ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

柏-磐田、東京V-草津

2007J1リーグ第1節、柏レイソル-ジュビロ磐田日立柏サッカー場と、2007J2リーグ第1節、東京ヴェルディ1969-ザスパ草津国立霞ヶ丘競技場をはしごで見に行ってきました。まあジュビロがJ2から昇格したばかりの柏に0-4でボコられるという結果になり、それなりにショックと言うか落ち込みはしたけど。ガンバや川崎でもないのに、まさかここまでやられるとは…。でも個人的には…元々「前田が居なければ残留争いだろう」って書いていたと思うし、内容を見ていれば決して気持ちが見られなかったわけでも、選手が動けていなかったわけでもなかったので、懐古的な気持ちにもなっていないし納得している。初戦で問題・課題がちゃんと表立って出て、うやむやにならなかったわけだから。分かり易くなったので、大事なのは次、今後だと思います。

昼前に起床してうだうだと準備して吉祥寺を出たのが13時。国立の試合の開始時刻。13時なんて早いよと言いたい気持ちもあるけど、13時開始じゃなければそもそもはしごが出来ないので起きれなかった僕がどう考えたって悪いんだけどね。兎にも角にも今日は良い天気だったので、もっと早く起きて色々すればよかったのに(棚を買いに行きたいとか、こんな気持ち良い日に部屋でギター弾きたいとか、新宿の金券屋を回りたいとかあったんだけれど…)。

国立に向かってたら明治公園でフリマも。これも寄りたかった…。早起きは三文の徳って今更ながら思った。これ以外にも今日は秩父宮や神宮でもイベントがあったようで(神宮はまだオープン戦ではないと思うけど)。日本青年館の前の公園(明治公園とは別)にも家族連れやらなんやらが多く。良い天気らしく良い雰囲気。んー、外苑前周辺をこれだけ手軽に自転車でうろうろしていられるのもあとちょっとだなあと思うと寂しい。その時あるものに足を運ぶことは、数字に出来なくてもきっと価値があるものだと思っている。そう思う程運べてないんだけど…。

f:id:airgyan:20070304203026j:imageまずは国立競技場でJ2のヴェルディザスパ。到着が前半25分とか30分ぐらいかな。ヴェルディ見るのは先週のPSM以来草津を見るのはJ2になってからは初めて。JFLの時代に都田サッカー場でのHonda FC戦を見て以来です。あの頃はまだこのブログはなかったのか。当時は、草津に対するメディアの誘導や洗脳が凄いなって感じてたから好きではなかったし、Honda FCが3-0で快勝したのでちょっと「よっしゃ、ざまぁ」みたいな気持ちで見ていたんだったと思う。

でも今日はアウェーゴール裏。(この後試合見に行くから)ジュビロのマフラー持ってるのに、アウェー側。だってラモスヴェルディを応援したいなんて気持ち1mmも無いし、このチームに移籍した2選手にも成功して欲しいとは思ってないし。金にものを言わす強いチームより、弱いチームを応援したくなる性なのだから当然応援すべきは草津。でも多分今年の草津の副キャプテンの櫻田って言う選手は元ジュビロユースなんじゃなかったかな。ナイジェリアWYの代表だった高田も湘南時代に見ているし、昨年川崎に居た松下とかも。

スタに入ると既にヴェルディが先制していた。ヴェルディのスタメンは先週とほぼ同じで、ボランチにゼ・ルイス、FWが平本ではなく船越だったところぐらいかな、違うのは。その船越の先制点、前半0分。草津も頑張ってはいるんだけれど、やはり個の力が違い過ぎる…。フッキやディエゴは昨年の実績が勿論あるし、服部とか土屋とかJ2下位相手じゃ別格。先制されていなければ、0-0でいけば向こうがバランスを崩す瞬間がやってくるだろうけれど、先制されている展開では辛い。

