メッセージ・ソング?

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか。

shimokita round up @ 下北沢CLUB QUE / SHELTER / GARAGE / CLUB251 / 440 / mona records

3連休の最後の日は、当初の予定としていた天皇杯やTDW、新宿タワレコでのインストアなどではなく、QUIP誌主催による下北沢の各ライヴハウスでのライヴ・サーキット(と言うのかな)、shimokita round upへ行って来ました。行ってきたというか、ひょんなことからスタッフとして参加しました。「人手が足りなくて…よければ手伝ってくれない?」とお話をもらったのが金曜日なので結構近々。直感的に“面白そう!”と思ったから、ライヴ見れる云々とかバイトとかそんなのどうでもいいから参加したいと。どうせ当初の予定なんて…一人でぐるぐる回るだけなので、3連休誰にも会わず過ごすよりは(笑)、こういう仲間ごとの方が楽しいだろ、と。

イベントの中の立場になれることなんてそう無いから。ボランティアはボランティアで、僕のボランティア精神が掻き立てられるわけです(笑)昔ap bank fesでボランティアやった時とはイベントの規模もジャンルも意義も立場も何から何まで違うんだけど、やっぱり“面白そう!”って直感に従ったまで。タイムテーブル見て、勿論見たいアーティストが居ないわけじゃないんだけど、でも多分この日じゃなくてもきっと見る機会あるだろうと思ったから…やっぱライヴ云々でも無かった。この話が無かったら、逆に知り合いが結構この日は下北に居そうだから近付かないでおこう、なんて思っていたぐらい(そういう話を月、火あたりにしていたばかり(笑))。

当日は11時に本部となったハイラインレコーズ跡に集合。…Google Mapで場所を検索している僕は下北系失格。…間違ってはなかったけど、東京来た頃には僕は完全にDisk Union系だったのでハイラインには全く行くこともなかったのです、今更ながら。「行くよねー」みたいな顔していたとしたら、それはきっとその場のノリだろう。うん。12時に開場すると、所謂入場受付(もぎりとかリストバンドとかああいう)というか…そういうこともやったんだけれど、この日一番フル回転していたのは、ガチャポン!ライジングサンにもあるアーティストのバッチが入っているガチャガチャですが、これが想像を越える人気ぶり、回転率だったようで…。

その話は後述として、でもやっぱりお客さんの層自体は、やっぱ決して男子率高いわけじゃないというか、圧倒的に低いじゃん。だから別に…行ってなくたっていいじゃん、みたいな。よくわかんないけど(笑)そんな言い訳です。んー、でも1:9と言うと大袈裟かもしれないけど、良くて2:8ぐらいだったろうなあ、男女比。僕自身…手伝いに行ったのはいいけど、若い男子僕だけでしどろもどろ、みたいな(笑)別に普段から女性と仕事してるけど、比率が違ったね。にしても、「Quip知ってます?」と言われて「Shortcut Miffy!が表紙のやつとか持っていますよ。」と答えられる僕も貴重といえば貴重な気はするけど…。活かせてないのか(笑)


さて、話戻してガチャガチャ。バッチを取り出した後の空のカプセルを回収して、開けて、中を入れて、パチっとはめて、もう一度商品に…というルーティンなのです。完全に人力でした。外すのもはめるのも結構力を入れないといけないので、もう手首が疲れる疲れる。「明日は絶対手首が筋肉痛になる気がする(笑)」と言ったりしていたのだけれど、翌日は実際に左手首と、右手の親指の付け根の辺りがものすごく痛くて、特に右手のこの部分が痛いとペンで文字書くとか缶を開ける時とかに大変でした(笑)意外と!大変な作業。何せ数が半端無い。でももしライジングサンでもこんなことが行われていたりしたらもっと大変だ…。

で…やっていること自体は、考えようによっては、すごく面倒臭くて、つまんないことかもしれない。でもね、その裏(=表)で喜ぶ声がリアルに聞こえるのね。そんなに喜んでくれるんだ!って思ったこと何度もあった。だからそういうことをしているのが…嬉しくなるというか頑張ろうと思うんだよね。プログラムやソフトウェアみたく、一括で処理とか出来ないからさ(笑)そういうのを本職にしている僕が、こういう工場みたいなことを楽しめるのって、なんだか“可笑しいな”って。すごく、そういうのっていいなって思うんだよ。そんな気持ちになると、“手作り感溢れる”という言葉がピッタリの…裏側の一コマではないかと個人的には思ったり。

