ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

福井県の名勝・庭園と町並みを巡る。福井・養浩館庭園 / 三国・瀧谷寺庭園と東尋坊と滝谷出村遊廓跡 / 武生・城福寺庭園と町並み

ホームへの帰省を皮切りに「秋の乗り放題パス」を使って旅行に出掛けました。昨年北陸旅行した時、東尋坊も行きたいと思ってたけど時間合わず行き残したので、思いつきで行きたくなったのが旅行の発端でもある。福井自体では昨夏に小浜・敦賀を巡って以来です。

東尋坊

東尋坊。国の名勝。想像していたよりは断崖絶壁って感じではなかったけど、一歩先は落ちたら海、みたいな場所まで柵無しで行くことが出来て、そこが近づくとさすがに屈みながら進んだ。中にはズンズン進む人も居たので「この人は危機意識が無いのか!?」と見てて怖くなった(笑)多少なりとも風も強かったし…。自殺の名所でもあるけど、それ以上に商店街が楽しげで人も多く暗い気持ちにはならない。歓迎すらされている。安心してください、生きてますよ。




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三国・滝谷寺庭園



三国・滝谷寺庭園。国の名勝。三国駅からすぐ。お寺の歴史は約600年、燃えた記録も無く、鐘楼はかの柴田勝家から寄贈されたものなんだとか。本堂裏の名勝庭園も素晴らしいけど、時代を感じる厳かな観音堂も、その前の石庭も、入り口横の竜泉庭も歴史を感じて気になった。


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三国の町並みと滝谷出村遊廓跡







東尋坊瀧谷寺の最寄り駅・三国港駅三国駅付近は昔から港町として栄えた町で、今でも古い町並みが多く残っている。しかもかなり広い範囲で。東尋坊に名勝庭園そしてこの町並みと見るべきものが多い町!だから来たかったんですが。最初の写真が思案橋、なのでそこから先の何枚かが遊郭跡なのかと。

そして三国港駅付近へ。この辺は住所が「宿」区で、実際にビジネス旅館がぽつぽつとある(先の遊郭跡からは距離があるので船乗りさん向けの宿が多い地区だったんかな)。三国港駅近くのレンガ造りの眼鏡橋とかも気になる。





福井駅周辺と福井市の町並み





先月金沢・富山へ行ってその進化については書いたけど、2年半ぶりに来た福井駅もだいぶ変わってる!恐竜推しだ。今回福井市自体は殆ど行動してないけど駅から遠くに歓楽街があることが分かったので、またいずれ自転車で周りたい。(料亭街みたいなところは今回歩いたところと全然違うところにあるらしい)

福井市・養浩館庭園


福井市・養浩館庭園。国の名勝。来るのは2度目です。2年前来た時は夜で、ライトアップはされていたけど明るい時間にも見たかったので再訪。海外誌の日本の庭園ランキングで3位まで行ったことのある庭園。福井駅から徒歩10分強と近いのが良い。
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越前市・武生の町並み

福井市の後は武生という町へ行きました。目的は後述の庭園ですが、かつて城下町で古い町並みも結構残っている。「蔵の辻」も良く整備されているし、駅近くに料亭街が気になった(けど遊郭跡は違う場所にあったっぽい)。駅近以外で、自転車で郊外を走っていても所々で歴史を感じる蔵や塀のある町並みに出会ったり、「越前和紙の里」や「越前の里・味真野苑」のような場所もあり。古いものばかりじゃなくタケフナイフビレッジのような建築も。も少し時間欲しかったなー。また来たい。

武生駅周辺と「蔵の辻」





越前和紙の里

ここ限定のマンホールがかわいい。

タケフナイフビレッジと越前の里・味真野苑


越前の里にある古民家は国の重要文化財の「谷口家住宅」。

それ以外の町並み


越前市・城福寺庭園


越前市・城福寺庭園。国の名勝。住職さんは平家の血を継いでいるそう(能登の時国氏庭園もそうだったなあ。北陸にはそういう人の流れがあったんだな)。お庭は枯山水武生駅から5km程のかつて小城があった集落にあって、村人から「城福さん」と呼ばれているとか居ないとか。(うそです)
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武生を自転車で走ってる時に見とれた一面のそばの花。この一ヶ月、新潟の山中を原付で200km走ったり筑後平野をチャリで50km走ったり、(翌日)中山道を何kmも歩いたり走ったり、人生の方向性を見失っていると言わざるを得ない(笑)でもまあ、こんな風景も良いよね。

福井編は以上…なのですが、福井市の朝倉氏遺跡にも行きたかったし(以前一度行ったけど改めて)、勝山市の方にも行きたかったし、武生には(公開されているかよくわからなかったけど)三田村氏庭園という名勝もある。福井県は結構名勝が多いんだよね。あわら温泉も行きたかった…あと今思い出してしまったけど三国行ったら合わせて行きたいと思っていた小さな美術館「ONO MEMORIAL BLUE CAKE」(http://www.ryusyokan.jp/ono.html)へすっかり行き忘れていた…。次回は必ず。またいずれ。

旅行は中山道・木曽の宿場町編へ。