ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

静岡ユース-U-18ウクライナ代表 とか

帰省してきました。虫歯になっている親知らずに徐々に違和感を感じるようになってきているので、そろそろ抜く決断をすべきかも。来週行こうかな。さて表題からはちょっとずれて月曜辺りの話をまず書くのですが今年は会社で決まった夏休みがあるのです。が、ネット業界はあまり会社自体が夏休みになることって無いよねと言えばその通りで、ていうか僕は会社での夏休みって初めてじゃないかな。前の会社も夏休みってなかったし…まぁ夏休みの有無ってよりは、皆で決まった期間は取らない感じだよね。ローテーションでずらして取る感じ。

月曜から夏休み…のはずだったのだけれど、月曜は休日出勤。挟まれた立場で、どっちとも稼動中で、うちだけ休み…ってのは現実的には厳しかったというのが正直なところ。ただ、月曜出ることにしていたら急遽舞い込んできたのが、前日Summer Sonic Tokyoのメインステージに出演した某アーティストのインタビューの代打。会社に僕よりこのアーティスト好きな人は何人か居ると思うのだけれど…でもそこに居たのは僕。これっていうのがチャンスってやつなのかなあ。

さて、僕はチケ無しなので当然見ていないんだけれど(笑)、見た人の用意した質問項目だから…当然見た前提のもので。細かいとこ突っ込まれたらまずいなって思って…仕事しつつYouTubeでライヴ映像見てそんな気分になって(笑)本当に大丈夫かな?と今日も不安。でも…四の五の考えず受けちゃってるのはそこそこ調子乗っているところも否定出来ず。でもほんときっと今しか無いことだし、なるようにしかならんと思うから。でもそんなに足元が浮つかなくなってきているかな?

レーベルさんのロビーが今日の会場。代打なのでレーベルの方も初対面。待っていると昨日の通訳さんもいらっしゃって驚き。会釈。そもそも昨日もどこかで見たことがあったような気がしたのだけれど、レーベルの方に聞くとやっぱし有名な方だそう。うーん、世の中狭い。でも今日は違う通訳さんがつく予定だったんです。でも何か巡り巡って、今日もその通訳さんにお世話になることに。でもまさか会うとは思ってなかったから昨日と今日同じシャツだったんだよ…(笑)

今日はNice to meet you.とかI'm fine.も言えたのだけれど(笑)、今日も150%通訳さんに頼り切り(質問を補完してもらっている感じ…)。でも僕も要領が分かってきているところもあるにはあって、インタビュー自体はそこそこ順調に進行したと思う…(ボーカルさんは、お疲れで眠そうだったけれど(笑))。今思えば最初の時は本当にだらだら続けてしまったからな。時間の感覚もわかってきた。

で、最後の質問も終わって、エクストラ的な質問を一つしたんだけれど…そこで大きな失敗。ベースとドラムの名前を勘違いしてて、最後そこで間違えてしまったんだよね。最低…。あれだけ怖い怖い言っていたのに、完全に勉強不足。いきなり失敗してしまった。この時僕は気付いてないからどんな空気になったかは読みきれないところがあって、普通に答えてくれたものだからやっぱ全然気付いてないんだよね。通訳さんや本人はどんな気持ちになったものか。あーもう。

それ以外は(というかそれ自体気付いてなかったので)無事インタビューは終了。握手も交わしつつ。さっき電車の中でbounceを読んでいて、bounceだったらここまで辿り着くのに一体どれだけの期間が必要なんだろうななんて思わないでもなかった。…けれど、まぁこのザマなので(笑)次はあるかどうか。でもこういうこと…失敗も身をもって体験出来てこそなのだろうし、勉強不足、準備不足だったのは明らかで…もしその質問が無くても、「たまたま上手くいっただけ」なのだから。今回のことは反省してまた今後頑張ろうとしか言えないね。

いいことばっかあるわけないよ、それでこそMy Life。なのだと思う。あとはでも僕みたく経験無いと無難な質問に終始しちゃう。向こうは退屈なのかもしれない(そこそこ若いバンドなので、ちゃんと答えてくれるけれど)。かと言ってレールを外れたような質問は出来ないし、難しいところだ。でもこのぐらいの媒体でもこのバンドにこれだけのインタビューが出来るんだから、すごいなぁと思うし。

やっぱ素材はこれだけ手に入れる機会や手段があるのだから、もっと魅力ある見た目、仕組みにしなきゃいけないなとつくづく感じるよ。そのものとして。最近変な流れで映画の情報や試写会招待も最近来るようになり…僕映画全然興味無いからあれなんだけれど…(笑)カルチャーだとか言って広げるのは楽でその分収拾つきにくくなるんだけれど、でもアイデアと技術と時間次第で何でも出来る環境だとは思う。ま、僕個人ではそれぞれそれに掛けるんだけれど(笑)

