ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

U-22日本代表-U-22香港代表

北京オリンピック男子サッカーアジア二次予選、U-22日本代表-U-22香港代表@国立霞ヶ丘競技場へ行って来ました。この世代の代表戦を見に来るのは昨年11月の韓国戦以来。もう過ぎた試合なのでさらっと書きたいつもり。その前にまず21日のアメリカ戦の感想ですが、どーなのよ。と。アメリカはメンバー落ちてたとは言え、A代表兼任の監督とのことだから下手なメンバーは連れてきていなかったと思う(上手かったよね、そこそこ)けれど、それに対してこっちは本田拓をこの期に及んで長く起用する意味が分からない。兵藤の失敗が全く活かされてないんじゃないか。

谷口が良い選手ってのは分かってるんで起用しないのならわかるが…それでも正直本田圭を中で使って家長を左とかの方がマシじゃない?ていうか枝村って怪我したんだっけ?(と思ってたけど清水の開幕戦に出てたんですが。)最後のデカモリシ投入も、勝利と言う結果を少しでも目指すならば代えるべきは前で割と調子の上がってきている平山じゃなく、詰まってた後ろじゃないのか。伊野波のフィードはいいのはわかるんだけど、後ろの3人が無駄に距離近くて。バックパスばっかに。ポゼッションサッカーだとかパスサッカーとかいう言葉を悪い風に捉えている駄目なサッカーの典型じゃないか。各駅停車ってやつだよ(笑)

でも平山のコンディションが昨年と比べていいのは分かったし、カレンも割と前へ前への姿勢が見られたから…(惜しいシュートもあったから)、まぁ悪くはなかったかなと。梶山も谷口や枝村の台頭で立場が危うくなってきているからか積極的な姿勢も見られたし。でも何と言ってもやっぱり水野の前へ前への姿勢が素晴らしい。イライラする試合の中、後半一人で勝負して切り返してシュート。残念ながらポストに阻まれたものの(入ったと思うけどな)、本当に水野良い。オーラが違うんだ。他の選手はまずこの勝負への姿勢を見て学べって思う。

さて、28日の香港戦の話へ。仕事抜け出してチャリで国立へ。今日も一番安いチケットでしたが、親善試合と席割が違ってバックスタンド上段では見れず。前半はホーム側ゴール裏、後半はアウェー側のゴール裏のそれぞれバックスタンド寄りの一番上で見てた。しっかし、昼間の気温は低くなかったものの、なんでこうサッカー観戦の日に限って強い北風なのか。ほーんと寒かった。寒いのは分かっていたけど、寒い。2月のナイターは無理だよ(笑)そりゃ客も入らん。

会社出るのが遅れたので、到着したのが前半20分とかそんぐらい。なので先制点は見てません。それで気が抜けたのかどうなのかわからないけど、内容も寒い。なんでこんなつまらないサッカーなんだろうね?短期間でチーム作れって言うのも簡単でない話だとしても、昨年よりも悪くなってるんじゃないか。Jの各チームでの活躍・パフォーマンスを見れば、今回の世代は前の世代より粒はいいんじゃないかって思うんだけれど、代表だとなんでこうも消極的で走れないのか?

リーダー不在なのは確か。挙句に監督が平山がキャプテンだと言っているのだからどうしようもないし、そうでなくても伊野波がリーダータイプっぽいと思わないし、リーダータイプでなくてもここ一番で苦しくても走れる選手も居ない。声も出ていないんだろうなあ。でもここまで悪いと、どこまで監督が悪くてどこから選手が悪いのかもわからん(笑)プレーの流れの中で勝負をする、狙うのは選手の意思だし、それが出来ないんだから。先週ちょっと「前向きになったか?」と思ったカレンがまた勝負しない逃げ逃げの選手になっててガッカリ。

全体的に消極的でくだらないミスも多いし、そこから招いたピンチもあって。公式戦で1点差でリードして折り返すのだから悪いはずがないのに、それでもブーイングという程でなくても、決して歓迎された結果・経過でないという雰囲気だった前半終了時の会場が全てを物語っていたかなと。テレビではどんなことが言われていたかはわからないけれど、そりゃ客も入らんよ。金取る試合じゃない(笑)

