ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

九州旅行⑧。サガン鳥栖-ジュビロ磐田 @ ベストアメニティスタジアム / 秋の庭園巡り・佐賀編。九年庵(旧伊丹家別邸)庭園 など

サガン鳥栖-ジュビロ磐田ベストアメニティスタジアム

サガン鳥栖-ジュビロ磐田@ベアスタへ行って来ました。ジュビロを観るのは横浜FCとの練習試合以来、サガンを観るのは昨年のベアスタでの対戦以来です。
romitou.hateblo.jpromitou.hateblo.jp今年最後のアウェーだし、日曜だけど13時KOで新幹線組も静岡まで帰れる、という条件だったので昨年のベアスタと比べてジュビロサポかなり多かった!(降格が決定した2013年の試合より多かったかも。)この日のスタメンはリーグ戦ではFC東京戦以来の?4バック。カミンスキー、渚、大井、祥平、宮崎、ムサエフ、川辺に代わってスタメンに抜擢された力也、アダイウトン、俊輔、スタメン復帰の松浦、川又。試合は2-0で勝利!試合開始早々のオウンゴールでの先制はラッキー以外の何者でも無いけど、改めて今年のうちの守備の良さ(リーグ最少失点!)を実感した試合だった。

4バックへ戻したのがどう影響するかと思ってたけど全体コンパクトで危なげなかった。前半戦4→3バックに変わったのは鳥栖戦だったと記憶している。あの時も次戦が鹿島戦で、あの時は鹿島戦を見据えた3バックなのかなと思った。今回も鹿島戦の前の変更。次節どうするんだろうなー。そしてスタメンで出た松浦も力也も良かった!フル出場の力也はプレーへの関与も多かったし惜しいミドルもあった。今シーズンここまでモノになるとはなー。松浦→俊輔で宇宙開発のシーンもだし、キレキレで2点目のきっかけを作ったアダイウトンも全般的にそうだったけど、左サイドがいつも以上に機能していたかも。

あとは…どうも荒れ気味の試合になってしまったので、退場者出さずに次節出場停止が一人で収まって良かった。ピッピ吹かれずに止まらない試合は嫌いじゃないけど、激しい球際の争いをあそこまで取らないと荒れるなあ…と。終盤イバルボは苛ついて前線から守備で突進してくるし怖かった(笑)(それでも周りのサポが苛立つほど別に向こう寄りのジャッジだったとは思わない…。相手の正当なタックル=取られた選手もすぐ立ち上がって守備に戻ってるようなシーンでも「審判ちゃんと見てんのかー!Booo!!」みたいな反応する人多いのはなんでなんだろう?宮崎のイエローも完全に小野裕二のドリブルが巧かったんだし。)

そういえば…水野晃樹小林祐三吉田豊…更に大井に松浦って、なんか静岡県高校サッカー率が高いメンバーだったなあ。吉田豊はいつから坊主になったんだろう(しかもキャプテンマーク)。ホーム最終戦サガンは不甲斐ない試合だったかもしれない…けどブーイングのような反応も無かったと思う(多分)し、ベアスタは駅から近いし観やすいし来年もまた来ます!

話飛ぶんだけど今このジャンプの写真見て違和感。カミンがこんなに中央に居るのって珍しくない?誕生日だったからそうさせられたのかなー。試合後祝われている場もスタンドから見えていたしほっこり。そしてサポーターからもバースデーソング。


鳥栖駅。今までただの古い田舎っぽい駅舎だと思ってたけど、明治期に建てられた九州最古級の駅で、文化財としての保護も検討されている…と今年読んでちょっと見る目が変わった…(笑)なおこの駅舎の保存は確約されずに今後新しい駅に整備される予定とのこと。

