ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

東京スカパラダイスオーケストラ @ 代々木公園

今日はお昼過ぎに(昼休みと称して)会社抜け出してスカパラのベストアルバム発売記念のフリーライブへ行って来ました。いや、昼休みと称するつもりが「行くんですよね?じゃ、書いて」的な話になったので、最終的にはライヴ取材と称して、資料なんかも受取って。寒かった3月もようやく通り過ぎたか(2月までが暖かかっただけで平年程度なのかな?)、今日は快晴にも恵まれただけでなく気温も高かったので、すごい行きたいと思える良い雰囲気だったと思います。会社から自転車で10分程で、大体14時25分頃には代々木公園着。こんな風に会社から代々木公園に自転車で来ることも最後だ。そういう意味でも今日は自転車をこいでて気持ち良い気候だったから良かったね。

スカパラを見るのは昨年末のCOUNTDOWN JAPAN05/06以来、沖さんだけ今年の一月以来(ただ今日は沖さんは見えなかった(笑)場所的に。)。ワンマンとなると05年1月以来になるのかな。代々木公園でフリーライヴを見るのもまあ何度目か、ってところなんだけれど、Dachamboとかオイスカルメイツは…この野外ステージで何となく大丈夫だなぁと思うんだけれど、今回のスカパラは…ちょっとTMGEのYOYOGI RIOTの事を思い出して、「ほんとにあの野外ステージで大丈夫なのかな?」と思ってた。でもさすがに平日の14時半では(笑)大丈夫だったね。

それでもまあ平日の14時半にしてはさすがによく人が集まっていたと思う。5,000人ぐらいは集まったのかな?画像はライヴ終了直前に歩道橋から撮ったものですが、基本歩道橋でのライヴ鑑賞は禁止。所々にシミオクの人が居て、まあポジショニングが邪魔で正直ウザイ人も居たりしたんだけれど(笑)「仕事中でももう少し楽しそうにすればいいのにー」とは、他の近くのお客さんの弁。

フリーライヴにしては(SSTV含め)スタッフが多くて、力入れてるなとは思った。そりゃベストアルバム発売記念なんだからそりゃそうか。しかしいざ来るとよくこれだけ人が集まったなと。良い天気だったから「行きたい」と思わせられるだろうけど…やはりこの時間の時間調整は大変だったんじゃないかな。多分スカパラの実際のファンの平均年齢よりは低めだったとは思う(学生で時間ある人の方が多かったんじゃなかろうか)。来るだけなら時間調整すれば来れるだろうけど、缶ビール空けている人が思ったよりもかなり多かった。社会人ではないでしょう(笑)

僕は最初は谷中さん側の…柵の外の前の方?で見ていた。でも見始めた頃はまだ僕の後ろにはそんな人が居なかったんだけれど、ライブの途中後ろを振り返ったらかなり人が増えていたので、始まった後に来た人も多かったんだろう。でも平日の昼間の野外ってのは(学生が多そうというのは含めても)普段のライブ会場より楽しみ方も自由度が高くて、見ている人の層もきっと広かった。子供連れの方が多かったですよね。あと比較的年配の方もいらっしゃった気がします。

14時半過ぎにライブスタート。セットリストをメモった紙を会社に忘れたので記憶にあるものだけメモ。まあ他の人書いてるだろうし。最初が"Don't Beat Stomp"で、序盤に"火の玉ジャイヴ"、"Natty Parade"、"世界地図"、"ルパン三世"とか。中盤の"追憶のライラック"の時、なんか近くのお客さんが…さっきまでゆらゆらしていたのに、急に手を振り出して。何かあるのかな?とステージの方を見たら。…袖に見覚えのあるメガネと顔。徐々に皆気付き始めて。曲が終わったところで、スカパラのメンバーに促されてハナレグミ登場!

曲後の谷中さん曰く「本当に飛び入りだよー!」とのことで、「やべえ、14時半!」と永積自身は言ってたので…遅刻だったのかなと最初思ったけど…本当に遊びに来たところにちゃっかり出ちゃったという感じらしく、格好も私服、リュック背負いながらの熱唱(別にステージ裏に置いておけばいいのに(笑))。でも他のゲストヴォーカルではこんなフットワークの軽いことは出来ないだろうからさ。ハナレグミ起用の良い面がここに活きたか、って気がする。

後半は"A Quick Drunkard"、"White Light"、"ゴッドファーザー〜"、"Come On!"とか。本編終わったところで「すぐ戻ってくるよ!」と谷中さんが言っていた通り、アンコールもあり、上の後ろ2曲。一人一人の一言の挨拶もあったね。冷牟田さんクールだなー。終わって自転車こぎ出したところで15時43分ぐらいだったので1時間ちょっとで、約15曲。アッパーな曲が多かったのもあると思うけど、これでフリーライヴって太っ腹。なんで他の人来ないかな、って思ったよ(笑)一体何を我慢したんだろうか、とか思う。こんな天気も良くて暖かかったのにねえ(笑)

