ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

カマタマーレ讃岐-ジュビロ磐田 @ 香川県立丸亀競技場 / 香川旅行。イサムノグチ庭園美術館、志度寺庭園、中津万象園 など

カマタマーレ讃岐-ジュビロ磐田香川県立丸亀競技場

J2第3節・カマタマーレ讃岐-ジュビロ磐田@丸亀競技場へ行ってきました。直前まで行くか迷ってたけど、ずっと行きたかった高松のイサムノグチ庭園美術館の予約がその週末とれたので、行くことにした。旅程としては、金曜のうちに神戸まで行っちゃって、そこから午前1時(実際は0時45分。1時だと思ってたから間に合ってよかった…!)のジャンボフェリーで午前5時には高松着。そこから健康ランドで仮眠したり、自転車で観光したりしながら、17時に丸亀競技場着。みたいな感じでした。

ジュビロを見るのは前節以来カマタマーレを見るのは昨年のこの丸亀での試合以来という感じでした。ジュビロのスタメンは前節とほぼ同じ、GKが怪我?のカミンスキーに替わって八田が今季初出場。ジュビサポも思ったよりは多く駆けつけていたけど…(遠いけど土曜だから来れたのもあるんだろう)、結果は0-1で敗戦。感じたのは、慢心があったのかなと思う。選手にもだけど、自分がそうだけど…正直勝てると思ってたから来た、みたいなところがサポにもあったのかも――けどそんな甘くないな、って。だから今年もJ2だったんだ。まあ長いシーズンいつか負ける。早く気付いて良かった。切替え切替え!

試合内容からジュビロに慢心があると感じたところ(やる気が無いとは言ってません)。カマタマーレは「守備を固めてカウンター」というこれしか無い戦いだった。それが分かってても攻守の切替で走り負けちゃうし(アンドレアってあんな良い選手だったっけ…)、セカンドボールも結構拾われてた。言ってもカマタマーレは格下だと思うからこそ、「分かってて出足で負ける」のは慢心だと思うんだよな。終盤にも木島あたりにド決定機を与えるぐらいにはやられてた。

失点は沼田のFKが素晴らしかっただけで、無論八田だから負けたわけでは全く無い。問題は「そのFKを与えるまでの過程」であって。あの決まったFKの前にも同じような位置でFK与えてさ、そのシーンも(最後は裕人のハンドだけど、)駒野の結構やばいクリアを相手に拾われてからなんだよね。中途半端なクリアというか、相手舐めたクリアというか。その時点でJ1クラスの相手には失点に繋がるような。DF陣の連係や譲り合いで相手ボールになってしまうことが未だ多い。

攻撃の中で全く上手くいってなかったのは「くさびに縦のグラウンダーを入れる」プレー。10回ぐらい?あったけど殆ど収まらなかったんじゃないか?ボスロイドに収まらないってより、そもそも合わないかカットされる。中を固められて全く通らないのに中央突破に拘る意味が無い。あれ練習では上手くいってるのかな?中にボスロイドが居るんだからサイドももっとクロス上げていいと思うし、ボランチ陣や祐希がこねるのがプラスになってるかと言うとそうじゃないと思う。

でもまあ、全体の運動量は昨年と比べればやっぱ向上してると思うし「負けてるのに仕掛けない」印象は薄まってきたから、負けて怒りたいとは思わなかった。ま、だから「自分達のサッカー」をしてくるチームにはやりようがあるけど、引いてくるチーム相手にはまだまだってことかな。来週の大分もそういうタイプだと思う?けど勝ってほしい。まあ早めに負けといてよかったんだと思う。次次!

観客数は昨年の約1万人から半減以上の4300人。昨年は讃岐のホーム開幕戦だったのもあるけど人大杉で交通導線が死んでたから(シャトルバスが1時間待ちとか)、今年は敬遠されたのかなー…実際僕も今年もそこが不安だった。嬉しいような残念なような。そして旅は続く。丸亀から岡山・高松方面ではなく、西へ…でも以下はまず高松~丸亀あたりで見たものです。

中津万象園





丸亀・中津万象園。昨年も試合前にレンタサイクルして行こうと思ってたお庭なんですが(知ったのはその前年、瀬戸芸で来た時)、昨年はすでにレンタサイクルが出切ってて行けず。今回改めて行きました。一応丸亀城の藩主の命で作られたとされる大名庭園。この規模でこれだけきれいに整備されてる池泉回遊庭園ってあまり無い気がする(けど国の名勝とかで無いのは、栗林公園との関係とかもあるんでしょうか)。ここから南にまっすぐ3km程で丸亀競技場。見た後歩いて向かったんですが、試合は…。
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イサムノグチ庭園美術館

高松の屋島あたりにある、イサムノグチ庭園美術館。知ったのは初めて瀬戸内国際芸術祭に来た2010年で、それからずーっと来たかったけど予約の都合でようやく初めて行けた!公共交通機関だとことでんの駅から徒歩で20分ぐらい…という感じだと思うのですが、僕は高松からチャリで8kmの道を選んだ(いつものこと)。生前からそのまま作品が残されているというアトリエは勿論、自邸やお庭の小高い丘のフォルムと景色がすんばらしかった!ずっと鳥の声が穏やかに響き渡っていて、インスピレーションを湧かすには理想的な環境だったんだろう。(けど人に薦めるならモエレ沼公園のがキャッチーかなあ、とは思う)
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志度寺庭園




志度寺庭園。高松の隣のさぬき市にあり、四国霊場86番の札所。距離で言うとイサムノグチ庭園から3kmほど。JRとことでん志度駅?から遠くないこともあり、四国八十八ヶ所巡礼の方を中心に結構拝観者は居た。志度寺のお庭は重森三玲作の枯山水「無染庭」と、室町時代に作庭されたとされるお庭を重森三玲が石組を復元したもの。…といっても後者のお庭のかっこいい石組は完全に重森三玲による創作感が溢れている。池に水が溜まってる時に見てみたい!(けどなかなか草も生えてるし、その時期は虫が多そうかな…)
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屋島志度の町並みなど








イサムノグチ庭園美術館から志度寺まで自転車で行ったこともあり、その辺の町並みも意識して行動。志度寺近くの道のりはなかなか整備の行き届いた「古い町並み」で、平賀源内の生家や「源内通り」という通りもあってなかなか良かった。それに対して屋島は源平の戦いでも有名な場所なので古い町並みなんかも残っているんじゃなかろうか、と期待していたけど、こちらはそうでもなかった(四国村が安藤忠雄建築だって事前に知っていれば、寄ったんだけどな…あと屋島寺重森三玲が手をかけてるらしいんだよな…)。

その道中に入った「セルフうどん とんぼ」のソウルフード感!お昼前だったのに引っ切り無しに人が訪れ、セルフでうどんを茹で、食べて帰る。面白い光景だったし美味しくいただきました。安い。

旅行は愛媛方面に続きます。