ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

Bonnie Pink @ 目黒CLASKA

そういえば大崎の駐輪場の定期利用を月初から開始しているので、週末は基本的に今後大崎に自転車を置きっぱなし。その大崎から自転車で目黒へ。よりによって寒い日なのが残念だけれど…こうして走ると、大崎から五反田ってすごい近い。チャリで目黒へ。目黒通りの山手線外側は初めて走ったかも。家具屋さんがとにかく多くって、見とれてしまった。時間がなかったから寄れなかったけど。向かった先は、CLASKAこんな展示もあるみたいだし、ギャラリーか何か?と思ってたけど、ホテルなのですね。自転車で結構走ったので目黒とは言え目黒駅から徒歩で来れる場所じゃないね…(学芸大学前から徒歩10分)。

そこでのBonnie Pinkスペシャル・クリスマス・ライヴ的なものへ行ってきました。スペシャのイベント。いかにも良い感じの建物。でも入り口が分からず迷う。2階での器の展示は見たけど、8階でもこんな展示があったのね。見に行けばよかった!さて、前日にBonnie Pinkのオフィシャルサイト見ていて、このライヴがカップル限定招待ライヴだということをそこで知る。僕はその招待枠とは別なので、普通に一人で行ったんだけど(笑)…「ですが何か?」って感じですよ…。Candle JUNEさんによるキャンドルで彩られた会場は、椅子も本当に二人掛けのもので(僕は立見)、あーあー熱い熱いみたいなことは…Bonnie Pinkも言っていた(笑)

アコースティック編成とは言え、5人のバンド編成。ベースはいつものGREAT 3高桑さん。Keyが渡辺シュンスケさん。ドラム/Perが女性で、あらきゆうこさん?それともSUIKAの高橋さん?と思ったけど、ヨシエさんと言ってた。知らないや。ギターは八橋義幸さん。主に、最近出たミニ・アルバム"CHAIN"に収録された曲を演奏。そうでない曲は、「Bonnie Pinkのクリスマスソングと言ったらこれというのがあって」と言って、"オレンジ"。言われてみると確かに歌詞が“クリスマス・イヴは〜”だね。あとは「今日は皆さんカップルということですけど、遠距離恋愛されているかたは居ますか?」と聴くMCがあってから、"Thinking Of You"。

さて。一応こんな環境に居ると、恋愛のことについて考えざるを得ないわけですよ。そりゃね、寄り添いますわな。手繋ぎますわな。的な(笑)いや、そんな思いになるのをわかって、でもこういう素敵な空間に身を置きたくて、来ているんだけれど。ここで言うところの11月に“現在進行形なのか、過去形なのか”と書いた後、なんか面倒臭くなってもうそういうこと考えたくないなーと思ったので(他に考えるべきことが色々挙がってきたからでもあるけど)、それはそれで、あーリセットされちゃったのか。またゼロからか。とういうところで、ちょっとした絶望感はあるんだよな、たぶん。それが前々回ぐらいのエントリで書いた「日本人男性の○人に一人が中国人と結婚しているとか笑えない」みたいなところでもあるんだけど(笑)、まぁまだ一人でも“取られるには勿体無い”と思ってくれる人が居ればまだ救われるけれど。

…なんていじけたこと考えていた後(笑)、バンドセットで最後にやった曲が、「これからまだ皆さん夜を過ごされると思いますが今夜は最高だ、って曲です」なんて言って、"Tonight, the Night"。前回これをライヴで聴いた時も色々書いていたかもしれないけど、今日もすっごいうるっと来た。それは色々思い起こすことがあって、今日も正にそういうことがあったからであって。この曲がリリースされた、僕がどん底だった頃を思えば。こんなことにチャレンジ出来ている、何人に一人になれているかもわからないこんなこと、思いもよらなかった幸せな出来事で。“きっとあなたは変わる”というフレーズを最初聴いた頃は…なーんにも出来なかったけど、でも今となっては。本当に変われたってことだろうか?嫌いだった人ごみも万華鏡の様にキラキラと光って吸い込まれていく――から、たぶんここに居られるはずで。

変わった、というとそうではないかもしれない。暗闇は棘は変わってないと思うのよ。でも、そうじゃないそれ以外の自分が広がったんだと思う。でも、変われたってことだよね、ほんと。“もっと愛されたいなら きっとあなたは変わる”。その“きっと”をどれだけ信じられていたかはわからないけど、変われたんだよね、たぶん。そう考えれば、そんなことでいじけるだなんて、本当にくだらない(笑)それがなんだよ!もっともっと良くなろうとしてるんだろ、僕は?胸騒ぎに従って、まだまだ変わり続けたいんだろ?その後にまだまだ何かが待ってるってことだよ。なんだか、そう思わされました。ほんと、この曲は人生の一曲かもしれないなーって思う。

