ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

秋の庭園巡り・会津若松編。御薬園(会津松平氏庭園)、白露庭、鶴ヶ城(若松城)や七日町の町並みなど

前エントリの栃木県の庭園巡りの前後。「Hi-STANDARD@新潟のライブ、行きたい…!」と思い立ち、チケットを譲ってもらえることに。そしてせっかく日光まで来てしまったので、東京へは戻らずそのまま北上し会津若松→新潟の磐越西線ルートで新潟へ向かうことに――と、本当は会津鉄道沿線か会津若松に泊まりたかったんだけど、その辺は宿が取れなかったので(会津若松は11月3日に花火大会があったそう。珍しい時期だ)、結果的には久しぶりに「こおりやま駅前サウナ24」へ。安定感。
www13.plala.or.jp会津若松へ来るのは3年ちょっとぶり会津若松もここ2年ぐらい「御薬園へ再訪したい!」と思っていた。新潟への移動の都合上滞在時間はそんな長くないけど、駅で朝一でレンタサイクルをしてゴー。

御薬園(会津松平氏庭園)(国指定名勝)












国指定名勝。室町時代に湧いた心字池を中心として、江戸時代中期に藩主・松平氏の別邸として造られたのが御薬園。池泉回遊式の大名庭園のほか、薬草園が置かれたことが名前のルーツだそうです。作庭は目黒浄定。「庭園」というものが気になり始めた初期、2010年に来て以来7年半ぶりの再訪!あの時の記憶がすでにだいぶぼんやりしているので、こんなに良い庭園だったっけ?と思いながら満喫。季節も全然違うし会津若松はだいぶ紅葉が進んでいたので余計に素敵だった!
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白露庭



鶴ヶ城からすぐの場所にある福島地方裁判所に、江戸時代の会津藩の家老・内藤氏の屋敷にあったとされる庭園「白露庭」が残ります。池泉式庭園だけど水が抜かれた状態。水がある時に見てみたい!
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鶴ヶ城若松城


大きな天守閣の鶴ヶ城。国の史跡です。ところで「プレ戊辰」って。盛り上げたい気持ちは伝わるけど「プレ」とかそんなキャッチーな言葉を戊辰戦争に合わせていいものなんだろうか…(笑)2018年は明治維新から150周年でもあるけど、戊辰戦争から150周年でもある。

七日町の町並み






会津若松へ来たのは4回目だったけど、レンタサイクルをしたのも今回が初めて。今回も短い滞在時間ではあったけど、今まで足を伸ばせなかった場所も色々行けて楽しかった。特に七日町は町家から近代建築まで色んな種類のレトロな町並みがあって楽しい!でもここまで近代建築が密集してるのは日本国内屈指でしょう。富山県高岡市の山町筋のことを考えれば、七日町の町並みも重伝建地区になってもおかしくない感じがする。「246」のポスターがまたレトロで良いのだよなー。

大きな「嘉永蔵」のある末廣酒造さん。

阿弥陀寺御三階(旧会津若松城櫓)

鶴ヶ城の一部が七日町にある阿弥陀寺に移築されています。

磐見町遊郭

七日町通りから一本会津若松側に入った、中央分離帯のある大きな通りがかつての遊郭跡。もう殆ど名残はないとのことだったけど、一番奥にある大きな呉服店「荒木商店」さん、この大きな建物は元妓楼だったのかなあ…。転業かは不明ですが付近には幾つかの割烹・旅館(跡)も。

会津若松それ以外の町並み






前述通り初めてレンタサイクルしたので今まで知らなかった場所を色々走れた――そのお陰で時間があっという間に過ぎてしまった!主に七日町で時間を結構使ってしまったせいで、あともう一箇所庭園として行きたかった旧滝沢本陣へ行けずタイムアップ…。それ以外にも時間があればもう少し中心街を歩いてみたかったし会津武家屋敷とか東山温泉の方にある庭園のある旅館とかにも行ってみたかった。

そしてちょうどこの頃「可月亭庭園美術館」というのがオープンしていたらしく(御薬園と同じ目黒浄定が手掛けた庭園だそう)。知らなかったからその時悔しい思いをせずに済んだと思うと、ある意味良かったんだけど…(笑)知ったからにはここも行きたかった…!なのでまたそう遠くない未来に会津若松へ行きたいです。「さざえ堂」とかも行ったことないしなあ。

会津若松から新潟への交通手段、磐越西線しかないと思っていたけど高速バスもあることに気づき。所要時間が電車より短かったので今回はバスにしてみました(意外と乗客多かった!)。電車とバスの出発時間が近かったので、どちらかがもう少し遅ければもう少し会津若松居られたんだけどなあ…とも思いつつ。色付いた磐越道の風景はすごく良かった。それでもまたいずれ磐越西線も乗りたい!
新潟編へ続きます。
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