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ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか。

水戸ホーリーホック-ジュビロ磐田 @ ケーズデンキスタジアム水戸と、名波新監督について思うこと / フルコートサッカーを何度かやってわかったこと

水戸ホーリーホック-ジュビロ磐田ケーズデンキスタジアム水戸


初水戸アウェー。北九州戦から一転、再び前半シュート0の消極的な戦いで惨敗

前節ギラヴァンツ北九州戦後から旅に出掛けて、そして常磐線をいわき方面から帰ってきて水戸。水戸ホーリーホック-ジュビロ磐田ケーズデンキスタジアム水戸です。水戸は先月もROCK IN JAPANで来ているので、いつものアウェーの町歩きはそちらを参考にされたし。なので水戸は毎年のように来ているけど、Ksスタへ来るのは初めて。噂には聞いていたガルパンコラボの画もデカいけど、新しいメインスタンドはやはり良い感じ。ゴール裏見辛そうだったので今回はメインで観戦。スタンドには地元の高校生や少年団の観戦もすごく多く、水戸の応援にはメインスタンドからも手拍子が起こるし良い雰囲気。ほんと、なんでヤマハスタジアムはメインやバックで手拍子が起きないんだろうなあ…。

この日のジュビロのスタメンは前節とほぼ一緒。八田、櫻内、藤田、森下、坪内、フェルジナンド、祐希、チンガ、松井、山崎、前田。前節の北九州戦で息を吹き返したかのように感じていたジュビロだったけど――前半は相手の前からのプレスと、ヤマスタに比べれば悪いコンディションのピッチに自分たちのサッカーが出来ない。いや、元に戻った、今まで通りと言うべきか。前節は北九州が悪すぎた(前から来なかったし)だけだったんだ。14日の長崎戦に続いてシュート0で前半を終える。先制点を許した田中雄大って、フロンターレでもどすごいミドル決めてた選手だら?だからあれは相手誉めるしかないけどさ。

後半もジュビロは動きが鈍いままだった。2-0から1点返した時はまだ少し期待を抱いたけど…結果は水戸ホーリーホック4-1ジュビロ磐田横浜FC戦行ってないから今季ワーストゲーム。挨拶見ずにバスへ走ったのは今年初めて。でもジュビロ自体の出来は先週の長崎戦とそう変わってないから、こんなもんなんだ――。スコアはもう重要じゃない。試合へ取り組む姿勢の差。鈴木隆行を先頭に「倒れない、身体を張って奪われない、守備にも走る、諦めない」姿勢をチームとして体現したホーリーホック。「簡単に倒れてファールをもらおうとする、足元クレクレ、走らない、諦める」ジュビロ。情けねえ。

3点目取られる前の攻撃の終わり方が悪かったのが嫌だった。櫻内のパスが前田に合わなかったシーン。あの場所でこの期に及んでその消極的な選択?って感じで。でも消極的な選択を繰り返したのはこの2人だけではない。とにかく櫻内すら足元で欲しがったぐらい皆足元で欲しがって動きがカニみたいになってた。守備がザルなのは分かってる。攻撃の形が無かった。そしてこの試合、なんで裏とる選手が居なくなっちゃったかっていうと、最近最もそれを出来ていて運動量の多かったチンガが開始早々で怪我した(前半途中交代)からでもある。長引くとマジきついなー…――全員、別に全く走ってないってわけじゃないんだけど――おのおのの走りに連動性や統一意識が無いのがチームとして致命的。

鈴木隆行。鹿島でライバルとして戦ってた時代を思うとほんと憎き選手だったけど、今日はほんと頼りになる背中だと感じた。前であれだけ身体張ってくれる選手が居たら他の選手も頑張るしかないよなあ。ジュビロの選手が肘打ちを訴えたシーンも2度あったけど、まあなんかもうそういう問題じゃない。2点目をアシストした船谷の個人での交わしと瞬発力(えっ!?)と右足クロスも、ジュビロ時代にそんなプレー観られたか。鈴木から譲られたキャプテンマークを着ける様が立派だったよ。はあ。

試合前に行ったJR日立駅もかっこよかったけど、赤塚駅の駅舎もかっこよかった。この日のKsスタはとても多くの人が入ったようだった。帰りのバスの並びがすごかったら嫌だなーと思っていたけど(丸亀の時がひどかったので)、試合後走ってすぐ乗ったから大丈夫だった。ちなみに駅からスタジアムは4.5km。あんま歩こうと思う距離じゃない。RIJFで4万人を捌いてる茨城交通なので地力はありそうだけど。

