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庄内地方の庭園巡り②。酒田編。總光寺庭園、本間氏別邸庭園(鶴舞園)、清亀園、酒田の料亭街の町並みと旧松嶺町の町並み

新潟アウェーついでの庄内旅行その2。午前中に走り回った鶴岡編は以下。
romitou.hateblo.jp

庄内町・新産業創造館クラッセ

陸羽西線の分岐駅である余目で途中下車。余目には今まで乗換で数回来たことがあったけど、プラットフォームから見える駅東側の風景って本当に何にも無い――。なので、駅前にこんなオサレな施設があるとは思わなかった!有名な建築家と思いきや地元の建築会社の設計だそう。地のものが食べられるレストラン・カフェとパン屋さんに休憩スペース、物産スペース。レストラン寄る時間なかったけどテイクアウトしたパン美味しかった!そしてここでレンタサイクルをして次の目的地へ向かいます。

總光寺庭園





国指定名勝。余目駅から庄内平野を東へ約7km、最上川を渡ると酒田市。江戸時代後期作とされる庭園も思ってた以上に素晴らしかったけど、でもそれより「きのこ杉」の参道がインパクトあった。もこもこ感。このお寺のサイトやパンフレットのキービジュアルが庭園でなくこっちなのも納得!
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庄内松山城大手門


總光寺のある旧松嶺町はかつては出羽松山藩の城下町。城址は公園・資料館になっていて当時の痕跡らしきものは大きな大手門だけが残ります。

旧松嶺町の町並み


旧松嶺町・松山町のことを知ったのは、總光寺でもなく庄内松山城でもなく、遊郭部さんの記事がきっかけだったように思う。庭園という目的が大前提ではあるけど、「最寄駅からも遠く路線バスの本数も少ない」そんな城下町の現在って気になる――。特段古い町並みがある訳ではなかったけど、メインストリートが水路を挟んで広いのが特徴的。料亭の廃墟はまだ残っていた。

庄内平野の風景と余目町それ以外。

ここまで自転車で走った鶴岡も余目も基本的に田園風景が続きます。退屈といえば退屈、でも今回の旅はこの風景を見たかった。ただ庄内町は風が思ったより強かった……。走ってる最中、看板を掲出する用みたいなレールが続いててなんだろう?と思っていたんだけど、冬場に車のホワイトアウトを守るための風よけなんだそう。農作物ではなくそっちか!なるほど。



庄内は他にも「ハナブサ醤油」等のレトロな建物があるようなのだけれど、そこまでは行けず。またいつか来たい。(ハナブサ醤油は庭園の公開もしているらしい…知ってたら行ってた…)

酒田駅酒田駅前。



そして今回の最終目的地・酒田。山形県第二の都市。酒田も4年ぶりです。山形新幹線の庄内延伸なんてプランあるの?あったとしてもあの最上川沿いを新幹線が乗り入れるなんて怖すぎる(笑)庄内空港で十分ではないか…。そして今回酒田からの終電は新潟経由が出てきたのでそうやって帰っているんだけど、延伸するのなら新庄経由の方が良いんだろうか?

本間氏別邸庭園(鶴舞園)








国指定名勝。ここは4年ぶり2度目。東北三大地主の1人、本間氏の別邸に造られた庭園。借景に鳥海山が見える…らしいのだけれど前回も今回も曇りで望めず残念。それでも素晴らしい庭園。本間美術館が併設されています。チャリで遠くまで走った玉川寺や總光寺と違って駅から徒歩5分程度という立地が有り難い。
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清亀園



ここも前回酒田へ来た際に見たところ。明治時代に作庭された庭園で酒田駅から徒歩10分ぐらい。地元の子供が池で釣りのようなことをして遊んでてめっちゃ何度も挨拶された。今回見た庭園ラストがここ。本間氏本邸にタイムアップで行けなかったのだけ心残り!
http://oniwa.garden/seikien-garden-sakata-%E6%B8%85%E4%BA%80%E5%9C%92/oniwa.garden

山居倉庫



酒田と言ったらこの風景。

日和山公園


前回の酒田は庭園→山居倉庫→土門拳記念館というルートだったので港の方には行かなかった。今回初めて日和山公園の方まで行って、酒田が駅ではなく港の方から発展して行った町なんだなー(前回は全然町を回れてなかったんだなー)と痛感。

旧割烹小幡

酒田が駅ではなく港の方から発展して行った町なんだ、と最も感じたのは日和山公園へ登る途中にあるこの建物の存在かもしれない。映画「おくりびと」のロケ地にもなった明治時代の建築?で現在は廃業し内部公開もしていない。本当に立派な建物で、かつての酒田港の繁栄を感じる部分、色褪せた感じが哀愁を誘う部分と。坂の途中にこの建物が残っている異様な感じが凄い。

相馬楼、山王くらぶ


日和山公園の坂の麓にあるのがかつての料亭街。相馬楼は現在観光施設として当地の舞妓さんの踊りが見られるそうだけど今回は間に合わず。山王くらぶも見た目がだいぶ妓楼っぽいけど現在は観光施設?

酒田の歓楽街の町並み





先の料亭街の一つ違う通りが歓楽街。「街の規模の割に駅の方に飲み屋街が無いよなー」と前回少し思っていたんだけど、なるほど、こちらにとても大きな歓楽街があるのだ。劇場跡やキャバレー跡さえあるのだ。と言っても日曜の夜では人の行き来は殆どない。金曜や土曜の夜はもう少し人が居るんだろうか――。

それ以外の酒田の町並み









そんな感じで旅は終了。朝7時前に新潟県新発田市を出て、鶴岡→チャリで羽黒山入口まで→余目→チャリで松嶺町まで→酒田→チャリで市内を回遊…と走り回って18時のいなほに乗るまで、トータルで50km強はチャリで走った。しかも全駅ママチャリ。知らない街の知らない風景を見るのが本当に楽しい。観光向けでもなんでもないそれぞれの町のなんの変哲も無い風景でも、東京でも静岡でも出会えない風景。2度と通ることも見ることもない道かもしれない。あーもう一泊したかったな。もう一泊できたらそのまま羽越本線で秋田を目指していたのに。JR東管内では酒田〜秋田はまだ乗ったことがない。

ところで今回宿は鶴岡・酒田でも探していたんだけど(電車の都合もあり断念したけど)、意外と空部屋がなくて。実際行ったら本当に街に観光客多くて(鶴岡は水族館人気もあるのかなと思った)。日本人は勿論、外国人観光客も意外と多かった。鶴岡から羽黒山に向かうバス停は白人さんの姿が目立ったし、陸羽西線で酒田で降りる白人の美人バックパッカーさんも。昨年奥羽本線乗った時も美人バックパッカーさんが居たっけ。欧州の人に山形が人気なんだろうか??でも間違いなくご飯は美味しい。