かなりの数のバッチの数でしたが、最終的には在庫が無くなるまでカプセルに詰めた。いやーすごい。最後は表に出てガチャガチャの近くに居たんだけれど、表に出たら出たで、お客さんの自分のお目当てのバンドのものが出た時の喜びぶりは、見ていて一緒に拍手したくなる感じ(した時もあった)。“なんか、いいなー”と思うことばかりで、本当にね、こういう立場で参加してよかったなーと思った。勿論「かぶった」という声も多く聞いたので(笑)、それはライジングサンみたくトレードスペースを作った方がいいんだろうなぁというか…って別に僕はお手伝いだからそんなこと考える立場じゃないんだけど(笑)でもそんなスペース取れないか…。

その辺、土地が余りまくってるライジングと、曲がりなりにも東京で人気のエリア(家賃相場もそこそこ高い)の下北では、スペース的に実現出来ること・出来ないことの規模が変わってくるんだろうなあ。そして。どうもガチャガチャ機が詰まりやすかった(出にくかった)ので、その都度古いテレビのように(笑)、ガタンガタン!と揺らしていたんだけれど(これもそれなりに力を要するので疲れましたが…)、途中から…すぐ隣に居たTHE NOVEMBERSのスタッフのかたもそれを覚えて(笑)、手伝ってくださっていた。僕なんか一方的にTHE NOVEMBERS聴いているだけなのに(笑)、うーん、すごいなあというか暖かいなあと、こういうの。

そう、THE NOVEMBERS。後述しますが、THE NOVEMBERSのライヴは見て。その後に本部と言われる場所に居たら、THE NOVEMBERSのメンバーが中をうろうろしていてちょっと驚いた。いや、それだけじゃなく色んなバンドの人たちがうろうろしていた。たぶん、僕が普通に、うわーこのバンド聴いてる!って人も多く居たと思う。なんか、お互い色々コミュニケーション取っていて。そういう…横の繋がりっていうのかな。それを感じたというか、シーンを支えていく、作っていくのってそういう暖かみや刺激なんだと思うから。なんか、いいなあと思った。…でも、もう僕より年下のバンドがゴロゴロ居るというのが、未だ実感が沸き難いところ(笑)

何度も書いている通りあんまり僕はコミュニティだとかそういうのが苦手な人間だけれど(僕は適度に距離を取りたがるから、こうやって距離が近いと、難しく考えてしまいそうだなあ…ということは思った。)、でも本当にこのイベントはそういった人の繋がり、暖かさやそこから来る“手作り感”、そういったもので出来ていると思った。じゃなきゃ、あんなガチャガチャ詰まってたら場合によってクレームの嵐だよね(笑)お互い、物を持ち合う精神というか…それは目に見える“物”では無いんだけれど…支え合っている感じ。そういうものに慣れていない僕はちょっと内心戸惑いつつ(25になって何を言っているのか)、でも本当に、すごく面白かった。

なんだろう?文化祭みたいな感じ?きっと。僕にとって最後の文化祭は高3の時になっちゃうから、大学のがどういったものかは全く分からないんだけれど。だからすごい昔の記憶で――高3の時の性格が下地で今の僕があるから当時も駄目な人間だったけど…でも音楽や放送や機材の部分は責任感やプライドがきっと多分あったのか――自分たちがライヴやるのもあったけど、でもそれ以外の部分でもあの時だけはものすごいアクティヴだったなぁ(笑)すごく楽しかったのをよく覚えている。仲間で助け合う感じというか、一体感というか――僕の人生においてここ数年感じて来られなかったものが、この日過ごした中には多く溢れていた気がします。

…だからなんだろう…あまり一体感のないどっかの会社は誰か“会社としてライヴ・イベントをやりたい”ぐらいのことを言い出すときっと面白いと思う、と思った。まー勿論会社でとなると色々別だとは思うんだけどねー、利害関係とか損得勘定とかどうしてもあるしさ。だからある意味…今回僕は、全く知らないところで、ボランティアとしてだったから楽しく出来た部分ってあるとは思うんだけど。でもねー、本当にこういう感覚は新鮮だったな。嬉しかった。きっともっと、この輪はより大きくこの街へ広げていけるんじゃないかなあー…とは、思うんだけれどでも別に僕が何を出来るわけでもないからそんなのはすごく無責任な発言だなあと思う(笑)

途中休憩時間の話。前述の通りあんまり“今日だからこのバンドを見たい”、みたいなのが無かったから――下北の街を普通に散歩していた。せっかくの休日だしねー。その散歩中に見つけたのがこの猫とおじさん。「よく寝られますね」と言ったら「慣れてますから」だそう。いいねー。どのライヴが見たいというのはなくても一応各ライヴ会場を入場することまではした(笑)でも、結局ライヴを見たのはLucky13とTHE NOVEMBERSだけ。ノヴェンバーズは見たくて選択した部分はあるんだけれど、Lucky13は完全にGARAGEの近くまで来たからなんとなく、という感じだった。でもすごく良かったです。だから、もっとライヴを見ていたら見ていたで、きっともっと新しい出会いがあったのかもな。




