ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

モンテディオ山形-ジュビロ磐田 @ NDソフトスタジアム山形 / 山形旅行。山形、天童、米沢+会津鉄道の旅

モンテディオ山形-ジュビロ磐田NDソフトスタジアム山形




初山形アウェー、モンテディオ山形-ジュビロ磐田NDソフトスタジアム山形へ行ってきました。ジュビロを見るのは先週のベルマーレ戦以来、山形は一昨年味スタでヴェルディとの対戦以来でした。山形県自体は今まで何度か来たり通りすがったことがあるけど、J1同士時代はちょうど都合が合わなかったりで来られなかったので初NDスタ。今回はJR東日本の「週末パス」を買っていたので、色々行き方を考えてたんだけど――W杯の影響で少なからず生活リズムが崩れていて起きられなかったので、普通にお昼頃に東京を出て山形新幹線で。同じルートを辿る福島~山形の在来線この時に乗ったけど、山形新幹線は初めてで、在来線の線路をそのまま走るフリーゲージトレインも初めてでした。

(新幹線が山形止まりだったので、)山形を軽く観光した後、山形駅前からのシャトルバスでNDスタへ。約40分で600円。試合前最後の便だから意外と空いてた。山形のスタグルはとても期待していた。山形牛の煮込み丼も、タン塩も、地ビールも美味しかった。他にも食べたいものあったけど、そこまで大きな胃袋じゃないから…。あと先着1万名のカレーパンも間に合った(多分アウェー側には全員行き渡るぐらいの数が用意されていたんだろう。ありがたや)。入場すると向こうのゴール裏とバクスタはほぼ一杯(に見える)。1万2千人という数字は(もっと入ってるかと思ったけど)、山形の今季最多動員だったようです。

純和製布陣。前節見せた積極性からは物足りなさも、大事な勝ち点3。

この日のスタメンは八田、駒野、駿哉、藤田、宮崎、岡田、祐希、松井、山田、山崎、前田。「フェルジナンドに代わって隆、そして山田もスタメン」というのは既報通りだったけど、ポポも怪我なのか(しらなんだ)。純和製布陣は今季初かな…と思っていたけど愛媛戦もそうだった(ペクが途中出場なので交代含めてというのは今季初)。試合の話。正直山形が良いチームだった。さすがノブリンのチームと言うべきか、全体的に素早いプレス、そして奪ったらサイドバックも含め積極的に高い位置を取る。前線ではディエゴが一人でもある程度迫力がある。八田の好セーブを中心にジュビロの守備陣が耐えていたのと最後の精度に欠けたのに助けられ、前半はなんとか0-0という感じ。

後半も、駒野のゴールまでは「後半シュート少ないな…」って感じ。ポポの当たり外れの多さはとても不満なんだけど、とはいえ相手のディエゴを見ていると――「あえてバランスを崩す」選手は必要なんだよな、難しいところだけど。そうじゃないとジュビロはやっぱ横パス、足元のパスが多くなるし、それでは相手を崩せない。J2に居てもまだまだジュビロは「自分が前へ運んでいく」意識に欠けている。山崎はまだ勝負してくれる方なんだけど(でももっとしても良いと思うんだよ、あんな上手いんだから。)、松井や山田にもっと勝負してほしい。この試合に限ってはゴール近くで松井が上手いドリブルで相手を交わしたシーンがあって、「やっぱ上手いじゃん!出来るじゃん!」と思ったんだけど――今まではあんまりそういうプレー見せてないよね?もっと見せてくれて良いのに。そういう意味で、松浦見たいんだけどなあ…。

一発目の前田の交代は、その直前に前田が裏に出たボールに対して走れなかったんだよね。まあ体力的な問題だと思うけど、そういう意味では妥当な交代だったと思った。金園もまだなかなかゴールに繋がるプレーには辿り着けないけど、やっぱこういう展開で前でプレッシャーかけに行ってくれるのは非常に助かる。駒野のゴールも良いゴールだったし、最後木下を3バックの右のようなサイドバックとして投入して、1-0で守り切り。岐阜戦のようなスッキリした勝利でもなく、前節抱いた期待からすれば――もっと走れるよって思うんだけど(笑。曇りで涼しかったし)、守備陣的には大きな完封勝利。これで次節からは伊野波も戻ってきて、ベスト陣容。雨も終了間際にパラついた程度でまあもってくれたのでよかった。

山田大記、ドイツ移籍前国内ラストゲームか?