月曜はそんなことがあり、ある種の僕の今年のサマソニの最終日が終了。おつかれさまでした…。火曜は帰省しつつ途中愛野駅で下車してSBSカップ国際ユースサッカー(通称・SBS杯)、静岡ユース-U-18ウクライナ代表@静岡エコパスタジアムを見に行ってきた。僕も静岡県のスポーツ少年だった人間ですし実家が静岡新聞でしたから、この大会の存在はずっと知っていた。サッカーファンになってハタチになって静岡に戻ってきた頃から、この大会は見に行きたいなあと思っていたんだけれど…エコパでの試合は例年平日なんだよね。だから仕事していた頃は行けなくて、そうでない頃は「暑い」とかで行かなかったんだった気がした。

毎年8月第2土曜からの4日間行われている印象のあるこの大会。「暑い」のも当然なのだけれど。熱中症が叫ばれるこの昨今、昼の14時や15時から試合が行われるという過酷な試合運営。これは僕が意識し始めてからずっとそうなので、伝統なのだと思う。U-18(U-19)日本代表、U-18(U-19)静岡ユース、各国の同年代の代表という大事な金の卵にこの運営を強いるという甲子園と並んでライオンが子供を崖から突き落とす方式の大会と言えるのではないでしょうか。因みにそんな時間に試合開始をするのは、SBSテレビ(ローカル地上波)で生中継をする為です。

4チーム総当り戦で1日に2試合ずつ行っており、今日はU-18日本代表-U-18アメリカ代表、静岡ユース-U-18ウクライナ代表の2試合が組まれていた。前者の試合開始が14時だったのでそれに合わせて行きたかったんだけれど、まあ起きれなくて(笑)1試合目のカードは両者もう優勝の無いチームだからいいかなと。U-18日本代表は次回のワールドユースで一番上となる年代なわけですが、同じ年代の静岡ユースに圧倒されたらしくて(笑)立ち上げたばかりとは言え、心配だな。

今後、今回のU-17を戦う選手たちも入ってくるわけだけれど、川崎の杉浦や既にJの試合に出ているジュビロ山本康裕など駒が揃っていないわけではない。牧内さんという監督が何者かは勉強不足でよく知らないのですが、AY本戦までとりあえずまだ1年。良いチームを作っていってほしいし、早生まれで一番上の年代になるキャプテンの杉浦も、選手層は厚いけれどチームで出番があることを祈りたいな。

遡ると。11時55分に井の頭公園駅を出て、そこから下北(各停)、成城学園前(急行)、相模大野(快速急行)、小田原(こだま)、静岡(各停)、愛野駅着が15時55分。なんだ結局4時間掛かってるのか。なんか無駄にそんな乗換が多くなりつつ帰ってきた。こだまで掛川まで行かず静岡で降りてるのは特急券が1,680円なのがそこまでだったから。16時20分試合開始の静岡ユース-U-18ウクライナ代表には間に合った。暑かったので駅からタクっちゃったけれど…。お互い2勝同士の対決。得失点差でウクライナが上回るものの、勝った方が優勝という構図。

チケットは当日1,500円で、これは3日通し券。僕は1試合に1,500円払っているわけだけど、中には1試合250円で見ている人も居るということだなあ。エコパはメインスタンドのみの開放。バックスタンドは日が当たりまくりだけれど、メインはすっぽりと日陰だったので楽だったな。両チームとも選手はよく知らなかったのだけれど、ウクライナディナモ・キエフ(のプリマヴェーラかもしれないけど)にも所属している選手が何人か。因みにアメリカ代表にも国外/欧州組というか、AEKアテネアーセナルなど国外所属の選手がちらほら。アドゥーは居ないけれど。でもウクライナにも未来のシェフチェンコが居ないとも限らないよ。

静岡ユースはジュビロ磐田ユース静岡学園藤枝東の選手辺りが主力。主審はJでも吹いている前田さん。第四審が高山さんだったので、明日ヤマハかもしれないな。ウクライナの選手と並ぶと静岡の選手は明らかに小柄。プロフィールを見ても、今日の先発メンバーで180より大きな選手ってGKの赤堀(ジュビロユース)だけか…。国歌斉唱では静岡県歌でも流れるのかと思ったけれど、日本国歌だった。

