ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

ap bank fes'06 3日目 @ ヤマハリゾートつま恋

静岡県は掛川にて行われたap bank fes'06へ行ってきました。昨年の1日目3日目今年の2日目に続いての参加。一人だった昨日から変わり、友人との参加。しかし8時半に起きる予定が…目覚ましが1つだと不安だな、と思っていたら予感的中し…9時半起床。うわあ。自分で11時半に掛川駅で、って決めたのに。結局乗換もスムーズにいかず掛川到着が12時18分。遅れ過ぎ。ちょっと今回はさすがに遅れ過ぎ…反省しております。

それにしても猫はやっぱかわいいなー。本当に家を出るのを躊躇うよ(笑)今回はあんまり遊んであげられなくてねえ。忘れてやしないか、って思いながら帰るんだけど、とりあえず全然忘れてなさそうだったからホッとする反面、遊んでやりたいよなあと。今回は前回から2ヶ月で帰って、でも2ヶ月だとそんなに懐かしさが無いな、とは思ったので…4ヶ月との間を取って3ヶ月に一度ぐらいが丁度いいのか?なんて思ったんだけれど、もう次3ヶ月後だと10月だもんねえ。だいぶ先だなあ。時間が過ぎるのって早いとつくづく思います。何かのタイミングで帰る機会があれば。

家を出る頃には雨が降っていた。掛川に着いた頃も降っていて、今日は終日降ったりやんだり。ある程度の量が降り続くようなことは無かったから悪条件と言う程でもなかったのが幸いだったかな。この時間になるとシャトルバスも多少並んだけれど、そんなストレスになる程ではなかった。帰り早く出てるからかもしれないけれど、今回のap bank fesはバス並びのストレスは他と比べて少なかった。これって重要だよね。そういう意味では快適な要素の一つであったと思う。

よくよく考えれば、新幹線の駅からバスで10分っていうアクセス条件は、他のフェスと比べて便利な方ではないか?まあ、こだましか止まらないんだけれど(笑)、どうせそもそも静岡県はのぞみが止まらないし、東は小田原、西は三河安城辺りまではこだまがメインでひかりもあんまり止まらない、的な駅が続いている気がするしね。まあいいんじゃないかと(笑)掛川ならICも駅と結構近いはずだもんな。

バスでつま恋に到着。今日はこの時間だったからか、ゴーカート横の坂は使えずクローク周りの通路だけ通れた。ただ中には芝生の斜面をひたすら登ってkotiの裏側の休憩所へショートカットする人もちらほら(笑)僕はクロークへ荷物を預けたかったので(さすがに掛川駅のコインロッカーはもう埋まってたねー。)、クロークに寄ってからフードエリアの方へ。フードエリアもさすがにこの時間では混んでいた。

そうそう、kotiでA Seedのごみゼロのコアスタッフの方とすれ違って、勿論僕は気付かなかった(笑)んだけれど、昨年の朝霧JAMの時にも挨拶させてもらった方だったから覚えていてくださったようで。「あー!」って言ってくれて、パッと見たら、その方だったから。ビックリしました。ありがとうございます(笑)「今年はお客さんなんだ?」「そうですねー。またサマソニフジロックも行きますよ!」なんて会話をしました。まあごみゼロではないけど…。でも今年のボランティアの子たちも頑張っていたし、やっぱ良いよね。またやりたいなあ。

さすがに時間がまだライブ前でお昼時と言うのもあり、どのお店にも長い列。これに並ぶのと僕が昨日もうkotiをふらふらしていたのとあり、ここから友人とは別行動。僕は最初はオーガニックビール飲みながらふらふらして、kotiの奥の休憩所へ行ったりしてみて。昨日はライブ中だったから人が少なかったけれど、この時間は結構人が多かった。でもこんな広広とした芝生の上でごろんと転がるのは気持ちいいね。絶対。多少雨が降ってはいたけれど…土曜日の暑さを考えたら、少し涼しいぐらいは…参加者にとってよかったのかもなぁ。今思うと。

