ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

フジファブリック / 髭(HiGE) @ Zepp Tokyo とか

本日はフジファブリックと髭のジョイント・ライヴ(って言い方もあれだけど)へ行って来ました。ツアー決まった時点で良い組合せだなぁと思ったけど、わざわざ発売日初日にチケットを取るべく構えるわけでもなく当然チケット取るのなんて忘れていたんだけれど、親会社の音楽の趣味が割と合うかたからお誘いがあり行くことに。実感が全く沸かないけど会社の引越しまで2週間を切っており、引越し前後は絶対かなりバタバタするので、行きたいライヴは色々あるけど(OGRE YOU ASSHOLEKaiser ChiefsSPECIAL OTHERSも…)、今のところ来週再来週辺りはライヴとか行かないでおこう、と思っていて。

そういう意味ではこのライヴが移転前の(このオフィスを抜け出しての)最後のライヴかもなー。そう思うとちょっとセンチメンタルで(?)、もうゆりかもめなんて暫く乗らないのかも…(今後はZepp行くにしてもりんかい線の方が行き易いので)。もう今後はライヴの後にお台場海浜公園駅の下のスーパーマルエツで半額になっているサラダや海鮮類を物色することもなくなるのだなあ…(笑)まあそういったところで、(下の方に書くことにも繋がるのだけれど)今回親会社の人と(最後に)ライヴに一緒に行けたっていうのが、締め括りじゃないけど…一つの区切りとして、なんか意味があることだったのではないかなーって。自分の積み重ねの結果というか。

ところで、今日のライヴも先日のプレデターズのライヴも、一緒に行ったかたがぴあのプレリザーブで取ったもので。あと今思えば年初のバンプもたしか一緒に行ったかたがディスクガレージの会員か何かで取ったもので。なんか、皆ちゃんと見たいライヴを見る為にそういう会員になっていたり登録していたりするんだなーと思って…。スマフレとかクリマンの3A会員とかもそうだけど。僕はあんまりそういう欲が無いから…“ふと思いついて行きたいライヴがチケット余ってたら行きたい”みたいな感覚で。あと、金券ショップやヤフオクで安く買えて見られたらラッキー、みたいな(笑)あんまり前々から後々のライヴの予定を決めることがまずない。

そんなんだから好きなバンドが人気出てチケット取れなくなったら、必然的に“見なくなる”と思うし、別にそれに対してどうにかしたくなるわけでもないだろうし、それは別に飽きるとか嫌いになるとかそういうのでもない。“ただ見なくなる”、それ以上でもそれ以下でもない。今は周りや自分の環境含めて、ほんとライヴ行くこと多いけど、全く違う環境に身を移したりしたら本当にどうなるんだろうな?きっと行くライヴは激減するだろうし、でもそれをストレスに感じるかと言うときっと感じない…と思うけど…この時“一ヶ月ライヴ行かないだけでもストレスが…”みたいなことを書いてたっけ(笑)まあ東京行く限りライヴには足を運び続けるのだろうなあ。

…でもきっと環境を移したって、僕の周りには音楽好きが居ることになる、ような気もする。先月ぐらいに書いたけど、今は僕が好むようなアーティスト聴いている人も当たり前になってきているし、割とどこにもフェス好きって居るからさ。んで。今日はフジファブリックを見るのは昨年12月以来(意外と今年初めて!)、髭を見るのはRIJF以来だけどあの時はちょっとしか見ていないからちゃんと見たのは3月の同じくZEPP以来。何て言うんだろ…そんなもんなんだよね。両方とも好きなバンドではあるんだけれど…あんまり一つのアーティストを短期間に、もしくは一年間に、何度も見たりしたいと思わない(というのは以前も書いた気がするけど)。

一つのアーティストをどーしてもあるだけ見たい!みたいなことって無いから、だから上記の…会員になる必要性を感じないんだろうな。それよりやっぱ色んなアーティストを見たい。当然中には短期間に連続して見るアーティストも1年に何度も見てるアーティストって居るけど(近年で言うと、bonobos、ユアソン、スペアザ、そして今年のピロウズ。かな?)、それらも別に…チケット争奪戦をせず見られるライヴしか見ていないだけで。まあ…12月のピロウズのワンマン取れなくて悔しかったけど、ワンマンの為に初日電話したけど取れず、なんて体験自体、本当に高校生以来ぐらい。それこそ、ゆずとかPOTSHOTとか大好きだった頃以来だよ(笑)

