ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

浦和が磐田MF藤田の獲得を打診…

えーと、まず。
水原2-1磐田
これにて磐田のACLの敗退が2節を残した段階で決定しました。まぁ1節で深川に負けた時点からそうなるだろうとは思ってましたので、ショックとかそういうものはないんですが、監督のコメントがちょっと…。開幕前にあれだけ声高に「リーグ制覇、ACL制覇、世界クラブ選手権出場」を目指すと言っておきながら、そして昨年末に「他チームより2ヶ月(そして8試合)早く体制をスタートしそれもメリットであるので、来季は巻き返す。」というようなことを言っておいて、いつまでも「コンビネーションがまだまだ」と言い訳とし続け、布陣や選手配置も固まらず方向性も見えてこない。結果が出ないことは昨年からのことだからある程度仕方ないとは思うんですが、一体何を根拠に目標を定めていたのか、そして何の為に準備を進めていたのか。まぁその疑問は元々持っていたもので、別にまた改めて書くことはないと思うんですが…試合後のコメントを見て、書かずにいられなくなったというか。

反日やらなんやらもあって、そして韓国メディアも集まっているわけだから、当たり障りのないコメントになるのは仕方ないとは思うんですが、(文章だけじゃ判断出来るものでもないですが)これだけ負けて負けて負けても(厳しさと言う要素が含まれたような)悔しさを感じさせないのがすんごく嫌(笑)本当に負けて当たり前のチームになったなー!これじゃ若手も育つものも育ちませんよ。選手のコメントを見てても、(アテネの時のこともありますが)表向きがいいから慕われているけど、実はあまり対話出来ていないんじゃないか、という不安があるんですね…。藤田のコメント(「負けた試合に手応えは感じないですね。やっぱり、勝って進みたいですね。そうやってサッカーをやってきたし、負けをきちんと反省して、次へいかさないといけないけど、どっちか選べるのなら、勝って進みたい。悪くても勝ちたい。」)の方が、ジュビロらしい重みを感じる気がします。藤田、服部もちょっと采配に異を投げ掛けているような…。勿論、選手と監督の立場の違いはあるにしても、監督のポジティブ発言(毎試合、「〜〜〜〜〜〜、次へ繋げたい。」と言う。)は聞き飽きました。一体何へ繋げているんでしょう…?

そして本日飛び込んできた記事。

浦和が藤田獲得へ、2年契約で5月にも
浦和、磐田の藤田獲得に動く
まだ「動く」と言うだけですが…ここまでの記事が出ていると言うことは、もう水面下では色々話し合われているんじゃないでしょうか。藤田って代理人雇ってるので、本人ではなくそちらと。藤田自身、スタメン落ちした天皇杯の頃から「スタメンで出たい」と言ってましたし、出れないのであれば自分に何が足りないか知りたいというようなことも言ってた気がします。ただ昨年半ばからのコンディションの落ちていた藤田を僕も見てますし、スタメン確約なんて出来たものじゃないですけど、今年になっても出たり出なかったり、ポジションもあっちやってこっちやって次はこれとたらいまわし。挙げ句はベンチ入りから漏れたりすることも少なくない上に、ACLも敗退して磐田としても戦力が過剰気味になる(&世代交代も進めたい)…そして監督と正反対のコメントだったり、不満を唱えるコメントは天皇杯の頃でしたから、藤田の放出の可能性は少なくないんだろうなと思います。(つーか、そもそも藤田の左サイドってのも、元が左のサイドプレイヤーである服部と山西の駆け上がりがあってこそ機能してたものであって、村井の代わりの左が藤田ってのはおかしすぎるのだと…)

あー。本当はね、僕も藤田は大好きな選手ですから(昨年半ばぐらいまで一番好きな選手と言ってましたし。代表との兼ね合いでコンディション落ちてからあまり言わなくなりましたが…)、磐田に居てほしいです。MFとして初の100得点も磐田で達成して欲しいし、磐田で引退してほしいし(笑)、磐田としても幹部候補ではあると思うのです。何より、積み重ねた11年がありますので…出ていってほしいわけがない。でもやっぱ、サッカー選手って試合に出て、そして活躍してナンボですからね。今のチーム状態、そして監督との相性、方向性、自分の立場。色々な面から考えても、出たいと思うとしても仕方ないことだと思いますし、移籍したとしてもそれは仕方ないことだと思います(嫌ですけどね)。嫌いになることもないし、移籍しても応援します。

