ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

清水-鹿島

J1第23節、清水エスパルス-鹿島アントラーズ国立霞ヶ丘競技場へ行って来ました。とは言っても後半から。「鹿島相手の試合を見るのは2年ぶりか、やはり燃えるし楽しみだね」ということを書いておきながらの遅刻。前日の夜に会社の人たちとボーリングへ行き、2時間で4ゲームやったんだけれどその疲労が思ったよりもかなりあって。腕の筋肉痛は意外と無かったのだけれど、結構ぐっすり眠れたのに起きれなかった。

「この3連休は明日以降の2日間は雨みたいだから、今日しておかないとな」と思って洗濯して時間食ったり、元々今日自転車で行動するつもりだったから前日渋谷に自転車を置いておいて…でも結果遅れたのでここから自転車で国立行くのはただのタイムロスだったりして。渋谷着が15時半頃。そこから金券ショップ、かつやに寄って(朝飯?をスタで食おうとカツ丼買って)、スタに到着したのがハーフタイム終了5分前ぐらいじゃないかな。前半40分ぐらいまでの経過(藤本交代とか)は見ていたけれど、フェルナンドのミドルで先制されたのは到着してから知る。

エスパルス側の自由席で観戦。ゴール裏は上段部分は開けないのかな?と思ってたけど開けてくれていたので、一番上の方で見ていました。どれぐらい入るのか全然読めなかったんだけれど、ガラガラなわけでもなく一杯なわけでもなく。余裕があったので非常に観戦し易かった。晴れていて気持ちよかったし。そう言えばデーゲームは5月以来かな?久々の早い時間で遅れたというつもりもないけれど…。

清水を見るのは元旦、3月のFC東京戦、4月の川崎戦に次いで4度目かな。「5位以内、行けるんじゃない?」とFC東京戦の時書いた後勝てずに順位を下げ、しかし川崎戦の後盛り返して、更に勢いに乗り現在は3位までかなり迫った4位の清水。鹿島を見るのは丁度2年前のエコパでの磐田戦以来。あの時の試合は前半で4-1とジュビロがリードして、2004年のベストゲームになりかけたのだが…(その後上川に前田が退場させられて追い付かれた)。

さてざっくりと試合の感想なのですが、後半は野沢に右足のすごいミドルを決められ0-2。その後ゴール前のこぼれ球を枝村が決めて(最後DFがかき出すも、ゴールラインを割っており)1-2。その後FWを増やした清水だったが、鹿島に上手くゲームを進められてこのまま試合終了。清水は9試合ぶりの敗戦。好調清水だけれど、この試合に限っては鹿島の方が一枚上手だったように感じた。

清水が追わざるを得ない展開になったのもあるんだろうけれど、やはり鹿島の選手達ってサイドのスペースを使う意識が素晴らしい。チャンスがそんな滅茶苦茶あった印象は無いんだけれど、それでも全体的にはかなり鹿島の方が仕掛けていて試合を支配出来ていたような印象。同じ4-4-2なんだけれど、清水の方がちょっと中に拘っている感であったり、前の2人ありきであったり、手数が多い感じがした。

何かもっと市川を使っていいよなーってシーンが多かったと思うし、もっと切り込んでもいいシーンもあったと思うし。切り込んだらもっとシンプルに上げていいシーンがあったはず。何か上位のプレッシャーなのか…こんなもんなのかな?もっと自分から仕掛けられるアクセントになる選手が居てもいいはず。というか純平が何の為に居たのかがわかりません。太田使え!(これが言いたいだけ)

いやでもここまでスーパーサブで自分で仕掛けられる選手居ないと上はきついと思うしなー。太田はJ1デビューの02年のナビスコでの初ゴールは、確か右サイドからドリブルで中を突っ切ってのゴールだった気がするんだよ。それに元々甲府ではFWやってチーム得点王になってた選手なのだから、バリエーションを全く加えられないわけじゃないと思うんだけどね。あとは西部は2ゴールともちょっと前に出てたところをミドルでズドンでしょ。他にも変な飛び出しをして危ないシーン一杯あったし、何だかなあ。前節のハンドを取られていたら一発赤だったのだから…。

それにしても鹿島は相変わらず時間の使い方が上手い。特に曽ヶ端。もう本当にイライラしてむかつくんだけどね…(笑)後半30分ぐらいから時間をゆっくり使い始めて、もう清水は完全にそれにハマり込んでしまった。終盤の試合のリズムを作ったのはこの選手だろう。ただ試合終了間際の、清水の選手が誰も(切れると思って)ルーズボールを追わずに、ただ一人追った鹿島の選手が間に合って、時間を使われたシーンは…結局清水の選手たちが甘かったんだろうなと。

前線に人を増やしても攻めるべき時に攻めの姿勢を思う程見せられなかった気もするし、バリエーションも少なかった。9戦ぶりの敗戦とは言っても、清水は順当な負けだったと思う。鹿島は大黒柱が抜けたけれど、やはり良い選手は揃っている。深井、野沢、増田、内田…。本山とかも居るわけだし、ボランチ辺りに完全に大黒柱になるようなMFが入って来ればすぐ上向きそうな気がする。

しかし前節酷評されてこの日スタメンから外れた柳沢はこの試合もひどかった。この選手が日本代表としてW杯に出ていたのか、しかもオシムになった後も自分は日本代表で当たり前かのように「入りたい」と言っていたのかと思うと、本当に情けなくなるね。城化していくのかな、と思いつつ見ていた。田代も怪我しちゃったし、筑波への復学を考えるなら普通に平山は鹿島で良かった気がするな。

なんかまぁ、やっぱ鹿島に負けたのはすっごい悔しくて、と言うよりは清水が何か中途半端なサッカーをして鹿島に負けたってのも悔しくって。僕の数列前にPizza Of DeathのTシャツ着ていた人が居て(そういや戸田が移籍しちゃった後も横山健氏は清水贔屓で居てくれてるんでしょうか。戸田じゃなくて森岡だっけ?)、そのフロントは「FUCK KEN」だったんだけれども、太田と浩太を使いやがれFUCK KENTA。とか思いつつ国立を自転車で去ったのでした。

いやいや嘘嘘、健太は良くやってる。5位以内は大丈夫だろうから3位目指してほしい。と言いつつ、出る時に聞こえた清水サポの「いつかは負けますよね」なんて会話にすごくほのぼの。さすが清水サポ。全体的に雰囲気が全然悲観的じゃないのが素敵過ぎる(笑)でもやっぱ鹿島には負けて欲しくなかったけど(笑)今日は(味スタと違って)スペースがあった分、試合あんまり関係無く楽しそうに踊る子供が目立って、なんか雰囲気良かったな。

そうそう、久々に見た鹿島サポは…人減ってるな、って思ったし、やっぱうちもそうなんだけれど田舎クラブは成績下がっちゃうと駄目だね。うちよりも鹿島の方がホームの試合での観客数減ってるなーって印象があるけれどどうなの。試合の感想はこんな感じでしょうか。それにしてもなんで国立だったんだろうね。JAL絡み?2万人入ったので失敗ではないんだろうが。