前半は1-0で終了。それにしても暖かくて気分良い。バックスタンド〜ホーム側ゴール裏には何か配ってたタオルをかぶってた人が多かったのか、やたら白かった(でも観客数は昨年の開幕より少なかった。1万人ちょっと)。昨年の国立での開幕戦も良い天気だったなあ。紙コップの中は今日もまた缶ビールを。余ってたんだよね。こんな天気の良い日にスタジアムで飲まない手はない、と思ってたけど昨日は全然そんなことなかったのに今日はすっごいうとうとしてしまった(笑)

後半の早い時間帯、ヴェルディはフッキがフリーキックでドーン。止めれない(動けない)GKは仕方なし。あれはフッキが凄すぎる。ほんとJ2じゃこれ反則だと思う。草津も早め早めの選手交代で一矢報いようと試みるが…。スコアが2-0のところで僕はスタジアムを出た(後半25分頃。土屋のゴールの直前ぐらいなんだろう)ので、5-0という結果程の内容は見ていないんだけれど、うーん。やっぱJ2下位相手ではヴェルディの戦力は反則。チーム云々というか個が全然違うもんな。

ただヴェルディは昨年も開幕戦は4点取って快勝してんだよね。今日もあくまでJ2下位のチームに圧勝しただけ。シーズンが経つにつれていって昨年はラモスがヴァリエーションを広げられずにぐだぐだになっていったわけなので、まだどうなるかわかんないなと思う。J2上位、J1降格組と当たればまた全然違うだろうし。第3節、4節の仙台、セレッソ戦でどんな結果が出るかだろうなー。

…でも今日の試合を見せられると、J2を「優勝して」当然の戦力ではないかと思うよ。なので、今年もラモスの采配に注目(笑)あ、でもやっぱフッキが下がる選手だから、タイプが違う船越は面白いなって思ったし、先週「フッキが下がるから中盤が詰まる。昨年と同じ。」みたいなことを書いてたところは、今日はキャプテンマークの大野が積極的に前のFWのような位置に居るシーンが多く見受けられた気がします。意識して修正したのか、どうなのか。

会社に自転車起きに戻って、14時39分に外苑前を出る。表参道から常磐線直通千代田線我孫子行きで柏へ。柏着が15時41分。表参道から1時間ぐらいなので「退屈かな」と思ってたけど、うとうとしてた分電車の中で眠ってました。千駄ヶ谷からJRじゃなくて地下鉄で行こうと思ったのは、ちょっと前に東京メトロの160円の土休日券を買って、それを早いところ使い切りたいなと思ったからなんだけど…それを部屋に忘れて(笑)普通の回数券はあったからそれ使ったけれど、うーん勿体無い。2回消化出来たのに。5月までに使い切れるかな。

柏駅から歩いて日立台へ。レイソルジュビロジュビロを見るのは昨年末の天皇杯浦和戦以来。柏へ来たのは05年のアウェー柏戦以来で、柏を見るのは昨年8月のヴェルディ戦以来になるのですが、この二つ、共に「4対幾つか」のスコア。そして今日も。因みに前回日立台へ来たのは2002年の11月で(レイソルヴェルディエジムンドが居た頃)、その時も4対幾つか(柏1-4東京V)ってスコアだったっけ。奇しくもというか、何と言うか…。

ギリギリになるのが自分で分かっていたので今回は日立台では初めて指定席(バックスタンドのAR席)。「あれー、駅からこんな遠かったっけ」と思いながら歩いてたんで(道覚えてたので、曲がりの少ない最短距離で行ったつもりだったんだけど)、到着はキックオフの後になりました。なんかでもこうやって駅から「その街」を歩いて到着するスタジアムって好き。昔もそんなこと書いたな。

