ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

最近見たアート展いろいろ。TOKYO DESIGNERS WEEK 2014 @ 神宮外苑 / 「THE MIRROR」@ 名古屋商工会館 / ザハ・ハディド展、DOMMUNE展、磯崎新展、真鍋大度トークイベント など

TOKYO DESIGNERS WEEK 2014「天才万博」 @ 神宮外苑特設会場








TOKYO DESIGNERS WEEK 2014@神宮外苑へ今年も行きました。昨年のはこちら。考えてみると足を運び始めて10年目。最初行ったのがこの時――そこからデザインについて学び始めるのに10年掛かったと思うと、ようやくという気もしないでもない。今年は入場料が値上がりした上にナイト割が無くなって、更に国立でのナビスコ決勝も無くったので行くの迷ったんだけど、いやいや余裕で無茶苦茶楽しかった!

中でも豪華メンツだったのが「建築模型とその提案書展」。伊東豊雄さん、妹島和世さん、名和晃平さん、藤森照信さん、隈研吾さん、石上純也さんなどなど。谷尻誠さんの模型の遊具は実物が浜松にあるんだと!(昨年ぐらいに出来た春華堂の工場。確か実家から近かったはず!)次の帰省で行くっきゃない。名和さんの3Dメガネもすごかった(昨年犬島で見た名和さんの作品をバーチャル体験できる)。






以下はTDWで買ったバッヂ。名和晃平さん、藤森照信さん(高過庵のイラスト。かわいい!)、ザハ・ハディド。学生による展示を見ていても例年以上に色々考えさせられたし(というか皆すげえなー)、やっぱすごく刺激的。値上がりしても来年以降も足を運びたい。

「THE MIRROR」 @ 名古屋商工会館

「THE MIRROR」@銀座・名古屋商工会館。この建物はけっこう年季が入った建物で取り壊されるのが決まっていて、その前にその空間を利用して行われたのがこのアートイベント。参加アーティストは藤森照信さん、名和晃平さん、隈研吾さん、李禹煥、トラフ建築等々豪華な作家さんが約30組。協賛が明治村だし、あいちトリエンナーレに参加してた作家さんも多いし、単純に建物の雰囲気が長者町会場の展示ぽかったし、もしかしたらあいトリが絡んでいるのかな?(どうなんでしょう)

↓「枯山水サラウンディング」というタイトルに惹かれる。

↓内田繁さん。

藤森照信さん。「鶴庵」は福岡でやってて羨ましかった展示。今回東京でも見れて嬉しかった。

名和晃平さん。


隈研吾さん。カラフルな雲は意外で面白かった。


↓アニッシュ・カプーアなどその他のアーティスト。

まあとにかく面子がとても良いので無茶苦茶面白かった。今週末迄。

DOMMUNE UNIVERSITY OF ARTS」@ 3331 Arts Chiyoda



DOMMUNE UNIVERSITY OF ARTS」@3331 Arts Chiyoda。参加はヤノベケンジさん、毛利悠子さん、会田誠さん、横尾忠則さん、チンポム等々。行った前の日に行っていれば杉本博司さんの講演も聞けた!のに!惜しかった。展示も無茶苦茶面白かった!この数日後に金髪に染めたわけですが、今思うとこの時に毛利悠子さんのインタビュー映像を見ていたのがどこか頭に残っていたかもしれない。

Red Bull Music Academy 真鍋大度トークイベント @ 3331 Arts Chiyoda

Red Bull Music Academyの関連イベント、真鍋大度さんのトークイベント@3331 Arts Chiyodaへ行きました。渋谷パルコ前の巨大シンセ?もライゾマ絡みなんですね。明日までらしいから明日行く…と思ってたのにすっかり忘れていた!以下は真鍋大度さんトークメモ。

技術によって「仮想」で遊べるようになった。けど仮想でやってたことを実空間でやれるようにしたらもっと面白い。/気になったらとりあえずやってみる。謎な実験によるすごい残念なPJTも沢山ある。/最近はデバイス寄りからビッグデータへ。データをどう集めて、どう遊ぶか。/今後やりたいこととかは、今までのプロジェクト相関図を見ながら、勿体無いものを育てようと思ったり。/コンテンツ勝負とスケール勝負になると降りる。結果的にプロジェクションマッピングは世の中的に成功したからビジネス的には勿体無かったのかもしれないけど。/面白いことやっといて損はない。

