ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

Date Course Pentagon Royal Garden @ 渋谷クラブクアトロ

朝、6時起床で8時10分の浜松駅発の高速バスで東京へ。最初は4時半起きで6時半のバスに乗ろうかと思ってたんですが、「眠いからいいや」と(笑)前回行きでバスを使った時(昨年11月の天皇杯)は東名の集中工事と重なり物凄い渋滞にハマったのですが、今回はそのような渋滞はさすがにありませんでした。いつも愛鷹で休憩かと思ってたら今回は足柄PAでした。その後もかなりスムーズに進んで…「このままいけるんじゃないか」と思いましたが、さすがに首都高で渋谷辺りから渋滞。12時半前には霞が関で降りられたので予定時間通りぐらいではあったんでしょう。4時間半。今回は電車代もなるべく掛からないようにと思って霞が関まで行きましたが、渋滞によるイライラ(笑)を避けたい場合は、東名江田で降りて、徒歩10分の場所にあるらしい田園都市線の駅から電車で渋谷まで行くルートの方が、おそらく時間的にもスムーズにいけるのかなぁ、と思います。

まず新宿へ。暑い。ぐでぐでと歩いて、CD買ったりして14時半頃に吉祥寺へ。当初は先に吉祥寺へ行くつもりで、小田原までの在来線のきっぷを買いたかったのはそれが理由なんですが(小田急線を下北で乗り換えて吉祥寺へ行くつもりで居た)、まぁバスで霞が関まで行っちゃったので…新宿、吉祥寺と言う順に。でも先に吉祥寺行ってたら結局ずっと吉祥寺に居たかもしんない(笑)買ったCDとかはまた別に書きます。そうそう、新宿で…ZumreedのWire Headphoneを使ってる人をふと見掛けて。それ見て「あーなんかやっぱ良いな」と思って、吉祥寺でFranc franc行ったら好きな色のが入荷されてたので、勢いで購入してしまいました。でもなんかまだあまり慣れないのか…フィット感がすっごく悪いです(笑)買ったからには使いますけど。吉祥寺の段階で「あー、もう今日は沢山歩いた。やっぱライブ前に消耗しちゃったな」と考える(笑)

17時36分の井の頭線急行で渋谷へ。18時前に到着。本当はもうちょっと早く来たかったんですけど、仕方ないです。一人でライブ行くだけならここからまだCD屋さん行ったりしたいんですが、友人がもう入場してロッカーをキープしてるってことだったんで、さすがに行かなきゃなーと思い(笑)どこへも寄らず、クアトロへ。初めてのライブハウスだったけど迷わなかった…のは建物には何度も行ってるからですねー。新宿に着いた段階ぐらいではロッカーに詰める程荷物多くなかったんですが、帰りに読む用のフリーペーパーもらったりしてたら結局荷物増えちゃって…。ロッカーに荷物を詰め、階段上がってフロアへ。名古屋とは構造違うなーと思ったりしながら。

ドリンクメニュー見てたらオロナミンビール(オロナミンC+生ビール)と言う「微妙っぽいなー」と思うようなものがあったので(笑)飲む。一応浜松駅からの帰りは原付ですが、「9時間あるから大丈夫だろう」と考え。確か一般的に抜けるのって8時間ですよね?まだ早い時間でフロアも全然空きがあったので…7、8列目ぐらいへ。前の方の人が皆座っていて、DCPRGのライブ前でも座る人って居るもんなのか…とちょっと意外だったのですが(パンク系のライブでは多いなと思いますが、それ以外ではあまり見掛けない気がします)、それでも3時間超のライブと分かっていたので体力温存で座るのは物凄く頷ける。なので自分たちも座って待つことにしました。その後は友人と話して時間が経つのはあっと言う間。前の人が立ち始め、後ろを振り返るともう沢山の人。18時50分ぐらい。んー、もうすぐ。ワクワク。