…しかし、相手がまた浦和と言うのがね、悔しい(笑)記事にもありますが、浦和の欲しがる、前線へ飛び出しFWを追い越すプレーの出来るトップ下と言う意味でも藤田は適役ですし(運動量も多い選手ですから)、若い選手の多い浦和には藤田の(元)常勝チームでの豊富な経験も大きな魅力でしょう。スタートで躓いただけに尚更。藤田としても、浦和は前線の二人(または三人)が良く動くだけに、スペースへの飛び出しはかなり活きるでしょうし。ファンである僕としても「それなら100得点もまた射程圏内として見えてくるな」と思いますもん。家庭の面は…「それはずるいよー」と思うんですが(笑)、まぁ仕方ないことですし。なんかねー、「浦和に引き抜かれる立場」になってしまったのが悔しいよ(笑)浦和はやっぱ人気チームだからさ…(100%仮定の話ですが→)100得点達成とか引退とかさ、浦和に居るタイミングだと…2年やそこらでも11年の磐田を一気に追い抜かれそうで寂しい(笑)まぁでも好きな選手だから、移籍するのならより良いチームに移籍してほしいしね…そういう意味ではやっぱ…名古屋や神戸よりは(笑)、浦和なのかな…。

しかし直接対決以後に交渉となってますけど、直接対決前にこういう記事が出るのも正直ちょっと…と思う部分はありますけどね。燃料としては良いんですが…(笑)藤田はサッカー頭の良い選手だからね。うちは山本船長率いる沈没する船なのかなと考えますよね。僕もそう思ってますけど(笑)、応援するチームは変えられないからな。フロントも殆どを山本監督に丸投げしちゃってますからねぇ…先が見えないぜ。でも、チームの話と、思い入れのある選手の話と。やはり一緒には出来ないし…。「藤田のコンディションが落ちてた」とは書いたものの、チーム全体の運動量が落ちて、藤田も守備のバランスを強く意識せざるを得なくなって、攻撃での飛び出しと言う部分でも、グラウ-前田の2トップは動きが悪過ぎてはっきり言って「スペース云々」なんてものじゃなかったからな…。後ろから良いボールが出ることも少なくなりましたし。使うことも出来る選手ですけど、やはりあの得点数は「使われる選手」として積み重ねたものだと思うので。色々な面で残念です…。

はー。まぁ上で何度か「引退」と言う言葉を出しましたが、うちは一人年長者が居て、その人はまだまだ下手な中堅より動く選手、辞める気も無い選手ですから(笑)、うちに居る限りは藤田も「先に辞められない」と思ったでしょうけどねー。他にも思い入れのあるベテランは居ますから…誰かしら居なくなってゆくのは仕方ないんですけど、まだ例が少ないからなー(奥とか山西は中堅ぐらい)。ユトレヒトはあくまで海外だったから「頑張れ」と思うような気持ちだけで済んだんですが…マジでどうなるでしょうねー。世代交代を進めたい、若手も使いたい。と言ううちからすればやっぱ放出になったらそれは仕方ない話なんですけど、なかなかやっぱねー。それだけじゃ済ませられない気持ち、思い入れってあるわけで(笑)浦和好きならその思いは02年末に嫌と言う程思い知ったはずでしょうね…。うちもこれからこういう場面に何度も直面することに、なるんだと思います。やっぱ、中山、藤田、名波。この3人がビッグ3ですよ、うちは…。あー、どうなるだろうなあ。

神戸 早くも“ブラジル流改革”
次節はやっぱりヤスが指揮を取るそうです。引退直後に強化部長になってたから、おそらくどのカテゴリでも監督未経験なのに…健太に触発されたんでしょうかね(笑)面白いなあ…。ちなみに最近のうちは以前と比べて非公開練習が増えたような気がします。

ここトラックバックしてみました。サッカー全般、の方へJFLの観戦記なんかも飛ばしてみようかなとか思ってます(音楽の話、と言うかbounce.comにしか飛ばしたことなかったですからね〜)。でもサッカーって好きだなーと思うところの一つとしては、(プロの)アーティスト数と比べれば(プロの)チーム数なんてかわいいものだから(笑)、それは話すとしてもすごい楽だなあと思いますよね(野球はもっと少ないですけど、少な過ぎても、そして出入りが無いと、それはそれでマイチームって持ち難かったりしますから…)。