確か、『東京の「飛田給」とか、名古屋の「瑞穂運動場」とか、そういうのはつまんない。豊田駅豊田スタジアムとか、平塚駅平塚競技場とか、柏駅柏サッカー場とか。ああいうのが良い。』みたいなことを書いたんだけど、やっぱそう思う。その街に住んでいる人が、自宅から徒歩や自転車や原付で…思い思いに向かってきて、最後は皆同じ道に集まってくる、ワクワク感。

さて試合。ジュビロは戦前から言われていた通り、今季はトリプルボランチで4-3-1-2。川口が怪我中、松井は五輪代表でチーム練習期間が短かったからか、GKのスタメンは佐藤洋平。DFラインは昨年後半と同じ顔ぶれ、犬塚、田中誠鈴木秀人、U-22代表で試合に出ていた上田。ボランチは菊地、ファブリシオと今季から加入のマルキーニョス・パラナ。トップ下に成岡、2トップが西と太田。柏は南とか古賀とか菅沼とか鈴木達也とかフランサとか。昨年見ていない選手は新加入の外国人だけかな(菅沼は愛媛FCの試合で見た)。

試合見始めてから暫くはジュビロペースだったんじゃないかと。正直「お、これ面白いサッカーしてんじゃない?」と思ってた。前線の二人と成岡はよく動き出すし、トリプルボランチの誰か(特に菊地)がよく飛び出してくる。前線、中盤、それに加えて上田のポジションチェンジが活発で、色んな選手に、色んな選手が出てくる。パラナと上田が時々入れ替わったりしていて、迫力は無いながら「人もボールも動く、パスサッカー」に近いものだったのではないかと。

でもそんな「良いかも」と思ってた気持ちも、先制点を与えた後は脆くも崩れる。先制点は、個人でゴリゴリいった鈴木達也の放ったシュートがDFに当たり、コースが変わってふわりとなったボールがバーに当たり、跳ね返ったところにフランサが詰めて、レイソルが先制。この時の洋平の「おっとっと」「あれ跳ね返っちゃった、あれ決められちゃった」な反応は一体何なのか。以前も何度かこういう集中の無さ(諦め)で詰められた失点があった気がする。お前ベテランだろうと。浦和戦も駄目だったし、もう次は使わないで欲しい(ファインセーブもあったけど)。

その後はなんだろうなあ、もうあんまり覚えてないんだけれど。まあ、ご存知の通り後半3点取られて0-4で負けたんですが。全てが問題じゃなければJ2から上がってきたばかりの相手にこんな差で負けるわけがないんだけれど、でも「勝つ気が無かった」「負けたくない気持ちが足りない」とか思わないんだよね。昨年までのうちと違って、負けていても選手は走ってはいるんだ。誰かが集中切らしたプレーをしているわけではないんだ。でも前に出てもスペースが無くて、取られて相手のカウンターの餌食。単純に実力が足りないのか。今日とあまり変わらないメンツで昨年のトップ3を破り、浦和に2試合続けて3得点していた選手たちなのに。

誰が問題で、何が問題か。守備は昨年から悪い。まず守備から思い返すと、失点シーンはなんか…うちの選手、足が止まってるんだよね。簡単にドリブルやシュートを許し過ぎてる。誰が悪いのかもよくわからないのだ。秀人は勿論頼りになるしキャプテンなんだけれど、でもその秀人が簡単にやられてるシーンも少なくなかったでしょう?中盤の選手の守備へのカバーが悪いのか。でも何人かでプレス掛けても、球際で相手の勢いに負けてしまっていた気もしないでもない。かと言ってやられっぱなしかというとそうでもないし。うーん。

守備は昨年から悪かったけれど、昨年は2点取られても3点取って勝ってた。それが今日は1点も取れなければ、シュートを全然打てなかった。となると、やはり問題なのは攻撃でしょう。この間「カウンターでもいいじゃん、点取って勝てればそれが一番楽しいんだ。」みたいなこと書いてたけどさ。今日は先制点取られてからは相手にスペースを与えてもらえなかったし、そうなるとカウンターにもならなければ点も取れない。攻撃に迫力と怖みが無いのが問題だ。