試合終了後、いつもは真っ先にゴール裏に来る山田大記、今日は一番遅く来て、深々と頭を下げていた。事前の報道通り、本当に今日がジュビロ磐田ラストゲームだったんだろうか?それにしては最後一人残ったわけでもなく、チャントも無かったから(ヒロキコールはあったけど)これでお別れはちょっと寂しいぞ。まあホームゲームでの挨拶ぐらいはあるかもしれないけど…。時には痛々しく感じる程責任感が強い選手だったから、正直J1昇格前の移籍は意外だった。けど行くからにはもっともっとビッグな選手、世界の山田になってほしい!(そして試合を見に行くのを理由にドイツ行きたい!)

まあ、クラブとして「シーズン中の移籍は想定外だった」ってのはその通りだろうけど、とはいえ今季最初から前の選手は飽和気味だった。山田も完全にレギュラーという扱いではないし(だから逆に本人が決断できたというのもあるのでは。変な話、安心して外へ出られるというか)。新外国人ボランチ獲得で祐希を1列前で使っても良いと考えれば、層が厚いのには変わらないし、昇格へ向けた言い訳にはならない。ただ、立派に10番として育っていたクラブの顔の選手を欠くというのは――他の若手にも気持ち的な影響は与えかねない。J1行けても中堅・若手に抜けられるときつい…そこだけ心配。

チンガ獲得について思うのは、シャムスカって大分時代にもブラジル人コンビのボランチだったよね。エジミウソントゥーリオホベルト。フェルジ見ててやっぱ日本人ボランチとはスケール違うと感じるし(所詮2部リーグでやっている選手かもしれませんが、でも今の日本代表のボランチより上だと思う。ブラジルや海外ではこれだけの働きをボランチに求められてるんだな、って思わせられる選手)、そういうのがチーム作りの根底としてあるのかも。ま、若いし定着してほしいなー。

そして、ジュビロのゴール裏に挨拶に来てくれた、昨年まで所属の松岡亮輔。泣いているのはポーズかと思っていたら、本当に泣いてたらしい。出場機会が多かったわけでもなく決して良い時代だったわけじゃないと思うんだけど、そんなにジュビロのことを思っていてくれたとは…(宣伝部長的な役割としての貢献度はすごい高かったけど。ジュビロマラソンでも中心的な役割をこなしてくれていた)。試合中に歌われてた山形でのチャント、「ゆけ」と「輔」で韻踏んでていいなあと思ってたら、友人に「あれミッシェルの“ジェニー”だよ」と言われて。そ、そういえばそうだ!羨ましいその選曲センス!

山形駅前の肉そば屋で旅行とサッカー談義をして解散。ジュビロサポばっかり入ってきて面白かった。「マニアックなアウェーに居る人は大体一緒」なんて話をしていて、確かになあと。でもほんと今季のアウェー遠征は楽しい。美味しい御飯と地酒と温泉と、勝利の美酒!

山形旅行。山形~天童~米沢+会津鉄道の旅

(新型の山形新幹線!初めて見た!)冒頭で書いた通り今回はJR東日本の週末パスを買っていた。乗車券の金額的には山形をただ往復をするだけでも元はとれるけど、色々普段乗らない路線に乗ったり、行ったことない街を歩きたいなあと思っていた。けど初日の出発が遅れたこともあり、活用しきれたたかと言うとイマイチ。とりあえず庄内地方(酒田、鶴岡)は昨年行ったし、山寺とかも3年前に行った。まあスタジアムのある天童や県庁所在地山形こそ歩いたことなかったので、今回は主にそういう行動。

山形市内を自転車で巡る。山形小姓町遊郭跡とか







新幹線で到着して早速レンタサイクル。最終のシャトルバスまで1時間程度の時間だったけど色々走り回った。↓は小姓町とかの町並み。駅から向かうと、入り口からして街の他と違って道が石畳で、「ろまんろーど」みたいな名前がついてた。かつて遊郭があったらしく、現在もスナック的な飲み屋や、和風な建物(お寿司屋さんとか)が。ここからもう少し行けば池泉回遊庭園のある「もみじ公園」というのがあったみたい。事前に知っておけば見に行きたかったー…。





天童の町を歩く。(天童温泉と将棋のまち)







