ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

The Starlets @ HMV渋谷店 とか

本日は午前中髪を切ったのち、The Starletsのインストア・ライヴを見に行った。4年ぶり2度目の来日ツアー中のグラスゴーのバンド、スターレッツ。…昨日もThe Starletsの来日公演@O-NESTへ意気揚々と行くつもりだった…のですが、仕事でそれどころでは全く無かった。ついでに言うとUNITでのThose Dancing Daysへ行ってから行く予定だったけれど、とてもじゃないがその為に18時半に会社出るなんてのは無理で、ちょっと抜け出すなんて状態でも無かった。UNIT諦めたとしても、NESTへ…21時過ぎに出てもまだ見れるんじゃないか…と内心期待はしていたけど、でも結局終電帰りだったことを考えれば“早く終わらせて行く”という雰囲気でもとても無かった。

チケットも買っていたし、“11月まで生きるモチベーションになる!”だなんて来日公演決まった時に言っていたし、もう2度と日本でフルのバンドでのセットが見れないかもなぁ…と思うと、そりゃー悔やまれますよ…。悔やんでも悔やみきれない。…でも、元はと言えば自分の準備不足が原因。他人や先があることだから…。今週は4日しか無い上に月初で、いつもの月初以上に(トラブル含め)何かやることが積み重なってしまって、ドタバタしてしまったところはあるにせよ…もうちょっとシャキッと仕事していればまた違ったし…前日充分に準備せずに、年下の女の子とご飯食べる約束の為に帰ったりしてしまったから、罰が当たったんだろう、と(笑)

なんか、きっとそんなもんだよねえ。やるべきことをちゃんとやっていないと全て自分に返ってくるということ。見れなかったのは本当に残念だけれど、“きっとそういうものだったのかな”って思うしかない。そこで思い浮かんだのがホフディランの"恋はいつも幻のように"で、聴きながら仕事していたのだけれど。一応、アルバムについて書いた時の“恋に落ちるアルバム”とリンクしているのだけれど(笑)なんかきっと、そんなもんだよねー。みたいな。うーん。ゆずで言うところの"ねこじゃらし"みたいな…つかめそうになるとするすると手の中から飛び出していく感じ?それは割かし色々な物事や機会で、そういうことが起こり得ると言うこと。

まあ…幾らThe Starletsが大好きと言えど、僕の人生における4大アーティスト…それがミスチル、ゆず、バイン、ピロウズなのですが。もしそのうちどれかの何かが絡んでいた何かだとしたら、とてもじゃないけど…ね。放り出せない。…とは言え、今週は忙しなくしたつもりだったけど、でも何かそれ以上に…呆れられたんじゃないかって気がするぐらい…上手くいかなかったな。うーん、まあでも見たかったけどね…悔しいなあ。いやでもわかんないよ。この時の悔しさが根底に残って、“イギリスまで見に行こう!”って思って初めての海外旅行になったりするかもわかんないのだから(笑)でもほんと、次の来日公演なんていつに…いや、次あるかなあ?

そんなことを考えていたことは前日。で、本日のインストア。朝が不安だったけど髪を切りに行く時間が早くなってしまったおかげで時間は問題無く。でも。ピロウズのチケットが取れませんでした。そんなもんだよねえ…。ていうかなんでチケットぴあのみなのよ…。開始通りにHMV渋谷到着。前回来日時のインストア前回ここでLinus Of Hollywoodを見た時と比べると、(早い時間ながら)結構な人の入り。おーすごい。時間通りメンバーが登場。フル・バンドのセットというよりはアコースティック・セットではあったんだろうけど、メンバー6人全員が登場。そこまでの期待をしていなかったから(もっと簡素な編成になるかなと思っていた)嬉しい!

