ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

Bagdad Cafe The trench town / Dubsensemania / etc... @ 代官山UNIT

表題の件の前に昨日の日本代表の話など。我那覇良かったね。でも全体的に良かったのかな。3点目も駒野のフリーラン、右サイドの加地が潰れ役になってたのが良かったし。2点取った直後にPK取られたけど、ワンセグ携帯に向かって「PKかよー!」って言ってた。仕事中。一人だけサッカー(笑)まぁあんな小さな画面じゃ正しいかどうかわかんないけどね。でも土曜で変な判定見たばかりだからさ。今回のPKに納得いかないとしたら土曜の判定を自分に納得させてたら駄目だよな、とか。その土曜日の判定がサカダイか何かで5.5で「えー」と思って。やっぱ多数派による感情操作と嘘笑いでそれでなんでもいいのさ〜♪なのかなあ。多分チームが逆だったら3.5とかだったと思うよ。

終了間際のPK失敗は、今日で良かったよね。変に重要な試合じゃなくて。高松がPKもらって、高松がFWで、途中から出てきた高松は疲れてない。高松は大分でも蹴ってる。トゥーリオはフル出場してたってのはともかく、怪我もある。浦和でもアレックスやワシントンの方が蹴ってないっけ?だから失敗で本当に良かったと思うよ。その前のプレーも、後半ロスタイムぐらいで別に無理に攻める必要も無いのにトゥーリオが前に出てきてたもんね。トゥーリオに限ったことじゃないんだが、アテネ世代が中心になると、チームのメンタルは五輪の二の舞になりそうで嫌だな。やっぱナイジェリアWY世代がもっと中心になって欲しいが…。以下その他の記事。

DEX、新業態「バール」立ち上げへ−サッカー紙と提携
エル・ゴラッソと提携したバー・カフェ。「2007年春に開業予定で、出店場所は、渋谷、原宿エリアなど都心ターミナル駅周辺の路面を予定。」だそうで。会社からバーっと行って行き易そうなところに出来たらいいな。エル・ゴラッソは国内割合が高いから、立地=ファッション性だけで海外サッカーに寄るんではなく国内サッカーは重点的に放映してくれたらいいなぁとか思いながら。

反町ジャパンが“格上”韓国にドロー!手応えに指揮官ニヤリ
「クラブでは守備的MFの上田(磐田)が左サイドバックに入るなど“オシムイズム”のポリバレントを要求するなか」。いや、本職は確かにボランチだけど今年ジュビロで出始めてからは一番プレーしている時間が長いのは左サイドバックだと思う。そういえばA代表の前田は使われず。残念。

あとジュビロファンにとっては今一番の推しであろう太田なんだが、これ見てて。彼の高校から磐田の練習場までって20km以上あるよな…。家からあの高校に行くにも必ず一つ大きな坂を上らなければいけないので、あれを毎日登っていれば強靭な腿になりそうだ。でも兄貴が早くから足が速かったことを考えれば弟もそういう資質は秘めていたと思うんだけどね。そういやこの間兄も久々にトップで出てたね。

勝ち上がりチームで天皇杯試合会場決定
「複数の会場を押さえなければならないという問題があるが、トライすべき。」04年には4回戦へ勝ち上がりチームのホーム開催権、準々決勝のカードによる振分け…とあったけれど、昨年からまた元の形に。↑をやると、結局Jクラブの無い地域では開催されない…という状況になってしまうからね。調整が難しいだろうなあ。

ゲントウキが田中潤のソロ・ユニットとして活動していくことを発表
同じ系統の残像カフェMAMALAID RAGと同じ道を辿るのね。ゲントウキがあってTeenage Symphonyを知って、bonobosに繋がっていった部分が僕の中にはある。2003年のあのフリーイベントは…今思えば、大きかったと思う。

12月15日浜松駅発「渋谷・新宿」直行高速バス運行開始(認可申請中)
そういえば昨日がSwedish Style最終日で、昼休みに自転車で最後にもう一つ二つ展示を見に行ったりしつつ今回の帰省の新幹線のきっぷを金券ショップで買ったんだけど、「今月はフェスも無いからお金があまり減っていないなー。」と思ってたんだけど、CDJとこれと買ったらそうでもなくなってきた(笑)

だから浜松からの戻りで少し高速バスとかが頭をちらついて、久々にJR東海の高速バスのページを見たらこんな告知が。霞ヶ関まで行かずに降りられるのは大きい!しかもマークシティなら井の頭線ホームとの距離も超楽。停留所も少なくて早いみたいだし、かなり使えそう…。しかし渋谷から新宿まで25分って時間設定はすごい(笑)チャリで15分(いや、10分で行けるか?)、電車で4、5分ぐらいでしょう?まぁ道が混むからバスだと実際それぐらい掛かるんだろうけど。