攻撃に迫力があれば「攻撃が最大の防御」に成り得ると言うか、相手が守備に意識を持ってくれればその分攻撃へのパーセンテージも減るもんだけれど…太田、西の2トップじゃ無理。率直に言って。その後ろが福西ならまだ別だろうが、成岡だし。普通にMFの選手が前に3人居ても…。西は「こんな良く動くようになったんだなぁ」と思う程、守備もすればフリーランもするようになっているし、太田も相変わらずよく動くしスピードがあるし、成岡も彼らしさを見せていたとは思うんだけれど…でもこの3人で形作ったとしても、ゴールに近い怖い位置に誰も居ないというか、仕事出来ないんだよな。無得点だとか4失点だとかそれ以前に、シュートの少なさが全てを物語っている気がする。得点があまり想像出来なかった。

太田が西や悪いわけではない。かと言ってアジウソンを攻められるかと言うと…前田は怪我だから仕方ない、カレンは五輪代表帰りで練習期間も少なかった、五輪で特別活躍していたわけでもないからベンチスタートはやむなし、中山がスタメンに出来る程コンディションが良いかと言うと多分そうでもないのかもしれないし。この状況で普通に「良い選手、上手い選手」を攻撃陣から2名選ぶのならば、西と太田という選択は…間違っているわけではない気もするし、でもこの2人の2トップじゃどうにもならなかったのだから、「そもそも選択肢が少な過ぎる!FWが居なさ過ぎる!」ということでしかないと思う。

太田も後ろ向けて受けて活きる選手ではないし、西もサイドで受けて基点作るから…でもこの2人は勿論そういう選手なんだよ。この2人の前に誰かが居るのが、普通なはずなんだ。でも居ない。3ボランチが悪いとは思わないけど、このシステムはFWの選手、ストライカーの個人の能力にだいぶ拠る部分があるんじゃないか。うちにはFWが居ないんだよ。太田も西もやはり2列目の選手だ。太田の良さは「2列目から前の選手を追い越す、相手をぶっちぎるスピード」なんだと思う。前に居て、裏を取るスピードとはまた別の質のものだと思う。

アジウソン云々とかミス云々とかより、何より問題はやはり「FWが居ない」ことでしょう。前田が怪我して、福西放出して、ついでに西や太田と違って身体を張れる西野も居なくなって、これでどうにかなる程やはり甘くない。これが現実だ。さっさと外国人FW取りにいけと。こんなん、ストーブリーグ前からわかってたことじゃないか。前田が戻ってこようがこなかろうが変わらない。そもそも前田への依存度が高過ぎる。この展開で犬塚→加賀、西→村井と言うアジウソンの采配の意図もよくわからなかったけど(中山使えとは思うけど)、選択肢が中山だけって。林もどれかと言えばスピード活かしたちびっこタイプだしさ…。

ミスが多かったと言っても別に下手クソだとは思わないしさ。上でも書いたけど勝つ気無いとは思わないし、走ってはいるしパスは回っても、ゴールへ向かっていないというか、シュートやチャンスにならないんだ。太田、成岡、西が…同時にざーっと動き出すんだけど、同じことを狙ってるから、ある意味連動してるんだけど効果的じゃないんだよ(笑)逆に相手はそれだけ意識すればいいというか。

で、どんどんスペースが埋まっちゃって、こっちが行き詰まって…段々一人で持つ時間が長くなってくる。そうなるともう相手のプレスの餌食。やはり前田、福西が居ないと苦しい時に預けられる人間が居ないんだよなぁ。パラナも…福西の後釜って感じでは全く無くて、どれかと言えば服部の代わりという感じ。前田福西の穴は一切埋まっていない。昨年あれだけ若手が個の上手さを見せていた気がするのに、今日は右サイドの犬塚は全然上手く使われていなかったというか、勝負出来ていなかった気がする。向こうと違って誰も勝負出来ていなかった。

