ガーデン・シティ・ライフ・ログ

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クラムボン 20th Anniversary『tour triology』 @ 日本武道館

クラムボン 20th Anniversary『tour triology』@日本武道館へ行きました。このライブ、とっくに売り切れてるかと思っててチケ買ってなくて。そしたら売り切れてなかったから、今週になってから急遽購入…。クラムボンを見るのは夏のWORLD HAPINESS以来。ステージは金沢21世紀美術館の前にある作品のような円で囲まれている。アルバムのオープニングナンバー“Lightly!”から始まり、“Rough & Laugh”から“the 大丈夫”――と『triology』の序盤のナンバーで幕開け。最後の新曲“Slight Slight”までたっぷり3時間。夏の一番忙しい時期ワーハピで見た時も、「クラムボンに救われてるなあ」と思ったけど――なんかとにかくもう最高過ぎて胸がいっぱいになったライヴだった!!

冒頭の3曲の次のブロック、4-6曲目が“GOOD TIME MUSIC”“君は僕のもの”“ミラーボール”、全部クラムボンで五本の指に好きな曲!!涙腺崩壊しないようかなり我慢した(笑)“GOOD TIME MUSIC”の――《何もしたくない そんな日もあるよ そっとしててくれどんな日もあるよ/GOOD TIME MUSIC どっか もっといい場所に連れてって》って歌詞に――何度、どれだけ救われてきたか。中盤以降の、他の代表曲“バイタルサイン”からの“シカゴ”も、終盤の“KANADE Dance”も“サラウンド”も“はなればなれ”も――何もかも最高だったわあ。(ちなみに他の五本の指に好きな曲の中では、“パンと蜜――”はやらなかったのと、“EPIC”はまだライヴで聴いたことない!…地味な曲なので今後やる可能性も低そうだけど…)

『triology』出た時のインタビューでミトさんがアニソンのポップソングとしての力のすごさ――みたいなことを話していたけど、確かにこのアルバム改めて聴いてて、こんなクラムボンが本気のポップに振り切ったアルバムって今まで無い気がして。あと歌詞にいつになく花の名が多い(笑)“Rough & Laugh”の印象が強いのかもだけど――あとは“バタフライ”も“はなさくいろは”も。新しいアルバムの曲、どれもライブの主役って感じがした――けど、その中でも本編最後のストリングス連れての“yet”がすごすぎたし、アンコールでの“Re-ある鼓動”も感動したようー!!

時間が過ぎるのは本当にあっというま。「まだまだこれからだよ」ってしきりに話していたし、本当にこれからもクラムボンを好きで居続けよう。去年のクラムボンくるりの、1999年浜松以来の15年ぶりの対バンで――15年を超えて両バンドの“東京”“虹”“はなれ ばなれ”“パンと蜜を召し上がれ”を聴いた時も、「ああ、30年生きててみるもんだな」と思ったけど、今回のライヴも、(今年の夏はほんとしんどかったから)「ああ、生きててよかったな、このライヴ見れてよかった」って思った。大げさだけどね。これからもきっとクラムボンの音楽に救われていくんだろうなあ。なんだかんだ、地元・浜松に居た頃から好きで、今もここまでライヴをちゃんと見てるのって、the pillowsに次いだらクラムボンなのかも。

ライヴ中に発表された来年の“会場限定アルバム発売ツアー”、「サイン会も出来るところ」で選んだのなら、もしかして!?と思ったらやっぱあったよ浜松窓枠公演!…しかし木曜。無理だー。地元の人は是非に。その他の日程眺めながら…2/9(月)福岡、2/11(祝)熊本。…有休が自由に使える立場だったら完全にそこからジュビロの鹿児島キャンプはしごする流れなのに!!来年の2/11はどちらの週末にも近くないのが使いづらい。3/21(祝)の岡山公演前に神戸か広島アウェーなら良い流れ。J1に居るならね(笑)その頃なら瀬戸芸2016の春期間もスタートしてるかな…?(今回も春期間あるのかな?)

ちなみに今回、当日券も出ていたけれど、結構空席や隠されてる席が多かった。クラムボンのファン年齢層で平日18時はキツかったんだな…「有給使ってきた人ー?」って問われて手を挙げた人の多さもすごかった(笑)…世の有休消化率に貢献したといえばそうだけど…これが週末だったら余裕で売り切れてたと思うんだよなあ(そうでもない?)。難しい。…でもそう思うと、ピロウズの武道館の即完はすごかったんだなあと(あれは水曜)。ピロウズファンにとって「916」というのが分かりやすく特別ってのはあるんだろうな。バンドも記念日は明確にしておくと良い!(あと今後ライブ会場不足の話があるから、ホールクラス、アリーナクラスのアーティストで有休消化に貢献できるパワーを持っている(笑)人気アーティストは是非とも平日にライブを組んで欲しいなあ…ミスチルとかゆずとかバンプとかそのクラスの人たち。割と週末に抑えている印象があるんです。スタジアムになれば競合居ないからいいんだけど)

…あと今回チケ買ったの遅かったからまあ2階席だったんだけど、ライブ始まっても座ってる人大多数で。迷いつつ立って見始めたら、序盤は係りの人から着席命令が出た(近くの他の人も)。でも武道館の2階で立って見て注意されたのは初めて。かつてのthe band apartとアスパラガスの対バンでも、昨年のandymoriも別に2階でも立って見れたのに。だからルールとしてダメなわけじゃなくて、「後ろの人が見え難くなるから」というマナーとしての注意だったと思うんだけど、“バイタルサイン”〜“シカゴ”、あと“サラウンド”でも座っている人たちにどこまで気を遣うべきか…と思うところも(その頃には2階席も立っている人多かったけどね)。そんなこと思ったけど、終盤は踊って見れた。ともあれ、最高のライヴでした…。


↓上で書いた、『triology』の時のインタビューは多分これ。

おまけ。ライヴ前、久しぶりに飯田橋から神楽坂方面を散歩。神楽坂のメインストリートは今までも歩いたことあったけど、この料亭街の町並みは初めて歩いた。