ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

U-22日本代表-U-22ベトナム代表 とか

「とか」って言うか、お葬式初体験のお話とかなのですが。久しく会っていなかったこともあるし、僕自身が自分自身に「実感が沸かないな」って思い込ませているところもあって…不思議な感じだった。最初見た時は、ただ眠っているように見えてしまったし。最後は…他の人が泣いているのもあったし最初と比べて実感があったから少し胸に来たけれど、でも何だか泣くのはこらえてしまったな。こらえてこらえられるレベルであったのは、やはり久しく会っていなかった、まだ実際に実感として沸いていないという部分だったんだろうけれど。

年とは言え、本当に突然だった。やはりこの暑さが多少なりともこたえたところはあったのだろうか。でもやっぱりこの夏は調子は悪かったらしい。帰省中、僕に会いに行けって話が無かったのは、まだ大丈夫だと親が踏んでいたからなんだろうけど…。倒れて、息を引き取った間隔もほんと1時間もなかったらしく、その数時間前までは普通に散歩してタバコを吸っていたという話だから。突然だったんだな。もし、期するものがあって…会いに行っていて、今回のことがあったなら、多分こらえられなくて自然と泣けたんだろうなぁ、って気がする。骨になっても、何だか…こういうものなのかな、って一歩引いて見ているところとかがあって…それは自分で泣かない為にコントロールしようとしていた部分ではあるんだけれど。

僕自身は(親が)末っ子でその孫、ということもあって、何となく立場的に引いたものとかはあったりして。さすがに一緒に住んでいた親戚が一番泣いていたかな。でもそのいとこってのが割と悪い子だと色々聞いていて、何年ぶりにあったら本当に僕とは全然正反対のタイプになっていてビックリして、でも大きくなったなぁ、なんて思ったんだけれど(笑)でもその彼が泣いていたのには、少なからず胸に来たものはあった。一緒に暮らしていたわけだからね…。

そんな風に今回はこらえていたところ、自分で実感を沸かせないようにしていたところ…があったんだけれど、次に祖父の住んでいた親戚の家に行って、お参りをした時に…リアルなものになるのかもなって思う。僕の性格として、お正月やお盆にあまり親戚の集まりに行きたがらないというのが今まではあったけれど、今後はそうもなくなってくると思う。現実としてこういうことになるものなんだとは思ったし、今回が序章というか、始まりなのだと思ったから。

当然そんな風になっていくのなんて嫌だけれど、来てほしくないと願っていれば来ないものではないから。僕の出来ることとしたら、出来る限り顔を出すことだけだ。本心は浜松に居てほしそうなことも言われるんだけれど、そういうわけにはいかないしさ。まだ全然こっち居たいし。今のところ…次にって言うのも嫌なんだけれど、一番心配なのは実家の猫かもしれない。春頃から体調悪くて未だに万全ではないようだし。今年の夏暑くて抵抗力が落ちるのは動物にとっても同じでしょう(馬インフルエンザも暑さだと言われているし)。

今回のことはまだ実感沸いていない…って言うんだけれど、猫に関しては想像するだけでやばい。絶対仕事にも何にもならないから理由付けて新幹線で即行帰るだろう。こっちに居る限り、最後に会うって言うのは限りなく難しいことだとは思うけれどさ…ほんと、どこでもドアがあれば良いのにね。昔は猫は死に目を主人には見せないと言ったようだけれど、最近はそうでもないとも聞く。どうなるだろうね…今回のことで別れは突然やってくるものだとは思ったから、いつ何があってもおかしくない。覚悟なんて出来るもんじゃないけど(出来たとしても落ち着けるわけがない)、でもそういうことだとは今回のことで初めて思ったのかもしれない。

もう会えないのかな、って思っててもやっぱ生きている限りは可能性って残されているんだよね、きっと。でも本当にもう会えないのか。まだピンと来ない…ピンと来ようとさせていないと言えば、そうかもしれない。なんかそんなことを思いながら、お葬式、ご挨拶など済ませた後、高速バスで東京へ帰ってきた。バスの中では結局ずっとそんなことばかり考えていた。今回は、久しく会っていない人だった。年も年だし、そういうものだったんだろう、みたく思えていたところもあった。もっと年齢が近かったり、身近な存在にこういうことが起こったら、また全く違う新しい…こういうことに対する、感覚になるんだろう絶対。まだわからない。

まだ表題の件には入りませんが今回のこのことに絡む感じの日記。ていうか喪服と言うものが無かったので、浜松帰る前にスーツとか見に行ったんだけれどね、高いな。高いなとか言っている場合ではないのだけれど…。常葉菊川は準決勝で敗退。8回にもう1点欲しかったね。あそこの走塁ミスが無ければ…と帰ってきてからおじさん達と話していた。でも最後意地は見せてくれたし、十分夢は見せてくれた。81年ぶりの優勝はならずとも…81年か。おじいちゃんよりちょっと若いぐらいだ(笑)生きているうちに見れればよいよね――なんて言わずに近い未来にまた。