さて、ライヴ。まず登場したのは髭。あんまり何度も見ているわけでも無いので今日のライヴが良かったかどうかは正直わかんないんだけれど、まあでもなんか…今まで見た時と比較してどうこうってよりはいつも通りという印象。適当でごめんなさい。わかんない。でも勿論良かった。最初の曲は知らなかったけど、それ以降は"黒にそめろ"、"ドーナツに死す"、"溺れる猿が藁をもつかむ"、"夢でさよなら"(新曲)、"白い薔薇が白い薔薇であるように"、"サマータイムブルース"、"ハリキリ坊やのブリティッシュジョーク"、"ロックンロールと五人の囚人"、"ダーティーな世界"、"電波にのって"とかそんな感じ。あと中盤に新曲がもう一つあったっけ。

最新シングルになる"夢でさよなら"は今日初めて聴いたけれど、ポップだなあ。僕はこういうの好きだけど、実際のところはどうなんだろ?すっごい…今日のセットの中で浮いていた気がするから。この曲をやった後、「今日色んなものを失ったけど、ここから失った分を取り返す」なんてことをMCで言っていたが少し気に掛かった。("ボニー&クライド"とはまたちょっと毛色の違う、)あからさまにポップなものを狙っている曲だと思ったから…それはレーベルの意向かアーティストの意向かわかんないけれど…本当はこういうシングル切りたくなかったのかなーとか勝手に想像したり。なんかね、ピロウズの"Kim Deal"みたいな曲だな、って思った(笑)

なんだろう…ピロウズのここ何作かのシングルが予想以上に売れていて、ある種こういうバンドのセールスを考えた時、目指すべく一つの指標になるんじゃないか?ってふと思ったのです。…でも、だ。ピロウズは10年経って"NO SELF CONTROL"でようやく初めてシングルでオリコントップ100入りをしたバンドだ(笑。"ガールフレンド"も"ストレンジカメレオン"も"Hybrid Rainbow"もその他諸々も入っていなかったはず)。この遅咲きっぷりを考えればさ――なんかほんと、ちょっと売れないからってインディーに逆戻しばかりしていても、売れるようになるものも売れないんじゃないかなあ。って…言えることは、キングレコード様様ということかな(笑)

"ロックンロールと五人の囚人"でこんだけ盛り上がれるんだから、そんな不本意なシングルを切っていたりしたら勿体無い、というのは僕の勝手な想像だけど。それにしても毎回思うけど髭のバンドとしてのバランスの良さはなんなんだろう。妙にギターの人に目が惹かれるのは、僕がたぶんテレキャスター使いが好きだからなんだと思う。それは高校の時初めてやったバンドの友人がテレキャスで、ずーっと一緒だったからね。バイトでお金貯めて20万以上もするジャガーを高校生の時に買っていたのに(!)、結局“しっくり来る”といって最初に買った5、6万のテレキャスを使い続けていた友人。そんなところからふと昔話にふけったりしつつ…髭は終了。

ところで、改めてZEPPは広いね。9月にも来たばっかりだけどさ。9日に横浜BLITZ広いなーと思ったけど、正式な収容人数調べたら1,700人らしいので…全然ZEPPと比べれば大きくないんだね。天井までが高いだけか。髭を見てて正直遠いなーと思ったので、フジファブリックで少し前の方へ。そして久々のフジファブリック。始まったのが20時40分ぐらいだと思うので、髭が結構長くやっていたんだな。フジは前回見たのが席有りだったので、そんなにめちゃくちゃよかったー!って印象でもなかったりするんだけど、それと比べるとやはりこういうオールスタンディングの方が盛り上がる。うっかりちょっと前へ来ちゃったので僕もつい盛り上がってしまう。

"モノノケハカランダ"から始まり、"B.O.I.P"、新曲(これまたノリにくい感じの…)、"マリアとアマゾネス"、"地平線をこえて"、新曲、"TEENAGER"、"TAIFU"、"Surfer King"、"銀河"。そしてアンコールで"虹"。髭の時に須藤さんがMCで「始めから最高に盛り上げようとするやつはバカだよ」とか言っていたのに対し、「始めから(飛ばすような曲)やっちゃいました」「僕らバッカでーす」とか言って笑いを誘う志村(決して皮肉とか挑発ではないことを付け加えておきます)。序盤飛ばし、中盤緩めて、後半飛ばして…と緩急が分かりやすかったので、結構あっと言う間だった。21時過ぎぐらいに終わったけど多分髭より短かったんじゃなかろうか?

