ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

LITE / brother's sister's daughter @ 新宿MARZ

昨年の誕生日は中央線(千駄ヶ谷)の終電まで仕事をしていた記憶があって。どうせ何も無いとそうなることが濃厚だったので、とりあえず会社を出る予定を作りたかったのがこのライヴ。まぁ、早く帰ったら帰ったで会場へ向かう途中仕事のメールが携帯へ来ていて、どうしたもんかなと思っていたわけだけど(笑)新宿MARZは初めて行きましたが、SPCや月見ルみたいな構造かな?因みに、すぐ近くのグリーンプラザ新宿というカプセルホテルに、浜松から東京へ遊びに来てた頃はちょくちょく泊まっていて(当時、じゃらんにあった渋谷〜新宿近辺の一番安い宿泊施設がここで。懐かしいなあ)。だから場所的には迷わなかった。

昨年リリースされた、LITEとFunanori(The StoogesのMike Wattと、The Go! Teamのツチダカオリさんのユニット)のリリースツアーも兼ねた今回のスプリットツアー。FunanoriではなくMike Wattの別ユニットとしての今回の来日。LITEは昨年のワンマン以来。ものすごくかっこよかった。昨年のフジではROOKIEだったわけだけど、来年辺りWHITEぐらい出るんじゃないか。5月か6月にプロデューサーはtoeの人でニューアルバムが出るそう。新曲もやってたけどよかった。

そしてbrother's sister's daughter。ツイン・ベースのバンドを見るのは初めてじゃなかろうか。他にもMARIAぐらいしか思いつかないな(笑)もう一人のKramerはポール・マッカートニーみたいなベースを使っていたけど、かなり歪んだギターのような音を鳴らしていた。バンドってよりは、インプロビセーション・ジャム・ユニットのような感じでしょうか。サポート・ドラマーとしてあらきゆうこさん。そしてその旦那の清水ひろたか氏がサポート・ギターとして参加していました。

Mike Wattの右ポケットには何故か小さなリラックマのぬいぐるみが…。そして「誰かに似ているなぁ」とずっと思っていたら、あれだ。健太。(僕の言うところの健太=長谷川の。です)改めて画像検索するとそうでもないけど…。最後にはLITEをステージに呼び込んで、セッション的に一曲。LITEが1時間程、brother's〜は1時間半ぐらいやったのかな?ライヴが終わったのは23時にも近い時間。貫禄のあるパフォーマンスで良かったのだけれど、あんまし早く帰った気がしない(笑)

あらきゆうこさんと言えば先日活動休止となったsmorgasですが(?)、あらきゆうこさんも本日誕生日だったそう。へー。嫁の誕生日に夫婦でライヴに呼ばれる人ってのもすごいよな。ついでにこの日色々スポ新を見ていた限りでは、香里奈も今日誕生日だったぽい。あとはダイエーの和田も。自分が15、6の頃は酒井美紀ぐらいしか居なかったんだけれど、ここ数年でその人たちや川嶋あい、要順、あとは元ジュビロのグラウとか(笑)同じ誕生日の有名人が増えるのは嬉しいことで。

まあ、誕生日前日に電車で絡まれた話を書いておいて、日付変わって誕生日当日になった満員電車の銀座線では(銀座線もやっぱ辛いな…)、膝かっくんをされて「なんだそれはー!」と思っていたり、帰ってきたら台所でゴキブリが死んでたり、なんか前向きな事柄ってなかなか無いなって思うのだけれど(笑)なんだろ…先日、「親会社の方の奥さんのいとこがシトラス」という話を書いたけれど、そういう意味では…人物相関図みたいなのを作ると、僕も小山田くんや今日のステージ上の2人に繋げられないわけじゃないわけで。果てしなく遠かろうが、そんなもの繋がるはずもなかったのだから。そう考えると、また東京来てよかったのかもなぁ。

そゆ意味では、今東京に来ている目的ってのはすっごくはっきりしていて。誕生日にライヴ行ってる人間が言うことじゃないけど、別にライヴに沢山行きたくて東京に来ているわけではない。(←あ。なんか「来ている」意識なのかなあ、自分は。)“音楽×WEBの仕事に関わりたくて、東京に出てきた”。これはぶれることはない。WEBの仕事がしたいだけなら田舎でも全然出来る。今の時代、ネットで繋がっている以上情報や展開が遅いということは決してないしね。終電という概念も無いし土地代安いし。でもやっぱり音楽というコンテンツが僕の中で重要であって。