そうそう、最後に書こうと思ってたんですけど、長くなったのでやっぱ最初に書きます。このライブはお客さんの男性率が高かったです。多分女性は後ろの方に居たんだろうなぁとは思うんですが、前の方…僕の周りは7:3〜8:2ぐらいで男性だったんじゃないかと。女性が後ろの方に居るとしても、それでもこんな男性率が高いライブは初めてだと思います。音楽やってるんだろうな、って感じの人に人気があるのかなーと。音楽的にも演奏面でも。そう考えるとDCPRGが男受けするバンドと言うのも納得する部分はあります。男から見てかっこいい大人の男みたいな感じなのかな?あ、ワンマン見てきた中では…メンバーの平均年齢も今までで一番高いんだろうから…(笑。あ、菊地さんのソロと電撃ネットワークがあるからそうでもないかも)、まぁその辺の影響で女性があまり前に来ないのもあるかもしれないですけど(笑。あとは長丁場と言う体力的な部分も)。

そう、それと男性の眼鏡率が非常に高かったです(笑)ファッション的な部分が含まれているとしても、でも本当五分五分ぐらいだったと思う。なかなかすごいと思う、この比率は。DCPRG自体が…メンバーの眼鏡着用率が高いバンドだから、その影響もあるのかどうなのか(笑)でね、ライブ終了後に…眼鏡を探してて「Circle/Lineで眼鏡どっかいっちゃったんですよ」って言う人が居て、結局フレームが折れたのが見つかったんですが、そりゃそうなるよなーって気はする…。レンズは無事だったのかな?(って、度が入ってない眼鏡だったりして…)僕もでも眼鏡持ってたんですけど、思ったより前だったので使いませんでした。大昔作ったやつを原付乗ったりサッカー見る時だけ使ってるものなので、見た目がね…新しいの欲しいんですけど、あまり取っ掛かりが無いなー。基本は裸眼です。ラ・ガン。

はい。で、19時05分頃、照明が落ち…メンバーが現れ、DCPRGのライブ開始。
セットリスト。
01. ?
02. 構造3
03. Catch 22? 構造2?
04. Playmate At Hanoi
05. 構造1
06. Stayin' Alive
07. Circle Line〜Hard Core Peace
08. Hey Joe
09. 構造5
Encole
10. 構造4(の後半。"天国の構造")
11. Mirror Balls

1曲目は2曲に分かれている…?と思ってましたがどうやら1曲のみで正しかったようです。3曲目は僕は"Catch 22"だと思ってたんですが、ライブ後に友人が「今日やったっけ?」と言っていて、菊地成孔氏の日記に紹介されているメールにも「"構造2"良かったですー」みたいなメールがあったので…改めて"構造2"のライブ音源("Musical From Chaos 2"のやつ)を聴いてみると、こっちも混沌としてるなぁ、と思い迷いました。でもやっぱ"Catch 22"だと思うのですが…なんか他の日記を見ていてもはっきりしていないような。しかも青木タイセイ氏(Tb)の日記では後ろの方で"Fame"をやったっぽく書かれています…むー。

あ、デートコースの音を知らない人に説明すると…DCPRGは…僕みたいにジャズを通ってなくてマイルス・デイヴィスとか言われてもさっぱりイメージ出来ない人向けとしては(笑)、なんだろう…ROVOスカパラ足したような感じです、なんて無茶な説明(笑)でも僕ROVOも昨年の朝霧JAMまで(名前はずっと知ってましたけど)聴いたことなかったですからね。となると…えーと、んじゃブンブンサテライツスカパラでどうだ。分かる人は怒らないで下さい(笑)なんかまあ、ホーン隊、ファンク、ロック、ジャズ、ひっくるめてダンスミュージック…みたいな感じです。昨年の朝霧JAMで見て知り、ハマりました。それまで僕はこっちの音には接点はなかったのですが、"構造1"でやられましたね。DCPRGを見るのはそれ以来2度目です。

最初の位置は真ん中の7-8列目ぐらい。近いなー。でも前の人が(僕より)背高かったのであまりステージは良く見えなかったです。友人が始まる前に「僕は適当に下がるよ」って言ってて(どのタイミングで下がったかも知りませんでしたが)僕も適当に引く予定でしたが、1は分からない曲で…周りも感触を確かめながら踊ってる感じだったので、僕もそんな感じだったと思います。朝霧の時はとにかく時間が早く過ぎてたんで思わなかったですが、改めてこう近くでハコで見ると、結構長いななんて思いながら(笑)多分1曲目で20分ぐらいやりましたよね。そして2。やるだろうなあ、と思ってたのでよっしゃ来たって感じで。回りもそんな風にペースアップして踊り出す。見てる感じでは前の5列ぐらいの人よりは、僕の周りの6人ぐらいの方が…かなり運動量多めだった気がします。僕含め。