フジを初めて見たのは丁度3年前ぐらいかなぁと考えていたんだけど…考えてみると、今ここまで僕が日本の若いロックも聴くようになった(戻ってきた)流れって、たぶんフジファブリックからだったんじゃないかなぁと。勿論、bonobosやユアソンみたいなバンドがRIJFに出るようになったとかそういうのもあるけど。今日やった曲も半分は最初見た時にもう演っていた曲。"地平線をこえて"も本編のラスト3曲とか、やっぱ自然と引き込まれる。特に本編の最後に"銀河"がくる気がしたけど、やっぱ来た!って感じで気持ちが上がったねえ。なんかそういうピンと来るものがあるのは、やはり僕はああこのバンドが好きなんだなあってことなんだと思う。

そういえばフジファブリックって今年はアルバムリリースした後は何も音源は出ていないのか。2006年もだけど…そう考えると結構ゆるく活動させてもらっているバンドだよねぇ。でも最近のEMI組って結構そうなのかな。フジもベボベも最初は結構シングル出していたけれど、ベボベも最近そんなに出しているわけじゃないし、9mmもライヴにガンガン出ている印象ほど、シングルをガンガン切っているわけではない。でも、絶対ファンにそれぐらいちょっと飢餓感を与えておく方がいいんだって、という気はする。出し過ぎると飽きられるし、ちょっと出さないと飽きられるし。じゃあどうやってファンを繋ぐかっていうと、やっぱ今はフェスなのかなあ?

後にやった方の新曲は、今までのフジファブリックには無かった感じ…何と言うか、もろにスクーマデリカな感じ(笑)なんだこれ!絶対賛否両論だろう、ていうよりきっと否の方が多いんじゃないかって思うけど…でも、なんか“変なことしようとする”ところが、フジファブリックらしい曲なんだろうなって思った。変なゆるい…ラップなのかなあれ?(笑)サビの“Listen to the music, and Responce to the music...”なんてところは、"Thank You For The Music"に…なれなくもない…と思わないでもないけどさー。入れどころに迷うよなあ、これ。今までにないだけにアクが強い気もするし、シングルのC/Wとかでもない気がする。

下手したら(?)シングルA面とかになったりするんじゃないかな…?なんかそういうところをあえて突いてくる気も少しして。"Surfer King"の変態曲っぷりを考えつつ、こんなに盛り上がることを考えれば、決してない話ではないと思う。"パッションフルーツ"がシングルになった時も結構意外だったし。だから、それを含めてフジファブリックなんだとは思える。何となく。…そういえばところでまだライヴで"東京炎上"を聴いたことがないな。さて。ちょっと前へ行ってしまった影響もあり、"TAIFU"の時とかは思わずちょっと跳ねてしまったり。いやー久々だったけどほんとかっこよかった(久々に見たからこそそう思えるのかな?)。大満足!

このツアー、勝手に東京がファイナルだと思っていたらそうじゃないみたい。曲名とかガンガン書いちゃってるけど、まあいいや。「4、5年前に下北のQUEで対バンをしていて」「あの時が300人で、今日は桁が違って3,000人で」「あの頃一緒にやっていた他のバンドがどんどん辞めちゃったりしている中、この2組でこうやって大きな場所で出来るのは感慨深い」とかそんなMCを志村が喋っていたのだけれど、…あの時代のバンドですらもう“どんどん辞めちゃったりしている”んだなーって思うと、wilberryとかWINOとか言っている場合じゃないよな、って少し思う(笑)どんだけ僕は時間軸がずれているんだ(笑)ともあれ。末永く活躍してほしいよねえ。

そういえばセッションとかあったりしないかな、と思っていたけどなかったよ。いつもはZEPPはサッと出てダダダっと階段登ってしまうんだけれど、今日はちょっと前へ行っていたせいで人の波に飲み込まれる。ライヴの後にレジャーランドにちょっと寄ってストラックアウトのゲームをやったんだけれども。“8球中5枚抜けばクリア”というゲーム。そこで見事に?5枚抜いたのに、…その5枚目を何故かゲームが認識してくれなくて。なんだよーそれ!…その認識してくれなかった後にもう2球残っていたんだけど、それで抜けず。詰めの甘さを露呈した(笑)青山敏弘の作陽高校時代の幻のVゴール気分を少し味わったり味わわなかったり。悔しいなー。

