ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

2007年のサッカー生活を振り返る

昨年はLiveカテゴリでブログを書く回数が多かったので、音楽メインのブログと言う印象が強まっていやしないかと思うけれど、(それに反したい意味合いもあるけど)僕の中ではサッカー観戦記メインのつもりだと言うことで(笑)、サッカーの方を上に持ってきたいと思う(意味無いけど…)。なんだろな、自分の中の生活のプライオリティとして 仕事>>>サッカー(ジュビロ)>音楽 みたいな構図があって、今は仕事と音楽が一緒で合併してるから…三井住友銀行みたいなもん?

でもサッカー絡みを仕事にしたいかって言うと、そうではない。仕事として入れ込むには音楽は僕にとって最も適したカテゴリであって、サッカーは好きだから仕事にしたくないもの、かなって。音楽だったら得意でない、嫌いなものもポジティヴに捉えられる様にしようとするだろうけど、サッカーは嫌いなチームに肩入れ出来ないからさ(笑)まあでもあれだね…先日CDJで、ポリのツナギを来た集団が居て、どうかと思ったんだけれど。…よくよく考えれば僕も同類だよなあ、と(笑)やっぱジュビロ見てる僕が一番素だと思うからねー。フジでのあれは良い思い出。

今年の観戦試合数は41試合。昨年が50試合なのでそこそこ減った。前半戦は毎週見に行っていたけれど、中盤から全然見に行かなくなったな(8月半ばとか、11月後半とか、集中して見に行った時期もあったけれど)。一つはライヴへ行く機会が多くなったこと。一つはジュビロの低迷と言うところでしょうか。まぁ何と言っても菊地事件だよな。時間が過ぎるにつれてどんどん過去の話になってしまったけれど、裏ではジュビロのスポンサー状況にどれだけ影響があったのだろうなぁ。

■2007年のベスト・ゲーム5選。

2007/06/23 J1 第17節 川崎 - 磐田 @ 等々力競技場
2007/08/15 J1 第20節 磐田 - F東京 @ ヤマハスタジアム
2007/03/18 J1 第03節 F東京 - 磐田 @ 味の素スタジアム
2007/12/29 天皇杯 準決勝 川崎 - 鹿島 @ 国立霞ヶ丘競技場
2007/05/03 J2 第13節 東京V - 水戸 @ 国立霞ヶ丘競技場

正直、ジュビロが低迷していたからそこまで良いゲームは少ないんだけれど…中でもジュビロが勝利した上から3つが良かったかな。川崎は今年勝った相手の中で一番強かったんじゃないかと思うし、成岡のゴールも良かった。前田が戻って来て、成岡、太田の2シャドーもハマって、船谷や犬塚、大井がスタメンで出るようなメンツでもサッカーで勝って、今季ジュビロの希望を見たが…。2つのFC東京戦も、やはり福西を取られたクラブ相手だから気持ち入ったね(笑)方や前半で1人退場になり終了間際のゴールで勝利、方や5得点で圧勝した試合。

川崎-鹿島は多分内容だけなら今季見た一番ハイ・レベルなゲームだったかな。逆にヴェルディ-水戸ちゃんはネタとして一番面白かったゲームだ。いやしかしまさか、あそこからヴェルディが持ち直すとは思わなかったな…。まあなんだかんだ言って、ヴェルディが上がってきてくれたおかげで今季は味スタでJ1を見られるわけだから、いいかなあ。隠れベスト・ゲームは2007/11/04の天皇杯4回戦、柏-Honda FC日立台柏サッカー場。延長戦も見られれば…。ワーストはJ1第1節、柏-磐田と、J1第23節、横浜M-磐田。両方ジュビロが4失点で負けた試合。

ベスト・ゴールは…FC東京-磐田の鈴木秀人のヘディングかな。普通のセットプレーからのヘディングですが、シチュエーションを相まって叫んだゴール。あとは柏-Honda FCの鈴木弘大のゴール(これもゴール・シーン自体は特別すごいわけではないけど、これもシチュエーションが相まって。叫んだ。)、あとは浦和-磐田のカレンのゴール、川崎-磐田の成岡のゴール、磐田-FC東京のパラナのゴールってところかなあ、何となく良いゴールだったなって記憶があるのは。

'07年のジュビロを個人的な視点で振り返ると、福西の電撃移籍から始まり、前田の出遅れ、前田のバックアップ不在と全て対応が後手後手に回っていた感が否めない。菊地事件、機能しない3ボランチ、監督交代、過去最低順位…。'06年の後半戦で若手に期待させられただけに、期待外れの結果だったのは間違い無い。しかし、中でも前田のバックアップが居なかったのは元々分かり切っていたはず。何故そこを補強出来なかったのか?ただその中、あの戦力で前田復帰までほぼ五分五分でいけたのは、アジウソンの戦術と手腕だったのではないかと思う。

相手に合わせる戦術は批判も多かったし、僕も解任前の太田外しと3ボランチへの拘りには批判的なことも書いていたけれど、でもJリーグの中で中位〜下位レベルでしかない現在の戦力で、上位クラブに通用する為に非常に現実的な策だったと思うし。スピードのある太田やスペースへの嗅覚の優れた成岡を活かすことは出来ていたと思うので…うーん、自分達のサッカーとかいって、機能していたものを捨てて、また組み直したのにそれが全く機能しない&何がしたいかわからないでは…。'08年も期待出来ないかと。まして中盤の軸となっていたファブリシオ、パラナが抜けて代わりが河村、名波では…それどこのセレッソですか(笑)

とは言え、もしかしたら新外国人がすごい当たりかもしれない。そんな期待、少しでも良いサッカーを見せてくれるという期待を持ってしまうから、今年もつい足を運んでしまうだろう。ホーム開幕のエコパにはそんなに行きたいと思わないけど、ヤマスタの開幕戦(3/23みたい)には行けたらなぁと。まぁ、まずはアウェー開幕の柏戦から俄然足を運ぶけれども!あとは――忘れがちだけど、菊地に大きく振り回された1年だった。これのおかげでスポンサーだってやはり去ったよ。

でも思い返すと、なんだかんだで彼のサッカーセンスは天才的だったと思って。守備も攻撃もそうだし、何より良く走るからやはり好きな選手だった。そして…“サッカーのプレイヤーとして”、リスクを冒して前へ出る勇気、嗅覚、スピードの優れた選手だった。自分から膠着したバランスを崩せる選手。それは自信と勇気とセンスが無ければ出来ないこと。波はあったけれど、でもそれもまた魅力的な選手だったな。冒すリスクを間違え過ぎだよ…菊地が居るだけで、来年のうちのボランチの層もまた全く違うものになったのに…。許されないけど、返す返すも残念だ。

'08年は観戦数は同じぐらいか、落ち着くか…現状まだ何とも言えないけど、また日程が出たら1年のスケジュールを立てるし(笑)、ヴェルディがJ1に戻ってきたことで味スタに行く機会もこの2年より増えるかな?14日の日記に書いている通り、今年は一緒に見てくれる相手を見つけたいところ…。別に一人が寂しいわけではないけど、誰かが居てくれた方が幸せだと思うからと、そういうところだ。あと'07年から始めたフットサル。そうだ、結局会社に残るわけなのでまた次の大会の芽もあるな(笑)これまた頑張ります!そしてフェスの季節に昇華出来るよう。