"Like Novocaine"から始まり、"Maggie loves Hopey"、"Marie Claire"、"Running out of Saturday"、"Rocking in a shy way"、CDには収録されていない"Circus Song"、最後に"All to make you feel brand new"。思ったよりも曲をやってくれて、嬉しかったな〜。(途中レーベルの人から注意があったから、あまり時間気にせずやっていたのかもしれないけど(笑))。MySpaceにアップされている曲は全てやったんだね。もう充分に、前日行けなかった悔しさが吹っ飛ぶ素晴らしさだった。ビフ、本当に日本語喋ってた。“赤ちゃんが居ますね”とか。前回来日時にそんなMCで喋ってた記憶が無いのにな。

前回は質疑応答やバッヂ配りがあったのだけれど、今回はサイン会。普通に参加。ちゃんと忘れずCDも持っていってた。ジャケットの裏にサインしてもらった。でも並んでいる人が英語を喋っていると、ああ英語喋れないのが悔しいなあと思う。「ハジメマシテ」って言ってくれてるけど、でも前回の時にも、何か一言は喋って…、でもそんなことも英語で言えないからなあ、と(笑)とてもじゃないがこんなのでは海外フェスなんて行けない…。ちなみにこの日のインストアは、ライヴは参加券無くても観覧可。サインは参加券のみ。サイン会含め、14時前には終了。ELLEGARDENのベストが安かった(今年夏に出たばかりなのに、半額で1,260円!)ので買った。

…しかし、これで終わりではない。10月以降、いつも以上に色んな洋楽誌、洋楽Webを見ていたけれど、全然The Starletsの新譜は取り上げられていない…。インタビューなんて勿論載っていない。頼みのクッキー・シーンにすら載っていない。うーん、なんでだ。どの雑誌だって中の人は絶対僕なんかより音楽やUKロックへの知識があるはずで知らないはずがないのに(←というのは、実際僕よりUKやインディーに詳しい人と話すと、結構知っているんだよ、スターレッツの名前は。)。何回も出ているようなベストやリイシューより新しいバンドや新しいアルバムの方がよっぽど面白いと思うのに。結局それってあくまで仕事で作っているものだから…?

The Starletsの今回のレーベルへコンタクトを取ったというのはアルバムについて書いた時にも書いているんだけど、もう思わず“東京でインタビューの取材の予定は無いですか?”と聞いてしまったのが木曜日か金曜日。会った時に話しましょうってことで、(NEST行けなかったので…)このHMV渋谷にてレーベルのかたとも初対面。そして明日でなく、実施が今日に決定。…レコーダーは常に持ち歩いているのだけれど(念のため言うと、ライヴの録音とかをしたりするためではなく(笑)そういうことはしたことありません。)、…質問を何も考えてない!でもこれだけ大好きなバンドだから、予め質問表を作って印刷しないでも、大丈夫だと判断…。

…あんまりインタビューした時の話はブログには書かないようにしてきているんだけれど、逆に言うと今回は…もしUKやインディーもの取り上げてて、無償で載せられるメディアがどこかあったら、書き分けます!みたいな気持ちも込めて(笑)レコーダー常に持ち歩いているのは、そういう…おこさなきゃいけない原稿を、いつでもおこせるように。という感じ。渋谷の桜丘町の方のカフェにて、メンバー、スタッフのかた、彼らの日本の友人に混ざって一緒にランチ兼インタビュー。インタビューは約1時間。勿論、通訳をしてもらいながら。申し訳無いです。大丈夫だと思ったけど、でも質問表あった方が通訳し易かっただろうな…と思ったのが一つ後悔。

ご好意でもう1時間、一緒にランチ。僕は一生懸命英語を紡ぎ、ビフは日本語の辞書を片手に日本語を紡ぎ、という構図。なんだかこの日のこういう図も、前回書いているような“手作り感”の一つかもしれない…?結構、急で思いつきで動いた部分は否定出来ず(ちょっと強引で、ほんとすいません、って何度も言ってしまった。すごくウェルカムな対応をして下さって、本当に有難かったです。)、色々仕事が溜まっている中で、内心「ああ、こんなことやっていていいのかなあ」っていう一面もあったりはするんだけど。でもね。やっぱなんでもそうなんだけど、“後悔するような気がした”から。たぶん、僕自身が今のこの状態であるのは確実に“今だけ”。