ほんとこんな昼間からこんなに人が集まって、これだけの人が踊って。僕は踊り狂う、ってところまではいきませんでしたが(自転車で会社戻って仕事って立場上…)、すごい最高だと思った。個人的に、ま、こんな暖かい昼間から踊って運動した方がよさそうだしね(笑)的な人がよく見受けられたように感じたので、谷中さんが「昼間のフリーライヴ良いね!」と言ってた通り?そういう運動の機会を作るのはいいことかと(笑)いやまあ、運動は大切だと思います。

会社では既に引越しの準備でバタついていたり、処分品の中から漁って「うわこれすごいレアじゃないですか?」というものを色々もらったり。なんか本当、浜松に居たら感じられなかったことを色々感じていると思う。新しいところに持っていけなさそうなCDや雑誌を持って帰ってきたり。FC東京ファンのビルの管理人さんにジュビロサブレを渡したり(笑)今日は(回数券の余りのあった)JR、というか千駄ヶ谷へ歩いて帰って、もうこの道で帰ってくるのも最後か――なんて思ってかなり切なくなっていた。どうせサッカーをまたすぐ見に来るし、髪も切りに来るんだけれど、でもやっぱ違うよね。寂しくなる。明日は普通に渋谷経由で行き帰り。

卒業、退職、引越し等、まあ今までもあることだけれど、今回は距離にすれば5km程度の近場の引越しのはずなのに(浜松の引越しを考えれば大したことないんだろうと思った)、なんかすっごい切ないなあ。外苑前から歩いてすぐのこのビルからの眺めと、この辺の青山の街はすっかり大好きでした。高いビルなんかより、これぐらいの高さが好きだった。最後食べに行けなかったお店も幾つもあった気がする…けれど、またこの街に戻って来られたら、と正直思います。吉祥寺にまた戻れたように。さて明日で最後だ。まだやること色々あるし日曜も仕事になるけど、新しい環境も…最初はドキドキするだろうけど、暫くしたらすぐ馴染んでしまうものなんだと思う。なるように、良い方向へ向いていけばなあと。

というわけで金曜。結果的には何かすごい色々な幅のことを思ったのだけれど。今日が青山最後の日というのは単純に寂しくて、駅前のベンチで日なたぼっこしたり、ゆっくりゆっくり歩いて景色を眺めたり。そんなぼーっとした過ごし方もすれば、引越しの準備もあり、今日が最後の人も居て、その辺の準備もあったり。特に今日最後の人は会社では勿論、ライヴも一緒に行ったり、フェスや吉祥寺で遭遇したり、本当に色々お世話になった方なので。全部大切。

目の前で一番重要なのは引越しだったんだろうけれど。なんだろうなあ。自分って本当に頭悪いというか、そういう性格なんだけれど。本当は僕ももっともっと広い視野と広い心で居たいんだけれど、そうなれないから、僕の出来ることと言えば「少数派が好き」とかその程度の事。好きでそっちについているのに、「なんでそれぐらいのこと気付けないんだ?」って妙に気持ちが怒り出すこと(笑)別にさ、そこまで見ずに楽してた方が楽しいじゃん、それできっと良いと思うんだよ。

でもそうなれず、別になれないのならなれないで迷惑掛けなければいいんだけれど、そこで僕は苛立ってしまう。そのエネルギーを、逆にもっと人を動かそうって使えばいいのだろうけど、「立場的に」とか考えるのは考えてしまうんだよね。周りの状況が気になってしまうのも別に僕が神経質なだけなんだけれど、いやでも何も思わないのかな?それでいいと思ったのかな?

「『自分のことは自分でする』は当然のことなはずなのに、それが出来ない人は結構居る」的な話を書いたことも多分あったけれど、でも「自分のことを自分でした」が終わりではないじゃん。限りなくイコールに近いものとして、「自分“達”のことは自分“達”でする」がきっとあると思うんだよ。全く個の組織ならともかく、会社ってチームなはずでしょう。引越しとか、僕らの意思では無く勝手に決まったようなものかもしれないけれど、でも皆のことじゃん。

自分の分、(この程度の規模の会社なのだから尚更)部の分だけではなく、もっと皆が全体を見ていい(見てほしい)と思うのに。まだ作業をしている人、他の事をしている人、週末実際出社して作業する人、業者、そして残されるものたちのことを漠然とでもいいから思うこと、考えることって、そんな難しいことだろうか。…ま、チームって書いたけど、そういう意味では今回の事が今のチーム状態を現していると言えば全くその通りで、勿論それは思っていたけれどさ。でも思っていたよりも正直酷かったと感じたのだと思う(←僕のこの言い方が子供なんだけれど)。

