ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

名古屋-磐田

Jリーグ第18節、名古屋グランパスエイト-ジュビロ磐田瑞穂陸上競技場へ行ってきました。お昼頃に起床し、ぐだぐだと準備したりメール書いたり調べものをしたりして、15時頃家を出る。せっかく週末で時間あるのに、14日と同じ15時50分の特別快速で名古屋(金山)まで。今回は18きっぷ18きっぷなんだから、尚更もっと早く出てどこかへ行ったりすればいいものを…それが出来ないんだな〜。なるべく長く寝ていたいのもありましたけれど、着いて歩くと「もうちょっと早く来ればよかったな」と思う。

金山から矢場町へ。これが17時15分ぐらいなのかな?矢場町から栄まで歩いて、18時半頃。18時39分に栄を出て、名城線新瑞橋まで。18時56分に新瑞橋着。そこから徒歩10分程で瑞穂陸。よって、遅刻なわけですが…それでも当初は栄から一度名駅まで行って歩いて、そこから桜通線で行くつもりだったんだから、計算が無茶苦茶だなと思う(笑)瑞穂は昨年の天皇杯Honda FCを応援しに行って以来かな?結構久々。今回はメインスタンドで…指定席ですが、そこには座らず人の居ない上の方の空きエリアで観戦。

そう言えばJリーグの公式戦でメインスタンドって初めてかな?ま、特にそれについての感想は無いですけど…今回、他のエリアはもっと高さが無いので、悪くない位置なはずなんですが…それでも昨日の視点に目が慣れてしまっていると…やはりさほど見易くはない(笑)なんで豊田スタジアムでの開催じゃなかったんだろう。万博の影響なのかな?あと、ゴール裏は人が溢れていました。自由席にしなくてよかった…。これでなんで残券状況が○だったんだ?一体瑞穂はどういうチケットの売り方をしているんだ。

あと、瑞穂はね。名古屋から電車で20分ぐらいだから離れているわけではないんですけど、豊田スタジアムと違って…「その街を歩いている感じ」がしない。まぁ、今回も先に栄とか行ってはいるんでいいんですが、地方都市的な街だと…日立台とか豊田とか平塚とかああいう「駅からその街を歩いて抜けて、スタジアム」と言うようなスタが好きなので、瑞穂の川沿いをただ歩いてコンビニすら無くスタジアム。って言うのはなんか寂しいなって思ったり思わなかったり。

磐田のスタメンは前節と同じ。名古屋もそうかな?中山(元・浪速のゴン)ではなく豊田だったぐらい。藤田対古巣であったり、代表GK対決であったり、見所は様々。ちなみに、入り口でもらったマッチデイプログラムによると、「本日、グッズ売場は藤田俊哉デー」。インタビューも俊哉でした。1stの名古屋戦はこの俊哉も出ていながら、0-3の惨敗を喫した相手。しかしうちも人の動かなかった当時とはチーム状態も違う。前節もボールも人も動くサッカーで6-0で勝利し、鹿島を追い掛ける為には落とせない試合。

開始から…って試合開始時点は見てないですけど…前半立ち上がりからお互い中盤で激しく当たり合う。お互い「攻撃的な守備をしているな」と言う感じで、見応えあり。名古屋は多少意図の見えないロングボールが目立つものの、中村や俊哉は常にスペースや裏を伺っている。磐田も中盤でボールを奪うと素早くパスを回し一気にサイドへ開き攻撃を組み立てるも、太田の焦ったアーリークロスは中で相手に跳ね返され、シュートには結びつかない。

それにしても、人が動く(パス"アンドゴー"を徹底する)ことで、「華麗なパス回し」がまた見られるようになってきたなあ。見ていて面白いし、これは嬉しい限り。と思っていたのも束の間。右サイドに大きく開いた中村がロングボールを受けると、茶野さんがあっさり1対1でやられてしまい、左足でズドン。これは代表DFとして茶野はこんな軽くやられちゃいかんでしょう。幾ら中村が元々良い選手で、「この代表DFを負かせばアピールになる」というモチベーションで来てると言ってもさ…。