「面白いことをやって損はない」って、そういう気持ちがやっぱ大事だよなあって。やっぱ今学校に通い始めて、集団の中に入っちゃうとそれなりに――人に対してとか、組織の中でのバランスとか、そういうことに気を遣っちゃうんだけど(やっぱ社会人でもあるし)、それでもせっかくの限りある時間なんだから面白いことを楽しんでやんなきゃ勿体ないなーと…沸々と思っていたことに対して、やっぱそうだよなと。横並びとか何と比べてどうとか、そんなの意味ないよね。どうせ仕事復帰したらきっと否が応でもそうなるんだから。面白いことをやらなきゃ。(…というのも金髪に影響を及ぼしている(笑))

以下は各美術館の企画展など。

ザハ・ハディド展 @ 東京オペラシティアートギャラリー

ザハ・ハディド展@東京オペラシティアートギャラリーを見ました。無茶苦茶面白かった!エヴァ展か何かかと思う程、この人の歴代作品群は(未竣工のもの含め)インパクトがあってかっこよい!んで、展示の最後に新国立競技場のコーナーになるんだけど――それまでの他のザハ作品を見た後に改めて新国立競技場案を見ると、なんかイマイチなんだよなー。それは(トラック付きの)「競技場」というフォーマットがそうさせるのかもしれないけど、やっぱ…景観と合ってない。浮いてる。逆に面白くない。

ザハそのものが――安藤忠雄の趣味だったのかというか、建築物に詳しい人目線強すぎたんじゃないかと思ってしまう。この人の建築が日本に出来るということに価値基準を置きすぎたんじゃないか?というか。…まあでも、じゃあ次点のSANAA新国立競技場案が好きだったかと言うとそうでもないので、「陸上競技場」がそもそも難しいと言えばそうなんだろうけどな。出来上がる分には楽しみなんだけどね。でもまあザハ展自体は無茶苦茶面白かった。中国に竣工している建物は日本のバブル期の旅館にありそう。

磯崎新「12×5=60」展 @ ワタリウム美術館

磯崎新「12×5=60」展@ワタリウム美術館。今回案外初めて見る作品が多くて――会場内に再現された書斎や、「間」の空間演出とか、和や茶室ぽいものが特に気になった。有時庵は見に行ってみたい!(御殿山にまだ現存しているみたいだし。)地下では藤村龍至さんの展示も行われていてこれも面白かった。

「建築の皮膚と体温~イタリアモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界」展 @ LIXILギャラリー

「建築の皮膚と体温~イタリアモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界」展@LIXILギャラリー。この展示は常滑INAXミュージアムでやってたのが気になっていて、それは行けなかったけど東京に巡回してくれた。トラフ建築による空間演出も面白かった!

安西水丸展 @ クリエイションG8ギャラリー

Nerhol「Sceanary,Scean~風景と景色~」展 @ Eye Of Gyre

(2枚目の奥の女の子の写真、ねむきゅんに似てない?)

「IN SITU-1」展 @ エスパス・ルイヴィトン

エスパス・ルイヴィトンでその場で作品制作を行っていく展示。見に行った時にやっていたのは韓国人アーティストのソ・ミンジョンで、完成は11月の末頃。発泡スチロールで切ったものを組み立てていく作業をしていたんだけど、壁には韓国のビル倒壊のプリントが貼られていた(で、それを再現するということらしい)。そんなの自国じゃ絶対表現できないだろうなあ。そう思うと、表現に国境は無いよなと思う。発泡スチロールで作っているというところにも、何かまだ意図があるのかも…。も一度見に行ってみたい。

高円寺フェス ゆるキャラ祭り





久々に見に行った。今年はグーグー居なかった。ゆるキャラプロレスっていつから始まったの?今年は雨天中止だったみたいだけど、そんなんむっちゃ観たいじゃんか。あと妖怪ウォッチ体操覚えたくなった。写真沢山になったけど以上です。