試合後はJ1昇格プレーオフが観られる店を探して天神のスポーツバーへ。4店ぐらい振られて辿り着いた店だったけど、これが大当たり!某有名メーカーの社長さんが普通にカウンターに居たり、常連さんやマスターがハイスタ好きで盛り上がったり。そして松浦に対するアビスパサポの評価の高さを感じた(アビスパ時代のゴール集を見た(笑))。成岡、隆、田中マコ、更にジローに久藤。名鑑見たら色々縁ある選手居るし、2015年にデッドヒート繰り広げた宿敵なので。プレーオフ決勝楽しみだな。

以下は今回の旅で佐賀で見た庭園。佐賀の紅葉の名所・九年庵は毎年春と秋に限定公開されていて、今回鳥栖戦がこのタイミングだったので絶対合わせて行こう!と思っていた。でも公開期間は試合の3日前まで(23日まで)。なので庭園を観に行っているのは旅の序盤(五島に渡る前)だったりします。あと鳥栖の隣の自治体・福岡県小郡市の庭園がちょうど国の名勝地に登録され、特別公開が行われたのでこれも是非行きたかったんだけど――今回はそれ以外に行きたい場所のことも考え断念。また次の機会に…!

九年庵(旧伊丹家別邸)庭園


国指定名勝。前述の通り佐賀および九州を代表する紅葉の名所。佐賀県の実業家で後に貴族院議員も務めた伊丹彌太郎の別邸として造られた茅葺きの数寄屋建築と庭園。築庭に9年掛かったことから当時存在した茶室に「九年庵」と名付けられました。
数年前から行きたいと思っていた場所だったので色んな口コミをネットで見ていたんだけど、印象としては「とにかく混む」。混む日・混む時間帯は入場までに1・2時間とか並んだりする――入れないことも――という感じだったので、なるべく早く行こうと。朝8時半開場…それに合わせて行くのはキツいけど、雨だから9時過ぎぐらいに行けばまだ大丈夫かな?って感じで9時台前半に行きました。

で、実際行って分かったこと。バスツアー客の数がすごい。雨だったので個人客の出足は悪かったんだろう、個人客の入場レーンはほぼ並ばずにすんなり入れた(晴れてたらきっともっと混むんだろうけど)。分かれているバスツアー入場口が長蛇の列。見学も「ただ通り過ぎるだけ」になってしまうのはツアー客(団体)がまとめてドカンと入場するからそうなってしまうのだなー。しかもバスツアーの方が待たされる、のだからあまり良い選択とは思えないな…。雨で傘を紅葉の枝に当てながら歩いている人も居ればうるさい人も多い。んー風情を楽しめる感じでは全くない…(ちなみに訪日客じゃなくて日本人ね)。
で、やっぱ団体さんが続々来るタイミングがあれば、ちょうど途切れるタイミングもある。そのタイミングで再入場して、人の少ない九年庵をもう一度歩く――でもうかうかしてると次の団体さんが続々来る。











落ち着いて見られる庭園ではないけど、確かに紅葉はきれいだった。こんなに人の多い庭園もあれば、本当に素敵な庭園なのに人が殆ど居ない場所もあるのだから難しい。
oniwa.garden

伊東玄朴旧宅



九年庵の近くには佐賀県指定史跡「伊東玄朴旧宅」があります。伊東玄朴は幕末に活躍した医師。長崎でシーボルトよりオランダ医学を学び、その後江戸で徳川13代将軍・家定の奥医師に。現在の東京大学医学部となった西洋医学所の創設者にもなり、日本国内における近代西洋医学の発展・普及に大きく貢献を果たした人物。この建物は20歳の頃まで過ごした江戸時代後期の家屋。
oniwa.garden九年庵・伊東玄朴旧宅のあるエリアに行くには、公共交通機関では電車より高速バスが便利かも…と今回分かった。特別公開期間中、神埼駅からシャトルバスも出ているけど、博多⇒神埼へ電車で行くよりも天神⇒高速神埼を高速バスで移動する方が速い。高速バス停から15分ぐらいは歩くけど、水車の里「遊学館」とかちょっと立ち寄ってみたいスポットも。








九州旅行ラスト、筑豊編に続きます。
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