しかし3月の時とは違う。リズムは作れているし、自分のサッカーをすれば1点差は大きな差ではないはず。と、見ている自分も焦りも絶望感のようなものも無い。その後も一進一退。磐田も素早くパスを繋いでサイドに開いて組み立てるも…どうもよくボールに絡んでた太田はアーリークロスに拘り過ぎて、中で跳ね返されてばかり。ワンパターン。名古屋も中盤でのプレスが早く、楽にはさせてくれない。サイドの動き出しも速いし、藤田・中村はスペースを突いてくるし、上手くサッカーをやられている。

お互いチャンスを作りつつ、決めきれず0-1で前半終了。それにしても敵に回した時の楢崎って反応が早くて本当に良いGKだなあって思う。いつも思ってるような。ハーフタイムにマッチデイプログラム読んだり、グランパスJr.を眺めたりしつつ過ごす。あ、あとちょっと体重が最近結構減っていて…不健康だなと感じたので、フランクフルトとたこ焼きを食べた。スタジアムでこういうの買ったのって久々。この1ヶ月で3kgぐらい減ってました。多分過去最高ペース…。3食+お菓子ぐらいは食べてるのにな。

後半。ジュビロは中山に替えてカレンを投入。立ち上がりからカレンが鋭い突破を見せ、チャンスを演出するも…押し込むことで徐々に後ろにスペースが出来てしまい、カウンターを狙われる。相手の中盤での足もまだ衰えてこないので、中盤で悪い奪われ方をするシーンも少し有り始めて…なんか一瞬ふと気の抜けた瞬間、本田の裏へのパスに対し中村が完全に抜け出し、1対1を落ち着いて決められ、2-0。この2点目は痛い。本当はこういう展開になってしまった1点目を悔やみたいけれど…。

さて、2点差を追い掛けなければいけないわけですが…もう切り札カレンの投入は済んでいる。そのままサッカーするしかないのだから、変化が付けられない。この監督はハーフタイムでの交代がほんと好きだよね。そりゃ修正のタイミングとしては絶好のタイミングだろうけど…でも、1点を追い掛ける程度の状況でハーフタイムで交代しなきゃいけないような起用なんて、始めからするなよと言うか(笑)今日も前半終わり頃の流れも悪いものではなかったし、中山がそんな悪いこともなかったと思うだけに。

そりゃ、今となっては中山よりカレンの方が今は個人の能力は確実に上回ってるなあ。と言うのは、後半開始頃のカレンの突破を見て思いましたけど…チームとして打開を見出す為にはそればかりではないはず。結局ただのFW入れ替えで貴重な切り札を使ってしまって、2点目を取られた後に打つ適当な手が無くなってしまったんですよね(元旦と同じだよ。あの時の采配は本当にガッカリした)。代表の親善試合じゃないんだから…。この辺が「ゲームを読む能力に欠ける」と言われるが所以じゃないでしょうか。

2点目を取られた後は…攻撃陣も変化を付けられず、前半見せたような前線での選手の出入りも影を潜め、サイドからのクロスも人が足りず跳ね返され。相手の中盤での運動量が落ちず、セカンドボールは殆ど相手に拾われるようになり、こちらは中盤でのパス回しも足元足元が多くなり、そこを狙われるようになる。もうそこからは(単発のチャンスこそあっても)完全に相手に試合を支配されたまま。

福西→河村は…福西が怪我だったのでしょうが、そうでないとしたら???だし(ただ今日の福西は結構サボってたかな)、名波→信男では、ゲームを組み立てる選手が居なくなりぐだぐだっぷりが加速。信男自身、曖昧なポジショニングをしていたし…それならまだアーリークロスに妙に拘ってた太田や、守備陣に替えて前線を増やす形の方が良かったのでは…?所詮僕は素人だからゲームを読む力なんて無いけどさ(笑)、それでも山本監督はテンパると自ら流れを手放す為の謎采配が相変わらず多いなって思う。