途中から出てきた村井も…それなりに上向いていることは感じさせたけど、でも多分村井どうこうの問題でもない。村井が幾ら突破しようが、きっと今のままでは中に誰も居ない(村井には前半の上田のようなオートマティックなポジション取りは期待出来ないだろうから、まだポジション争いはわからないな)。加賀も攻撃的な選手ではないだろうから特に目立つシーンは無かったし。

あれだけ停滞していたチームを、これだけ動くチームに戻したアジウソンだから。それなりに頼りにはしてんだよね、個人的に。別にこの戦力では優勝して欲しいとも思っていないし、選手の能力さえ発揮させる、選手がちゃんと走るサッカーさえしてくれれば、カウンターだっていいじゃんとか思うし。出てった選手のことはもう別に考えようとは思わんし(しっかし、J2下位相手に圧勝しただけでヴェルディのことをうちの話に持ち出す人の気持ちが全然わからん)。

でもちょっとここまでスコアが開くとはね。もう全く東京のことを笑っていられんというか…「FC東京戦に期待出来る程度の内容であれば」とか書いていたけれど、いやー無理(笑)幾ら戦力が足りなくても、これだけ失点してるのがまず問題なのだから、もう1、2戦の内容とスコア如何では動きがあってもやむなしかな、という気がする。点が取れなくなって失点が多くなったのって、降格した年のヴェルディみたいな気がするから。ほんと今年のうちは残留が目標ではと思う。

なんか今日はジュビロの選手は滑りまくって、そこから招いたピンチも少なくなかったので…不慣れなピッチの影響もあっただろうし、慣れたピッチの大分戦を見てみないと、一体どれだけのチームなのかってのはまだわからないと思ってます。でも何を言ったって兎にも角にもやっぱ、FWが居ない、足りないと思う。システム屋が良いシステム作ってるけど営業が居ないから全く売れんみたいな、そういうことというか…「ストライカー」って役割の選手がゼロでは。どうにもならんよ。今のところはまぁそんな感じですよ。(カレンも下がってくるタイプだからねー。唯一のビッグチャンスはカレンの突破からだったが…成岡…)。

昨年のアビスパを振り返る企画で、「どう考えたってFWが足りなくて監督も開幕前からずっと外国人FWの補強を求めてたのに、まず責任を監督に押し付けて解任した。その後も結局チームは好転せず、解任した監督に最後やられた。」みたいなことが書かれてたんだけどさ。今年のうちもどう考えたってFWが足りないのに、まず責任を問われるのはまずうちに運動量を取り戻した監督なんだろうから。

うちが走れなくなった最初の年を率い、最下位の戦力で順当に最下位で終わらせた前札幌監督を求める声もあるが、FWの選択肢がこれだけしか無ければ大きな好転は望めないでしょう。FWってやっぱそれだけ大きな存在だと思う(まあ中山は使ってくれるかもしれんけど、でも中山使ってどうこうという次元の話じゃないよね。いつまでも中山中山じゃ駄目だって、皆思ってると思う。出てきて活躍したらそりゃ勿論嬉しいけれど)。ほんとさ、大島とかワンチョぺとか西澤とかレアンドロとか黒津とか中山悟とか森田とか。使わないんなら貸して下さい!って言いたい。

田原とか柿本とか鴨川でも良いから…本職FW一人借りないとマジ無理でしょう。それに加えて外国人枠使ってFW補強も当然。…まぁしない気がするけれど…。ほんとさ、フッキとか西澤はうちこそ狙う選手だったと思うんだけれどなあ。…まぁとりあえず現実の目の前見るとしたら、やっぱ中山使うしかないんじゃないかなあ、そんでカレン左、太田右とするしかないんじゃないかなと思うけどね。まあほんと今日のボロボロぶりがどの程度のものかは、来週見て改めて判断する。