仕事終わってたら東京テレポートからそのまま帰ろう思っていたんだけれど、会社へ戻る必要がありありだったので、お台場海浜公園から戻る。上にも書いてるけど、もうスーパーマルエツへ来ないかなー…と思うと寂しいな。なんでそんなところに寂しさを覚えるのかって話ですけど(笑)…でもほんと僕はスーパーが大好きで…青山から離れる時も246沿いのピーコックや東急ストアに行けなくなるのが寂しかったし、前の会社を辞める時も(超ローカルですが浜松ではチェーンなので書くけど)遠鉄ストアやスーパーいしはらに行けなくなるのが寂しかったりした。んー。レジャーランドにみんなでボウリングへ来ることももう無いのかもしれないなあ。


さて、前回からの、今回のエントリ用のメモを紡いでゆく。けど最後の方には普通に今日のライヴに絡んでいるネタも。前回最後に西武優勝ネタを書いているけれど、なんていうか…ジュビロの現状を考えれば巨人や他チームのことをとやかく言える立場じゃないなあ、とすごく思う。千葉、ヴェルディ、うち、新潟、大宮までは横一線じゃないかな。日曜に千葉分け、ヴェルディ負け、新潟分けって感じでより混沌としてきたけど。でも千葉も新潟に優勝争い中クラブ相手に引分けなのだから、大きいよ。ヴェルディの情勢は非常に怪しくなってきたけど、次が札幌。ま、もしここで勝ち点を落とすようなら、ヴェルディはパートナーに相応しいのかもね…。

てなわけで、引越しネタ。上に書いている通り、2週間を切りましたが実感が沸きません。ちょっと前で涙ネタを書いた時に、「今年、昨年は泣いていないと思う」とか書いておいて、思い出したら前回の引越しの日、前のオフィスの前のベンチで一人でプレミアムモルツ飲みながら涙流したっけなあ(笑)寂しくてじゃなくて。なんか…自分のことだけやったらさっさと帰っちゃう人が結構多くて。それがすっごく悲しくって。それを態度に見せていた気もするんだけど、それだから手伝ってくれる人も勿論居たんだけど、その日が最終出社日だった人の手を煩わせちゃって。その人は特に(この会社入った中でも)気の合う人だったから、余計悔しくって…。

その時僕のその態度を気遣ってくれたかどうかは僕にはわからないけれど、その時手伝ってくれた人たちは何人か居て、でももうほぼ皆居なくなってしまった。そんなこと思い返すとまた悲しくなっちゃうな…。ま、なんかほんとすごい些細なことなんだけど…すっごい悔しかったのをよく覚えているよ。僕は前の会社でもオフィスの引越しをしたんだけど(あれ20歳の時のことかぁ)、その時はほんと皆で机運んで、PC運んで、ラック運んで、…って感じで。なんかそういう、皆で協力してやり切ったって経験があったから…その時すごく寂しく感じちゃったんだと思う。自分たちでやるのは大変だし面倒臭いけど、でも年に何度もあることじゃないから。

逆にそういう仕事じゃない場面だからこそ、人の普段仕事じゃ見えない部分が見えたり、自分たちの新たな家を作っていく感覚であったり、普段無い結束感であったり。そういうものがあると思うから、得るものってすごく大きいと思うんだよねー。まあ、今回は親会社と一緒に出ていくとかそういうのがあるから業者にポーンってのも当然だとは思っているんだけれど、その中であっても…面倒臭いことだと思わず、協力して一つのものへ向かうような感覚を憶えてくれたらいいなあ…って内心思っている。多分、世の同じ規模の会社なら当然自分たちでやるようなことだと思うだけに、“面倒臭いな、嫌だな”って感覚が基準になるのは勿体無いと思うしさ。

…まあその辺の感覚って、僕の人生がレール外れて変な風に育ってきたから“楽しく感じられる”部分もあるかもしんないなってちょっと思ったけど。前の会社の引越しの時も(若い上に)まだ入って数ヶ月のペーペーだった上、それまでが人と長いこと関わらなくて塞ぎ込んでた時期だったから…たとえば、持つのを手伝うことすらさ、“必要とされた”感じってのが、もう内心すっごく嬉しいわけ(笑)もう、僕に出来ることだったら何だって持つしどれだけでも運ぶよ。って思ってしまえる下地があって。前回の引越しの時も、まあまだ男性で一番若かったし、社内でも新しく入った人間だから。必要とされたいから、何だって片付ける!って思えてたしさ。