でも、一度残してしまえば、永遠ではなくても、暫くは残る。そして何より、今はどこにもないんだもの。人がやっていないことをしないでどうする、って思った。“本当に良いと思うもの”は、誰かに言われてそう思うのではなく、自分で切り開くものだと思う…とか、通訳して頂いている人間の言う台詞じゃねぇな(笑)で。前日行けなかった悔しさが吹っ飛ぶ…とは言いながらも、皆して「良かったのに〜」なんて言われると、改めて非常に悔やまれます…。前回の来日時にやってなかった"Pink Love"もやっていたみたいだし、前回やっていて滅茶苦茶良かったのに今作にも収録されてなかった"Nowhere Boy"という曲も今回のツアー中やったらしいし…。最後、駅まで皆で一緒に歩いていって、皆さんと握手をしてお別れ。今までにはない感じの出会いであり、体験でした。まだ終わりじゃないけど(載せるまでは)。

そんなこんなで終わった後、恵比寿へ移動してFootnikでジュビロ磐田-清水エスパルス静岡ダービーを観戦。Footnikのサイトのサーバーが落ちてて(笑)、スケジュール確認出来てなかったんだけど、他のお店のスケジュールに一切無かったから、ここでやってなかったら仕方無いやと思って行ったんだけど、やっていて良かった。後半からだったのだけれど、瞬く間に前田のゴールで先制!ラッキーだったとは言え、ダイレクトであのコースに決めた前田が偉いと思う。柏、大宮と言った下位が勝っていたから(名古屋も川崎も優勝争いしてる癖に何やってんだ!)、正直勝利が欲しかったこの試合。虎の子の1点を守り切り、1-0で勝利!

主審の扇谷は結構掛かっていても流していたシーンが多い印象だったので…そういうのをきっちり取られていたら、また結果は違ったとは思うけど。何はともあれ、これでまた2週間空くし…今日勝てないときつかったので(残り3試合で上と離されるというのは)。勝ててよかったよ。それにしても…遠藤の解説を聞いたのは久々だったけど、各所でジュビロへの思い入れがひしひしと感じられて面白かった(笑)オフトの下でやっていたわけだからなぁ。前節初出場の岡田が本職でないセンターバックで出ているのを考えると、後ろはまだ不安も大きいけど…、ここへ来て西、成岡、太田と復帰が続いているのは大きい!次の同じ下位対決の柏には負けられない。

それにしても勝ち点と順位を改めてみても混戦。上位も混戦、上位も結構転んでいて、且つ札幌が一弱だからか。新潟、ヴェルディ、千葉が明日試合。3チームともそうだけど、その中では一番上の新潟が明日もたつくかどうかでだいぶ変わってくる。ジュビロは…近年全く相性の悪い鹿島に勝ち点を拾えないとしたら、柏と大宮相手に1勝1分して、勝ち点40まで持っていきたいところ。大宮は新潟とも試合があるからそこも結構大きい。千葉は残留争いの他のチームとの直接対決が無いだけに、こちらはとにかく勝ち点を積み重ねるしかない。でも後半戦の勢いを考えれば、中上位相手でもそう簡単にこけるチームではないだろう。なんかほんと、読めない!


それ以外の今週のお話。月初の火曜。月曜みたいな火曜。前日はそれなりに長いこと働いたけど、起きれた。最後の朝礼だから遅刻しないようにと思って…。ちょっと感傷的。そんなに忙しくないつもりだったのに18時まで外に出られず、今思えばこれが口火だったのだと。早く終われたらO-EAST音速ライン見に行こうと思っていたけど行けなかった。なので“今週は金曜までライヴはないなあ”と思っていたけれど、結果金曜も行けなかったわけです。せつないね。水曜。仕事で渋谷へ行ったついでに渋谷の金券ショップに。THE KOOKSのチケットが定価以上で売ってた。…いやそれ公演延期になったから。まさか誰も買わなかっただろうけど…。

渋谷の後は六本木に移動し(降りたのは乃木坂)、ミッドタウン裏辺りにある会社へ。よってこの日もまたミッドタウン付近を歩いたのだけれど、檜町公園は本当にいいよなあ。こんな公園が隣にあったら何度だって外に出たくなるだろうな。レジャーシート持って出てゴロっとするだろう。リラックスしたい時は全部ノートPC持って出たりして…(ネット繋がなくて良い作業は特に)。でも目の前とは言えミッドタウンからじゃ出るの面倒臭そう。個人的には2、3階にオフィスがあるような規模が本当は一番好きだったりする。せめて一桁の階がいいんだけどなー…。行った会社がそんなに高さが無いところだったので、ここなら公園行き放題だな、と思ったの。