試合終了までは見たけど、挨拶は見ずにスタを出た。Disk Unionに寄ってShortcut Miffy!の"Grafitti"を100円で買って、少し柏を歩いて。柏駅始発の千代田線直通の代々木上原行きに乗って戻る。帰りも眠って気付いたら大手町ぐらいだった。これ楽だなー。そういえば、常磐線乗って柏まで来たのは昨年のRIJFの時に通り過ぎた時以来かな。戻って来て表参道で降りて、会社に寄って少し仕事して、渋谷のブックファースト寄って、帰宅は23時半頃かな。

うーん、暖かかった日も終わってしまった。帰りはため息ばかり(笑)やっぱねえ。さすがに0-4はねえ…。全てが駄目だと言うのは簡単なんだけれど、悪いのが分かっているんだけれど、何が悪いのか分からないみたいな、もやもやした状態な気がする。「レッズは志低いなぁ」って書いておいて、うちが一番志低いよなぁ、補強もそうだけど。フジファブリックの"東京炎上"聴きながら昨日のFC東京のこと思い浮かべている場合ではない。…でもやっぱ日立台は良いスタでした。ゴール裏行きたかったなあ。今日行っても虚しいだけだったか(笑)

こんな中、開幕から4週続けて見れるだけ…良いかなあという気もするけど。内容見ずにスコアだけ見て判断するのは、あんまり気持ち的にも良くない気がするからね。昨年はほんと帰ってまで見たいって気が起きなかったけど、今年は今日のこんな試合を見てもまだ見たいと思えるんだよね。気がかりなのは、来週末の土曜の浜松市の天気が雨なことだけれど…。今週は金曜有給取って、金曜から浜松の実家に帰省し、10日の試合に備えます。めんどいから雨降らなければいいが…。金曜は午前中に色々部屋で片付けとかした後帰れればいいなあ。とか。

…ただ思うのは。今のジュビロへ対して厳しいことを言いたくなるのも分かるし、全盛期と比べりゃ惨めで貶めたくなる気持ちもわからんでもないけれど。愛情余っての恨み言という気持ちもわからないでもないんだけれど、正直なところ本当に客が入らなくなって、「落ちぶれたな」ってイメージになってしまったら。ただでさえ刷り込まれ易い田舎なのに、ましてや「磐田市」の規模の街では立ち直れんでしょう、そもそもがヤマ発の持ち物のクラブで、この市にはそんなパワーが無いと思う。

あれだけ見易くて近いスタジアムがあって、日本に18しかないJ1のサッカークラブ、そう多くないプロスポーツクラブがあってさ。ジュビロ無ければ隣は片道1,500円以上掛かる清水か名古屋。勝てなくたって、そこにジュビロがあることが僕はまず幸せなことだと思うのです。浜松都市圏としたら一応70万人ぐらいの人口が居るわけじゃない。それが競艇オートレースかパチンコかでは。(まぁ僕も山本時代は見に行きたいと思わなかったけれど(笑)、でも)本当に愛情と危機感があって、エネルギーがあるのなら、広い目を持って本質をどう見つめるか、そしてどう伝わり易く建設的な形へ持っていけるか。ではないかと思った。

静岡県西部にはジュビロ以外にもHonda FCがあるわけだから、カテゴリは違うかもしれないけれどでも古橋や甲府の安間さんや宇留野、マリノスマルクスらも通っている道なわけで、横浜FC愛媛FC、徳島、草津も通ってきた道。Honda FCを見て何か改めて思うこともきっとあるんじゃないかなって気がする。ジュビロから気持ちを離すわけじゃなくても、でもジュビロだけ見てて行き詰ったんであれば一度離れるのは悪くないと思う。でも僕はジュビロがもうこのままボロボロでJ2落ちようが、それは逆に愛情を掻き立てられる気がする(笑)