すごい根本的なことだけど、ほんと些細なことでも人に必要とされることは嬉しい。だからきっと僕は絶対そういったものへ流されていってしまうと思うのだけれど、今のところまだ誰か必要としてくれることはない(いや、無いこと無かったけど、タイミングとか色々あるから…)。いつかそういう日が来るだろうか。その日まで頑張ることだよね。さて。今回の引越しもきっと皆当日になってバタバタ片付けし出して、いわゆる共用部分の片付けの人手が足りなくなる予感がするので(笑)、僕は早く片付けようと思って今週から色々持ち帰ってきている。ほんとねえ、散らかってはいない(片付いてはいる)んだけど、物が多いというか…色々私物含めて…。

オフィス移転後は机が結構狭くなるので、本当に無駄なものは多く持ち帰らないと絶対(足元含めても)収まらない…。今週はまずCDを持ち帰ってきている。のだけれど…大きな紙袋を2枚重ねにして、その中にごっそり。底抜けなくてよかった。プラス、トートバッグに一杯を二回。紙袋ももう一回。…逆にもう部屋にCD置く場所が無いんすけど…。年末の大掃除に合わせてもう一つCD用の棚買おうかなぁ…。たとえば、もうちょっと若い頃って、「CD何枚ぐらい持ってます?」みたいな会話をしたと思うんだよ、音楽好き同士だと。今(東京来た後)はもうほんと何枚あるか数えられない。今回も一回置きに多分100枚近く持ち帰って来てるんだろうし(笑)

前も書いたかもしれないけど、もう何年もCD買わないでも暮らせると思う。いや、もう一生ぐらいいけるかも。…でもまあ、勿論買っちゃうんだけどね。基本的に僕のCDの買い方が、(中古やワゴンで)100円や250円や300円や333円と安売りされたアルバムを大量に買う感じなので、新譜を買っちゃう派の人と比べると、同じ金額で10倍の枚数を買っているからどんどんCDが増えるわけです。それでも最近は買わなくなった方(買っても聴けないのがわかっているから…)。…でもCDも売れなくなってきているこの昨今、もうそんな会話(「何枚持ってる?」)もしたりしないのかなあ。高校生とか特に。「iTunesに何曲入ってる?」みたいな世界観なのかなー。

前回のエントリの中にアンチビジュアル系ということを書いてて、勿論同時にチャート音楽に対するアンチテーゼはすごくあったんだけど、でもオリコン自体は大好きだから今も昔も見ているんだけどさ。(ピロウズもだけど、そういう所謂ロッキンオン系のバンドが初登場でどこまでいくかとかを見るのが好きだった。)なんかほんと最近は見る度、CD売れなくなってきてんのかなーとか、これは出し方によってはもっと売れたはずだよなーとか、色々考えさせられる。売れないのは元々荒稼ぎしてたチャート上位ばかりでなく、スネオヘアーBloc PartySnow Patrolの数字を見ても「えー、もっといかなかったのかな?」ってすごく思うんだよ。

もうそれっぐらい、情報の入れ替わりが早いんだと思うけど。良いバンドがどんどん出てくるなあ…と思う判明、情報がどんどん入れ替わる分、浪費が早くなっている。でもこのCD売れない中、レコード会社が“数を打つ”事情もわかるけれど。でも、悪循環だよなあ。良いバンドがどんどんすり減ってしまう。そんでね…、やっぱりアルバムの音自体はどれもいいんだよ(笑)どれもいいけど、でもそんなにCD買えるわけじゃないから…結局全部レンタル待っちゃうし、中古で安くなるのを待っちゃう。実際、レンタル業界はどれだけ伸びているんだろうなあ?そんなデータも本当は見られるものなら見たかったりして(レンタルされた回数ランキングとか…)。

そんなCDトークはそれぐらいにして…私物ね。リラックマのぬいぐるみとかマジで扱いに困る(笑)こういうぬいぐるみの類はねー…ある意味、親会社の人にも見えるものだから、キャラ作りの一環として置いていたところがあったりなかったりするわけです。なんだろ…フェスのリストバンドをぐるぐる沢山していて、フットサルとか野球やってて、サーバールーム出入りしてて、机にはリラックマガチャピン…みたいな、なんかカオスなイメージを作りたいというかさ(笑)勿論、辞めちゃった好きだった子と、リラックマミッフィーの会話をしたりしていたから(←改めて文字にすると25歳の男性としてどうかと思う)というのもあったりはするけど。