風の影響でエンドが後半は日本代表がアウェー側へ攻める展開だったので、アウェー側へ移動。そっちの方が客も少なかったし。でもどちらに居ても時間が経つごとに寒くなってくる…。後半開始から李に代えて家長。勝ってるのに後半開始から攻撃選手同士の交代というのも、この試合の内容を物語っているのかも。でも家長が入っても暫くは試合の流れは変わらず。その後の家長のキレっぷりを見れば家長は悪くなかったんだが、チーム全体は相変わらず停滞。

本当に攻めの姿勢が見られる選手が少ないんだよな。この試合内容じゃCBは3人も要らないだろう。伊野波も精度の無いフィード多くて。平山もこの日もパフォーマンスは昨年と比べれば良いと思ったので、個人的には平山への不満というのはこの日は無かったんだけれど、それ以外の選手の攻めへの姿勢だよ。良いと言えるのが相変わらず水野だけ。本田も本田で本田のプレーはしているし、家長もそうなんだけど。兎にも角にもやっぱカレンか。ほんと勝負しないよな。

追加点は水野の粘りから。梶山に言うべきことは何も無いけど、いやー水野は本当に良い。水野の何が良いって姿勢なんだよやっぱ。勝負すらしない、すぐ諦める選手が本当に多過ぎる!なんで最後まで追わないんだよ!「届かなければ無駄じゃないか」って、追う姿勢が無い、走る準備が無いから届くものも届かないのだ。ここまで水野が頑張ってるのを見ると、仮にサイドで孤立して勝負し過ぎてたとしても、それで繋がらなかったらそれはカバーしてない他の選手のせいだと思う。動かない選手より動く選手の方を中心に考えるのは当然のことでしょう。

カレンに替わって増田。カレン交代は当然。この増田は平山との距離感もよく、増田が入ることで家長のポジショニングがより自由になり、ようやく試合がスムーズに回りだしたような気がする。家長→増田のゴールは、家長が打てよってシーンでもあるんだけれど、まぁ…増田へのプレゼントってことでいいんじゃないでしょうか。カレンの逃げっぷりを考えればそれに差をつける意味でよかったんでは(笑)

最後、青山に替わってジュビロ磐田の上田が投入。いやーこの間出ていなかったしね。出れてよかったね。でもその上田、短い時間でしたが良かったと思います。自分から積極的にボールを受けにいっては、パスアンドゴーでどんどんチームのリズムを作って自分も攻撃へ出ていく。ミドルも打っていたし、惜しい前へのパスも出していた。そう、こういう前への姿勢!上田以外に「とりあえず前のスペースへボールを積極的に送る、自分も走る」っていう選手が居なかった。

それは日本A代表もそうで、中村憲剛の何が良かったって、積極的にまず前を見て前を狙う姿勢が見えたから。なんでか、他の選手は前向かずに後ろ向くんだもんな。上田は短い時間だったけど「次もとりあえず呼ぶか」って思わせるプレーぶりじゃなかったかな。良かったと思います。松井も危ういシーンもありながら2試合連続無失点。カレン以外のうちの子たち(なんだこの言い方(笑))は良かったと思います。カレンはねぇ…格下香港相手にゴール決めてリーグに勢い付けて欲しかったんだけれど…チームでは頼らざるを得ない選手層だから。うーん。

まぁあれだよね、水野にこれだけ出来ているんだから、船谷や上田(や狩野や赤星)はもっと出来ると思ってくれればいいなと思う。上田は刺激になったのかなと思ったよ。そんなことを思いつつ、あまりに寒かったのですぐ会場でて自転車で帰社。ただねー、川淵がこの試合を見て「この世代は大丈夫か、客も入らん」みたいなことを言ってたらしいけど、でも昨年の一番大きなW杯と言う大会の結果を受けて一番責任逃れというかうやむやにしたのは貴方でしょうよ。

こんな試合でもテレビで放映させては日本代表をなるべく誉めるように統制を敷いているのも貴方じゃないんですか。これ書いてるのは今季Jの開幕戦の後ですが、Jリーグの開幕戦は多分昨年と比べて良い入りだったんじゃないかと思う。でも代表はどんどん視聴率も落ちて、五輪世代の客入りも良くない。だって幾ら何言っても熱くなっても日本代表、日本サッカー協会には届かない、反省しないってなればつまらないじゃん。まずトップとして自分を見直して欲しい。反町も渋いこと言ってましたが、まぁ今年最初の公式戦を3-0の勝利で終われたんだから、決して悪いものではないと思います。開幕戦で杉山浩太スタメンだったし、浩太に今からでも代表入ってリーダーシップ発揮してチームの意識を変えてほしいわ。