名波新監督について思うこと(と愛媛FC戦)

そして水戸戦後、シャムスカ監督の解任と名波新監督の就任が発表。最初に報道が出た時の「このタイミングで監督未経験者か」「選手としては良かったけど指導者としてはどうなの?」「結局黄金時代引きずってるのかよ」等々の他の人たちの反応に同意だし、今の状態でサッカーが劇的に変わることはないと思うけど、(大木さんや秀人ではなく)「名波であること」の意味を考えた。

まず名波以前に、現在の強化体制を↓の方に貼った宇都宮さんの記事(の前編)から読み取ると、実務に近いことをしているのが服部強化部長(新人)、その承認者がカトQGMみたいな感じ。で、その記事には“クラブ再生のキーワードとして服部が挙げたのが「楽しさ」である”という下りがある。先日名波の本(http://www.amazon.co.jp/dp/4877287884)を読んでいて、名波浩という人は「本当にサッカーが好きで楽しくて仕方ない人」というのはわかった。それは清商の大滝監督や盟友・俊哉も言うぐらい。服部が戻したいと考えるジュビロの中に浮かんだ人選が名波だった、そしてそれはそういう「楽しさ」というか、「トレーニングの雰囲気を立て直す」意図が強いのかなと思う。

ま、楽しさで監督うまくいったら苦労しねえよとか楽しさで上手くいくのかよ安易過ぎんだろ監督に必要なのってそれかよ。て考え方はあるけど、「名波監督待望論」はいずれ通らなきゃいけなかった道と思うので(第2次柳下政権もそうだった)。とりあえずやらせてみりゃいいんじゃね。と思う。正直ここ近年のジュビロじゃ「誰が監督やっても変わらなかった」し、もっと言うと「誰が社長やっても変わらない」(だから僕はフロント責任とれと思わない)。ヤマ発の一部署、ポスト状態である限り。ま、どうせうまくいかねーなら現場ぐらい「熱意と愛がある人」がやった方がいいと思うし、そういう熱意がなければ「建て直す数年間の辛抱」は出来ない。どうせ誰がやってもダメなら、縁の薄い人がやってダメよりも、名波→俊哉→中山みたく繋いで、良くも悪くも思い入れでなあなあな感じの方がゆるい遠州人気質に合ってるのかなとも思う。服部しかり、影響力あるOBだから遠慮せず言えることもあるだろうし。

…でも名波やGMの会見要旨読んで、楽しみな気持ちしかなくなった。それはうまくいく期待感というよりは、クラブが新たな方向へ向かおうとする意思と腹の括りを感じられたかな。新しいことと未知数なものにワクワクしちゃう性なので。そんで名波監督が相馬秋田小村素さんらと違うのは、彼らは「最長所属クラブでの監督」だったわけではない(素さんは微妙な例だけど)。人気者の名波を監督に据えたことで、クラブも逃げられないし、バックアップは約束されたようなもの。ま、良くない例だとラモス体制のヴェルディに近いかも…。今のジュビロが選手起用で変わるチームとは思えないし手腕に期待しちゃいかんとは思うけど、どういう起用になるかは楽しみ。

愛媛FC戦を見て。

そして愛媛FC戦。前日やったフルコートの影響で身体が痛くて起きれず…結局帰らずにサッカーバーでジュビロ磐田-愛媛FCジュビロでの駒野左SBって柳下体制初期以来?フェルジ、藤田のダブルボランチで守備を引き締めつつ、2列目の3人は「楽しくサッカーをしそうな選手」って感じ。松井駒野藤田も出てるのに前田がキャプテンマークてのはすごく名波ぽさを感じる。当時のジュビロを肌で感じてるのは前田だけだし。AB型同士だし。まず試合観始めて、ジュビロは中盤のプレス位置がこれまでより高くなっていた印象。開幕時期にフェルジ藤田のWボラだった試合もそうだった気がするんだけどね。

そして結果、磐田2-0愛媛。ああ畜生やっぱ行けばよかった!素晴らしかった。「選手の切り替えも速く良く走ってた、守備が引き締まってた」っていうサッカーの内容もだけど、前田や松浦のゴールの後のチームの喜び方や、選手の表情、アイデア、思い切り。ここからジュビロが甦った、って思いたい。

名波と秀人の並び。一緒にプレーしてたエース前田と松浦の得点。こうしてクラブの歴史って作られていくんだなと思ってけっこうグッときた。松浦のゴール後の笑顔とかベンチの名波のところに行くシーンはあの入替戦を思い出したなー…。祐希の守備の意識はボランチを長くやった成果だと思うし(2年前とは動きが違った)。次はプレーオフ争い中の大分、今日よりは骨がある相手。この結果を続けられるのであればまだ上がるチャンスはあるし、上がる意味がある。ああ畜生行けばよかった!九州アウェー行きてえ!