春頃に(たぶん0時を過ぎた後)会社の机の上の隅を撮ったのがこれですが。ぬいぐるみ…XMLMBAのアカウンティング…HOOSiERS…ジュビロくん…一体何を目指しているのやら。ま、そういう意味では。もう移転後はそういうのも必要無いから。誰かに憶えてもらおうと思う必要が無い。そう思うと、もうぬいぐるみを机に置く必要もないなぁと思った。とは言え、持ち帰ってくるのもどうかって気もするけど…。(まあ既に部屋にも幾つかあるけど。)なんかこういう人間が琴線にふれてしまう可笑しな人がどこかに居てくれたらいいのになあとは思っているんですけどね。あんだけ女性が居るんだから親会社に一人ぐらい居ないかなあ、ほんと(笑)

しかしまあ。前回の引越しのことを考えると…1年半、あっという間だったなぁって気がします。…にしてもほんと新橋には良い思い出が無いよなあ(笑)いやーきっと探せばあるんだけど。新橋で過ごした期間内には、良い思い出がないわけじゃないけど、それって場所的には“新橋の外で”なんだよね。なんかさー、この人たちに頼りにされるよう頑張ろう、と思えた人たちがどんどん居なくなって、好きだった子とはだんだん疎遠になっていって挙句の果てにひどいこと言ったりして、お酒で記憶無くして浜松町で寝てたとか、あとはもう何度も徹夜したし、会社泊まったことも何度かあったし、なのに会社はホテルじゃないぞとか言われるし(笑)

ほんと、どんだけ日付が変わる瞬間を会社で過ごしたろう。仕事してた記憶しかなくないか?一体僕は何を得ることが出来たんだろう?何も無いよなあ。って思ってしまう。なんだろうね、女の子と昼休み抜け出して――みたいな淡い記憶も無いし。って別にそんなの前のオフィスでもないけど(笑)まあ、とか言って…仕事してた記憶がないとか言いながら、(青山に居た頃よりも)ライヴへ沢山行っていたのは勿論、フットサル、野球、ボウリング、カラオケ、やらなんやら…今までで一番遊んで過ごした1年8ヶ月だったと言えばそんな気もするし、それだから――きっとこれだけ仕事も出来たんだろうけどね。それでモチベーションが続いたというか。

それでも感じるこの“何も無かったよなあ”感は、うーん、あんまりお昼を人と食べに行かなくなったからかもしれないな。些細なことだけど、実はそれってすっごく大きなことだと思う。そんな気がする。特に移転前が、(表には出せずにいた時期だけど)好きだと思っていた子とよくご飯に一緒に行っていた時期だったから、それとのギャップもあって余計に。お昼休みで自転車でどこかへ…みたいなことも青山の時と比べて減っていただろうし。リラックス出来る時間が減っていたかな…。でもそういう意味では移転後は親会社の人たちも居なくなるので、今より余計に僕は(日常に)閉塞感を感じるようになってしまうのではないかと思うから、ほんと怖い。

んー…改めて振り返ると、親会社の中に入ると言うのは最初はすっごく不安だったけど、一気に世界が広がって知っている人も増えてすごく刺激的だった。これが転職だと、一人で輪の中に飛び込んでいくのは本当に神経すり減りまくって大変だったのをよく憶えているけど(笑。3年前のこと)。たぶん、同じフロアに子会社が入ってくるとか言うのは、(単純に面積が狭くなるから)ネガティヴに受取る人も絶対居ると思っていたんだけれど、そういうマイナススタートならそれはそれでなんか…やってやろう、じゃないけど、そんな気にもなっていた。上のほうに書いてあるカオスなこともそうなんだけど、“憶えてもらおう”としようと思った、んだよね。

これが転職の場合なら、仕事をちゃんとして良い意味で憶えてもらうことが最重要だけど、対・親会社では…別にそうじゃないから(そうじゃないこともないけど)。キャラで憶えてもらうことが大きいというか(笑)人見知りだし人との関わり方も下手だけど、でも全く知らない輪へ飛び込んでいくのは…それ自体がすごく刺激的で面白いっていうのがあるから…うん、移転してからの様々な出来事って本当に面白かった。そういうのがなくなるっていうのは…ある意味安心感が生まれるとも言えるんだけど…あんまりそういうのを欲しがって居ないから(笑)つまんなくなるなあ、ってすっごい思う。人との出会いで成長する、というのはきっと本当だと思う。果たして僕が成長しているかはわからないけど(人が見ると)、でも僕としては自分のスタート地点を考えれば、ほんと充分に人と出会って成長してきている、と思っている。