とは言え、上では恐らく個の判断力に対して書いている部分なのかもしれないけど、でも幾ら選手が良くても監督が駄目なのはサッカーじゃなくてもどこでも同じだと思うからさ(笑)状況のパターンがある上で、個人の判断力は発揮されるとうか…その点、状況把握をまとめている人が不在だったとか、事前の説明、現場での説明、人への指示やまとめ、それを的確に出来た人が居たかと言うと居なかった部分もあるのだろうし、責任者であろう人が何も言い残さず早めに居なくなったのですっごい責任・監督の所在が不明で、全くまとまりなくバラバラと終わったのだろうな。

で、最初は皆そんな中でも、僕はまだ作業している人のサポートをしなければ。という部分からスタートしていたんだけれど、途中からそれ以外の部分…「え?まさかこれで運んでもらうつもり?」って苛立ち始めて。そのイライラに気付いて「言われてみればそうだよね」って遅くまで協力して下さった方は本当に有り難いと思ったし、そういう人が居る中僕がああいう態度で居たのってすっごい失礼なことだ。

苛立ちというか悔しかった。あまり普段遅くまで居ない方を遅くまで残らせてしまったし、今日最後の方も遅くまで手伝ってもらってしまった。思うことは何パターンかあって、「本当に会社皆でもっと声掛け合って、確認し合って、協力し合っていれば、1時間半は早く終われたし、且つもっと綺麗な形で追われた。」と思う部分もあれば、「僕がもっと臨機応変に行動・指示出来なかったか?」という部分もある。

でも自分では自分のバイタリティや立場がたかが知れてるって思っちゃうから(笑)、自分でどんどん動くとか、自分の範囲内でないものを「本当にこれはこれでいいのか?」って確認するぐらいしか出来ないって部分もある。立場がもっと上であるはずの人がもっと臨機応変に旗を持って動いて欲しかった部分もある(僕らの立場と、そうでない上の立場では、大きな溝があるって最近ようやく分かったから)。引越しぐらいもうちょっと会社全体がまとまるかと思っていたけれど…。

一体何が、ああああああああ、で、うううううううう、なのか(一部自主規制)。限りなくストレートにサッカーに例えると、移籍した選手が移籍先で活躍したとする。「このチーム(移籍元)は育成が上手い。試合に出れなくても伸びていた。」と言う言い方もあれば、「なんでこの選手を使わなかったのか?起用法下手なんじゃね?」と言う言い方もある。その辺は印象の部分もあるし、物の言いようの部分はある。物の言い方が良い事は、良いことだ。でもこれで本当に中身も伴っていると思うかな?でもそんなこと良いのかな?個人が良ければ良いものなのかなあ。テンションや考え方の持ちようや違いなのだろうか。正直、わかんない。

まあそんなことを書きつつも、僕はきっとただ天邪鬼で神経質なだけだから(笑)、ブレーキを掛けてくれる人が居て(これでも)助かった部分がかなりあると思います。終わったのが何よりだし、大事なのはこれでまた週末(僕は日曜)の作業。別に色々完全の完全に今日までというわけじゃない部分もあるわけだけど。でも、今日金曜当日の事前の計画と作業中の指示がもっとしっかりしていれば、同じ時間でもっともっとスムーズにすっきりさせられたのだろうなと思う。

いや、でもそんなことはいいんだ。どうでもいいぐらい。終わったのは終わったんだから。でも、責任が曖昧、旗を持つ人が居ない、あまりに自分達全体の事に無関心だっていう、流れに。凹んだし悔しかった。僕単細胞だからそうなると全部悔しいんだよね(笑)自分がもっと上手く動けなかった事(僕がもっと出来ればという部分)、上にある人たちを早く帰せなかったこと、僕がああいう態度で進めてしまっていたこと。…でもきっと今日あのまま汚かったら、結局は明日土曜作業する人が「一体なんでこんな状況なの?今になって判断すんのか?」ってなったと思う。結局それを誰が、先に、受け止めるか、なのかな。そう思うんだけれど。

僕があんな態度になっていなければ、もっと上手く物事を進められたのかもしれない。他の人の気持ちに影響するものだから。僕の性格の問題もあるよ。自分で少数派について自分で突っ走って自分で反旗掲げたがるみたいな(笑)どうしようもない馬鹿だよ。年も取ってそれはプラスではないってことも分かってきているし、ちょっと話飛んで…昨日ぐらいに、誰が誰の味方につくか、なんてことを考えていたんだけれど、そんな風に生きてきて「僕に味方が居たことはないから、一人の方が良いんだ。」なんてことを思うこともあって、そういう考え方をして味方が居たことが無いのなら、僕の考え方が間違ってるってことも分かってきているはずじゃん。でも、気持ちがそっちへ行けないんだよね。基本僕は少数派寄りになりたがり。