そして本題のバグダッド・カフェ・ザ・トレンチ・タウンの8月にリリースされた新譜"Good Times"のリリース・パーティ、「BAGDAD CAFE THE trench town presents“GOOD TIMES in Tokyo”」へ行って来ました。出演はバグダッドと、ゲストバンドにダブセンスマニアFrisco、ゲストDJにTuff Sessionのお二方と元Dry&HeavyのLikkle MaiバグダッドRock On The Rock'06で見て以来今年2度目、ダブセンは昨年のQuiet Hill Festivalで見て以来2度目。DJ陣もTuff Sessionはサマソニで間寛平のバックバンドで見ていたり、リクルマイも今年のフジのヘヴンでちらっとだけ見ていて、結構全員見たことがある。

でも以前何度か書いていた気もするんだけれど僕は「レゲエ」ってあんまり得意では無い。でも上のリンク先とか見てると結構どれも良いって書いていて、その通り良かったんだよね。未だにスカ〜レゲエ周辺のジャンル分けがわかっていない部分があるんですが、ダンスホールレゲエ?って言うのが得意じゃないのかな。なんかバンドでやっていると好きなんだろうと。ロック・ステディとか、ラヴァーズ・ロックと言うんでしょうか。(ここが少し参考になった)

ただ元々…高校の頃からスカは好きで(入り口はスカパンクだけど)、加えて10代の頃にはFishmansも好きで聞いていたわけなんだよね。←僕、フィッシュマンズを最初好きになったのは"キング・マスター・ジョージ"と"ネオ・ヤンキーズ・ホリデイ"なので、後期より全然レゲエっぽかったのも好きだったというわけで。裏打ちが鳴っているとちょっとワクワクしてしまうような。そういう下地があって、スイッチが入ったのは…野外フェス中心に動くようになったと言うのが一つ、アーティストで言うとbonobosマイスティースを好きになったのが大きかったんだと思う。マイスティースは比較的ストレートなスカパンクとは違うしさ。

まー元々ボサノヴァは好きだったわけで(これはネオアコからの流れ)、ボッサ〜ラテンは聴けるのに(Copa Salvoもそうか。)、ジャマイカ〜レゲエはちょっと取っ付けていなかったと言うのも、ちょっとしたものだったのかもしれない。なのにそもそもスカは聴けている(ただでもやっぱロッキング・タイムとかはマイスと比べると最初すごい違和感があったりはしたんだよね。リトテンも最初は全然聴かなかったし。"Musical Brain Food"以降変わってるよね?)。今思うと、Rock On The Rock'05は僕の音楽の聴き方に大きな影響を与えた気がするなぁ。

今回は――「インビもらったんだけどちょっと私行けそうにないんで、バグダッドとか好きでしたっけ?」と言われて「ああ、バグダッドもダブセンも好きですよ!」と言って、またライヴ取材として行かさせてもらったんですけど、でもやっぱ今日も(結果から言ってしまうと)どれも良くて楽しかったです。そりゃあちょっと前の朝霧でもNight Jungleとか…この周辺のバンドで普通に踊っていたわけだからなぁ。でもやっぱ、会場の場所が場所だからか。このメンツなのに、客の服装にエスニックを感じる部分が今日は全然無くて。やっぱ野外フェスだと違うんだな、って思った(笑)

到着した段階でFriscoは最後の曲。すごいノリがいい感じだったので、もっと早く到着したかったな…。これ以降、終わってから1ヶ月後に書いているので結構記憶が曖昧。取材として書いたレポートと、メモしたセットリストを見ながら思い出します。今回は“バグダッドが提案するレゲエ・パーティー”ってことで、入り口に画像のフード売場がありました(画像の下部に映っているのが、僕のスペアリブと…シャンディだったかな?)。入り口から行って右手方面の隅へ行こうとしたら今回は関係者用エリアとして柵で区切られていたので、左手側の隅のエリアへ。

Tuff SessionのKO-HEY&YAGGYのDJ。アッパーな曲が多くて楽しかったです。なんか、この辺のジャンルの微妙に古いアナログな音だったりすると、普通にどこまでがスカでどこからがロック・ステディで、どこからがレゲエなのかがよくわからないっていう(笑)なんか普通に好きじゃん、って思うんだよな。かっこいい曲が多くて、面白くてゆらゆらさせて頂きました。

2番手は引き続きゲストのDubsensemania。ダブセンは最新作含め全然聞いていなかったので、いざ急に来て見ると曲と曲名が一致する曲が無かった気がするのだけれど("You know I love you"とかやっていなかったはずだし)、それでも多分以前もライヴでやった曲は多分やっていたんじゃないかな。非常に素晴らしかったですよ。裏打ちのリズムで揺れ、ピアニカは気持ちいい。結構多く曲をやっていた気がする。本当に良いバンドだと思います。来年はRock On The Rockかフジか朝霧のいずれかには出るでしょう!また絶対見るよ。楽しみ。