13時40分頃には僕は先にライブエリアへ移動。ライブエリアとpihaを繋ぐ階段は14時(ライブ開始)以後のオープンだった為、この時はパターゴルフ側の通路から。それでなるべーく奥の方、pihaを繋ぐ階段の方面まで行って、芝生の斜面の一番上のなるべく平面のところに座る。今日は早く行ったから木と木の間からステージとビジョンが見える位置に座ることが出来た。程無くして友人もライブエリアに来たので、友人に持ってきて頂いたシートを敷いて二人で斜面に座ってみていた。

そういやこの日は他にも友人が会場に居たのだけれど、電波状況が悪かったのと…ライブの合間にわざわざ会うのもな〜って思って会わなかった。僕は休憩中に会って「あ、ライブ始まってる!」って状況になっても…そのまま外で喋ってても構わない、と思いそうなんだけど、相手は多分そうじゃないだろうからなあ。と思って。ブロックや席に縛られるのが好きじゃなくて、だから二日とも後ろの斜面で見てたんだけれど…(元々一番後ろのブロックだし)、友人は少しでも前で見たかったかも?

14時からライブ開始。桜井和寿小林武史のお二方が登場。「Opening Session」。小林武史のピアノの伴奏で桜井がボーカル。桜井によるBand Actの紹介(「世界に引き込まれてしまって下さい」とかなんとか)があり、くるり登場。SEが"モルダウ"。全員で黒いシルクハット、黒いコートを身にまとい、ステージの前方で帽子をとって一礼する…昨年2度見たツアーとはまた全然違うわざとひねった演出で登場(笑)その後コートは普通に脱いで、「初めまして、くるりです。」の言葉からライブスタート。以下セットリスト。

01. ベランダ
02. ばらの花
03. ロックンロール
04. ワンダーフォーゲル
05. 街

くるりを見るのは昨年11月の名古屋以来?(COUNTDOWN JAPANでは殆ど見ていなかったし。)30分だから大体5、6曲だよな、何をやるだろう…って考えてて。"東京" "Superstar"辺りをやってほしいなあ。"Morning Paper"はやらないだろうなあ。とか考えてたんですが、まさかベランダをやるとは思っていなかった。いきなりシングルのC/W曲とは(笑)その後は全てシングル曲だけど、最新アルバムからの曲が無いんだね。30分だからこんなもんかなって思うけれど、でももう1曲聴きたかったなー。やっぱ5曲は短いよ。

「京都から来て、現在は東京に住んでおりますくるりです。」「フェス荒らしをしております。」「今日は雨が降りそうですが、絶対降りません。根拠はありますが、言いません。」(結局降ったけど。)とか、何かそういう…くるりらしいMC。これだけ売れようとも、やはり今回のBand Actの3組、ミスチルと並べると一番異彩を放っていたのはこのバンドだろうな。2、3、4とポップな曲が続き、最後の曲やりますと言って鳴らされたのが"街"だったのも驚いた。この8割9割ミスチルファンのこの会場で「この街は僕のもの」と言うフレーズのこの曲を歌うだなんて。面白いなー。

僕はと言うと斜面の一番上で立って踊っておりました。一時期("図鑑"、"TEAM ROCK"、"WORLD IS MINE"の頃)は「もうくるりはいいよ。」みたいな風に全然聴いていなかったんですけど…なんかもう普通に大好きな人っぽく楽しんでいた(笑)堀江くん好きだしね。早くNeil&Iraizaをまたやってほしいのだけれど(笑)岸田は普通のハコでのライブのように客の声に対して「え、なんて?」「そうそう、そうなんですよ。」とか受け答えするシーンもあり、Bank Bandミスチルでは有り得ないシーン。こんな広いんじゃその客が何て言ったのかも全然わかんないんだけどね。