元々東京来る前、二つの会社に書類を送って。片方は書類選考で連絡が無く、もう片方に今居る。そして、落ちたもう片方のプロジェクトに、割とがっつり関わっていると(笑)受ける前に、先生的な人に「iTMSも始まって、音楽配信の時代が来るかもしれないし、そういうところを狙うのはいいと思う」みたいなことを言われたんだけれど、受けた段階ではそんなことも全く考えてなかった。ほんと単純に音楽×WEBの仕事をしたかっただけなので(笑)(そこがすごいはっきりしているから今もやりたいことに尽きない。のに、時間が足りないし回しきれていない…。)

それでしたい仕事にありつけちゃったのとか、その立場でもこんなライヴ行ってるとか、ずるく見えるかもなあ。でもある種それは…自分には技術含めて、そういう風に仕向けられるものがあったんだろうけど。あとは結局「バイトでもいいからやりたい」みたいなこと言ってバイトで入ったわけなんで、それ(仕向ける力?)は逆に強いのかもしれない。自分の武器が何か分かっているからこそ、自分のしたいことがし易いんだろうし、立場が変わろうがやっぱ考えてることは全然変わっていないな。良くも悪くも拘りもないしなぁ。自分の中での延命措置であっただけ。

とは言え今日ずっと思っていたのは、いい加減ライヴ含めて音楽のことを考えている時間は減らして、もっとWebやシステムに注力していかなければいけない…!それは自分の今後の展開へ向けても必要なこと。はてなブックマークの方ではWeb/Mobileの記事が6、7割ぐらいだと思うし。残り2割が音楽、1割がその他。みたいな。ほーんと、僕と似た趣味(というより、洋邦メジャーインディー新旧問わず、ロック/ポップ辺りをカバー出来る人)のバイトの人が入ってくればなぁ…と。本気で強く思ってる。システム部というカテゴライズがあれば、そこに専念したいし。

なんだかんだで人に会うと意外と色んな方から言って頂ける「居たらよかったのになって言ってる」ってのは、(今後価値が下がると言われながらもまだ)エンジニア不足の今の市場を表してるんだろうなあとは思っていて。こういうのがある以上、やっぱ今後Webや技術への理解からは逃げ出しようがないと思うし。今はまだ動く気無いけど…僕の取巻く環境や状況もいつだってどれだけでも変わると思うから。その時自分が武器とするのって、結局技術やWebの知識だと思うので、そこへ注力し切れていないのはやはり自分の価値を落とすことになるから…憂う部分で。

音楽に関しては…レーベルの方との繋がりも武器になりうる時が来るかもしれんですけど、でも僕にしかない武器じゃ全然無いからね。そもそも何も広がると思っていなかったことだから自分の思っていた以上には既に広がっているのだけれど…武器ではない。でも、技術とそれとその二つを合わせたら、そうそう居ないかもしれない。人から軽いノリで言って頂いた言葉を、もし本気として本当にチャンスを頂けることになったとしたら、今経験出来ることの色々が「夢みたい」であっても、そういう道や可能性があるとしたらば、「夢の続きがある」んだなと思って。

もしそれにチャレンジ出来るのなら、また契約でもいいやと思っちゃいそうだな。多分、したいことが出来るならそういう条件は飲んじゃう人間な気はする。ガキだよなあ。やれる以上全力を尽くそうとはしているけども、やっぱ根本に欲が無いからさ。下手すると思い出作り程度のテンションだとしてもおかしくなかったりする。…でもそんなテンションでも、そうなれる仕事が出来ているのが嬉しいんだよなあ、前なんて思い出にもなんにも出来ない仕事をしていたわけだからね。夢みたいな夢でもないような日を過ごしている。"続きのない夢の中"ではなくなったよ。

金曜みたく“居ても意味無いよね”と言われれば、人に言われる程なのならばそうなのだろうなぁ、という風に思うし…そこで決して奮起しない(笑)行動と裏腹に拘りは無いからね。今目の前にあるものに対して向かうだけ、多分これは自分自身の性格や生き方が刹那なものであったからかもしれない。存在否定されるとそれなりに沈むけど、まあ合わないのはそもそも最初から自覚してるからさ。それ言っちゃおしまいだけど、でももう少しはいたいと思うから、どうにかしないとなぁ。

とりあえずのところ、別の方向からフォローがあったので見えた光も多いにはあるんだけれど、うーん…大きなところで考えると、“将来どうなりたいか”ってイメージがあったとしても、それは経営者ではやっぱ無いもんな。個人事業主だとか、自営業的な小さな店舗の中で立つことはあっても、それ以上は考えられないね。そこまでなりたいとも全く思わない。お金にならなくても面白いことや、お金にならなくても意義のあること。にどうしても僕は惹かれてしまうところがあるし。