唯一ちゃんと見たTHE NOVEMBERS8月のUNIT以来。さすがにSHELTERじゃ客入りもパンパン!早めに行ってよかったつもりだったけど、でもステージは全然見えなかった…。"Arlequin"、"こわれる"、"Exit"、"僕らの悲鳴"、"ガムシロップ"、"白痴"あたり。同じ週のUNITもちょっと行きたかったけど、色々な要素が重なって無理だなーと思ったので。今日見られて良かったよ。セッティングの時に"she lab luck"を簡単にやっていたのだけれど、サビだけ急に鳴らしていたのに身体を揺らす人が多かったのは人気曲である表れかな。そういう意味では今日は"バースデイ"もやらなかったのでそれはちょっと残念。(きっとUNITなら聴けたかな)

で、挙げてしまえばthrowcurveとかLOVE LOVE LOVEとかnoodlesとかPOP CHOCOLATとかD.W.ニコルズも、あと元々好きなスクービーも見たかったんだけど。でも、今日はそれよりも中に居る時間が大事でした。でも外を歩いていれば歩いているで、前や横の人がこのイベントのパンフレットを見ていたりすると…(結構多かったよね、そういう人!)、確実にこのイベントは今日の下北の中心にあるんだなーと思った。この“街を動かしている”感触はきっと、中に居たからならではのものだったと思うし。僕みたいな立場の人間が何を言うかって話なんだけど、でもすごくそう思ったよ。勿論、参加した皆がその人なりに々感覚はあったはず。

…もしブログ見てくださっているかたにこのイベントに行かれたかたが居たらば、僕がお相手していたかもわからないですね。ありがとうございます。楽しかったでしょうか。僕はライヴは全然見てないですが、ものすごく楽しかったです。お目当てのバッチは当たりましたでしょうか。なーんて、中の人を気取って。お手伝いはお手伝いなので、その辺ちょっと中途半端に逃げ腰ではあったけど(笑)、「仕事無くなったら自由解散でいいので」と言われていたけど…楽しかったので(あと仕事が無くならなかったから)結局最後の撤収まで手伝った。それなりに自分からアクティヴに動いたつもりだけれど…これが精一杯ですなー。人見知りは人見知りのまま。

でもほんと、すごく良い経験だったなと思うし、参加して良かった!それに尽きます。あとは…ここ(ブログ)で、ちょいちょいアーティストに話をうかがった的なことを書いているけれど、僕が今まで相手にしてきているのは今日出ていたバンドたちと比べると、もっとメジャーでネームヴァリューがある人たち。中には世界的な規模として。なんだけれど、なんだろうねえ、“うわー、すごい!”みたいな感覚は、そういう規模が違っても、変わんないから(笑)“良いものは良い”でしか無くって…僕は結構さー、良いバンドって(ちょっとした自分の中の壁さえ取り払えば)何でも好きになっちゃうからさー、知るのが怖いんだよ(笑)面倒臭くなっちゃう。

23時に撤収。イベントの大規模な打上げも参加出来たのだけれど、明日の仕事を考え(月初…)、せっかくの機会だけど参加せずに帰宅。でも、またこういうイベントあったら誘ってください!ってQuip編集長にお願いしてしまった。編集長のかたは、なんだか…昨年会社を辞めた同じく編集長とかをやっていたかたに雰囲気が似ているなあ…とずっと思った。上の方に書いたこと(苦手だから、的なこと)を考えてしまう僕とはやはり人との関わり方…タッチの仕方と言うかね…違うなあ、すごいなあと思ったよ。15歳から10年経って果たしてどれ程あの頃見ていた“大人”に近付いているかわからないけど、やっぱ少しずつでも良くなりたいよなぁと思った。

…でもいつもいつも書いちゃうことなんだけど、数年前の自分を考えればね。ほんとまさかこんな風にこういうかたとお話出来るなんて思ってもみなかったわけだよ!そんなことばかりなのです。1年前はまだしも、3年前、4年前、それ以前はね――完全に傍観者でしかなかった…それもひん曲がった(笑)今もトゲを持っちゃう性格が全編変わってることは無いんだけど、本当に人の繋がりによって今回もこういった体験が出来た(本当に、誘ってくださった人様々です!)。誰かと仲良くなる、みたいなことが一発で出来る人間ではないにせよ、僕も誰かを知ったように、誰かも僕を知ってくれたはず。ほんと少しずつだけど…変わってきてるんだよね、きっと。


