ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

秋の庭園巡り・群馬編②。高崎・徳明園、白衣大観音、くるり岸田繁『そばを食べれば』

群馬県の庭園巡りその1・城下町小幡編は↓。
romitou.hateblo.jp城下町小幡から高崎へ自転車へ移動――次の目的地は徳明園。最寄り駅は南高崎駅。途中まで電車で移動しよう…と考えていたのだけどよくよく確認するとサイクルトレインは下車できる駅が限られている!南高崎駅では下車できない!けど高崎駅まで戻ってしまうと閉園時間に間に合わない!――ってことで小幡から直接自転車で向かうことを決断。最短距離にすれば10kmちょっと…Googleマップのルートを頼りに向かうも――途中からはどローカルな山道を登り降り。景色は楽しいけど――いや、しんどかった…。

徳明園

そして必死の思いで辿り着いた徳明園(これがまた最後の最後に山越えがあって心折れた…)。「洞窟観音山徳公園」内にある回遊式日本庭園。いや〜頑張った甲斐があった素敵な庭園だった!城下町小幡とはまた違う高低差を活かした庭園で、紅葉も色づき始めていた。
築庭されたのは大正〜昭和初期で、洞窟観音の創設者である高崎市の呉服商・山田徳蔵の自邸庭園として造られた。園内中央にある和洋折衷の建築『山徳記念館』はその邸宅。そこから眺める池泉庭園と、それと連なる枯山水庭園も素敵。秋の週末には紅葉ライトアップも開催されていたみたい。














入園料は「洞窟観音」とセットなのですがそちらは閉園時間で見られず。タイル張りのチケットカウンター?がかわいい。


oniwa.garden

高崎白衣大観音



高崎のシンボルこと白衣大観音。自転車で山間を走っている最中も頭が見えていたし、徳明園からそこまで遠くないのでせっかくなので足を運びました。――またそこからの上りがあってしんどかったけど!ちょっとレトロな参道も気になる。(時間的に閉店ガラガラ中で残念)

完成は昭和初期、出来た当時は世界最大の観音様だったとのこと。高崎の街並みを見下ろせるのもまた良い――という感じで高崎駅へ戻ります。白衣大観音からの道中は普通の狭い田舎道なんだけれど、その中にラブホや旅館があったのは精進落しというカルチャーの名残なんだろうか。



高崎のモリゾーハウス

高崎駅へ戻っていた頃にはもう日も暮れ。高崎をレンタサイクルしたのも初めてで、駅から意外と遠くにあったアーケード街も初めて通った(写真撮るには暗かったので撮れず…)。高崎も駅は中心街から多少離れた位置から出来てたんだなーと思ったし、それは中山道の宿場町として栄えた歴史によるものみたい。次回はも少し明るい時間に高崎を自転車で走りたい!

くるり岸田繁そばを食べれば』

この日高崎駅に着いてこのポスターを見つけてビックリした。あれ?岸田さん??なにこれ?
なんでも上信越エリア(群馬、長野、新潟)の駅そば店のスタンプラリー企画『スキです。駅そばキャンペーン』で店舗限定で流れるイメージソング“そばを食べれば”を書き下ろし、ついでにポスターにも登場したと。似合い過ぎです。キャンペーンの期間は9月23日〜11月30日…知らなかった。9月20日時点で始まっていればきっと長野で知ることが出来たのにな――篠ノ井駅で駅そば啜ってたし…。
www.ekisoba-cp.comせっかくなので一杯食べて行こう。駅そば店限定でリリースされたシングルは当然売り切れ。店内では“そばを食べれば”とくるりの代表曲が交互に流れていた。地方都市で食べる一杯の立ち食いそばは旅情の塊のようなものだけど、くるりの曲も本当に旅情を誘う――“ハイウェイ”はまんまそうだけど、そばをすすりながら聴く“ロックンロール”はまた一段とグッと来ますなあ――…。色々旅をした11月。