧れるのもカッコ悪いし、JFAJリーグが何となくそういう「平和な」リーグにしたいと思っているのなら、それは悪いことじゃないと思う。

更に話飛ぶと、今年サッカーバーで試合見てて、自クラブの選手のプレーに対してすんごい苛々してうるさい人が居たことがあった。日頃の鬱憤を自クラブ、サッカーに投影して晴らしたい気持ちはわかる、わかるけど…不健全だよねえ。アホみたいなこと言うと、自分の応援してくるラブの良いところ悪いところ両方に泣いたり笑ったりできたらいいんじゃね位の。「讃岐は邪魔」みたいなの作っちゃうセンスも不健全だなって思うんだよ。不健全な感情の捌け口は別にサッカーじゃなくても良くねえかと。それなら僕は「日本サッカーの強化、普及」というまだ健全な目的を持つJFAやリーグを支持したい。でもセンスがあって笑える煽りは好きです!じぇじぇじぇJ2段幕ください!

5/21 FC東京-清水エスパルス味の素スタジアム

北陸旅行から帰京した足でFC東京-清水エスパルス味の素スタジアムへ。今年初味スタ。意外と風が強くて寒かった。FC東京4月に国立で見て以来エスパルスは見るの久々でちょうど1年ぶり。試合は3-2でエスパルスの勝利。ノヴァコヴィッチが完全にハマってる感じがして、決定機は清水のが多かったかなという印象。(FC東京の2点目、エドゥーのゴールもなかなかのスーパーゴールだった)

3失点のFC東京は代表組不在も響いたかなあ、と。日本代表で不在の森重の代わりに加賀がスタメンだったけど、それで3失点で途中交代(原因は怪我だけど)。元々周りの東京サポの評価も芳しくなかった印象だし、来季はヤンツーに呼ばれて新潟かなあ…。段々地元の秋田へ近づくパターンで、最後はブラウブリッツみたいな。あと高橋秀人が本当に最終ラインに入ってゲーム組み立てるよなーと思ってたけど、この試合出てるってことはそういえばバックアップメンバーではないのか…。まあ大前も巧いし高橋秀人も巧い。日本代表選手しか知らないのは勿体無いよね。あと高木兄→高木弟の交代に、高木豊はきっと胸熱だったんだろうな。あれは完全にゴドビのサービスだよね(笑)

最近見たアート展

“ねこ・猫・ネコ”展 @ 松濤美術館

かないくん展~死ぬとどうなるの。「ほぼ日」の死と生の展覧会 @ パルコミュージアム


“文化誌が街の意識を変える”展 @ d47 MUSEUM

地元のフリーペーパーというものが好きです。地方の人って、地元のことは好きなんだけど、イコール「地元を魅力的だと思っている」かと言うと、それはまた別。地元の魅力的なところも知りきれていなかったりする。たとえば、その「魅力的なところ」も知ってもらえたら、より地元を好きになれるはず。「地元のことを魅力的に伝えようとする」にはやはりスキルも工夫も必要で、その為に色んな地方の色んなフリーペーパーはそれぞれに頑張っている。だから読んでいて面白いし、好きだ。各地で読んだこともあれば初見のものもあったし、有料のものもあればフリーペーパーもある。とても面白い展覧会でした。

それ以外に気になっているアート展。平塚市美術館で6月中旬まで石田徹也展、袴田京太朗展が同時開催されているのが大変面白そう(これ)。アウェー戦があったら丁度良かったんだけど残念ながら無く。でも5末までの小田急優待券が1枚あるので期間中ヤマハ帰れなかったらどこかで平塚行こうかな…。それ以外に券を買ってある展覧会は、「サッカー展:イメージのゆくえ」@浦和、「ゴービトゥイーンズ展」@森美術館ルドルフ・シュタイナー展@ワタリウム、「拡張するファッション展」@水戸とか。最後のやつ、「暇だし水戸とか行こうかなー」とかだいぶ前に券買っちゃったけど、結局行けるか微妙…だったところを友人がチケットを引き取ってくれたので、その感想でも貼っておきます。


10年ぶりにフルコートのサッカーをやった @ 井草森公園

5月の頭。W杯メンバー発表前最後の週末に、10年ぶりにフルコートのサッカー。朝霧JAMの朝サッカーや苗場支部フットサルに参加してくれたジュビサポ@innotommo 君に誘ってもらって、10年ぶりにフルコートのサッカー。サプライズに向けて後悔のなきよう…というより怪我のなきよう頑張る!と意気込んでいたものの、全然ダメだったしバテまくった。けど、元々すごく楽しみだったからやっぱ無茶苦茶楽しかった。またやりたいしもっと走れるようにならねば!