…とか書いたけど、味方とか味方じゃないとかではないけど、ブレーキを掛けたりフォローをしてくれる人、僕のどうしようもないこんな性格をいちいち見守ってくれている人と、なかなか自覚出来ない部分でもあるんだけど…今は本当に救われている部分があると思いますし、大きい。本当に感謝しているし、僕の気持ちに気付いてくれて動いてくれた人含め、その人たちに恩を仇で返してはいけないな、と思う。だからとりあえず今日はこんなことを思ったし、まだまだ色々思ったこともあるけれど――また気持ちはフラットにして、それはそれとしてこれはこれとして。次へ次へ行けるよう、出来るだけプラスとなるものを積み上げていかなければいけないと思う。あんまり気持ちが切れたとか思っちゃいけないし、言っちゃいけないなと思う。

でもやっぱり終わった時は本当に悔しくて…こんな素敵な場所が今日で最後になるのに、なんでこんなにもきれいな終わらせ方が出来なかったのか?と。一人ぐらい「床とかももうちょっときれいにして終わりたいよね」って人が居ても本当はおかしくない気がするんだけれど…。コンビニで買ったプレミアムモルツ空けながら涙流しながら一杯荷物抱えて歩いていたもんな(笑)"流れ星ビバップ"とか歌ったりして。はああ。一体何なんだよ、こんな浅はかなもんなのかよ!みたく。

あとは…もっと自覚を持って進めていいものなのかもしれない、けど、それが求められてないって言われたら自信が持てないってところもある。でもそんなこんなの後、こんな魅力的な人たちが居るのに、何故こんなことを思わせたり、会社の中ではそれが引き出されないのかって思ったし、覚悟を持ってもっと僕に何かが出来ないだろうかって考えなければいけない/考えた方がいいのかなんて考える部分もある。

今日最後の人や他の人と飲みに行って、帰りその人たちと帰ってきて。いやー、花束なんて初めて自分で買って渡したんだけれど(笑)、でも…僕はコンプレックスが多めなのであまりそれを刺激されたくないというか、だからあまり人に興味を持たないようにしていて(笑)、極力聴かないでおこうというか…知らないでおこうというか…そこそこのところの距離で保って、一人で過ごすことを…僕は好んでいるんだと思うんだけれど。この人は同じ駅の近い方面と言うことや、音楽の趣味や感覚。何か縁もあったのだと思うし、話を聞いていると正直大好きだと思うのだ。ここまで「人として大好きだ」みたいなことを思うことも今までは多分あまり無かった。もっと今後も会って話したり遊んだりしたいと思えるので、そういう縁は大切にしていきたいって思う。フジで初日この人と遭遇しなかったら結構違う三日間になっていたと思うし(笑)、本当にお世話になりました。今後とも是非。

うーん。でも改めて考えても。チームがボロボロの時って問題は一つだけじゃないわけで。サッカーをやるのは選手なのだから噛み合わないのは選手が悪い。が、その選手を選ぶのは監督なのだから、適材適所に選手を配置出来ない、実力を発揮させてやれない監督も悪い。でもその監督も限られた駒から選ぶしかないのだから、バランスの悪い配置しか出来ないだけの選手しか揃えられなかった人事強化も悪い。でも強化もお金が無ければ出来ないのだから。でも現場じゃない人にとっては「それでも雇ってるんだからやってくれよ。」と現場の選手に思うのだろうし。

基本、全て誰しもに責任があるのだろうけど、その責任感を皆で先送り先送りにしていたら何が問題かわからないままなんだろうし、その中でどれだけ全員で統一された方向性や意識、責任感を持てるかなんだろうけれど…。ジュビロはまあ、昨年若手を使いつつ曲がりなりにも5位になったクラブで、移籍組もそんな多くなくて生え抜きの多いチームで、まだ勝っている時代を知っているベテランも何人か残っているから、若手もベテランも責任感を持てているんだと思うんだよね。だから開幕戦の後立ち直ったと思うし。まあ…ジュビロじゃないしなぁ(笑)

新しい選手は基本ある程度元から居た選手やチームの風土に合わせて入っていくものなんだと思うけど、その元から居た選手たちも控えだった選手ばかりになってしまって、んでもってそのまま控えのままで、チーム全体が自信がないような状態なのかなあ。一つ一つの出来事も茶番劇で、もうこのままフェードアウトする脚本が既に描かれているのか?それがあるとしたらどこまでの人が把握しているのか?分かっていても気付かないふりをし続けるのか?それに誰かが反旗を掲げるのか?色んな事を思いながら新期に入っていくのだろうと思う。