ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

湘南ベルマーレ-ジュビロ磐田 @ BMWスタジアム平塚 / 天皇杯・奈良クラブ-ジュビロ磐田 @ ヤマハスタジアム / ヨコハマトリエンナーレ2014“華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある”@ 横浜美術館、新港ピア など

8/20 天皇杯奈良クラブ-ジュビロ磐田ヤマハスタジアム

予想以上に早く実現した奈良クラブとの対戦!

8/10~18の西日本旅行を終えて帰省。今回の旅行は連泊した宿が無かったので洗濯が大変で…(しようと思った宿でコインランドリーが無かったり、した宿で乾ききらなかったり…)。そこは安定の実家。だらだら。そして水曜日の天皇杯奈良クラブ-ジュビロ磐田ヤマハスタジアムを観戦。昨年、奈良クラブサポ@Heikki_kyotoさんとジュビロマラソンを走ったり、うなぎのかんたろうにも連れて行ったりして、いつか対戦が実現する時が楽しみだとは思っていたけれど。ベガルタが負けたからとは言え、まさかこんなに早く実現するとは(笑)サマソニ大阪に行くと決めた時に「これなら20日にヤマハも行けるな」と。

そういう意味ではその存在は早いうちから知っていた奈良クラブだったけれど、試合を見るのは初めてでした。ジュビロを見るのは10日のアビスパ戦以来。どれかと言えばそういった人の縁で試合を見に行ったようなもので、やはりそうじゃない人には魅力的なカードでは無かったか。観客はほんと少なかったけど(2,600人)、奈良クラブ側ゴール裏は意外と多かったし、この日はバクスタ全体がフリーゾーンだからいつもより近くで僕も観戦。「勝って当たり前」は見る側もやる側も難しいし、試合の入りも難しい。とはいえ相手はベガルタを逆転で破って来ている。どんな展開になるかな?と楽しみだった。

格下相手に「らしい」戦い。この3バックがベルマーレ相手に通じるか?

この日のジュビロは3バック。17日のカターレ戦でも3-0から終了間際に2失点と脆さを見せていた守備のテコ入れと、週末のベルマーレ戦に向けた対策。八田、3バックが木下、藤田、俊、両サイドが櫻内と宮崎、ボランチが祐希と岡田(この日は藤田じゃなくて隆がキャプテン)、前線の3人がポポ、ペク、山崎(ポポトップの2シャドーみたいな感じと思いきや山崎トップ下に近かった)。奈良クラブがファイトしてくるのは当然として、ジュビロはどうなるかなと思っていたけど、スタメンを確約されていない選手たちがファイトできていた(し、相手をなめずに戦えていた)。

祐希の中央突破からポポがごっつぁんで先制し、そこから立て続けに山崎のゴールとPK、そしてポポのゴールで4-0で前半終了。前半の山崎とペクの出来はちょっと奈良にとっては反則級だったかも。後半。山崎に代えて松浦。スパイクオレンジだから紛らわしい(笑)その次がペク→松井。松浦、松井の2シャドーとは貴重なもん見れたな(松浦、入替戦の全得点とはなんだったのか、と思う程力んでシュート外しまくったけど…)。松井のアシストから宮崎のゴールがあって、5-0で試合終了。

急造布陣だったけど今日は出たメンバー…最近出番が少ない選手のモチベーションの高さ、特に木下(PKを得た時の攻め上がりの積極性、飛び出すタイミング、すごく良かった)、俊、両サイド・櫻内、宮崎の運動量が多さが奈良クラブのモチベーションに負けていなかった。となればやはり順当に実力の差が出た。奈良クラブも最後まで死んでなかったし、それに対してジュビロも出た選手が本気でプレーしていた気持ち良い試合だったな。試合後、エール交換。ジュビロの選手も奈良クラブ側に挨拶へ。ジュビロではこういうの久々に見たからちょっと感動。さて、この結果を経てベルマーレ戦がどんな布陣になるか。

天皇杯のその他の試合は色々な番狂わせが起こっていた。試合が順延されたサンフレッチェは置いといて、浦和やマリノスがJ2相手に敗戦。ACL組で残ったのが降格圏のセレッソだけというのも何とも皮肉。そんなセレッソが次のジュビロの相手。過密日程でカップ戦戦ってる場合じゃなかろうに…ま、それは自動昇格危ういうちも同じか。まあ良い勝負が期待出来るはず。9/10(水)、ギリギリ18きっぷ期間だし長居行くつもり!ウルグアイ代表にフォルランが召集されなかったから、見られないかと思ってたフォルランとの対決が見られる?リーグ戦もあるから温存してくるかもしれないけど。それはそれで勝ちたい。残ってるの半分がJ2だし、湘南と山雅も居ないし、これ天皇杯とれるんじゃない?(笑)ACLACL

8/24 湘南ベルマーレ-ジュビロ磐田BMWスタジアム平塚

そんで週末の試合。湘南ベルマーレ-ジュビロ磐田BMWスタジアム湘南です。ジュビロを見るのは上の奈良戦以来、ベルマーレを見るのは6月のヤマハスタジアムでの試合以来。夏休み、上位対決ということもあってスタジアムは超満員。この日のジュビロは奈良戦で試した3-4-3を継続。八田、坪内、藤田、俊、櫻内、宮崎、フェルジナンド、祐希、ペク、山崎、前田という布陣。ベンチが松井とか駒野とかポポとか豪華。今季のジュビロのサッカーがそんな良いものじゃないとしても、それでも「自分達のサッカー」を明確に捨てて臨んだ試合。だからこそ、内容なんてどうでもいいから勝ちたい試合だった。

ジュビロのサッカー」を捨てて拾った勝ち点1。これが今後にどう影響するか?

