ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

Your Song Is Good @ 渋谷クラブクアトロ

ユア・ソング・イズ・グッドのメジャーデビュー・ミニアルバム"FEVER"のリリース記念のワンマンツアーへ行ってきました。行きたいなーとは思ってたんですが、金無い金無い思ってたらチケット売り切れてて。だからもう行かないものだと思っていたんだけれど、その前の週に「行きます?」って言われて「この為に空けておきました!」みたいな。いや嘘、別に常に予定なんて無い寂しい人間だからなんだけど(笑)いやそんな卑屈なもんでもないけど、行けるんなら是非!と言う感じでライブ取材にくっついて行くことに。

ユアソンは(年始のトリを飾ったCDJ含めると)今年見るの4回目、野音で聴いたの含めると5回目ですが、CDJ以降は全部タダ。ごめんなさい。しかもRIJFも見に行っていればあれもタダだったんだけれど(笑)今年一番ライブを見ている(聴いている)のはYSIGかな。何かタイミングと言うか縁と言うか、まだあまりビッグ過ぎないとか…そういうのはあると思う。昨年のボノボもそうだったけど。

この日は前日までの雨も止んで、良い天気…とまでは言えなくても悪い天気ではなかった。だから早く起きられれば色んなところに寄ったり歩いたりしたかったんだけれど、全然遅かったから無理(ま、使えるお金あまり無いしいいか…と言い聞かせながら)。自転車で渋谷まで。風も若干あったんで、超疲れた。でも代々木上原辺りの大きな坂を下っているとかなり達成感がある(笑)

いつもの有料の駐輪場に自転車を置いて、時間ももうあまりなかったのでそのままクアトロへ。PARCOの前で待ち合わせしましょう、と言ってあったのでそこで会うと「体調崩しちゃって今日はもう帰るので…ライブ見たらレポ書いてください。あと、レコード会社の人に挨拶しておいてください」と告げられ、「マジすか!?」と。責任重大だ(笑)が、頑張ります…。どのタイミングで挨拶したらいいか考えてなくて、最初は普通に関係者受付の紙に書いて…そのまま入場。そりゃ、誰か知らないんだから見て分かるわけがない…。

どうでもいいんですが、同じエレベーターに乗っていた人が僕も名前を知っているような女性のライターさんで…というのも降りた後に僕の先に名前を書いていたので分かったんだけれど…すげぇなぁと。僕の好きなとあるバンドのインタビュアーだったりした記事を見たことあったんだけれど、見た目のセンスが好みでした。好きです。いや、一言も発せずに「あ、今日はドリンク代いいんだ」と内心思いながらそそくさと入場してたんだけどね(笑)

PARCOの前に着いたのがそもそも18時20分ぐらいだったので、フロアに入って少し待ったところでライブ開始。あんまり踊り過ぎると記憶飛びそうだからな、と思ってフロアには降りたりせず、後ろの奥の方の段差になっている部分から見ていました。でも柱が邪魔にならず全体が見えたので良かった。あ、ドリンク代は払わなくてよかったもののカウンターでお金払って飲んでたけども。1杯だけ。

MU-STARSのDJが終わり、カクバリズム代表の角張氏の「Tシャツが昨年の日付のものを上から貼って隠しただけのやつなんですけど、それを含めてYSIGだと思っていただければ」とかそんな前説があった後、Y!S!I!G!のいつものSEに合わせてメンバーが登場。で、この日がツアーファイナルだと思ってたらまだ名古屋があるみたいで…ネタバレ無しで内容は別ページに書くつもりで居たら、もうこれ書いてる日は名古屋のファイナルも終わっている日だと言う(笑)でもせっかくなのでそのまま別ページで書きました。セットリストも以下で。

Your Song Is Good @ 渋谷クラブクアトロ

…と言うわけでライブ終了。曲数そんなに多いわけじゃないし?そんな長い曲も多くないし?どれぐらいの長さやるんだろうと思っていたんですけれど(駐輪場が2時間までは無料だから、それ以内に収まるかなとか(笑))、2時間半に渡る本当にお腹一杯のライブでした。本当にYSIGのライブって素晴らしい。総括については提出したライブレポをそのまんま書くのが分かり易いんだけど(笑)でも↑に書いたやつも相変わらず僕らしい無駄に長々としたレポになっておりますよ。

ライブ終了して、最初にMU-STARSが流した曲が小沢健二+スチャダラの"今夜はブギーバッグ"で。フロアはかなり沸いたんだけど、まだステージ上に残っているメンバー全員は「なんだこの変な空気は(笑)」っつって。笑った。最初のアンコール時の角張氏の挨拶の時に「もう皆さん、(YSIGと)結婚しましょう。もうそれぐらいの仲だと思ってます。感謝してます。結婚してって嫌だよ〜。なんて歌もありますけど」とかそんなMCを言ってて、あ、"それはちょっと"だ(笑)とか思ったりもした。これが布石だったのかなーと(笑)

角張氏は…詳しくは知らないんだけど、見た目は渋谷系の影響受けた世代って感じがする。YSIGも一概にワールド、って括れるジャンルでもないと思うし。あと思ったのは、Potshotの解散から1年経って…もう僕にとってのこちらのジャンルへの繋がりは無くなるかな、って思ってたんだけど、やっぱあの辺のライブに来てた人はきっと今YSIGが好きなんじゃないかと思うんです。音自体はそんなに重なっていないけれど…多分そうじゃないかと。

YSIGでダイブが起こるのは意外な感じと言うか、本当に?と思うのは何回見ても思うんだけど(笑)、ファン層の見た目は…高校生ぐらいの若い子も居るには居るんだけど、でもあの頃のライブにきっと行っていたであろう人たちが多いんじゃないかなと思った。この感覚上手く言えないんだけど、やっぱそちらの匂いが僕は好きなんだよね。ヒップホップへ行った人のピースと、ロックに走った人のピースと、ヒッピー方面の人のピースとあって…スカやパンクが好きだった人たちのピースな感じと。一番後者が、一番自分にとって自然で安心感があると言うのかな。好き。

ライブ後、とりあえずクアトロから出た階段のところで関係者っぽい人に「○○の○○さんっていらっしゃいますか?」って聞いて、「○○の○○と申します。本日は○○が体調崩して来れなくなりまして…」なんて会話。「暑かったでしょう」「暑かったですー!」とか。僕って結構正直「えっと、何を話せばいいかあんまりわかんないんですけれど(笑)」なんて言ってしまう。今日は本当に最高でした、気合入れて書かさせてもらいます!みたいな感じのことを言って、帰る。

ただ因みに、入場時に「After Show Only」っていうゲストパスのシールをもらっていたんで、カジくんの時みたくライブ後の挨拶も見れるのかなぁ〜って思ったんですけれど、それは無かった。貼ってなかったからのが駄目だったかも。画像のその左側にあるのがそのシール。記念記念。もうもらえない可能性も十分あるし(笑)終わって外出たのが21時過ぎ。中が暑かった分涼しい。その日はそのまま特にどこへ寄ることもなく帰宅したんじゃなかったかな。仕事用レポは翌日会社で記述。

そうだ、ライブ中に12/2-3の二日間、ユアソン主宰のイベントをリキッドルームで開催することを発表。2日は多分僕は鹿島へ行っているのだけれど、3日の方に行けたらいいな〜と思っております。そうだね、タダで見ている分、CDJ以外はあんまり「踊り狂う」ってことになっていないのよ。踊り狂いたいな(笑)そんな気にさせてくれる最高のパーティーバンド。ありがとう!そんな感じです。