当然やるからにはその中でどう成功するか、ということは考えるけれど…そういった立場的な成功を目指したいとは多分思わないだろうし、生きているうちにどれだけ何を残せるか?と言った考えの方が強い気がする。だからなんだろ…逆に、工場で働いたりタクシーの運転手する可能性の方が高いんじゃないかなと思っていて(笑)、そうなった時に自分にどういう思い出があったかとか、そうなった時にも少しでも幸せに生きられるように少しずつ成長していけたらなあってレベルだ。それこそ、ヤマハへ入るのが目標とか言ったら一体どんな風に呆れられるやら(笑)

考えてみればハタチの誕生日の頃なんかほんとホームレスになってしまうのかもとか覚悟してたものだったわけだから、やっぱそんな自分の先々に多くは期待していないというか…あまり期待はされたくないのかもしれないしそうでもないかもしれないし。期待しないで生きたいけど期待しないで生きてゆけるほど大人でもなくまた子供でもない。今したいと思っていることに動かされていくのだろうし、現行で動いているものを片付けたがる性質はなかなか変わらないよな。目の前で頼まれているものを止められないでしょ?…なんか相も変わらず浮かんだり沈んだりで。

…そういう沈んだ直後に、レーベルの方から電話が掛かってきて、夏フェスへのとあるアーティストの出演決定をいち早くお知らせしてもらって。「○○さんがあのことを教えてくれなかったら、あの展開も出来なかった。この話も無かったかもしれない!」なんて、…そんなはずないのだけど(笑)でも(少しでも)影響力があったという話はその人からウンと聞かされて…感謝の念を告げられ…何にしても、この方にとっては僕はもうきっと頼れるメディアの人間の一人になっているわけだ、きっと。なんか嬉しいというよりは、おかしな話(笑)僕なんかがまさかね?

外へ出る時間が作れなくて一日でベビースターラーメンしか食べられず、終電の駅へ向かうまでは目眩がしていたような体調なのだけれど(苦笑)これはほんとに倒れない程度に頑張ろう、と思った(笑)水曜日もブルボンのチョコあ〜んぱん袋しか食べなかったりしたし…もっとちゃんと体調管理しないと。身体も心も極力健康で居られたらなあと思う。レーべルさんから聞いた話が本当ならば、正直僕にとってはレディへなんかよりもヴァーヴよりもコープレなんかよりもついでにオアシスよりもよっぽど発狂モノの感涙のバンドがそっちじゃなくこっちってな話が…!

なんだろうね。少しでも誰かのためになったことが出来たのなら、それが自分のそこに居た意味なのだろうし。…僕は人としてそういうレベル感だからなあ。合わないのなら別の評価軸や気持ちを共有出来る環境へ切り替えられる準備は常々あるつもり。でもほんと、共有は出来ていないなあと思う。「それがユーザーを第一に考えている人間の発言と行動か?」と逆に上に思うことが有り過ぎる。ガッカリしているのはこっちだよー。それこそ、僕の居る意味は確かに無いなと思うよ(笑)

…なんだか色々あって疲れたな(笑)週末は外出たくないぐらい…だけど歯医者も行くし天気もいいので昼間はどこかへ行ければと思う。なんていうか、吉祥寺住んでいられるってのが最大のエゴな気がする。優しくされた記憶と足りない頭を首にぶらさげて歩きたい。AIRの新曲にスパイラル時代の"NERO"に激そっくりな曲があった。NEROも大好きだったから好きだけどさあ、でも似過ぎじゃないかなあ(笑)前田の怪我を思うにつけ、万代が来てくれてよかったな〜って気がする。あ、でも柏との開幕戦のチケットが取れなかった…売り切れるの早かった!どうしよ…。

オリコンを見ていて。ゆずですら(車のCMタイアップすらついてるのに)2週目で10位圏外になる時代か…。ゆずは僕より上は当然として、下の世代にも幅広く絶大な人気を誇っていると思っていたけれど、今の若い子たちはもうそうでもなかったりするのかなー?どうなんでしょう。レーベルの方がタメだったのだけれど、「僕らの頃はバンドやロックやるのってもっと孤独でひねくれたもんでしたよね」なんて会話で盛り上がる。なんつー会話だ。でもそうだった気はするんだよなー。