Likkle MaiのDJの後(Likkle Mai、結構普通に歌ってた(笑))、BAGDAD CAFE THE trench townが登場。うーん、レポをそのまま載せたい。改めて見ると、よく書けているなあと思いながら(ミキちゃんの時にも同じこと書いてる…)、とりあえずそのレポには書いていないセットリストなどを以下に。中盤は結構曖昧。2人、となっているのはヴォーカルのMaiが居なくなって、コーラスの二人がヴォーカルを取って披露した曲。インスト、は男子楽器隊のみで演奏された曲。

01. I'm turning my back now
02. Sunshine
03. Get It Together
04. One Love
05. Can't stop this love
06. I do love you baby
07. (女性二人)
08. (インスト)
09. NIGHT SESSION
10. 雨色
11. Everything
12. Shake it!

[ Encole ]
13. Welcome Home〜おかえり〜

行くことになった後、一生懸命予習して…前作と今作を前日の夜と当日にひたすら聞いていたので、曲と曲名も一致した状態で楽しむことが出来ました(ってそんな焼け付き刃で申し訳ない話なんですが…)。Rock On The Rockの初夏の昼間から一転、冬を目前にした秋の夜長。しかし時間と会場と季節が違っても、ステージ上のメンバーは常夏って感じで(笑)鳴らす音も厚みがあり、何よりボーカルのMaiがパワフル。この程度の距離だと一気にグイグイと持っていかれた。

バグダッドメインのライヴは東京では久々ってことで、序盤からかなりフロアは盛り上がっていたと思います。音も歌も存在感も、バグダッドは大きくパワフル。結構曲間にMCがあって、"Can't stop this love"とか"雨色"とかはその前にしんみりするMCがあったりして、会場で結構割合の多かった女性ファンにとってすごい染みていた…と思うんだけれど、その都度の熱烈な男性ファンの反応が面白かった。「永遠なんてないと思うんやけど…」に「ないことなんてない!」とか反応したりしてて。面白かったです。最高。「ものすごいさっきから投げキスされてんのよ」ってMaiも言ってたっけ。でもこの人(Mai)はエゴ・ラッピンの中納さんを思い起こさせた。

それにしても最前列の中央が、こういうライヴに来そうにない女性二人組だったんだけれど、ものすごっくノリも良くて感動もしててね。バグダッド好きなんだろうなあってのがすごく伝わって来ました。"NIGHT SESSION"や"One Love"はすごいかっこよくて踊ったし、"Everything"では正に会場が一体になって手を振っていて、ものすごっく良い雰囲気のライヴでした。バグダッドもまた何らかのイベントで見ることは絶対あるんだと思う。そう言えば女性陣はお色直しとかもあったりしたよ(男性陣のインストの最中)。色々満載で面白かった。

ライヴ終了が22時半頃だったかな。いやー思ったより長かったけれど、時間の経過を忘れさせてくれる素晴らしい空間演出だったと思います。B3FのSALOONがタダで入れたので、入ってみる。へー、こういう会場なんだ…。と思って、出る。自転車で渋谷に戻って駐輪場に置いて帰宅。しかしUNIT行く時に思ったんだけれど、1年前に、1年後に自転車で恵比寿〜代官山を走りながらライヴの取材に行くだなんて、想像もしていなかったよな。同じように自転車で走っていたけどさ。

「高3が僕の人生の中で一番楽しかった、ピークだった。」なんて、割と最近まで言っていた気がするんだけれど…絶対ね、全然もうそんなことないよ。気分の問題なんだろうけど…多分、客観的に考えて絶対今が一番楽しい!今が一番、あの頃の夢の世界に近付いているはずなんだから。それこそ、1日のフルカワミキでの出来事なんて夢にも思わなかったし…本当にね、「生きてみるもんだな」って。

「生きていればいいことがある」って程、単純な話ではないけれど、少なくとも「生きる」と思った部分から、ここまで僕は繋がってきたと思うから。色々なもの、こと、ひとにパワーやヒントやきっかけを頂きながら、生かさせてもらっているなって感じます。感謝しております。僕も何らかのことに助けだとか貢献出来ていければなーと思う…けれどでもやっぱ自分がまず楽しいと感じることが一番なんじゃないかな。なので、楽しんで、いければいいよね。と思う。僕は生きるぜ、君が居ても居なくても。君が居ないと死んじまうなんて嘘だぜ。僕はしっかり生きてヒールマンをぶちのめすぜ。(「ホフ・ディラン/ヒールマン」。それぐらいでいこう。)