ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

京都サンガFC-ジュビロ磐田 @ 西京極総合運動公園陸上競技場 / 京都旅行・アート編。PARASOPHIA:京都国際現代芸術祭 など

京都サンガFC-ジュビロ磐田西京極総合運動公園陸上競技場


強豪相手に快勝で開幕2連勝。今季のジュビロはいいぞ

土曜日に前日の大垣から京都に移動して、日曜。J2第2節・京都サンガ-ジュビロ磐田西京極陸上競技場でした。今回も試合前はチャリで走り回ってそのまま自転車でスタジアムへ。西京極へ来るのとサンガを見るのは昨年の同カード以来ジュビロを見るのは開幕戦以来。心配された雨も試合前にパラついただけで、ほぼ降らなくてよかった。ジュビロのスタメンは開幕戦と一緒。試合前の京都のゆるキャラによる花道が気になって仕方なかった(HTに再登場とかなく残念…)。

結果はCKからの藤田のゴールと、アダイウトンの5人抜きのスーパーゴールで2-0で快勝。京都も大黒やダニエル・ロビーニョを中心とした攻撃陣に迫力がある強い相手だったから、価値ある2連勝!快勝、といっても「よく守り切った勝利」だった。昨年までだったら終盤あれだけ押されていたら失点してただろうなと。前半も中盤も守備でよく走って、そして最終ラインが跳ね返す。そういうしたたかな戦いが出来ていたのが成長を感じる。僕は八田そんな悪くないと思ってた、けど…カミンスキーは良いGKだなあ…。

サンガもやっぱ大黒めっちゃ怖いし(ポジショニングも動きもキレも素晴らしい。J1オファーすればいいのに…)、ダニエル・ロビーニョもだし、宮吉のポストに当てたシュートも冷や汗ものだった。後半は最終ラインのバヤリッツァを中心にポゼッションされまくったから強いと思ったけど、そこ相手に勝ち切ったのは大きい。この日の観客数はメインも超満員の約1万7千人。昨年7月より多いよね?沢山入ったなあ…。隣に京都在住であろう家族連れがいて、女の子が「紫より水色がいい!」と言っててなんかほっこりしました。天気ももってよかった。来週も讃岐行くっきゃない!

以下は京都旅行の話。この3年で10回近く京都来てるけど、今回はその中でも一番人多いんじゃないか!?って感じた。チャリで通りすがった清水寺あたりは大渋滞してて、以下の写真は花見小路から清水五条へ抜ける辺りの裏道のタクシー渋滞。歩いた方が早いパターン。今回は宿がとれずということで(なんだかんだ今までは宿とれてたんだけど)、今回は友人の家にお世話になりました。感謝。

京都旅行・アート編。PARASOPHIA:京都国際現代芸術祭

まず京都市美術館をメイン会場として行われていた「PARASOPHIA:京都国際現代芸術祭」から。年末に京都来た頃から告知見ていて、一体どんな感じなんだろ?と気になっていたけど、作家さんが発表された時点で面白そうだなーと思い(特に、何度も書いてるけど(笑)、昨年ニューヨークへ行った時にNew Museumで見て面白かったラグナル・キャルタンソンの日本初展示)。期間中にアウェー遠征があってちょうど良かったし、国内であまり見れないアーティストが多い展示内容も会場もすごく満足度は高かった!

京都市美術館や文化博物館(こっち初めて行った)の歴史ある建物の中で展開している、というのはすごく面白くって、特に京都市美術館の地下の高嶺格さんの作品が印象的だった。現代美術館でやらない意味はこういうことか…と。無料会場の堀川団地も京都芸術センターも歴史感ある建物。特に堀川団地のピピロッティ・リストの映像作品は素晴らしかった(ちょっと離れてるのが難点だけど見る価値高い)。

同じ歴史感がある場所でも――河原町塩小路のヘフナー/ザックス作品は…好き嫌い分かれるかな…と思った(歴史的な背景として)。や、でもだからこそヘフナー/ザックスのあの作品が一番京都の歴史に食い込もうとしている感じがして面白いと思った。僕も結局京都の人じゃないからあの空き地のフェンスの――異様な感じを面白がれるけど、多分住んでいたらそうとは言えないかもなと思うし。

僕が行った時は開催2週目ということで。あれだけ京都人多かったのに芸術祭は「快適に見ることが出来た」。昨秋ぐらいから東京のギャラリーでもチラシを見ていたし、年末の京都にも沢山ポスターが貼られていて――決してプロモーションが足りてないとは思わないけど、あれだけ観光資源があふれている町での現代芸術祭というのはニーズや存在感が難しいのかなあ、とは思う。遠くから行きたくても宿がとれないというハードルがある(笑)アーティストは京都での展示って嬉しいだろうし、好きで見に来るような人は――すごく満足できる芸術祭じゃないかと思うんだけど――一応そんな感じで会期内に撮ったものを以下に。

京都市美術館

蔡國強


ジャン・リュック=ヴィルムート

ウィリアム・ケントリッジ

美術館の誕生

眞島竜男

アリン・ルンジャーン

笠原恵実子

倉智敬子+高橋悟


ナイリー・バグラミアン

(それ以外)



京都市美術館庭園

京都市美術館庭園。美術館の裏に回遊式庭園があるって知りませんでした!前身の作庭は小川治兵衛だそう。平安神宮外苑や白河院とかウェスティン都ホテルとか、この界隈は植治の庭が多い。
oniwa.garden

京都府文化博物館別館

森村さんの作品は資生堂ギャラリー見たことがあった作品でした。

京都芸術センター:アーノウトミック


大垣書店烏丸三条店:リサ・アン・アワーバック

河原町塩小路周辺:ヘフナー/ザックス


以下はパラソフィア以外に見た展示。

医師たちのブラック・ジャック展 / 横山裕一“これをネオ壁面と呼ぶ-集合する名士とけもの”展 @ 京都国際マンガミュージアム

「医師たちのブラック・ジャック展」「横山裕一“これをネオ壁面と呼ぶ―集合する名士とけもの”」展@京都国際マンガミュージアム。両方良かったんですがどちらかと言うと横山裕一さんの展示目的。横山さんイラストの映像作品は初めて見たんだけど、なんかクセになりそうな面白さ…床が砂だからな!(言いたい)

ULTRA x ANTEROOM exhibition 2015 @ ホテルアンテルーム京都

「ULTRA x ANTEROOM exhibition 2015」@ホテルアンテルーム京都。今回は泊まってないけど、展示だけ見に。入口の名和さんの鹿の上にヤノベさんのトらやんが居たりして面白かった(看板の上でないのが残念だったけど!)。他には明和電機なども参加。また泊まりたいなー。

京都・その他


GWに関西アウェーへ行く時は「京都国際写真祭 KYOTOGRAPHIE」だけじゃなく、昨年気になってた銭湯芸術祭もある!(パラソフィアもまだ会期中)キョトグラフィの会場見てると(建仁寺 両足院でもあるという…!)パラソフィアも町家の展示があったらそれも面白かっただろうな、と思う。それを踏まえて、GW行きたいとこ。庭園の特別公開(彦根・お浜御殿庭園、大津・延暦寺坂本里坊庭園、神戸・安養院庭園など)、それ以外にも奈良含め行けそうな庭園があれば。あとは京都のKYOTOGRAPHIEと銭湯芸術祭、国立国際美術館の高松次郎展…んなところか。あとは宿だなー。


京都観光はまだまだ続く。庭園編へ