ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

京都旅行・庭園編。東福寺 龍吟庵庭園 / 東福寺本坊庭園 / 本法寺庭園 / 龍安寺庭園 石庭 / 清水寺成就院庭園 など

京都旅行・アート編はこちら。今回の京都アウェーは「京の冬の旅」やそれ以外の庭園特別公開とうまいこと重なってくれたので、それを中心に周りました!前回の京都庭園巡りはこちら。つい2ヶ月前ですが。

東福寺 龍吟庵庭園




東福寺 龍吟庵。この週末まで特別公開されていた今回見た中での一番の目的のお庭。作庭は重森三玲。ぐうかっこいい。そして赤い砂の庭って珍しい。お寺自体も日本最古の方丈建築で国宝。
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東福寺本坊庭園



東福寺方丈庭園など。国指定名勝。作庭は重森三玲。龍吟庵見たついでに3年ぶりに見ました。ぐうかっこいい。前エントリに書いた通りこの週末の京都はすごい人出だったけど、龍安寺とかと比べると東福寺は比較的落ち着いて見られたのでよかった。
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東福寺 通天橋・開山堂


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東福寺 霊雲院庭園


東福寺 霊雲院。国指定名勝、作庭(修復)は重森三玲。それぞれ「九山八海の庭」と「臥雲の庭」。こちらも3年ぶりだったけど、初めて東福寺来た頃よりも今の方が感じるものが大きい。やっぱ…ぐうかっこいい。
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芬陀院庭園


芬陀院。通称・雪舟寺。作庭は雪舟、それを近世重森三玲が修復したもの。こちらも3年ぶり。山陰九州以外ではレアな雪舟庭園なのですが、山陰九州の規模の大きな雪舟庭園を見た後だと(昨年4月に巡った時のエントリはこちら)こじんまり感は否めない。かわいい系。「鶴亀の庭」。
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がんこ高瀬川二条苑



がんこ高瀬川二条苑。別称・第二無鄰菴。作庭は小川治兵衛。年末も見に来たけど、あの時はもう暗い時間だったので改めて明るい時間に。暗くても素敵だったけど、明るいとやっぱより良い!高瀬川の源流の勢いが良いし、ここで飯食べたいなあ。
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本法寺庭園

本法寺庭園。国指定名勝。ここもこの週末までの特別公開で見たかったお庭。作庭は本阿弥光悦(教科書に出てきたような…?)。室町時代の作庭なので、今回見た中ではだいぶ古く価値の高い庭園。「巴の庭」。
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妙顯寺庭園



妙顯寺庭園。ここも「京の冬の旅」で特別公開。本法寺の裏。写真で見て素敵だった「光琳曲水の庭」も良かったけど、表の「四海唱導の庭」がよかった。
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表千家裏千家の町並み

本法寺と妙顯寺の間にある通りには千利休系の茶室「表千家不審菴)」と「裏千家今日庵)」が並んでいる。これらの庭園も名勝指定されているけど、非公開(大通りに面して資料館があったので聞いてみたけど、特別公開も無いとのこと)、いつか見てみたい…!

龍安寺庭園 石庭



龍安寺庭園。世界遺産2年ぶり…だったのですが、前回は1月の平日、今回は3月の週末ということで、人の多さが違い過ぎて、というか人多過ぎて落ち着いて見るも何も無い状況だった。いくら「京の冬の旅」みたいなキャンペーン打って特別公開してるところがあったって、世界遺産になるとやっぱ違う…そして今回の目的は石庭ではなくて特別公開されている「西の庭」だったのです…が。情報不足で公開終わってた…!マジかよ残念…まあでもやっぱ石庭はかっこよかったです。
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妙心寺 衡梅院庭園


妙心寺 衡梅院。こちらも京の冬の旅での特別公開。妙心寺の中の幾つかの庭は昨年見ましたが(この時)、こちらは初見。庭園を手掛けたのは足立美術館の庭園を手掛けた中根金作。昔は苔ではなく石が敷かれていたんだそうな。「四河一源の庭」。
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清水寺成就院庭園

清水寺成就院庭園。国指定名勝。相阿弥作、小堀遠州改修とされているとか。月が池に映り込むことで「月の庭」と呼ばれ、借景含め素敵なお庭なのですが、こちらの庭園は撮影禁止(残念)。素敵だったんだけど…なので↓の画像は画像検索で引っ掛かったもの。


産寧坂の町並み

京都・産寧坂。重伝建地区。成就院目当てで行った清水寺は今回3、4回目だったんですが、以前は町並みとかあんま興味無かったから産寧坂の存在をよく知らなかった。観光客だらけだとしてもこの坂の町並みは良い…!ま、でもやっぱ町並みにおいては京都は別格です。どこも楽しい。


そんな感じで、庭園めぐりは滋賀編に続きます