普段フットサルやってると言っても、ボールの跳ね方や伸びも違えば、とにかく走る量が比較にならない程違う!15分間試合に出ていて、ボール触れるのは数秒、でも(うまくサボれないから)ほぼ15分走り続けちゃう。まあ10年前は足つったけど今回はつらなかったから日頃の運動の成果は出たと思いたい。ボール持った時も、こんだけ広ければプレッシャーすぐ来ないだろうと思う――んだけど寄せが早い人は早い。あと遠くまで強くボールを蹴れない(笑。スパイクなだけで飛び方が全然違うな!と思ったけど)。あとフットサル以上に声大事だね。吉祥寺のチームらしいので、今後も積極的に参加したい~。

※採点は10点満点
romitou 3.5:90分出場(120分中) 左SBとして2失点に絡む。ポジションを一つ前に移してからも数回攻撃に絡んだだけでザックへのアピールに失敗。CBの時に無失点だったのはボールがあんまり来なかっただけ。もっとがんばりましょう

前回フルコートでやったのは2004年5月15日。なんで細かく憶えてるかというと、エコパでのジュビロマリノスの試合の前で、つった足であのエコパの坂を登った記憶があるから。あの頃はまだ1stステージの争いをこの2チームでしていたって時代。確か両方無敗で。ガビオンとか居た記憶が。

サッカーの後銭湯で体重量ったら数日前(道後温泉)から2.5kgぐらい痩せてた。多分全部今日のサッカー。あとただでさえ地黒なのに、今日含め最近は昼間にばっかサッカーやってるからすでにかなり日焼けして黒くなっていると思う。チャラい。フットサルじゃあまり筋肉痛にならなくなってきたけど、フルコート後はさすがに身体バッキバキで動く気になれず…(まあでもあれだけ広かったコートがこんなに小さく見えるんだから、やっぱプロサッカー選手ってすごいんだなーという小並感)

ど素人論だけど。「ボールは疲れない」とか言うし「ボールを持っている間は疲れない」みたいなこと言うけど、そんなことねえぞと先週フルコートやって思ったの。ボール保持する為には後ろでも常にマーク外す動きしてなきゃいけないんだからしんどい。だから、やっぱ「走れる奴」が一番偉いし一番大事。だから、一番走る練習をしているであろうサガン鳥栖が昇格以後好成績であること、それを率いているのが現役時代はゲームメーカーだったユンさんてのはポイントがあると思うんですよね。

チョウ・キジェ監督はまた来歴が違うけど、もう少し韓国人指揮官がJリーグに来ても面白い気がすると思った。FCソウルも苦しい時に走れるクラブで、チェ・ヨンスって実は良い監督なのでは?という気がするので(ユンジョンファンが成功しているように)、現役時代所属してたジェフやサンガあたりオファーしねーかな。まあ問題は対国感情ぐらいですか…。サガンの試合見て「キムミヌいい選手だなー」と思うけど、やっぱああいう「苦しい時に走れる選手」がFCソウルとか見てると居るなーって感じがしあ。ジュビロは近年走力不足で華麗なプレーばっか追いかけてたからこのザマなんだと思う(J2でも綱渡りだもん)

下のいくつかは最近行った銭湯。フルコートから帰る途中にあった西荻の「秀の湯」は近年改装したのかとても新しいお風呂で、且つ浴槽の種類、露天風呂やサウナもあって、サウナつきならバスタオル無料。いわゆるあっつい銭湯じゃなくてぬるめなのも良い。普段過ごしている場所からは微妙に遠いっちゃ遠いけども、とてもよかったのでまた行けたらな~と思います。