名波監督就任発表前後に見た色んな記事について思っていたこと。

後者は名波発表前に出ていた記事で、名波も会見の中で言っていたんだけど、「黄金時代」とか「名門」って言葉を言ってくれるのは中じゃなく外だよなと、特にこの2年は感じているような気がした。んで、八田の話している「サポーターに期待していること」的な内容に思うことは色々あるけど――まあそういうのひっくるめて「ジュビロ磐田」なんだよなあ、と。つまらなくてスタに来なくなる人の気持ちもわかるけど、でもだからこそ「何もしなくても強かった」のってある意味不幸なことだったのかもなって思う。時代を築いた10年、低迷した10年、でもこれからの歴史の方が長いんだもん、これからの方が大事だし、今後J2定着しようが僕はジュビロしかないし、見続けるって言い切れる。

今年ある意味「勝って当たり前」の中、不甲斐ない試合沢山見せられても観客動員は松本、札幌に次いで3位。去年から平均1千人しか減っていない。これは強みだと思うんです(そう思うと、不甲斐ない試合と言っても横浜も福岡も水戸もアウェーでまだよかった)。選手総とっかえしてもそんな減らないんじゃないかな?まあ遠州人ってそういう「改革」は嫌いな気がするけど。ジュビロの観客動員、降格した昨年はブービー(最下位は湘南)。市の規模も動員規模も別にJ2で不思議じゃないと思えばそうなんだよね。隣に浜松があるって言ったって現状はまだ「ヤマハ」のものだし観客動員もどれだけ関連会社のタダチケで上乗せされているか。純粋なジュビロの「どん底」みたいなものってまだ見えない。まだ恵まれてる。

山本脩斗絶賛記事。今年J1は地上波でのダイジェストしか見てないけど、開幕辺りの試合でSBの脩斗が相手ゴールライン際を突破したりゴール前に顔出してて。そんなプレー、ジュビロで年一でもあったか。いや脩斗だけじゃない、ジュビロのSBがそんなプレーすることなんて殆ど無い。「右利きなので縦だけじゃなく中に切れ込んでの シュートやクロスもできる。」とか言うけど、昨年までは45度の位置からバックパスばっかだったやん…。いかにジュビロの育成が無能かと思い知らされて読んでて悲しくなった記事(笑)今鹿島と選手総取っ替えしても3年で逆転されるんじゃねーかなー。

まあだからこの間の櫻内の2ゴールもそうだし、アビスパ戦の俊が長い距離走ってダイレクトで合わせたゴールも、ジュビロらしくない良いゴールだったなと思うんだよな。ただサイドが常にそういう怖さのある動きをしてるわけじゃないから、チームとして継続しないしそれはやっぱ指導の問題なんだと思う。(ま、そういうプレーの一つ一つから名波はこだわりそうなので。楽しみだなあって思う)

フルコートサッカーを何度かやってわかったこと

3度目のフルコートサッカー。一ヶ月前の前回が「お前帰っていいよ」レベルにひどかったけど、それと比べれば今回はサッカーできてた!成長!!でもこの一ヶ月を振り返ると自主トレしたわけじゃないので(むしろ怪我して2週間フットサルもやってなかった)、要因は「経験を積んだ」と「涼しくなったから」としか言いようがない。特に、最後の試合で左サイドで相手の股を通してスピードでぶち抜いたプレー(注:まぐれ)は後で他の人に「乾か!」と言われていたようで気分が良い。

けど、ほんとーに前回はひどかったので…「また来るの?」的な反応とかさー怖いじゃん。でもそれよりも「やっぱサッカーやりたい」って気持ち先行で参加してよかった。でもきっと、上手くいこうがいかなかろうが「楽しい」って思える気持ちが一番大事だよなあ、などと思いつつ。そんな感じで、まだ3回だけど回数を重ねて段々わかってきたこともあるので書いてみる。ポイントとしては「声出しの重要性」「とにかく走ること」(や、でもこの2つを挙げるの自体見てる時からの自分のサッカー観なのかも)。