ここまでは割と前向きなお話。さて、ここからはちょっと湿っぽいお話。今回のイベントで会えた元々知っているかたは、誘ってくださったかたと、もう一人は…ここにも書いていた、好きな子だった。ANATAKIKOUが出る時点で“居そうだなぁ”とは思っていたんだけれど。でも参加決めた時点ではなーんも…会えるかも、なんてことは考えてなかった。期待した時こそ全くすれ違わないものだし、そういう目的でもないだろう、と。…蓋を開けたら同じくお手伝い(笑)ちょっとね、そう来たか、と(笑)逃げられない(笑)でも殆ど変わっていなくて、久々って感じはしなくて…ともあれ会えて嬉しかった。もう本当に会えないかもなーって思ってたし。

でもなんて言うんでしょ。会うのも話すのも7ヶ月ぶりでは、現在進行形なのか、過去形なのか、自分の中でもよくわからず…。最初はちょこっと普通に話したけど、仕事入っちゃってからは全然話せなかったからな〜。仕事は仕事だから…変な話をするつもりもなかったけれど、でもそしてその子は早く帰ってしまって充分に話すことも出来なかったので…自分の中のもやもやが大きくなってしまったなあ、というのは電車で思った。まー…普通に会えて普通に話せただけでも、充分な収穫なんだけれどね。でもなんかすごく中途半端な感じ。普通は普通で、それ自体が壁というか――“普通なのに、今まで会えなかった”のが、遠まわしな答え、だよなあ…と。

“今度(12月)のブリッツは行く!”って言っていたし、こりゃ僕も頑張って一般でチケット取ろうと思い直すわけだし、一歩は前に進んだんだよね、きっと…でも、マイナスが1減って、だが以前マイナス、みたいな感じ。正直なとこ、考えれば考える程、“まあ、無いってことだよなあ”と導き出されるんだけど、これまた中途半端に気持ちの引っ込みが付かなくなっているなー。自分のことだけど、面倒臭いなー(笑)途中、その子が、たぶん今日出たバンドの人と一緒にガチャガチャをしに来た(別にふたりではなかったけど)。元々そういう繋がりがある子だとは知っちゃいたけど、たぶんそういう姿を見るのは初めて…だったんだよね、きっと。

たぶん僕では見たことがない顔や仕草だな、みたいなことは瞬間に思って…それを見た時の僕の顔は、笑顔で居たつもりだったけど、どうだっただろうな。漫画によくあるような描写だと、一コマの中に、向こう側は背景が白くてこちら側は背景が黒くて、吹き出しはないけど、内心思っている台詞が記されているような…そんな場面。内心は胸がぎゅーっと締め付けられてはいて、そこは越えられなかったのかなあ、無謀だったのかなあ、とか思ったりはしていた。ネガティヴに考えるならば、もしこの子にとって、“仲間”と楽しめたこの日に僕と会ってしまったことがこの日の余計な要素の一つだったとしたら、それは言い表せない程悲しいし胸が痛むなあ。

そんな風に話が脱線(?)したけれど。今回このイベントに参加出来たことはとても楽しくて、だからそんな部分は自分の個人的な側面でしか無いんだけれど。ほんと、恋愛感情って面倒臭いな(笑)“好きになっちゃったんだから仕方ないなあ”とも思うけど、“ちゃんと消化させたい”ってのはたぶんエゴなんだろうし、ゆっくり飲み込んで消化出来るのが一番良い気がする。からまるのが面倒臭いのなら、無理に人を好きになることもないだろうなあ。そんなのは残念だけど、会えたからこそなんだろうし。中村一義の"あえてこそ"を聴きながら。ともあれ、こういうボランティア的なことがあったらどんどん参加したいなあと思った次第であります。そんな感じ。

余談。この日のイベントの最中に眼鏡を失くして。普段通り通常は掛けていなかったのだけど、途中で遠くを見る時(別に遠くでもないけど混雑状況や人を確認する時。)に、掛けたり外したりしていて。そうしたら途中で失くなって…。「絶対この部屋の中でどっかへ置いた記憶はあるんだけど…」と言いながら、探せど探せど見つからず。最終的に部屋のどこにも無くて。でも諦め切れず、最後の最後まで片付けて見つからなかったら仕方が無い…と思ったから、それも最後まで残った一つの理由。で、本当に最後の最後に眼鏡は見つかった。どこから出てきたかと言うと、ガチャガチャ機からカプセルや小銭を取り出している時に、…一緒に僕の眼鏡も出てきた!(笑)一体何故そんなところに!!全くそうなる伏線の記憶がありません…。見つかった場所がおかしくて笑いがどっと起きたのも、良い思い出になるかな?