あ、河村は一つ相手を振り切って「お!」と思うような突破があったんですが、それだけでした。最後の20分は磐田サポは延々と前田の歌が続き、明らかにぐだぐだでした。応援(声)で流れが変えられるとしたら、あのぐだぐだっぷりでは変えられんでしょう。単純にチーム名コールとか、他に煽れる部分はあったのでは…。まぁ、そんな消化不良な試合でした(笑)しかし前田は本当に運動量多いな。カレンも運動量多いとか言われますけど、あれは平山との比較だな、所詮は。まだまだですよ。もっと走れる(笑)

そんな感じで…名古屋は良いサッカーをしてた。しかし、あの1点目を許さなかったら、先制出来ていたら、謎采配が無かったら。それで大きく流れが変わっていたのでは、と思います。完敗でしたが、大きな差があったわけではない。でも後半運動量で相手に押し込まれていたのを見ると、衰えを改めて感じる。でも前半の人もボールも動くサッカーを見ていたら一番ひどい状況からは脱しているのにも変わりないと思う。27日は断念しますが、お金払って勝ったり負けたりで一喜一憂出来るレベルではあるのでは。

そうそう。打開出来なかった部分の一つとしては、中の厚さと言うのもあると思う。名波も僕が「動かねぇー」と言ってた頃と比べると、今日の試合の前半なんかはだいぶ運動量もあって良かったと思うのですが、2列目からの飛び出しの部分ではやはり限界があるんですよね。となると、やはり俊哉のような動きの出来る選手が必要で…。太田も村井もサイドに張る時間の長い選手ですから、中への動きで物足りない部分は少なくなくて…だから個人的には西の左サイドって好きだなあって思う。そして成岡にも期待してます。

新瑞橋を21時13分に出て、金山で乗り換え。金山のホームでウィダーインゼリーの容器を足元に捨てた若者(僕と同じぐらい?)が居て…普通「僕のことではないから」として、そのままにしておくところなんですけど。「これを僕が拾って捨てたら何を思うかな?普通そんなことしないもんな、面白いかも。」と思い、拾って捨ててみた。何を思っただろう?多分恥ずかしさを覚えるのは、僕じゃなくむしろ向こうだろうなって思ったから動いたのかもしれないなんて思う。でも、そんな純粋で素直な世の中ではないか。

21時半の特別快速で岡崎まで行き、そこで浜松駅行きの各停に乗り換え(豊橋まで行って乗り換えるのと電車は変わらないのですが、確実に座る為にはここで乗り換えるのが便利)。冷房の風が強過ぎて寒い。今日は涼しかったから上着を持っていこうか迷って。結果持ってこなくて、昼間は名古屋は蒸し暑かったから「持ってこなくて良かった」と思ったのですけれど、やっぱ持っておけばよかったかも…。22時59分に浜松着。借りたCDを返しつつ、福西の出ていたなべっちFCには間に合った(ダイジェストには間に合いませんでしたが)。

二段上に書いた行動。16日より前だったらどうだっただろう。良いか悪いかは別として、やはり先週末以降変わった意識って結構ある。2年前頃に「ちょっとスタジアムの売店のバイトあるんだけど」と紹介された時「そういうの得意じゃないので…」なんて言ったことがあったんですけど、今だったら接客と言うか、お客さんへ対応することはきっと出来るなって思う(やるかどうかは別として)。「分からないことを聞くこと」「本気になること」は恥ずかしいことではないと思う。とか。もしこれが当たり前だとしても、以前の僕は違ったから…。

…そんな感じで、せっかくJを2試合見ることの出来た週末なのに、贔屓チームが2連敗と(笑)ちょっと疲れのあまり抜けない週末だったかな…。負けると帰り道の疲れが倍増とはこういうことだな(笑)名古屋は慣れっ子だからアウェーへ来たぜーーーって意識は無いですけど、でもホームには無いワクワク感はあるので(そもそも最初はジュビロは関東遠征の試合しか見たことなかったし)、アウェーの試合へ行くのもやめられないなぁって思う。27日は大人しくテレビ観戦、ナビスコは…フジの疲れと相談して決めます。