ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

GRAPEVINE / くるり @ 豊洲PIT/“九人の侍” THUMB / CAPTAIN HEDGE HOG / SHORT CIRCUIT @ 渋谷クラブクアトロ

12/16 “九人の侍” THUMB / CAPTAIN HEDGE HOG / SHORT CIRCUIT @ 渋谷クラブクアトロ

“九人の侍”THUMB/SHORT CIRCUIT/CAPTAIN HEDGE HOG@渋谷クラブクアトロを見ました。この中でキャプヘジに関しては直近では今年の5月にスキャフルとの対バンで見たり、時々活動してくれた時に見られているんだけど、当時この中で一番好きだったのはショーサキでした。高3の時ショーサキとキャプヘジのスプリットがすっごい好きで、どっちかって言うとショーサキの方が好きだったから『Songs like a self-portrait』『Break Your Wall』を買って聴いてて。その後自分自身もパンクやロックをあまり聴かなくなって、ショーサキも方向性が変わっていったので遠ざかっていったけど――5年ぐらい前にこの3組のライヴがSHELTERかどっかであって、またやるのなら見たい!と思って。

そこから何度か狭いところでやってたのは一度も見れなかったけど、今回はクアトロという比較的大きな規模での開催で見るチャンスが出来て、楽しみだった――割には仕事で遅れちゃって、トップバッターのショーサキは途中から(ちょうど“Self-portrait”だった!)。14年越しで初めて見られて、そしてあのスプリットに入ってる“The Answer”聴けて感無量(最前へ行ってた同年代の友人曰く“Helpless me”はやらなかった?という話)。うーん、また見たい。THUMBは“Even so”やらなかったなあ。最後がキャプヘジ、スキャフルとの対バンでは“Lemon”やってなかったような気がして(?)。聴けて嬉しかったし、今回荷物を入れてなかったので…“You Don't Know How My Feel”だけ前へ。その後、ショーサキの“My favorite time”を軽くカバーして、その時ショーサキのメンバーがダイブしてきたりして、楽しかった。

なんかイベント、会場全体の同窓会感が良かったなあ。懐古主義は嫌いだけど、でも良い時代だったと思う。98-00年頃。あと今日見て改めて思ったけど、キャプヘジにせよショーサキにせよ、当時数あるメロコアの中からなんで彼らに惹かれたかって、ポップさというか透明感というか、メジャーセブン系的な香り漂ってるからだと思う。ビークルもそうかな。最近のASPARAGUS聴いてなかったけど、ちょっと聴こうかなあとと思った。友人が「ナオウさんが歌わないのが勿体無い」と言っていたけど、ほんとそう思います。(でもやっぱキャプヘジの時にキッズ感が無い女性がちらほら目に入ったのは、カエラ→アスパラの流れだったりするんだろうな。そういうの好きです!)


あとせっかくだから一緒に行った友人との話でも書こう(と思いつき)。前々職の大手玩具系グループの親会社の人。年齢で言うとタメなんだけど、彼は一浪していたので一個下の子の同期という感じで、まあ親会社の人という堅苦しい感じでもなかった。グループ合同の忘年会?新年会?の二次会でカラオケへ行って、最初は二人ともミスチルだったんだけど、なぜかそこからハイスタ→エルレACIDMAN音速ライン、という選曲になっていって「合うねー!」なんつって。多分その時に「SHORT CIRCUITがすっごい好きだった」というところで意気投合したんだった。

新旧の邦楽ロックだけじゃなく、デスキャブやコープランドのようなUSエモから、Tahiti80Phoenix、更にMellowのような近年のフランスのギターポップまで趣味が合って、まあ今までも幾つもフェスやライヴに一緒に行っているんだけれど。今思えばショーサキの話からだったよな、ということを思い出してなんか感慨深い。お互いどんどんオッサンになっているし仕事も大変だけど、今後も遊びも仕事も良い刺激を与え合えたらなと思います。(別にこのブログを読んでいないと思うけど、まあこういうこと書き残しておくと自分に何かあった時届いたりすると思うので、ちょっと書こうという気になった。)

12/17 GRAPEVINE / くるり @ 豊洲PIT

GRAPEVINE/くるりの対バン@豊洲PITを見ました。ぴあ主催のイベント。MCでも言われていたけど、15年前にもぴあ主催イベントでこの対バンがあったのよーく覚えてる(行ってないけど、行きたかったの覚えてる!)。それ以来の対バンだったんだって。くるりはこの間のクラムボンといい、15年ぶりづいてるなあ(笑)くるりを見るのはそのクラムボンとの対バン以来。セトリはこちら。大体この間に近かったけど、バンドの編成も違ったし(今回の方が2人多かった?)、この間はドラムセットをあんな風にアクリル板で囲ったりしてなかったような。あれはどういう意図なんだろうなー。

そしてGRAPEVINE。バインを見るのは『Lifetime』再現で見て以来だったけど、今回も懐かしい曲多くて超良かった。なにせ“覚醒”“白日”から始まり、中盤に“Our Song”、終盤に“スロウ”“here”、アンコール“光について”とか…たまらん(セトリはこれ)。新曲は…ニューオーダーみたいだなあ、という意外な感じだったけど(笑)前回見たのが狭いところだったからやっぱバインは広いところ映えするよなー!と思うし、バラード名曲多いから未だに売れてほしいなあって思うし、CDJで見るのも楽しみ。MCでレーベル移籍したことを何度か言っていたけど、チケットの「協力」部分がNOISE McCARTNEYとスペースシャワーミュージックだったんだよね。もしかして事務所も移籍した?

しっかし、キャプヘジ/ショーサキのライヴの翌日にバイン/くるりの対バン見て、それ以前にクラムボン/くるりだったり、スキャフル/キャプヘジだったり、『Lifetime』再現だったり、ピロウズの二期ライヴだったり、ほんと今年何年だよって感じ。長く生きてみるもんだ。それだけで良い一年だったと思える。あと初の豊洲PITでしたが、豊洲駅からは割と遠いし(1kmぐらい?)、やっぱ海沿いだから寒いし、何も無いし、今後あまり行きたくない感…(隣が例のフットサルコートなのね。今後開発されるエリアなのかなー)。体感的にはZeppやコーストよりフロア広く感じたので今後主要ライヴが多く開催されるようになるんだろうなー。あの広さで2階席無いのは違和感(圧迫感が無い分広く感じたのかも)。