最後もメンバー全員でステージの前方に並んで立ち、お辞儀をして退場。この時は入場時の黒いマントではなく、カラフルな…なんかメキシカンな柄。もう今やロックフェスの一番大きなステージ常連で売れっ子のくるりにとってこれだけ「自分たちがさほど知られていない」状況は久々なものだったのだろうから(対洋楽ファンよりもアウェーだろう(笑))、そういう意味では昔のような…壁(笑)のようなものは感じたかもしれない。だからひねった工夫が見受けられたのでは無いかな、と。それがまたくるりらしく、楽曲含めて「らしさ」は充分放たれていたと思います。

セット入れ替えの時間があり、次はBank Band登場。この時の休憩時間はフードエリアに何か買いに行ったんだったかな?忘れた。あ、でも何かカクテルと飯を買いに行ったんだと思う。戻って来る頃にBank Band開始。昨日はフードエリアで聴いた"星のラブレター"は今日は斜面の上に立ってゆるゆると踊っていた。昨日と同様2曲終わった後、最初のゲストのBonnie Pink登場。緑色のワンピース?あーかわいい。EARTH DAY以来かな。まぁこの時は全然見れなかったけど…。

01. Last Kiss
02. Love Is Bubble
03. Souldiers

"Last Kiss"は結構意外(比較新しいシングルと言えばそうなのだが)。"始まりは誰でも純真無垢なベイビー"と言うフレーズが…今回のイベントの趣旨っぽかったかな、と思った。しかしなんで僕はBonnie Pinkが好きかって、今日一つ気付いたぞ。昨日の"ストレンジカメレオン"のことについて「なんだかなあ」と自分の中で自分に対して思っていたんだけど…Bonnie Pinkの歌って、結構過去のことを引きずってる歌が多いと思うんですよ。"Last Kiss"然り、"眠れない夜"もそうだけど。僕が女々しいんじゃなくて(笑)、Bonnie Pinkがあまりリアリストな女性では無いんではないか、と今回思った。

アップテンポな"Love Is Bubble"(かっこいい!)に続き「結構前に書いた曲なんですけど」と披露されたのは、ライブアルバムのボーナストラックにのみ収録されている"Souldiers"。意外。今度ベストにも収録されるからかな?"A Perfect Sky"はやるんじゃないかなって思ってたので、これ聴けなかったのは意外だった。まぁ、これ披露しちゃうとただのプロモーションっぽくなっちゃうからかな。"A Perfect Sky"、何か段々"Tonight, The Night"っぽいよなとか思えてきた(笑)

「今日の(緑色の)衣装は山と緑を意識しました」「大したことはしていないんですけど、身近なところから初めていきたい。千回使えるコーヒーフィルターを買ったんですよ」と言うようなMCもまた、Bonnie Pinkらしかった(イメージとして)と思った。力強く"Souldiers"を歌い上げ(改めて聴くといい曲だなあー)、Bonnie Pinkは終わり。いやー、またなんかどこか野外やワンマンで見たいな(今年のツアーはライブハウスなんだよね)。もっと好きな曲一杯聴きたかった。

Bonnie Pinkに続けて登場したのはKREVA。武道館ワンマンでは大成功を収め、アルバム"愛・自分博"もHIP HOPのソロアーティストとしては初のオリコン1位を獲得。知名度、実力共に申し分無く、昨日BENNIE K見た段階で「明日のKREVAはどんなパフォーマンスを見せるんだろう!」とかなり期待していたんです。そういう意外性が大好きだから。昨年のJAPAN CIRCUITで一回見たことがあり、その時はマボロシのゲストとしてMummy-Dと即興ラップをしていて、その時かっこよかったのは覚えていた。(今思えばこの時はSalyu小林武史も出てたんだっけ。目当てはbonobosだったけど。)

01. 音色
02. スタート
03. 国民的行事

以前見た時がもっとHIP HOPアーティストっぽいというか、ラッパーだなあ〜って感じのを存分に見させてもらっていただけに…今回は終始普通のJ-POPアーティストっぽいままで、終わってしまった気がする。桜井の絡みも少なかった気が…。MCで「さっき桜井さんと小林さんに"ミスチルの曲いつでも歌う準備出来てます!"と言ったのですが、軽く交わされてしまいまして」で笑いを誘い、そのまま急に"車の中で隠れてキスをしよう"をサビだけ歌った(途中から小林さんもピアノ弾いてた)ところが…一番ミスチルファンには通じたんじゃないか(笑)