火曜は帰る前に、上野で野球をやったりその後にお酒飲んだりしてた。罰当たりだろうか。一泊なのに思ったより荷物が多くなったのはその関係もあり…お通夜の会場はカジュアルな格好で行ってしまったり。この日の野球は2三振を喫したり、ノックでも割とポロポロとボールをこぼしてしまったり。うーん、こんなはずでは…と思いつつ、でも本当に駄目な日っていうのは、新幹線も逃して帰れないとかそういうことになったんだろうから(笑)結構ギリギリだったんだよね(←これが駄目)。まだそこは…ちゃんと世界に繋がれているんだと思うよ。

でもこれは…自分の世界と、自分だけではない世界と、二つあるということだとも思う。こういう機会で…僕を知ってくれる人が居るのならやっぱ行きたいしさ。最終の他と比べて早い新幹線の中で思うのは。このスピードで、果たして何に付いているのか、それとも離れているのか、一体どこに居るのか、なんてことを考えたりするわけだ。新幹線の中で流れていたニュースで、月桂冠のカビの付着した話も絶対猛暑の影響だと思うし、東電の話だってそうなんだけれど…ふくよかなオバサンがクーラー云々とか言ってやがる。自分を見て切れよ(笑)

RIJFの時に「そういえば水戸におじさんが住んでたんだった」ということを思い出して、今回はそのおじさん(とおばさん、いとことか)とも久しぶりに会えて。いとこの子は昨年まで毎年RIJFへ行っていただとか、もう一人のいとこは友人が通っていたのと同じ大学で僕も何度か遊びに行っているのでそんな共通の話題があったりだとか。面白い繋がり方ってするもんだな、とも思った。浜松も今日も暑かった。式場の前がすぐ一般の道路だから、普通に車が通るのも…なんかなあ、って思ったし(笑)、式場で働く人も。毎日なんだろうから。色んな人の生活があるよなあ、みたいなことを思っていたりした。でもいつかは会えなくなる時が来るのか。否が応でも。だから…どうせなのだから後悔残さないようにやりきりたいというか、完全燃焼出来るように走り続けたい、と思った方がいいなって思った。

東京への帰りは16時半発の浜松駅からの渋谷・新宿ライナー号に今回初めて乗ってみた。丁度タイミングが合ったので。通常の東名ハイウェイバスと違って東名江田まで停留所が無い為(休憩は牧の原、足柄であった)、時間的には結構早かったね。まぁ今までは週末の朝とかに乗っていたから、道路状況には結構差があるんだろうけど(ただ今回は町田〜横浜辺りで渋滞したので、早いって行っても渋谷着は予定の20分ぐらい遅れだった)。あと思ったよりも座席も全然埋まっていて。若い子が多かった。東京へ遊びに行くのか帰省を終えて東京戻るのかはわからないけれど、これも時間帯による違いもあるのかもしれない。

渋谷まで来て、マークシティで降りるのでこのまま吉祥寺帰るのもありだったんだけれど。このまま帰るのもな…ってちょっと思って、気を紛らわす為もあり、元々行く予定だった北京五輪サッカー男子予選、U-22日本代表-U-22ベトナム代表@国立霞ヶ丘競技場へ行ってきました。20時半キックオフのおかげ。外苑前から歩いたのだけれど、この時間でも神宮球場の帰り客がもう多かった。阪神が大量差で負けてたのかな。ちょっと遅れて前半20分ぐらいに到着。

あ、そういえばA代表の試合は殆ど見ていないのですが(ちょっとワンセグで見てたぐらい)、前田がA代表初キャップ。めでたい。代表候補初招集から早6年。最初の招集でサーキットで最上位クラスを叩き出して、逆に最下位クラスがもう一人のアテネ世代の阿部だったんだけれど(笑)キャリアとして全然逆というか差がついてしまって。まあ今日のパフォーマンスがどうだったかは、やっぱりちゃんと見ていないからわかんないんだけれど。また使われるといいなあ。

U-22日本代表を見るのはシリア戦以来。今日のスタメンは清水の控えGKの山本海人、細貝、青山、水本、本田圭、ボランチに梶山、本田拓、2列目に水野と柏木、FWが平山と李。3-5-2ではなく、本田が左SBぐらいまで下がった位置で4-4-2のような形だった。まあ正直招集メンバーからして全く期待していなかったし、スタメン見ても期待出来ない。水野と本田圭で持っているようなもの。それなのになんでわざわざ見に行くのさ、と言われると…うーん、そういうものだからだ(笑)

