ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

J1/J2入替戦 ジュビロ磐田-ベガルタ仙台 @ ヤマハスタジアム

airgyan2008-12-13おはようございます。先にエントリだけ立ててしまいます。正に決戦の朝。風もなく、良い天気なので自転車でぶらついてから行こうと思う。しかし実家帰ってきて読む新聞は面白いな。昔も毎日読んでたけど、地域欄から経済欄から何から何まで今は読んでいて面白い。

反麻生が高まってるとか言うけど、自分たちで圧倒的な票で選んでおいて何言ってんだ。ジジイは引っ込んでろ。と思うけどなあ。政治的なセンスって何?バランス取って曖昧にうやむやに目立たないように自分達の利益になるよう進めることか?と。たぶん、若者がメディアに流されて「麻生さんは駄目なのか〜」ってなっちゃったら駄目だと思う。民主の舌戦のセンスの無い言動も正直好きじゃないけど、まあ麻生おろしたらどちらにせよ自民は終わりでしょ。

実家にあった、斉藤和義のファンクラブからの郵便物(おそらく姉貴のものだろう)。ファンクラブ名が"Something-Else"だった(笑)うーん、ラストチャンスです。お互い。なんかNHK総合で入替戦の放送があったんだけど、これは静岡ローカルだけだよね。ではまたスタジアムから携帯で投稿します。

リャンヨンギのFKが決まって、ベガルタが前掛かりになってからの数分は、正に天国と地獄の狭間でした。残れた。よかった。松浦は神過ぎる。いい後輩だね(笑)2点目は今年のベストゴールです。

で、帰ってきました。スタで会った人と話したりバス見送ったり友人とご飯食べたりして、帰宅はスパサカ開始と同時。改めて、残留しました。よかった。しかし。「J1で18番目に位置することが出来た」に過ぎない。「こんなところに居るチームでは無い」と過信したら、また同じことを絶対に繰り返す。最初の入替戦で福岡相手に残留を遂げたJ1の柏は、翌年どうなりました?結局、再び入替戦となり、甲府に破れてJ2落ちましたよね。日本代表の玉田らを擁しながら。それと同じことです。あくまで現時点で「J1で18番目」であること。山形と並んで、J2降格最有力の一角であるということ(山形サポごめんなさい)。もうすぐに「優勝争い」だなんて、おこがましい。現実を見ろ。まずは、そこから。

とは言え、今日は皆泣いたと思います。仙台サポや仙台の選手もそうだし、ジュビロも川口が泣いていたし(川口らしいなぁ)、サポも勿論。あのホイッスルがどれだけ大きな心を動かしたことか。こんな試合は初めてだし、人生のベストゲームの一つになってくると思う。僕もちょっと涙はこぼれて、涙腺崩壊寸前でした。多分今年一番に。松浦の2点目のゴールでまず第一波(最後にあそこで切り返す姿勢が、偉いと思うよ!)、試合終了のホイッスル、暖かいベガルタサポ、お互いを称えあうコール、今日で最後の名波と田中誠へのコールなどなど。色々ポイントが有り過ぎました。入替戦を戦った相手というのは、なんだか今後、目には見えない何か繋がりが出来たような気になる。そんな空間を共有したかなぁと。

上でも書いているけど、リャンのFKの後のロスタイムの仙台の波状攻撃。テレビで改めて見て、本当に…天国と地獄の狭間だった、あのシーン。川口が飛び出して、ゴールが無人になった瞬間は、そこにJ2とJ1の谷があった。一瞬、J2を見た。仙台も、そこに一瞬J1の空間があったはず。しかし、防いだ。または、押し込めなかった。もうね、あの緊張感を目の当たりにしたら、そりゃ緊張の糸切れて泣くと思うもの。試合終了から暫くは、本当にふわふわした感じ…興奮覚めやらぬというか、なんだろうなああれ。兎も角、笑顔で終わることが出来たのが…何よりでしたが。

暖かかったので今日は実家近くをチャリで走ってそのままスタへ行った。で、プレ葉ウォーク。デカい。イケヤ(CD屋さん)のワゴンにMystery Jetsが300円、Futureheadsが100円であったので買った。東京じゃ有り得ない。あと、試合後に寄った浜松鑑定団に、もう見つからないと思ってたDeath Cab For CutieのThe Photo Albumの日本盤があった!!!ので買いました。1,600円。もう何故か買えなくてAmazonで高値になっていることを考えれば、安いもの。僕はツタヤでレンタルした音があったんだけど、デスキャブ仲間のかたが「見つからないー!」と嘆いていたので。見つかってよかった。などなど、また書き直します。あーほんとよかった。どうでもいいけど先日実家から比較的近いところで殺人事件があったばかりなので(ヤフーのトップにもなってたやつ)、深夜に自転車で走るのはちょっと怖いなーと思った。今まで平気だったのに。平和な世の中ならいいのにねえ。