でもまだまだだし、もっともっと多くの人と出会ってみたい。そうしてまた新たな人の繋がりが出来るのだから、転職って有用な手段だと思ってるところがあるわけです。いっぺんにいきなり多くの人と出会える。あんまり僕は課外的なもので頑張る方じゃないから(笑)出来るだけねー、仕事とか会社とかそういう括りがある中でそうしていけたらなーとか思う部分もあって。移転はある意味集団転職みたいなところがあったから(笑)、神経が磨り減りすぎることもなく(まあでも移転当初は結構ヒステリックになっていたっけ?でもあれは親会社に対してじゃなく社内に対してだった(笑))、面白かったな、と。なんかそういうのがピンチをチャンスに、なのかなあ…わかんないけど。でも、“せっかくの機会だから”とどこまで思えるか。そういう意味では、もっともっと関わったり、面白いことが出来たとも思うんだけどね。


話はぶっ飛んで、この間の帰りの東横線での会話。やっぱりCDが部屋に多くなってきたとか、僕が聴きたいCDをその人が持っているんだけど、“どこにあるかわからなくって見つかんない”なんてところから。「この間も変なところからビックリするCDが出てきて、wilberryの一番最初に出たTシャツ付きのCDなんだけど。」「うわ、懐かしい!それ、僕も持ってますよ!」とかそんな話に。なんていうか、相手にwilberryとか言えるのもすごいことで…ある意味僕の当時の聴いている音楽を試されていて(笑)、でも正にそれを持ってしまっている僕もすごいと思った。僕は音楽の話の中でも、ほんとあの頃のバンドの話がするのが大好きなんだよねえ…。

(ざっくり言うと)21世紀以降は、なんというか、皆それぞれ良いと思うものを聞いている訳だからとやかく言うことじゃないなあと思うようになってしまったから(その理由は「音楽好きが妙に人を見下すのが嫌」であることは何度か書いているけれど)、音楽は好きだしたぶん知識は日に日に増しているけど、音楽の話が特別好きなわけではないのです。まあ、沢山してるけどさ(笑)さてそんなwilberry、12/7(日)に何年かぶりのワンマンがあるそうですよ。当時そんなwilberry好きだったかっていうと別にそこまででも無いっちゃないんだけど(まあ普通に、WINOの方が好きだったし(笑))、でも行きたいなあと思っていたりいなかったり。

先週の11/1-2あたりの日記に書くつもりだったのだけれど、ほんと当時の各大学の文化祭のメンツとかを(昔のページで)見るとね、面白いのです。一番人気(?)がadvantage lucyだというのは思い出せる人結構居ると思うんだけど(?)。なんかついついペンギンノイズとかBiscuit Fanとかいう名前にぐっと来てしまう。というか、その辺りの名前を知っている15歳男子も日本にきっとそうは居なかったろう(笑)今もそうかな。んで…当時はもうShortcut Miffy!好きだったから、東横学園女子短期大学のこのメンツがライヴスケジュールにあったのもよーーーく憶えているよ。でも一番「うわー!居た!」と思ったのは、After Meだったり(笑)

ほんとね、移り変わりって早いよねえ。あの頃からもう二周りか三周りはしてるんでしょう。でも何年経っても皆忘れていようとも思い出させてやろうと思って書くと、オータムストーンの"君がいなかったら"の、“君がいなかったら僕は平凡だ”ってフレーズは、超名フレーズだと思う。ありそうでない言葉じゃない?これ。でも、すっごい、誰しもそうなんじゃないかって思うから。…だとか、そんな話をしたりしていた。…音楽の話するの大好きじゃん、僕(笑)でもきっとちょっとずれてる。「クアトロのカウントダウンが今年はイマイチで」なんて話をしていたら、その前のデリシャスバンプショウの方が行きたい感じはするなぁ。行けないだろうけど。

Spangle call Lilli Lineの新譜がめっちゃくっちゃいいと誰かに言いたくて仕方が無かった。このアルバムもそうなんだけど、今年は“3本の指に入る”級のアルバムが10枚ぐらいある(笑)ほんと、選ぶ必要がある時に困る。ここ数年は逆に、3枚挙げるのが大変だったのに!会社の先輩から「これすごくいいよ、最近こればっかり聴いてる」と言われて借してもらったGUIROも本当にものすごくよい(今これ聴いてる)。Fishmansのトリビュートに参加してた、と言えばピンと来る人も居るかも。逆にトリビュートの印象が全然無かったりするんだけど…オリジナルがこんなに良いとは思わなかった。というかこの人がこういう音を好むのが意外。