この日は久々に終電の終電。新橋から品川方面回って新宿まで行ったの、いつ以来だろう。木曜。体調崩して午後出社、そしてすぐ外出しまって夕方まで仕事出来ず。そんな時に限ってシステムトラブルが幾つか重なっててテンパる。6つぐらいのことを同時に走らせたけど、無理がある…。上手くいかない日はこんなものかなあ。外へ出たのは中目黒。行きたくなる街。帰りに下北で井の頭線を途中下車し、人とご飯を食べて帰る。ちなみにこの日、友人が名古屋から東京へちょうど遊びに来ていたらしく夜メールが来ていたけれど、この先約で会えず。ごめんよー(バス乗場まで行きたかったけど…)。前述の年下の女の子ですが、仕事で仲良くなった外の会社の子で、辞められるそうで。今回ばかしはちょっと話を聞いてあげる立場。まあでももう気持ちの整理もついていたようだったし、何も言うことはなかったんだけれど。

うーん、でも切替の早さというのは善し悪しなんだろうな。僕ぐらいだと年齢が近くって結構同化しちゃう部分があると思うんだけど、僕よりももっと年上の世代からすると余計にそう感じるんじゃないかなあ。“合わない”っていう判断が早過ぎる、というか。もう一週間早く会って話していたら、きっと違ったかもしれないけど…でももうすっきりしたみたいだったから、何も言えなかったけど。でもその判断の早さが、“勿体無かったなぁ”という後悔を生む要素になるかもしれないなぁ、とちょっと思った。やっぱ若いうちに苦労をすることだってのも一理ある気がして(自分の中の基準作りという意味でもそうだし、若いうちの方が体力もあるし(笑))。

「他の人は、そういうこと言ってくれなかったのかなー」とも思ったりしたけど、その辺の感覚やバランスと言うのは、こうやって人と話すことで僕自身へも還元していくものなのかもなあ、なんてことは少し思いました。あとは…年下の女の子とこうしてご飯食べに行くことってのもそんなに無いから、そういうもんなのかなーどうなんだろうーと思ったんだけれど、逆にあんまり…こう、貸しを作りたくないっていうかさ。だからあんまりおごったりしたくないんだけど(笑)それって言うのは、自分の中に、女性に対しておごる=下心があるんじゃないか?みたいなのがあって、“そういうのが無いって思わせたいからおごりたくない”みたいなのがあるんだけれど。でも、会計の時の一瞬の間を感じ取って、ああ、これはおごった方がいいのかなあ、と思って…(笑)この日はおごりました。空気読んだ…と言えるのかなこれは(笑)

まあでもそもそも僕が行ってみたかったカフェに付き合ってもらったのもあるから…いいか(でも期待通りでした)。お金にしても物にしても、おごったり貸したりすることは結構僕自身忘れちゃうんだけどね。とりあえず思ったことは、東京は良い街が多いよな〜ってことは(昨日の六本木、同じ日の目黒に次いで)下北を歩いていても思ったのと、“自分の時間が取れない”という言葉を自分に当てはめた時、僕は“遊びたい遊びがあるから(=ライヴへ一杯行きたい、だとか)”東京へ来たわけじゃなく、“したい仕事が東京にしかないから”東京へ来たんだよね。そう考えれば、仕事の時間=自分の時間!であって、仕事より優先出来るものってそうあるわけじゃない。でも、その仕事がそんな人間関係にも繋がっていくわけだから。ずっと続くわけじゃないから、今頑張れるんだと思う。…そんな感じで長くなったけれどこのエントリは終わり。今週末の残り一日は、横浜にてTHE PREDATORSのライヴ!

想い出話

二階堂和美さん。女性一人を相手にインタビューするのは初めてで内心ドキドキでしたが、気の良い年上の女性だったので僕としては一番話し易いタイプだったかもしれない(笑)

12月リリースのアルバムに関してのインタビュー。最後「僕、この間サンフレッチェ広島の試合を見に行ったんですけど、広島人としてサンフレッチェは好きだったりしますか?」と聞いたけど「サンフレッチェはそんなに…」という感じでした。そりゃそうか。

写真にはうつっていないけどチェックのスカートがかわいらしかった。ベンジービューティフルハミングバードに続き、最近またインタビュー続きだったけどこれでちょっと落ち着く、はず…