まず「とにかく走ること」。「良いポジショニング」も「余裕を持ってボール受ける」も全ては「走る」から始まる。自分の足元が下手クソなのは仕方無いとして、ボール持ってない時に「受けやすい場所、相手との距離」を探して動いていれば多少トラップが悪かったり流れたりしても取り戻せると思った(その動き続けるのはしんどいけどね)。ドリブルが下手クソでも、苦しい時間に速く長く走れれば勝負ができる。ボールが無いところでも走られると苦しいし、逆のことをすれば苦しめられる。

逆に「上手くても走らない人」はこのレベルでもしんどい。でもその「走らない人」でも「ポジショニング」が上手いとまるで違う。でも、その「ポジショニング」も、多分走るメリハリが上手いからマークを剥がせるんだと思うんだよなあ。人の「疲れたら休みたい」本能からして「理にかなってない」動きをしているからどフリーになるんじゃないか、というか。でまあ、前にそういう「収まる」人が居ると後ろの負担がまるで違うというのもよーくわかった。僕はその人が作るスペースを見て走ればよい。走るメリハリ=上手くサボる感覚、は最初よりは全然今の方が掴めてきた感じがする。

そして「声出しの重要性」。フットサルだとプレー中に全然声出さない人少なくないけど、サッカーはそれじゃ成り立たない感じがする。ボールを受ける時(相手が来ているか)、出す時(誰に出すと優位になるか)、守備の時のたとえばマークの受け渡しも誰が責任を持ってそのボールにいくかも、とにかく周りの声は本当に命綱。だし、サッカーはミスのスポーツだ(byクライフ)。一つのプレーがうまくいかなかったところで「切り替え!」「次!」「ナイスラン!」なんて言い合うだけで、頑張って走ろうと思える。

僕の場合は走ることしかできないしそれが全てだけど、そこを鍛え直せば武器になるのかもなと思った。裏のスペースは本当に広い。あそこに長めに出して競走で負けなくなれればサッカーで見れば「1対1で突破できる」ように見えるし。「あのポジションが合うんじゃない」と他の人に言われたらそうなのかもなー(前回は同じポジションでひどかったんだけど…)。というわけで、僕にとってフルコートで必要なトレーニングは、100m~200mのインターバル走を井の頭公園3~5周分続けることなのではないかと思った次第。足元やキックも鍛えたいけども。走れるとバランスを見てスペースを埋めるボランチも楽しかった。

あー次が待ち遠しい。そして、あんな広いコートやペナルティエリアが狭く見えるんだから、プロの選手ってどんだけ足速くて常に走ってるんだと思う。ジュビロにおいても、八田の声の大きさとか前田の存在感って大事過ぎるファクターなんだろうなと思うし、山崎松井松浦みたいな選手の個人技は、一度ダメでもどんどんチャレンジしてほしいと思える。観戦する時の見え方は――フットサル始めた時も変わったけど、フルコートの回数を重ねてもまた変わってくる。うまくいってない時に批判とかブーイングとかさ、やる気あんのかーとかは言うこともあるけど(笑)、それでも組織論よりも根性論が好きなのは、「走る」と「気持ち」が一番大事だと思っているからじゃないかな、と思います。

「Hara-Bashi coffee&espresso」について

3月頃自宅のすぐ近くにオープンしたカフェ「Hara-Bashi coffee&espresso」。常連といえるかはわからないけどほんと近いのでこの半年何度も足を運んでいたし、通りかかって顔を合わせたら挨拶していた。

いつもは朝から開いてるお店なのに土曜開店していなくて、風邪でも引いたのかな?と思った。昨日旅行から帰ってきて前を通りかかったら、閉店のお知らせと玄関に花が置いてあった。え!?と思ってお店のFBを見たら…マスターが事故で亡くなられたというお知らせ。自宅は西荻で自転車で通ってるって話だった。木曜は休みだけど昼通りかかった時に来ていたので会釈をした。その日の夜。結構信じられない。

某緑色の大手コーヒーチェーンから独立されて、これからだっただろうしお若かったのに。ほんと人はいつどうなるかわからない。自転車に乗る人、気を付けてくださいね。自分もか。マスター、いつも美味しいコーヒーありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。