そして同じくまた別のかたから聴かせてもらったavengers in sci-fiもものすごく良い。前述のクアトロのカウントダウン、「ピロウズとavengersぐらいしか見たいのが無い」と言われていたんだけれど、納得。…でも今更ながら、本当はCDを友人から借りたりするのって、厳密には「無断での貸借を禁ずる」みたいな項を冒しているはずで。でもブログで絶対皆「借りた」とかそういうこと書いているでしょう?もしそこから厳密に取り締まろうと思ったら…すごいことになるなあと思った(笑)…っていうかiPodを取替えっこしている人とか中には居ると思うんだけど、あれってそういう法的にはどうなんだろ?パッケージではなく、ハードなわけだからなあ。

ところで。この間の下北のイベントもそうだったけど、前回のライヴも今回のライヴも一緒に行ったのは女性のかたで。たぶん今年はトータルで考えると確実に一緒にライヴを見ている相手は女性の方が多い(そしてそれの数倍一人で見ているライヴが多いわけだけど(笑))やっぱこういうジャンルっていうのは、女性のリスナーの方が多いってことを改めて感じる。上で書いているwilberryだのなんだのって…タメの男性リスナーで同じ話出来る人は今後なかなか出会えないと思う(笑)もうちょっとパンクに寄るとまだ居るけど、下北系というかアンフラ系というか文学ギターロックというか。当時のそういうのになると居ないよねえ男子リスナー。

でも当然別にそれって狙ってこういう音楽を好きになっているわけでは当然なくって、純粋にそういうものが良いと思って当時は育っていたわけで…高校の頃に「何故バインのライヴの男子率はこんなに低いのか」って嘆いていたのはすごくよく覚えている(笑)っていうのはやっぱ自分でバンドやってたからじゃないかなー。ああもっと皆こういうの好きになればやりたいこと簡単に説明出来るのに、的な。でもなんでほんと、皆ああいうバンドたちに惹かれなかったんだろう。逆にわかれなくって…。…そういう意味では当時の男性比率の低さを考えれば、フェスって男性率高いと思うしそういうバンドのリスナーの男性率も高まってきているはず、と思う。

ってなこと考えてて思い出したこと。初めて一人でライヴを見た、'99年のくるりクラムボン@浜松。その時、見知らぬ女子(年上)とWINOとかその辺の話で盛り上がった。初めて一人でライヴ行った中、人とそういう話が出来てホッとしたんだった。で…一生にもう二度と会うことのない人って絶対居ると思うんだけど…その時話した女の子とはもう二度と会うことはないんだと思う。まあ当時は僕の相方さんが(売れる全然前の)くるりとかクラムボンとか言っても通じる人間だったのでそういう話相手を別途欲しがる必要が無かったんだけど、逆に言うとそういう話が出来た同年代男子ってなかなか同年代女子にとって居なかったのではないかと思ったり。

でもその一生会えない人が10年経ってどうなっているんだろうなーとか考えるのは電車の中での暇つぶしになると思って。…でも、それより何より10年経って…あの少年がこういうお仕事をちょいちょいさせてもらえる人間になっているって、きっと想像出来ないよなあ。それって面白くないかな?なんて思った…ので、頑張ろうと思った。そうだ、フジファブリックの今度出るDVDのチラシにA&Rの人がコメント書いているんだけど、この人とは10年前(だからお互い学生時代)に二、三度会ったことがある。今そういうことをしているって知って、会えないかなあと思って未だに会えていないけど、いつか会えたらすごく面白いなあと思う。覚えているかなあ?

長くなったこの日のエントリですが…最後にサッカーネタ。ガンバサポの皆様、ACL制覇おめでとうございます!そして名波、おつかれさま!最後、残留させて終わろう!そして犬飼発言が大変なことになっている。…ていうかうちもスタメン10人入替えたのに名前が出てこないのは一体…。勝てばいいってもんじゃないでしょ…。さて。ガンバがACLの影響で天皇杯4回戦が今週末に行われるため、ジュビロの5回戦もそれに合わせて延期(なので見に行ったり出来ない)。今週末の関東圏の試合は大宮だけ。サッカー見に行きたいんだけれど、JFL@武蔵野もその時間は別件があるので行けずです。うーん、何か無いかな…。武蔵野陸も最終節は行きたいなーと思い中。同じ30日は夜のフットサルまで何もないし(16時からの味スタも行けるかなぁ)。今週末はライヴでフットサル行けなかったから、次が待ち遠しい…!