歩いたのは試合前ではなく翌日。試合当日は将棋の駒が配られていたとか…(欲しかった)。歓楽街が面白いという噂も聞いていたのでそういうところも歩いてみたり。本当は試合前に歩くとか天童の温泉宿が取れたらよかったんだけど。駅前にも幾つかビジホがあったし、温泉の近くには大きな宿が幾つもあった…のにジュビロの試合程度で埋まってしまうんだから(いや、値段が高くて僕の検索条件に引っかからなかっただけか?(笑))、もっとサポーターの多いチームなんてやばいよな、って思うと、ほんとJリーグがあることの経済効果ってとても大きいんじゃないかなあ、って思う。温泉は熱かったけど、でも気持ち良かった。スイカップの張り紙見て、そういえば山形ってこういう県だったっけと思い出した。

米沢の町を歩く


乗換までの1時間程度でレンタサイクルも出来なかったので殆どロクなもの見てないけど。駅から2km程離れたところに上杉氏が居城としていた城跡があったりするんだけど、片道30分…と考えるとやっぱちょっと遠い。町の区画とか住所とか見ていると城下町だなって感じがすごいしたので、今後いずれ来る時にはレンタサイクルをして巡りたい。米沢牛の弁当は買って食べた。

郡山~会津若松会津鉄道野岩鉄道の旅





今回乗りたかったのは、米沢と新潟の坂町を結ぶ「米坂線」か、会津若松から鬼怒川の方を結んでいる会津鉄道野岩鉄道。後者はアラバキ行った時に帰りに乗ろうか迷っていて、(大雑把に言うと)鬼怒川以南は東武線なので、東武線の優待券も買ってあった。迷ったけど、せっかく私鉄も乗れる週末パスを買っていたのでそっちにした(他にも乗りたい東北の私鉄はあったんですが)。米坂線はまたいずれ。

郡山から会津若松会津若松から会津鉄道野岩鉄道東武鬼怒川線を経て帰京。この日は新庄や米沢は晴れていたんだけど天童では雨模様、それどころか東北本線仙山線は大雨で止まっていた。けど会津若松は悪い天気じゃなかったり(郡山は雨)、鬼怒川まで来て大雨になったりと。首都圏も大雨が降ったみたいだけど、まあ不安定な天気だった。会津鉄道は山間部を走っていく路線――渓谷の風景が好きなもんで、楽しかった。「塔のへつり」駅は何も無くて残念だったけど…。会津若松も今回歩く時間無かったけど(4年前ぐらいに一度来た)、また今度ちゃんと滞在したい。会津若松を出て6時間ぐらいで吉祥寺。

今後の遠征を考える

大体毎エントリ最後に今後の旅行についてのメモを書いているけど(笑)、今回も。仕事欲ももうだいぶ沸いてるんだけど、旅行欲がまだ勝っている。困った。来週京都行ったら、多分福岡も岡山も行けないし、平塚は日帰りだから次のアウェー遠征は9月中旬の長崎か…寂しいな…(感覚マヒしてる)と思って、そういえばあんまり気にしてなかったけど天皇杯の日程ってどうなんだろ?と調べた。

天皇杯は1回(静岡県代表-和歌山県代表の勝者)勝てば次は対J1。今までと逆の立場です。それだけでも見たいんだけど、いつだろと思ったら8月20日(水)。平日か…それ見に行きたいからそこまでだらだらしよか…とどんどん先延ばしに(笑)んで順当にJ1に当たるとしたらベガルタユアスタなら余計行きたい!(そのベガルタ奈良県代表と福島県代表の勝者との対戦。もち、そのどっちかになる可能性もなくないけど。でもベガルタとやりたいよね。もし当たれたら変な縁だけど。)北海道&東日本パスを使った旅行は早いとこしちゃおう、と思ってたけど、そのユアスタに合わせて――というのでも悪くない(気が早い)。だったら北海道(ライジングが16-17日)から帰る途中で、というのも良い(サマソニと迷うけど…)。

…という線もあったけど、追加で調べてたらJOIN ALIVEの前日に札幌で良いライヴあった。じゃあやっぱそこで北海道&東日本パスの旅しようと段取り始めた。その上で今夏もう一発海外も行きたい。留まらない旅行欲。どうかしてる。…とはいえもうここまで平日に自由きく必要は無いんですけど。だからやっぱもうとっくに働く意欲はあるんだけど、迷いっていうか…これだけ臨機応変に行きたいとこ行ける生活が続くと…フリーや自分で会社やってる先輩や友人と遊ぶ機会が多いのもあり、正直影響されてきた。どういう働き方が良いのかな、てことを考え始めている今日この頃です。でも皆が皆「もっと遊んどけばいいよ~。今より若い時はもう来ないんだから時間あって遊べる時に遊んどきなよ」って言うんだよね(笑)