ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

TOKYO DESIGNERS WEEK 2008 / 100% DESIGN TOKYO @ 神宮外苑特設会場

国立から離れた後は、自転車を走らせて今週行われているTokyo Designers WeekやDesignTide絡みの展示を見たりする。この日は主に表参道〜青山一丁目までの246沿いと、外苑東通り沿いを走った、という感じ。ミッドタウンまで行ったのは、30日はまだやっていなくて週末だけやっている展示がありそうだったから、それを見に行ったんだけれど――でももう終わってたり。少なくとも16時のd.v.dには全く間に合わなくって、その次の17時半からやっていた人たちのライヴには間に合ったんだけれど、そんなにピンと来なかった。人もそんなに集まっていなかったかな…。テイトウワの時はどうだったんだろう。

その後再び外苑の方に戻って、100% Design Tokyo。ナビスコ→100% Design Tokyoの流れはこれで4年目。昨年は来たの翌日だったけれど。今年も昨年と似たようなテント構成だったけれど、メインのテントが大きくなったのかな?そして学生の展示もテントの中でやるようになった。2006年みたく晴れっぱなしだと本当は学生の展示は外でやっていると景色的に彩が面白いんだけれど(今年は外…というか奥の方のスペースが余っていたような)。なんで中になっちゃったんだろうなあ、昨年も別に雨降ったわけでもないのに。メインのテントの一番奥にセミナースペース的な…そんなスペースが出来ていて、赤ワインが飲み放題だった(笑)

少しだけあったライヴは外のJ-WAVE Cafeでやったんだろうけど、僕が行ったこの日は何も無く。18時ぐらいに入って、20時の閉館まで全体を2週ぐらいぐるぐると回ってみた。“アート”と“デザイン”は違うので、勿論アートっぽいものも好きなんだけど、でも僕はアートよりもデザインが好き。それはなんだろう?小説と歌詞の違いのようなものかな?それは、自己満足の度合いの違い。人に届く/届かないレベルに差がある。デザインは、人に届かなければ意味が無いと思う。だから、そこに何が込められているか、理解しようとするにも、デザインの方が僕は楽しい。あとは得てしてデザインの方がシンプルでポップなところで完結するから、かな?

それにもっと生活や日常に直結したもの。部屋に絵画を飾りたいとかポスターを飾りたいとは思わないけど。あんなテーブルが欲しいとか、クッションが欲しいだとか、なんとかが欲しいだとか…それを買うとか実現させるのとは別に、そういう感情は僕も持ち合わせているから、デザインの方が好きなんだと思う。何はともあれ、毎年ながらこのイベントへ来ると感性刺激されるよねえ。DesignTideと違って写真が×なので撮ったりはしなかったけど、いつもたんまりとパンフレットやフライヤーを持って帰ってきちゃう。段々、毎年同じ展示があるなぁって慣れてきちゃうところもあるけど(笑)勿論、来年もまた来るだろうし。こういうワクワク感は大切!

帰りは、246沿いの展示やっているお店に寄ったりしながら渋谷まで。今日も自転車は渋谷に置いて帰る。…でも、こんな風にデザインだのなんだのとおしゃれぶっておいて、晩飯を富士そばで食べているところが駄目だと思う。そんなもんだよね。そばが食べたかったのだから仕方が無い。ところで、今週半ば頃にぐっと寒くなってから、妙に頭の中をぐるぐる回って、引っ張り出してきたのがadvantage lucy"めまい"。“不覚にも君の目を見れなくて 茜色に染まった髪を見上げる”というフレーズが妙に引っ掛かるのは、人生で初めて染まった髪で秋を迎えたからかな。人からのメールを見て、なんとなく、この曲で歌われているような気持ちに、内心なるのかどうなのかみたいな気持ちになったりしている。“君があんまり素敵で どうしようもなく惹かれる”“今も君の低く優しい 声を聞くたびにまためまいがする”