今日朝〜バスで思ったより眠れておらず、ライブ前に沢山歩いて消耗していたので3時間持つ自信無いなぁ、と思っていて…ここで早くも疲れを感じながら(笑)でもまだ下がれないな、と思って踊る。自分もそんなやわじゃないだろうと(笑)そして3。ここもそんな激しくはないので、普通に。この時点で1時間ぐらい経過してたと思います(時計とかは確認してないんでわからないですけどね。感覚です)。展開が分かる1曲目以降は「曲数少ないからそんな長く感じないのかなー」と思いました。それにしても結構演奏に入れ替わりがあるパートと比べると、ずっと弾きっぱなしの栗原さん(Bass)はすごいなー。位置的に真ん中であるのに何となく納得。

で、4でフロアが更に沸き上がり出す。生で聴くと音の圧迫感がさすが違いますね。本当にかっこよくてやばかったです。この曲で(周りも運動量増えたので、流れで)2列ぐらい前に流れた気がします。"構造3"の辺りでは「東京のライブでこんな前まで来たの初めてだから、ちょっと様子を伺いつつ居よう」と思ってたんですが(なんと言うか…踊る部分でなく声を発する部分(笑))、"Playmate At Hanoi"が終わった段階で吹っ切れちゃったかな(笑)そして続けて菊地さんの「いち、にー、せーので」で、"構造1"。DCPRGを好きになったきっかけの曲でありながら、朝霧では演奏を見ることは出来なかったので、リベンジとばかりに踊りました。「約5と2と4のなかなかおもしろいリズムが」と言う青木タイセイさんの言葉が「そうなんだろうなー、いいなー」と言うか、でもなんか人それぞれ好きなように踊ってる感じで。楽しい。

一旦盛り上がった空気を6で一度落ち着かせる。綺麗な旋律から始まるこの曲は…心地よく…ゆったりして…疲れが押し寄せ、眠かった(笑)でもここで落ち着かせなきゃ他に場所無かったですけどね。結局ずっと前に居る。この辺では時間の感覚がもうあまり無かったので、ゆったりした流れから…7のイントロ(ってより最初のフレーズ?)が鳴った瞬間は「あ、もうなんだ!思ったより早いな」みたいな(笑)僕も絶対聴きたい曲でしたが、始まった段階での会場の沸き上がりはやはりすごかったです。周りも再び一気に踊り出す。この曲は本当にかっこいい。曲が長くても好きな曲は1フレーズ1フレーズ噛み締めて聴くものなので全然関係ないね。あっという間です。パーカッション2人のソロがこれまたかっこいいんですが、その間の緊張感が…いいね!

そしてHard Core Peaceのホーンがちゃーららららっらっと入る部分で大爆発!一気にメーターが吹っ切れたような。盛り上がるだろうなと思ってましたが、まさかここまで激しいとは思わなかった(笑)ここまでは前の方もある程度押し合いにはなりながら踊るスペースは確保されていましたが、一気に後ろから人が押し寄せ、本当にギュウギュウ、ここまで自分の動きがコントロール出来ないぐらいギュウギュウなのは久々(それこそ、00年頃に行ってたような…パンク系以来では(笑)それ系顔負けの激しさ。その頃のライブの感覚があるから、ダイバーが居ないのが不思議な感じ(笑)この間のムーチャスの感覚では逆になんかもう最近は暴れるばっかりでスペースがあるのかな、って感じましたけど)。とても跳ねていられない!スニーカー脱げそうになるし、ここで脱げたらまずい!と思い必死になりつつ、でもどうにか音に任せて跳ねようとしつつ、人が詰まりすぎて跳ねられない、みたいな(笑)

本当に渦のようになってたんだろうなと思います。菊地さんと坪口さん(Kb)の間ぐらいの6列目ぐらいだったのが、終わった時には菊地さんのちょっと津上さん(Sax)寄りの2、3列目ぐらいでした。あ、坪口さんがキーボード抱えてバシバシ叩いてたのはどうにか少し見えましたよ。頭で弾いてたのは逆側向いてたのか、見えなかったですけど(笑)それ見て「ああ、もうほんっとこれやばいわ」と実感…を皆したのだろうから、あんだけ盛り上がったんだろうなあ。DVD見て、「生でCircle/Line見るまで死ねないね(笑)」なんつって、でもチケット買うまでは…「こんな早くワンマン見て…もうちょっと溜めた方がありがたみあったりして(笑)」と思ったりしてましたけど…最高なのは変わらないでしょう、だから見れるうちに見ないとね(笑)余分な意識は飛びました。あの爆発度合と、1曲の最大瞬間風速ならば、今までライブ見てきた中で一番だ、きっと。