  • 追加でどうでもいいこと。その殺人事件は暴走族との関係性を言われているのだけれど、正に深夜にそんなバイクが2台居たので、内心怖かったり(笑)
  • で、そこで「なんだかんだで田舎のヤンキーは怖い」と言うことを書こうと思って、自分の頭の中に久々にヤンキーという言葉が思い浮かんだところで、先日人が「ZAZENのベースってさー、町田ノリアキさんって人だとずっと思ってたの。でも、やたら“ひなっちに似ているよなあ”って思ってて…。そしたら、“町田のヤンキー”って言ってたんだね、あれ」なんてことを言っていたことを思い出した。たしかに10回ぐらい言い続けると“町田ノリアキ”にならなくもない。かも。
  • どうでもいいことその2。そう、鑑定団で思ったこと。鑑定団ってさあ、リラックマの(UFOキャッチャーでしか取れないような)ぬいぐるみが、何百円とかで売ってるのね。毎回そこへ行っては、いいなー。と癒されて、見るだけ見て、帰っている。そういえば仙台行った時も何故かゲーセンの前で立ち止まっては、リラックマのぬいぐるみを眺め。そしてさっきローソン行ったら、やっぱまたリラックマの新グッズというかクリスマス商品が出ていて。何故こうもリラックマはいいのか。どうでもいいけどリラックマはかわいい。

日曜日の新聞は松浦だらけ。高校時代の監督の「小さくて将来は厳しいと思った」の言葉は正にその通りで、2年目の(同じく身体の小さい)中島は今季で戦力外。生き残れるかは本当に紙一重だと思う。でも、チャンスをものにするだけでなく、正にチームを救った松浦は、そういう星の下に生まれたのだと期待したい。というか、「アウェーは好きなんですよ。静岡の高校とやる時、相手は大応援団だから。負かしてやろうと思えて、燃えた」なんて言ってしまえる松浦はたぶん反骨心とタフな精神力の持ち主なのだと思う。田舎のクラブを背負って立つには、そういう強さがないと多分駄目だね。ところで、一面の写真にうつっている3人は、3人とも静岡県出身。こういう選手が、ジュビロを支えていくんだろう。


日曜は11時間ぐらい眠って午後起床。雨も上がる予報で、風も弱そうだったから自転車でもう一走りしてから帰ろうかな、とも思っていたんだけれど、そこまでの時間ももう無かった。静岡新聞を見ると、松浦が1面トップ。それ以外にもスポーツ面、一般面にも松浦の写真がデカデカと載り、残留決定に関する記事が多く取り上げられていた。うーん…確実に、下手に優勝争いするよりも露出量も多く、目立ったんじゃないか…。それぐらい“中山、名波、川口の居る、一時代を築いたあのジュビロが。”というのがインパクトがあったんだと思う。ジュビロにそういうメンツが居る分、メディアには…ジュビロが主役、仙台が脇役、になったところもあったか。

“優勝したかのような喜び”を引きずってしまっては駄目なんだろう。上でも書いたけど、現時点ではJ1で18番目に過ぎない。アジウソン体制時のサッカーに批判的で、いざチームに携わったらこんな“人は動かない、ボールは横にしか動かない、そして守備が出来ない弱いサッカー”を築く片棒を担いだヤンツーさんが果たして2003年の貯金100の状態と違って貯金ゼロからどれだけのチームが築けるか現状は疑問でしかなく、「昨年の経験を活かせなかった名門」「4年連続シーズン途中での監督交代」「反省無き内部人事」そんな言葉が踊ることも頭を過ぎるのだけれど。ま、でもヤンツーさんが最後の砦だから(笑)良くても駄目でもこれですっきりする。

浜松の街中を歩いて、ジュビロショップの20%OFFセールでちょいちょいグッズを買う(もう24番のグッズは全売り切れだった(笑))。今、バッグに色々とシールをぺたぺた貼り付けてあるんだけれど、そう言えばジュビロのやつが無かったな。と思って小さなのを貼り付けました。仙台へ行って思ったとおり、来年は色々アウェーへ行きたいと思う分、ホームへ帰ってくる回数は少し減らそう、みたいなのもあって。そうなるとグッズにお金落とすぐらいしかクラブへ貢献出来ないわけです。飯田産業との胸スポンサー契約も今年で切れて来年は新しい胸スポなので、来年は早い段階で(定価で)レプリカ買おうかなー(来年のフジロック用です)。高いけど…。