ヤマハでの試合はもう少しかっぷり四つに組めた感じがしたけど、今回はもう圧倒的にベルマーレの試合。これはベルマーレにとってホームの試合だからなのか、ジュビロの急造布陣での戦いがまだぎこちなかったからか。去年まで見ていたJ1の試合含めてもこんなに相手に試合支配されるのって久々な感じがした。同じ3-4-3だけどベルマーレはラインの設定が無茶苦茶高くてプレスが鬼速だし(ジュビロは落ち着きたくても落ち着けない)、攻撃時は5人が前線のラインに張って裏に飛び出すし、そこへ3バック真ん中の丸山もバンバンフィード通してくる。なんて積極的なサッカー…。

こんな展開だからカウンター頼みと言いたいところだけど、ジュビロは裏へ出して走るということが出来ない(笑)ペクに惜しいシーンが一つあったけど、山崎の個人技は前を向きたくてもすぐ囲まれて不発。とにかくもー、よく耐えたって感じの前半。後半、山崎に替えてチンガを投入。これがいきなり当たる。開始早々カウンターから抜け出したチンガが放ったシュートが相手に当たって、それがそのままゴールに吸い込まれて、相手にとってはまさかのジュビロ先制。その後は多少ジュビロの時間があったんだけど、ウェリントンのスーパーゴールで同点…むむ、やっぱそう上手くはいかないか。

その後はどうにか耐え切ったという試合。ベルマーレ1-1ジュビロ。今日は内容より結果だと思ってたから…勝ちたかったけど、負けなくてよかった。ウェリントンのゴールがもっと遅い時間だったらずるずるいったかもしれないし、あれだけ押されていたら去年だったら負け試合だったかもなあ。「なんとなく追いつかれてドロー」だった去年同時期の平塚とはまた違うドロー…あの時よりは気持ちが見えたジュビロだったけど(守備陣良く耐えたし、特に駒野を押し退けて抜擢された櫻内はよく頑張った)、でも1年でこんなにベルマーレにサッカーに差をつけられるとは思わなんだ。チーム作りって大事…。

ジュビロがドン引いたこと差し引いてもベルマーレは本当に良いサッカーしてた。アルディージャよく勝ったな…(笑。愛媛も。)ベルマーレのあの高い位置からの鬼プレスは、あの運動量の多さによるところもあるけど、高いライン設定から始まっている。んでそれは「ジュビロは裏を長い距離走れる奴が居ない」(ペク以外)というのをよく研究した上でされてることでもあると前半見てて思った。その研究の上で、チンガはまだ分析外だった、というぐらい先制点のシーンはチンガの裏への抜け出しに対してベルマーレのCBが無防備だった(その後もチンガに惜しい抜け出しが何度かあった。ほんとチンガ頼みだった)。だから勝つ為にはあの展開で早めに追加点しかなかった。あとはウェリントン以外は結構最後の精度に助けられた。そこがJ2なのかもしれないなあ。観客発表時の歓声もよかったっす。あと木が邪魔。(クアトロの柱並みに)

ヨコハマトリエンナーレ2014“華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある”@ 横浜美術館、新港ピア





試合前に見たアート展。ヨコハマトリエンナーレ2014“華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある”@横浜美術館と新港ピア。3年前は作品が寄せ集め感あるなーと思って見ていた記憶があるんだけど、今回はコンセプチュアルすぎないか(笑)僕もその小説知らないんですけど(←そういうの興味ないので)。けっこう小学生ぐらいの子供がアンケート用紙持たされて見て回ってたんだけど、今回は割と大学生以上向けな感じがするなあなどと思いつつ。面白かったけど。あと新港ピアという大きな倉庫みたいな施設、こんなところあったっけ?と思ったけど、初回の湘南音祭が行われた場所か。

JR展 @ 小山登美夫ギャラリーヒカリエ


JR展@小山登美夫ギャラリーヒカリエ。昨年のワタリウムでの展覧会も見ました。多分その時はなかったデヴィッド・リンチとのコラボ作品もあったりして面白かった。

下は高円寺阿波踊りなど。高円寺阿波踊りは5年ぶりぐらいに行った。

というわけでここから2週間ほど久しぶりに東京での生活。次の旅行まではどう過ごそう。せっかくの18きっぷ期間なのでもう少し色々動いておきたい。