12月になって頭の中でぐるぐると流れていたのは、七尾旅人の"八月"という曲(季節は真逆だけど)。この曲を好きになったのは2001年だったと思うけど、“僕は未だもがいてるよ ねぇ見えないだろう?”という言葉が当時の僕にとって引っ掛かるフレーズで、それは今も根底にあるとして。そして今は、当時の僕からはだいぶ階段を駆け上がって来れたけれど、“見えないだろう?”→“じゃぁ、君から見える場所まで行こう”と無謀に思ったことだって、あと一つ二つで、もしかしたらかなうかもしれない。本当に10年経っちゃうかもしれない。でも、その10年経った時、今よりも成長した自分が居れば、その頃に自然と何かがついてくるものだろう。

なんだか、そんなことを思った。だから、不自然に焦るようになることはないなーって思った。思い直せたと言うべきかな。その"八月"の中に、“オルゴールを巻き返す ギリギリと バネが弾けるまで回す”っていうフレーズがあって、その部分がリフレインしていた。まあ、リセットじゃないけどまた元の場所に戻ってきたなーという感じの部分を…上では絶望感のようなものと書いたけど…そんなもんだ、落ち込むようなことじゃない。またどうにでもなるしなるようにしかならない――と自分に言い聞かせる良い機会であり(笑)、良い曲が聴けたなぁって思った。当然、振り切るために形として変えなければいけない部分もまだ今後あるんだけれど。

まあ…“たまには恋にだって溺れてみよう”って歌詞も("Tonight, the Night"には)あり、ピアノの弾き語りでやった"眠れない夜"にも“期待しないで生きて行けるほど 大人でもなくまた子供でもない”なんて歌詞もありますが。そういう期待はポケットにしまおう、ってことかな。でも、救われると信じられたから、今こんな風に生活していられるのかもしれない。たぶんこれも線上であって、線が途切れているわけではないということ。そういえば、以前「長い夜明けの中に居る気がする」みたいなことを書いた気がする。今もまだ、長い朝焼けの中に居るのだとしたら、今後次の夜が訪れるまで、一体どれだけの期間が掛かるのだろう?相当長いよ(笑)

そうだ。Bonnie Pinkが間の司会者とのトークで、“暗い人と居ると暗いのがうつってしまうので、なるべく居ないようにする”と言うようなことを言っていて、Bonnie Pinkの初期の楽曲(特に"evil and flowers"の中の曲)とあまりに真逆過ぎてちょっと面白かった。反省した、若気の至りだったと思ったということなのかな(笑)前回のライヴの時も書いてますが、"He"とか"僕じゃなかったら"とか、正に暗い駄目男を想う女性の歌詞だったわけだから(笑)で、逆に僕みたいな人間は励まされてるんだから(笑)Bonnie Pinkにまでそう言われてしまったら、頑張って“台風も僕にひれ伏す”("So Wonderful")なんて言えるようにならなきゃね!

ライヴ、トーク、全て終わったのが20時45分頃。結構長くやったなぁ。ライヴの後は自転車で元来た道などを戻り会社まで。21時から23時過ぎまでサーバールームで作業。今日は多く歩いたり立っていた時間が長かったからか、足の痛みが強い。友人と居る時「ちゃんとレントゲン取って見てもらいなさい、痛みがひかないとか腫れてるんであれば骨にヒビとか靭帯を痛めてる可能性があるんだから」と言われたので、週明けにいこうと思います。月曜行こう。「スポーツ選手じゃないからまさかそんなこと」と思っていたけど、本気でずっと痛いままなので…。火曜は出来れば、仕事を終えてそのまま仙台へ行きたいけど、その為に月曜にチケットを取ること!

日曜は起きてまず13日のヤマハでの入替戦2戦目のチケットを確保。その後、二度寝。この日は本当は下北へwilberryを見に行こうかと思っていたんだけれど、この足の状態ではたぶん長く立ちっぱなしは絶対きついと思ったのでやめる(と言いつつ2、3時間は吉祥寺歩いていたけど…)。湿布をすると幾分かマシなんだけど、それでもその部分だけ熱いのがわかる。良くならないなー…。階段とか痛いもの。徐々にナチュラルに変な歩き方になってきてしまったし。もし思ったよりもひどくって、旅行とか行っちゃ駄目とか言われたらどうしよう。仙台行けなくなるな…。来週のフットサルなんて絶対無理だろう。残念過ぎる。とりあえず月曜に病院行くこと。そして19時からのチケット争奪戦!まだ別に宿とかも確保してないけど、チケットが取れるかどうかで今週どう過ごすかは全く変わる。取れたらいいなあ。頼む!