1曲目「うわ、音色だ!」とか内心思ってたんだけどさ。幾らアルバムオリコン1位取ってて、HIP HOPの中では有名なアーティストとは言っても…"音色"がオリコン9位、"スタート"が6位…充分売れているんだけど、やはり…客層を考えるとその程度では弱いのだろう(笑)くるりですら若干アウェー感のあったこの雰囲気は、KREVAにとってもそうではなかったか。"国民的行事"はトラックがトラックだから盛り上がったけれど、全体的には期待してたものとは違ったかな…。KREVAにオファーした理由は何だったんだろう、と後から少し思った。GAKUとは繋がりあるんだよね?

KREVAの後は昨日と同じ展開。Salyu一青窈、"SOMEDAY"と続く。そして次は今井美樹が登場したのだけれど、この辺は眠ってました。そうでも芝生に転がりながらお酒でも飲んで大きな音で良い音楽を聴く、が僕のこのフェスに期待していることだから(笑)雨は相変わらず降ったり止んだりでしたが、この時は眠れる程度の雨だったんだろう(ポンチョは着てたけど。レインコートは使わなかった)。

今井美樹が"Miss You" "プライド"をやったのは覚えている。機材トラブルもこの辺にあったんだっけ?桜井が「KREVAぁ〜、教えてくれ〜」みたいなこと言ってたから、何の機材のトラブルかと思ってた。今井美樹に続いて登場したのはGAKU-MC。昨日と同様"手を出すな!"で会場を暖める。それにしても今日は4人(GAKU、桜井、Salyu一青窈)とも昨日より一杯走っていた気がする。暑さもそれ程じゃなかったからか、今年最後だからか。Salyuも最初見た時は何て線の細そうな女の子なんだ、って思ったけど、何かもう全然神経太そうな女の子(笑)

そしてどうやら皆が待ち望んでいたらしい、桑田圭祐。僕は別にサザンもソロも好きなわけではなく(別に嫌いではないよ)、皆が"TSUNAMI"を聴いていた頃はマイブラにハマり始めた頃で――波乗りジョニーの頃は――MogwaiFishmansでも聴いていたんじゃないかなあ――そういう少年だったので(笑)別に期待もなく楽しみにしていたわけでもなかった。でも、さすがでした。すごかった。そりゃ皆期待するわけだよ(笑)多分その期待を上回る選曲、パフォーマンスだったんではないか。

最初、チリンチリンとベルの音が聞こえたので、多分自転車か何かで登場するんだろうな、とは思ったのですが…1曲目が"イノセントワールド"。これでもう一気にもっていったよね。桜井の頬にキスとかしてたし(笑)MCでは意外と…桜井を持ち上げたり、小林武史、ギターの小倉さんに纏わる昔話をしたり(3人でよく飲みに行ったとか、小林くんなんて前の彼女とうちで殴り合いの喧嘩してましたからね。修羅場ですよ。とか(笑))、結構良い話だなあ〜と言う話をしていた気がします。

2曲目が"いとしのエリー"、続いて"真夏の果実"。4曲目が"波乗りジョニー"。好きな曲では無いにしても、それでもこれだけのキラーチューンってなかなか無いよねえ。才能が光る。5曲目は知らない曲だったんですが、最後6曲目が"奇跡の地球"。イントロが全然最初違ったから…何をやるのかなと思ったけれど、歌い出しでようやくわかった。確かに組み合わせ的にやると言われればそうなんだけれど…でもすっかりやると思ってなくて(笑)やはり、ap bank fesは結構「スペシャル」なライブイベントであると思う。