Wintersleep良いなあ。来日公演がサイクロンってのもどうかと思いつつ、行きたい。あとポツポツと今回のBritish Anthemsに出るバンドを聴いていたら、いい。WombatsやDoes It Offend You, Yeah?は元々良いなあと思っていたのですが、ここへ来てScouting For GirlsもThese New Puritansも良い感じ。しかしあの狭くて暗い空間に長く居ることが苦痛だったので…行くかは五分五分だけど。前回からもう三ヶ月も経ったのか、時間が過ぎるのは早い…。

そいや、2/22は猫の日だった。会社のビルにいついている猫がこっち来たので紐投げたりして遊んでやったりしたんだけど、右上画像は木曜の朝?に駅へ向かう道で見掛けた野良猫。ここまで痩せている野良猫は初めて見て…。見てて辛かったので取り急ぎ食べられそうなものをあげて、水を含ませて猫にとっても食べ易くして…。なんていうか、生きていたいと思うよな。それが本能なんだって。こういうの、ほっとけないたちだというか…逆に僕が「どういったものに惹かれるか」ということも少し分かった気がする。群がれない野良猫が大好きなところがある。それをそのまま喩えとして当てはめればいいだけの話。この週末はやたら猫を見掛けた。

土曜は昼に歯医者で外出。あまりの天気の良さと暖かさに「自転車でどっか行こうかな」と思ったけれど、少し待って外出たら風が強くなりはじめ。自転車でどこかへ行くなんてことをしなくて良かった、正直。井の頭公園への道で元会社の方夫婦とバッタリ。うわあ!ビックリ。こんなところで挨拶出来るのは嬉しい。強風で中央総武線各駅停車がストップ。クソ風の強い環七沿いを歩いたりした。吉祥寺のHUBで日韓戦を見た。こんなに人が入るんだなあ。盛り上がってて面白かった。

うるぐすで初めて中国戦の鈴木啓太と中国のキャプテンがもみ合いになったシーンの映像を見たんだけれど、あれは映像で見れば「首絞め」じゃなく「のどわ」だよね?思ったより、短くて…でも、僕もスポーツ新聞記事の画像だけしか見てなかったから、前者だと思ってたんだけれど…思った程じゃなかった、正直(笑)首絞めと喉輪だとかなり技的にも意味合いが違うなと思って。ま、サッカーのピッチ上で考えればどっちもレッド出すべきだと思うけど(笑)、安易に「首絞め」って言葉だけ先行させてしまうと、単純に悪意を持って反中を煽るだけになるじゃない?

サッカー日本代表の視聴率の低迷ぶりを考えれば、正直映像見ていない人は滅茶苦茶多いでしょ。タイミングがタイミングだからさ、煽り言葉としては面白いのは間違いないけど、愉快的にそういう振りをするのって行動として安易過ぎやしないか。そんなの、悪意が生まれるに決まってんじゃん(笑)見ていなければ尚更。それを生まれさせてどうしたいのだろう。メディアが人の心象操作をすることはそう難しいことではないと思うから、怖いな、嫌だなと思った。そう、結局テレビの影響力って強いよ。だって、特番見てBLUE MAN GROUP見に行きたいと思ったし(笑)

日曜は引き続きの強風で電車が遅れまくる中、品川へ(天気は良かったのになぁ)。せっかく東京に居るのに、あまりに誕生日っぽいことが何も無いのも淋しい。ってことで、生年月日が同じ友人を誘って遊ぶ。品川で遊ぶ、というのはなかなか無いというか、港南口へ出たのは初めて。新しく開発されている街にありがちな…すごくきれいなのに人が少ないという。公園が近くに無駄にあったらしいので、風さえ弱ければもっと歩いてみたい景色だったのだけれど、この寒さでは無理…。

f:id:airgyan:20080225014307j:image友人に連れていってもらった洒落た感じのカフェで二人して誕生日プレートを頼んだり(二人ともですか?みたいな、店員さんの反応が面白かった(笑))、だいぶ誕生日気分を味わえたので(というかここまで無邪気に高校生の頃みたく遊んだのは久々な気が…)、これで25歳の1年も頑張ろうと思えたかな?他には同じ誕生日の人も居ないから…こうして同じ年齢で同じ誕生日を祝える人が居るのは嬉しいなと思った。こんな寒い日に遊んでくれて感謝しなければね。「次は50歳の時だね」なんて話をすると、そうかあ、四半世紀ってもうあと1、2回あるか無いかわかんないんだなって思う。明日のことも一ヶ月後のことも全くわからないけれど、やはり二度と無い1年なのだから、26を迎える前に「一体、何をしていたんだろう?」と思うことのないような、後悔の少ない1年を過ごしたいと思うところです。