さて試合。ウクライナは忘れたけど静岡ユースは3-5-2(3-1-4-2?)。静岡ユースっていうとダイヤモンド型の中盤の4-4-2のイメージが強くあったから何となく意外(近年でも船谷、水野、狩野、赤星の年はそうだったような。上田の年もそうだったっけ)。んで、今までは静岡ユースにとってのSBS杯は国体へ向けた強化試合という感じだったのだけれど、国体が今年?昨年?からU-16の大会になった為、U-18としてのチームは静岡ユースも今大会の為のチームだとのこと。

1対1のフィジカルはウクライナの方が上で、迫力もある。のだけれど、静岡もボールをよく繋ぎ、よく追って、そしてスピードや個人技でよく仕掛けて、ほぼ互角。静岡は惜しいシーンも幾つか。前後半20分には1種の試合ではあまり見ない給水タイム。時間がたつにつれウクライナのフィジカルが生きてくるかな…と思っていたら、前半27分、15番が2枚目のイエローカードで退場。

このシーン自体は妥当なイエローだったとは思うのだけれど…1枚目がちょっと軽く出し過ぎた感があったし、この時間に退場者ってなるとねえ。相手には何らかの力が働いていると思われても致し方ないところではないか。この直後にもウクライナには抗議でイエローが出て、試合通じてかなりの枚数のカードがウクライナには出た(後半には一発レッドも。9対11)。確かにウクライナはラフプレーっぽいシーンもあるにはあったけれど、選手は言う程ヒートアップしていなかった。

上の列に居た女子中高生ぐらいの何人か組ですら「(退場した選手が)かわいそうだよー」ってすげー言ってて(笑)簡単にカード出し過ぎなんだよ、とか言っててその通り過ぎてちょっと面白かった。「審判が退場すればいいのに」だってさ、前田(笑)Jの試合で見たことあるかは覚えてないんだけれど…笛の吹き方と言い、なんか岡田っぽい感じがして…。杓子定規な感じというか、カードでコントロールして抑えが効かなくなって試合が壊れた典型。やっぱこういう試合で前半27分で10対11はかわいそうだよ。中国でのU-22の試合をとやかく全く言えないと思うし、こんな主審にJで吹かれる可能性があるかと思うとゾッとする。好試合ぶち壊し。

10対11になって静岡が雑なプレーが目立つようになって、一瞬はどうなるかなと思ったけれど…33分、裏に抜け出した押谷へのピッタリのロングフィード、その折り返しを藤枝東のFW松田が決め先制。この松田って選手もポストも出来て良い選手だなと思ったんだけれど、この選手もジュビロユース出身だそう。今回ジュビロユースの選手は何人か日本代表の方も居たんだけれど、清水ユースはどちらもゼロ。なんで駄目になっちゃったの?前半は1-0のまま終了。

後半も静岡は左サイドを中心に基点を作る。試合通じて右より左の方が攻撃的だったかな。この池川という選手は足元上手かったな、相手DFを切り裂いてた。さすが静学の選手と言うところか。多分松田とのワンツーを藤枝東の石神が決めて2-0。2-0になったのは前半11分にウクライナの選手が一発退場する前か後か忘れたけれど。でもあの一発退場も次のプレー移った後だったからよくわからなかったな。

この試合がもう少し早い時間だったら「この暑さの中9人で走らすなんて、ウクライナの選手を殺す気かよ」なんてそんなレベルだったのではないか(笑)ほんと前田ひどかったね。後はもう割とゆるゆると…静岡ユースがパス回しまくって、かくして静岡ユースは中山、武田を擁した世代以来22年ぶりの優勝を果たしたわけだけれど、泥を塗られた感もあったか…。うん、でも静岡ユースは急造チームを思えない程連携が良かったし(藤枝東、静学と両チームの選手が大多数だった上、押谷と松田が元々一緒にプレーしていて連携が良かったのは大きかった)、運動量もありスピーディーだった。11対11でやってても十分勝てた試合だったね。めでたい。

表彰式を見て、浜松へ戻る。それにしても愛野変わったね!スーパーとかマンションとか結婚式場みたいなのとか出来てた。僕が最後行ったのっていつだっけ。2005年の浦和戦かな。2年ぶりぐらいになるんだとして、サークルKとホテルはあったのは覚えていたけれど。開発してるなあ、と…。浜松戻ってからはRORの時に久々に再会したもののぶっ倒れていて「ごめん、あの時会った記憶も実は曖昧で」なんて言う友人と飲む。同年代でそんな満足だって言える人間なかなか居ないと思う、と言われました。それはそうなのかも。足りないものは幾らでもあるし、運は良かったけれど…でもその分(それを呼び込む為に)思い切って動いたんじゃないか、なんて自負はあるかななんてのは思っている。朝霧での再会を約束。そんなこんなで帰宅。暑いからか猫が痩せていた。年だしなあ…。さて、明日はヤマスタ。