"奇跡の地球"の途中に僕はまたフードエリアに行って、Bank Bandの最後の2曲はその辺で聞いていた。この辺から僕は帰りを意識し始めて、駅の売店で水を買う時間があるかわかんないな…とか考えながら居たので、水を買っておいたりだとか。そんなことをしていた。あとはその辺ふらついたり。飲食物を買って戻り、徐々に帰り支度。そう言えば結局今回はap bank dialogueの話は聴けなかったね。本当は聴きたかったんだけれど…起きれなかった…いやでも起きれていても11時半集合じゃ無理だったかな。時間をちゃんと確認してなかった(笑)

そして最後、Mr.Children。何時から始まったかはよく覚えていないけれど、もうすっかり夕方。相変わらず雨は降ったり止んだり。以下セットリスト。

01. HERO
02. PADDLE
03. ほころび
04. 彩り
05. 掌
06. ストレンジカメレオン
07. 終わりなき旅
08. 箒星
09. Sign
10. 名もなき詩

昨日とは2曲目の"PADDLE"、最後の"名もなき詩"だけ違います。"名もなき詩"はこの日だけのようだけど、だとしたら初日も2曲目は違ったのかな?昨日の"Not Found"もよかったけれど、"PADDLE"も盛り上がる曲だから非常によかったです。昨年はこの曲が聴きたかったんだっけな。"良い事があってこその笑顔じゃなくて 笑顔で居りゃいいこと あると思うから それがいいことの序章です"ってフレーズが、昨年ボランティア参加時の自分の中のテーマにすごい合っていたと思ったから。

"彩り"の歌詞を今日は少し覚えているように聴いていたのだけれども、「モノクロの僕の毎日に 増やしてゆく水色、オレンジ」(一番は水色、オレンジではなく赤、黄色、緑)と言うフレーズがいいなあ、と思いながら。モノクロの僕。って言葉はいかにも僕の好きそうな言葉(笑)"ストレンジカメレオン"は今日は立って跳ねていた。そうだ、翌日会社のピロウズ好きな人に「"ストレンジカメレオン"やったんですよ〜!」って話したら、「あー、あれ(トリビュートに収録されていた"ストレンジカメレオン"が)私きもくて許せなかった(笑)」って言われてしまった(笑)確かに僕も最初はバラード期待してたからな〜。

今日のストレンジカメレオンは、昨日以上にスピードがどんどん早くなっていったような。かっこよかったですよ。ストレンジカメレオンが終わったところで18時50分過ぎかな。遠回りするのが面倒臭かったから「19時前になったらそこ(piha)の階段から出て僕は先に帰るね。」って友人に言ってあって(これまた自分勝手な行動なんだけれど…)、この曲が終わった段階で片付けて出る。その後はpihaをふらふらしたり、ベンチで聴いたり、最後にもう一度見晴らしテントまで登ったり…。

"Sign"の時に昨日と同様「最後にふさわしい曲をやります」と言っていて、終わった後「Mr.Childrenでした!」的なことを言っていたんだけれど、「…昨日までならここで終わりなのですが、僕たちのわがままでもう一曲やります。」と言って"名もなき詩"。最後存分に盛り上がれて終われたんじゃないかな?これでも昨年と比べると10曲と短いのですが、この頃まだ19時15分頃で…遠方からのお客さんって5分や10分でも結構時間って大事で死活問題だったりするから(笑)、家に帰るまでがフェスだと考えれば悪いことだとは言えないね。良し悪し。

今日の右上の画像は、見晴らしテントよりはちょっと右下、滑り台からちょっと左上の辺りの斜面から撮った画像。ここからだとちょっとビジョンが動くのが見えたのと(まぁ、まともに見るには視力2.0以上必要だろうけど(笑)丁度木と木の間だった)、見晴らしテントの場所よりもこの辺の場所の方が音も障害物が無くてちゃんと届く場所だと感じた。他にもちらほらと人が居て、ここからpihaを見下ろすと人が思い思いに"名もなき詩"で踊っている。多分あの人たちはDachamboでも同じように踊っているんだろうと思うと、そう、僕もそれがしたいんだ(笑)と思った。