アクトシティの中の店舗がちょっと変わってた。2階に眼科とコンタクトのお店が出来ていた(というより3階から移動してきていた)。エントランスがガランとしていると一層寂しさを感じさせていたから、これだけでもちょっと明るい建物になった気分。あと3階にベルリッツが出来ていたり。確かにアクトにはオフィスはまだ沢山入っているのだから、社会人向けの何かが入るといいんだろうな〜とは思った。街中…有楽街の方は相変わらず人が少なかったけれど、駅前はちょっと多いと感じたのは、ビックカメラ効果?なのか?浜松を出たのが17時34分熱海行き。静岡で途中下車して、少し駅周辺を歩く。19時29分発の東京行きで帰京。23時15分吉祥寺着。

静岡で降りたのは昨年の3月以来だったかなあ?PARCOがオープンした頃。その時もジュビロの試合の帰りとかだったけど。今回降りた理由は、静岡発東京行きの電車に乗りたくてその時間調整でもあるんだけど(乗換が無いことが理由ではなく、車両がムーンライトながらの車両だから座席が快適だから。)、「来年はアウェーで色々な街へ行きたい」と思ったことに関して、思ったことがあって。近場でも、まだまだ知らない街ってあるよなぁって。浜松からで言えば、金谷、菊川、島田、藤枝辺りで乗降したことって無いし、清水も今年初めてだったとMAGROCKの時に書きました。静岡もSUNASHにピロウズ見に行くまで降りたことが無かった。

沼津、三島、熱海も乗換の時間が空いた時に降りたことこそあれ、そんなにちゃんと街を歩いたってことがあるわけではない。小田原もそんな感じで、この間の朝霧の後に少しだけ歩いたのが2度目とかそんぐらい。あと大船とか戸塚でも降りたことないですね。東京でも、中央線こそ立川以東はほぼ乗降したことがあるんだけど(何気に神田では乗降したことがなかった。毎日乗換はしていたのに!)、井の頭線では、高井戸、浜田山、西永福、永福町では乗降したことがないし、山手線でも目白、大塚、巣鴨、日暮里、御徒町あたりでは乗降したことがない。そんな風に、よく通っているけど降りたことがない、歩いたことがない街って沢山あるのです。

それに全部行こうとか降りようと思うとなかなか大変なことなんだけれど、それだけまだ“知られざる楽しみ”が眠っている…ということ…?であって。そうだよ、だってさ、この間仙台城跡とか行っておいてさ…そもそも掛川城駿府城は(小学校低学年の頃には行った記憶あるけど)自分で行動するようになってからは行ったことがないわけです。なんか子供の頃僕は日本史がすごく好きで。でも中学の頃には、そうじゃなくなっていたから、修学旅行で京都や広島なんて行っても全然その街へ来たこと自体にテンション上がらなかったけど…今行ったらきっと楽しいんだろうな。小田原城とかも。…まだ城巡りを楽しみにする年齢では無いけれどさ(笑)

でも、“ジュビロの試合がある”は、あくまで理由付けであって。来年は京都とか広島とか神戸とか大阪とか、距離的に敬遠気味だった西日本の主要都市に行きたいなあ。名古屋は今年行ったから行かないとして。…全部行こうと思ったらどれだけお金が掛かるかわからんが!だからその為に節約しよう!フェスとかライヴとかなるべく抑えて!その代わり、行った都市で丁度ライヴがあったら行ったりしたいんだよね。神戸チキンジョージとか。広島ナミキジャンクションとか。って、まだそういうハコが今も存在するのか知らないけど、この間仙台で偶然JUNKBOX見つけてふとそう思ったのです。もしくはフェスがちょうどあったりしてもそれもいい。

そんなことを思いながら、静岡発東京行きの東海道線の中ではワンセグガンバ大阪-アデレードを観戦。昨年のレッズでもやはり日本のクラブが欧州の一流クラブと戦って欲しかったので内心応援していた。だから当然今年もガンバは応援していたので、勝ってよかった(二川と佐々木は心配だけど…)。次はこんなに安田が前に出て行けるような試合にはならないだろうけど、でもどれだけやれるだろうな?一Jリーグファンとして楽しみです。ちょっと試合も見に行きたいけど、たしかチケ代高いし、こういうところ抑えないと…(どうせガンバは天皇杯準々決勝勝てば国立でやるしね…。相手名古屋だから、そう簡単ではないだろうけど)。磐田は来年もそのガンバに挑戦権を得られたわけです。入替戦終わって、ガンバサポのかたが早い段階で「おめでとうございます」とメールを下さって。来年は万博行きたいなあ!