カテ4は3,000円。高い。今日はアウェー側ゴール裏の一番メインスタンド寄りで一番上の方で見ていた。お客さんは当初の見込みよりはかなり入っていた。2万人よりも入っていたようにも思ったけれど…一体どれだけが招待客だったのか、というところか。試合は終始日本が試合を支配も、崩す為の攻撃の形が見えず。アジアカップの代表選手が多数とかでメディアにちょっと煽られたベトナムだけれど、フィジカルがやはり全く日本に勝てなかった。それでもよく耐えてはいたが、前半終了間際に柏木のCKに青山が完璧に合わせ日本先制。1-0で前半終了。

しかし結局この試合に入ったのはこのゴールだけ。勝ち点3という最低限の結果、うんそれはよかった。そんで、これは世界ってやつには通用するの?アジアも世界?あーそうですね。うん。以前、U-22の戦いぶりを見て…(アジアでのサッカー自体が)弱いものいじめみたいで、判官贔屓を煽れない。だからファンが離れてるんじゃないか。みたいなこと書いたけどさ。

今日見てて、同学年の強いやつが弱いやつを…っていうんでもなく、今の日本の場合は、下級生に対してそれをしているような感覚ではないかと思った。小6の…中途半端なやつが、小4辺りにデカイ顔していて、「うん、今はそれでいいとして、それで中学行ったらどうするの?」みたいな感覚というか(笑)だって世界に通用しないことでアジアで勝っている感じがすごくするもの。メディアが一生懸命「シリアも手強い!」「ベトナムも手強い!」みたいな風にやるのは、「小4の○○ってやつが調子乗ってるらしいぜ」「ボコる?」みたいな感覚なのかも(笑)

個人技、フィジカルの差は歴然。これでセットプレーでの1点だけの1-0では…世界で良いポジションを目指すチームとしては駄目でしょう。本人達も良くなかったとは言っているけれど…。今後、得失点差も響いてくるんだよね?物足りないに決まっている。平山は相変わらずもっさり。よくよく考えれば本来は唯一前回を知っているこいつがキャプテンシーあって然るべきなのに…。

試合も支配していると言っても、別に走れているわけじゃないんだよね。追い越しに行ってはいるんだけれどこんなもんじゃないでしょう。フィジカル、力の違いだけで、ただ単調な攻め。ゲームメイカーが居ない。崩す為の攻撃パターンがない。スピードアップするタイミングがない。今回これだけまた招集メンバーが変わったにも関わらず戦えるチームではなく、とても今のチームがベースであるとも思えない。始動から1年。五輪代表の方が未だにチーム、サッカーが見えてこない。

お客さんは思ったよりも入った。でも直前だと全然売れていないって話だったし、一体どれだけが招待だったのだろうか?このサッカーで3,000円とかぼってるよ、マジで。もはや、誰が・どこまでがサクラなんだろうか、とすら思う。平山コールしてるやつとか、雇われたりしていないよね?(笑)結局Jでの我那覇とか闘莉王の問題はスルーされたのかもしれないけれど、臭いものには蓋のやり方では逆にいずれ脆く崩壊すると思う。Jリーグ見てる層って、Don't Trust Over 30的な世代でしょ?(笑)いかにもバカな大人みたいなことをJやサッカー協会の上層はやっているとしたら、ファンは思う程騙されないし、ついてこないよ。

f:id:airgyan:20070823041458j:imageまたそんな風に不満の溜まる試合でしたが、エコじろうが試合終了後コンコースに居て。間近で見れたのがよかったです。最後、甲子園の話。佐賀北すごかったね。ただ、ホームランは完全に失投。スライダーが高くて甘いところに入ってしまった。その前のバッターへ投じた二つの低めのスライダーがストライクとカウントされていれば、また違っただろうが…。その次の回の久保でも「殆ど同じコースじゃん」ってのでボール、ストライクとあって、ちょっとぶれすぎじゃない?その最初のボール判定と、押し出しと、そしてあのホームランと。野球ってやっぱり1球1球が“線”だなあ、とは改めて思った試合。

広陵が勝っても当然全くおかしくなかったし、今年の甲子園は紙一重だったな。広陵も最終回の走塁が勿体無かった。前日、常葉が8回にしてしまった先を急ぎ過ぎたミスと近かったな。でもその中、初戦から登場し2試合多くこなして優勝した佐賀北の優勝はとても意味のあることなんだと思う。県立っていうのもすごい。あと最後に。朝霧は入場券+グリーンパークが無事当選しました。一口だけ申し込んで当選。悪いこともあればいいこともあるなあって。安心。ただ、49日が多分その辺の週末になるんじゃないだろうか…。前週か翌週ならいいのだけれど…。