菊地さんがなんか「すごいな、大丈夫かな」と言うような苦笑いを浮かべてるなあ、と思っていたら…続けてHey Joe!なるほどー、そりゃきついです(笑)思ったよりBPMは抑え気味でしたが、そうじゃなかったら本当にきつかったでしょうね。7が終わって少しはまたスペース戻るかなと思いましたけど、この曲だから全然(笑)ほぼギュウギュウのまま揺れてました。なんかこの辺ではもう体力とかのことなんて忘れちゃって、逆にもう全然余裕。「最後の1曲。」で、9。かっこいいなー。そんな感じで終了。曲数少ないから時間が経ってみるとあっという間ですね(笑)

アンコールで…まず菊地さんのMCとメンバー紹介と情熱大陸のお話があって(所々で情熱大陸カメラマンが居て、面白かったです。最初、フロアで一人片手にカメラを上げてるところを見た時は、「なんで録画してる人が居るんだ!?」と思いましたけど(笑)、あー情熱大陸か…と)、14人と多いので結構時間掛かりつつ(3時間の中にこの時間も含まれているので、そう考えれば休み時間はそれなりにあったのかな、と)。長いツアーに出ていたわけでも子供が生まれたわけでもなく。「それについて言うことは特に無いけれど(笑)」とか。こう並ぶと後関さんは(空回りと言われようが)若さを感じる(笑)構造4の後半、"寺院と天国の構造"の"天国の構造"部分のみやります、その後"Mirror Balls"で終わり。と話があって、10。緩く揺れ(演奏が安定しててかっこよかった)、その後天井のミラーボールがキラキラして、11。ふらふら踊って、終わり。終わって少しして時計見たら22時15分ぐらいでしたので、丁度3時間ちょっとですねー。

結局最後まで前に居ました。居られるもんだ。あ、映りたくて前に流れたわけじゃないですけど、でも少し映らないかなとか思ってます(笑)終わった後、最前列からぼーっと友人を探す。フロアでインタビュー受けてる人とか居ましたねー。すごいなー。友人と合流し、ロッカーから荷物を出し、渋谷駅へ。十条付近の沿線で火事があったとかで埼京線が止まっていたり、京浜東北線も止まっていたり。新宿で友人とお別れし、中央線で東京駅へ。今思えばどうせ指定席なんだから品川から乗っても同じだったなと思いつつ。東京駅で帰りの飯を買おうかとふらふら歩いていると、右足にピキッ!と痛みが。なんか丁度1年頃前、サッカーやってつった部分が癖になってしまってる気がする…。最近は以前の生活と比べて身体動いてるから、少しは戻ってきてるかなーと思いましたが(戻ってきてたから3時間過ぎても意外と余裕だったんだろうとは思いますが)、でもつるとやっぱし痛い。

23時43分発のムーンライトながらで帰る(画像はながらの中からの東京駅。なんとなく)。ながらは1月の曽我部の時以来2度目ですねー、あの時は静岡からでしたけど。さすがに夜は上着無いと眠ろうとしても寒い(下手に冷房効いてるので)。だから度々目覚めつつ、3時23分に浜松駅到着。3時間半だからやっぱ一応普通よりは早いんですね。4時に家到着。うーむ、なかなかハードでした(笑)ライブはこんな長々書いてしまうぐらい最高だったわけなんですが(家出るところから書いたりしてるから長くなるんだけど(笑)それは高校の頃から変わってないし…これだけ1つのライブについて長く書いたのは、イベント・フェス以外では久々じゃないかなー。また見る機会があったらいいなあ。ライジングサンは9割9分行かないです。フジ出ないですかね…)、多分次東京へ行くのはもう8月の半ば、サマソニの時かなって思うのです(あ、苗場行く時通り掛かるでしょうが、寄りはしないと思う)。そう考えると、前日ぐらいから入ってもうちょっと好きな場所へ行っておけばよかったかなと(笑)とにかく楽しくって疲れました。