甲府のサッカーを面白いと感じるか、そうでないかによってくるんだけれど、僕は甲府のあれだけ無駄じゃないかってぐらい(笑)パスアンドゴーを繰り返すサッカーは見ていて面白いと思うし、それでも勝てないのはやはり個の力で劣るから、でも勝てなくても良いサッカーを続けられるのは、チャレンジする精神があるからなんだろうし。未だにJ2最下位の時代に加入した選手も中には居る甲府の選手たちがああいうサッカーを出来るんだから、決して代表に選ばれる選手たちに判断力が無いことは無いと思うのだけれど。バラバラだよなぁ。

さてサッカー以外の話。色々はてなブックマークにクリップしてはいるんですが、これの出演者が凄すぎる。DJセットは置いておくとして(こっちも文句無しに良いメンツ)、第一弾見て「AIRはいかにもこういうの出そう」だとか、倖田來未ap bank fesの布石か…?とか思ってたんだけど、第二弾も凄い。倖田來未銀杏BOYZが共演と言うのも凄いが、何気に岡村ちゃんが。…大丈夫なのか。タカチャみたいなあまり知名度の無いアーティストの名前があるのも凄い。こういうあっちゃこっちゃしてるセンスは基本的に大好きです。

この間深夜にFACTORYで曽我部恵一BANDのライヴをやってた。"魔法"と何かと"テレフォンラヴ"と"STARS"をやってたのかな。"魔法"の前にサニーデイ時代の"さよなら!街の恋人たち"を演奏してる映像が流れてたんで、"魔法"もそうかと思ったら、Ds、Bsがもじゃもじゃしてたから「いや違うか」と。へー、"魔法"もやっているんだ。"テレフォンラヴ"の模様を聴いてて(寝ながら聴いてたから)、最近ちょっと曽我部は聴いていないというか敬遠気味というかそういう部分があったんだけれど、でもやっぱきっと行ったら絶対楽しいだろうなと思った。T・E・LE・PHONE〜って言わせるところで、「特に意味は無いよー!」と叫んでる曽我部には思わず笑った。今のところすぐ見たい予定も無いので、Rock On The Rockかな。

ゲントウキを久々に聴いたらすんごく良かった。最近出たベスト盤。"素敵な、あの人。"は本当に良い曲だし、"夏の思い出"も久々に聴いて少しジーンとした。最近は何を聴いているだろうな。AIRの"Walk This Way"が、借りた当初はリッピングしたらシャリシャリ感がひどかった(MP3にしたらわざとそうなるようにマスタリングしたのかな…。98年頃の曲をリッピングしたみたい。)ので聴いていなかったんだけれど、完売劇場の終わりで流れている"Walk This Way"を何度か見ていたら、妙に凄く好きになってしまった。でもやっぱAIR好きだ。ライヴ見たいなぁ。

〈FUJI ROCK FESTIVAL '07〉の出演アーティスト第1弾発表
ASH / THE ATARIS / BLONDE REDHEAD / CLAP YOUR HANDS SAY YEAH / FOUNTAINS OF WAYNE / GRACE POTTER AND THE NOCTURNALS / IGGY POP & THE STOOGES / THE JOHN BUTLER TRIO / JONATHAN RICHMAN / JUSTICE / KAISER CHIEFS / KEMURI / LESS THAN JAKE / THE SHINS / SIMIAN MOBILE DISCO。コピペ。特に誰が見たいっていうのは発表の前も何も無かったけれど、この中で見たいのはFOWと今年最後になってしまうKemuriでしょうか。Kemuriは3日ともステージ替えて出てほしいな(笑)

ARCTIC MONKEYSの来日が決定、〈SUMMER SONIC〉のヘッドライナーにも
サマソニはどうなるかなー。この日の日記はそんな感じ。はてなブックマーククリッピングしてる記事をアンテナみたく貼れんのかな。