"to U"はクローク辺りで聴いていた。荷物を受け取って出口へ。"名もなき詩"と1曲多く、Bank Bandでも桑田が時間を急かされていたにも関わらず、昨日よりも早いぐらいに会場を出て、バスに乗ることが出来た。シャトルバス乗り場でも少し音が届いていました。友人曰くライブ後に花火があったらしいのだけれど、それは見ることなく掛川駅へ。掛川を20時05分のこだまで出て、21時08分に小田原着。21時20分頃に小田急の急行で出て、下北で乗換えて吉祥寺着は23時頃だったかな。いやいや、あっという間の3日間でした…。

帰ってきた後、今回もプロモーター側のスタッフとしてap bank fesに参加していた先輩から電話が掛かってきた。会場での前日リハーサルなどは聴いていたらしいけど、ライブは別の場所に居て一切聴けなかったらしい。今から片付けだと。「桑田圭祐のイノセントワールドすごくない?」とか「曲順は全部見てたからさー」的な話をしたりした。「KREVAがもっとGAKUと絡んだりするのかなとか思ってたんですけどね」なんて話すと「そう言えばリハーサルではGAKUが全部KREVAの曲を歌ってたんだよ。」なんて言っていた。そうなんだ(笑)「今年もフジ行けないけど…朝霧はもう行くの決定だからまたその時にでも!」とのこと。楽しみだなあ、また宜しくです!

最後に。今回を迎えるにあたって、piha、kotiって何かで見たことあるはずだな…って思ったんですが、ap bankのkurkkuの入っているビルの名前だったね。先日会社を辞められた方にkurkkuのパンフレットみたいなものをもらったのですが(他にもCorneliusのプレスキットとかももらった)、「ちょっと前にap bankにも誘われててん。」と言うようなことを言っていた。一体どういう繋がりなんだろうと思いながら、まあこの業界だし、オーガニックフードについて詳しいと言っていた方だったので、そういうところだったのかな。

「すごいなー。誘われたら僕行きますよ。」とかなんかそんなことを言ったんだったけれど(笑)、冗談だとしても自分にとってそれが魅力を感じること、力を注いでみたいことであれば、それに向けて(それに関することではなくても)進んでいきたいものだと思う。今はまだ遠くの話でもっとすべきことがあると思うのならばそれはそれとして、今回参加して得たもの(気持ち的なもの含めて)を一つ一つ日々に持ち帰って、何か実行していけたらいいなと思う。とりあえず会社から歩いていけそうなkurkku cafe、kitchenに足を運んでみようかな。

ap bank fesには来年も絶対行きます。「アーティスト側もさ、すっかり気に入っちゃったみたいで。来年も絶対あるよ。またすぐ調整が始まると思う。」と先輩談。チケット買えなくても、お酒でも飲みながら斜面で寝転がって大好きな音楽を大きな音で聴きたいと思っていますよ(笑)今年も――今年は参加者だから昨年とは違う視点なのですが(昨年は落ちているゴミのことより、分別のことを多く書いていたっけ?)、今年もゴミは全然落ちていなかったと思います。幸い弱い雨だったからだから、もう少し強かったら…まだわかんなかったかもしれないけれど。

ブースの方と話してて何人かの方が言っていたけど、「まだ2年目なんですよね」「2年目でこれだけの意識の高さってすごい」。でもまだまだ進化を続けるのは間違いないだろう。音楽の視点からしたって、来年は誰が出るのかなという楽しみも尽きない(亀田繋がりで椎名林檎もそろそろ地球云々とか言い出すんじゃないかとか(笑)、もうちょっと売れればフジファブリック出ないかなあ…なんて友人と話していた)。昨日分にも書いたけれど、フジロックサマソニへ行かなくとも、このフェスには参加したいって思う。そして日常に持ち帰りたい(エコバッグ買った人、皆さん使いましょうね(笑)ビニール袋はもらわない!)。それではまた来年。

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